641. 幸福な食卓
《ネタバレ》 家族を主軸とした一風変わった家族のコメディタッチのふわふわしたドラマかと思いきや、物語のもう一本の主軸にベタベタでクサく、その上にどうしようもない酷い結末をむかえる恋愛ドラマが割り込んでくることによって、完全に物語に興味を失いました。 結局家族の事はほとんど描かれず、セリフだけ(イチイチ説明的)で終わった気がします。こういう邦画は苦手です。 [DVD(邦画)] 3点(2008-04-09 11:46:10) |
642. 恋の門
苦手だった松田龍平氏を、初めて良いと思った映画です。やたらハイで妙なテンションですが、登場人物や脚本がマニアックかつ魅力的なので、一息で見れるパワーがあります。ただ、ラストの方がしつこい。好きだが、キヨシロウはやりすぎ。 [ビデオ(邦画)] 7点(2008-04-09 11:43:10) |
643. GO(2001・行定勲監督作品)
テンポも良く、メッセージもストレートで見やすい映画です。青春モノとしてフラットに見るのが良いかもしれません。 [DVD(邦画)] 7点(2008-04-09 11:40:14) |
644. ゲロッパ!
平凡な映画ですね。全体的にもうちょっとめちゃくちゃやる余地はあったかと。題材にJBを使用したという点で好感のもてる映画ではありますが。 [ビデオ(邦画)] 6点(2008-04-08 18:58:50) |
645. けものがれ、俺らの猿と
ほんとつまらなかった。前半、仕事の依頼がきて変なヤツラにボコボコにされたとこまでは期待感があったのだが、結局この手の映画は不可思議なことだけやってりゃいいと思っているのか、ストーリー性はゼロ。至極退屈。 [ビデオ(邦画)] 1点(2008-04-08 18:55:34) |
646. 刑務所の中
全然映画っぽくない。のんびりと淡々と進み、ストーリー性はゼロ。ですが、なにか好感を持てる映画です。 [ビデオ(邦画)] 6点(2008-04-08 18:36:36) |
647. エンド・オブ・ザ・センチュリー
《ネタバレ》 伝説のパンクロックバンド、ラモーンズのドキュメントフィルムです。 ラモーンズ誕生以前のロックムーブメントから、ラモーンズの20年にも渡る歴史を丁寧に、それでいてしっかり面白くみせてくれます。 笑えるところも多いし、メンバー間の確執やら、セールス面の悩み等のツラさなども出ていて、ドキュメンタリーと言えど、ドラマチックで感情移入しまくりです。 ストゥージズや、ニューヨークドールズ、クラッシュ、ピストルズ、ダムド等の映像も少ないながらもでてきて、テンションあがります。 もちろんラモーンズメンバーや、その周辺のインタビューも満載で、ライブ映像は圧倒的にかっこよく、ジョー・ストラマーが無邪気にラモーンズのことを話す様は愛おしいです。ラモーンズや、その周辺が少しでも好きなら存分に楽しめるし、そうでない人もそこそこ楽しめそうな、しっかりとしたドキュメントです。ラモーンズよ永遠に。 『ラモーンズの通った道にはバンドが産まれる』 [映画館(字幕)] 9点(2008-04-01 14:20:18) |
648. この世の外へ クラブ進駐軍
戦後日本の、若者達とアメリカ人のジャズを通じての交流を中心に、暗すぎず明るすぎず程よいテンションで丁寧に描いた良作。ただ、長い割にテンポがあまりよくなく、ストーリーの起伏も弱いのでかなりダレてしまうのがもったいない。あと、肝心の音楽をかっこよく見せる演出が足りないせいか、そこまでかっこいいと思えないのが苦しい。 [DVD(邦画)] 5点(2008-03-31 14:53:24) |
649. グラディエーター
ストーリーは平凡だが、その見せ方が素晴らしく飽きない。とにかくマキシマスがかっこよすぎる! 強い男の熱すぎる復讐劇でした。 [ビデオ(字幕)] 9点(2008-03-31 14:33:45) |
650. クラッシュ(2004)
様々な事件と数多くの登場人物を二時間弱という時間で濃密に描いた良作。 抑えたテンションでめまぐるしい展開と、深みのある人々の心理描写で目が離せません。主人公なしで成功しているシリアスで考えさせられる作品です。 [DVD(字幕)] 8点(2008-03-31 14:30:33) |
651. グッバイ、レーニン!
抑えたテンションでほんのり良いドイツ映画です。ちょっと抑えすぎて盛り上がりがないので地味になってしまっています。せっかく設定がおもしろいのにもったいな気。 [DVD(字幕)] 6点(2008-03-31 14:18:49) |
652. 銀のエンゼル
北海道のコンビニの店長の冴えないおっさんのハートウォーミングストーリーです。一風変わった暖かい人々がステキです。キャスティング、脚本が光る笑いと切なさがおりなす良作。 [DVD(字幕)] 7点(2008-03-31 14:04:23) |
653. キンキーブーツ
《ネタバレ》 気持ちが良いくらいベタベタなプロットに、異常にかっこよいオカマのステージングが最高です。曲と演出がとても良い。ただ、ラストの主人公の行動に納得がいきませんでした。君にはけじめというものがないのか、と。 [DVD(字幕)] 7点(2008-03-31 14:00:09) |
654. 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
強烈なタイトルに恥じない強烈なドロドロヌメヌメコメディ、と言ってしまおう。これ以上のハマリ役は一生こないであろう最低の勘違いクソ女を演じる佐藤江梨子は素晴らしく、本気で腹を立たされてしまいました。 サトエリ、永瀬、佐津川氏の発するいや~な不の空気が蔓延する中、正反対のキャラクターで真っ向勝負の永作さんのすっとん狂っぷりが見事。この絶妙なバランスが、これをただの陰気臭く気持ち悪いだけの映画ではなく、「そうかこれはコメディなんだ」と思いながら安心して楽しめるものにしているんだと思います。 キャストよし、脚本よし、映像よしで、ラストも爽快。これってひょっとすると名作では? [DVD(邦画)] 8点(2008-03-31 13:55:36)(良:2票) |
655. 自虐の詩
《ネタバレ》 原作既読で、予告を見て期待をしてしまったのがいけなかったか。傍から見たら悲劇だが、本人にとっては幸せだというところにおかしみのあった原作の味はない。 それをさしひいてもコメディのなかに感動のある作品を期待したのですが、前半チョロっとコメディタッチにしといて、中盤からはほとんどシリアスになり、完全に感動させる気満々な演出に萎えました。 展開も説明的でくどい回想ばかりで肝心の現在の二人の関係性を語りきれていない。この監督の画づくりやコメディの味は好きなんだが、相性の良い脚本に恵まれない印象があります。 [DVD(邦画)] 4点(2008-03-31 13:52:38) |
656. 舞妓Haaaan!!!
終始、主役にするにはクドすぎる演技の阿倍サダヲの異常なテンションに疲れ果てます。ほとんど落ち着いてる部分がないので、ハイなままで抑揚がないという、観る方にとってキツい状態が続きます。 とはいえ、無茶苦茶な展開は結構好きですし、これだけ金と手間をかけた無駄なゴージャス感のあるコメディ映画は日本ではかなり珍しいのでは?という意味では十分に意義ある一本。うるさすぎてひいてしまう部分が多々あるし、オチも弱いんだが、まあまあ楽しめました。小出早織が絶品っす。 [DVD(邦画)] 6点(2008-03-31 13:47:58)(良:1票) |
657. ブラック・スネーク・モーン
セックス依存症の少女をおっさんが鎖で繋いで治療しようと言う下手すれば変態モノになってしまうような設定を、クールに渋く仕上げた映画。演出やカット割りが抜群にかっこよく、役者のパフォーマンスも非常に高くて見どころは充分なのですが、設定の割に今一歩脚本に魅力を感じられず、地味だったのが惜しいっす。 それにしてもクリスティーナ・リッチは見るたびに違う可愛さをみせてくれますな。それ+ブルースのかっこよさを加点で、甘めの8点。 [DVD(字幕)] 8点(2008-03-29 13:13:32) |
658. キル・ビル Vol.2
《ネタバレ》 1と比べると随分と落ちついた雰囲気になっています。タラお得意の会話でみせるシーンも多く、前作よりだいぶまともな映画にしあがっています。しかし、前作と比べてしまうと長い割になんだかとりたてて印象の残らない映画になってしまっていて、物足りな さが残りました。 最後の方の椅子に座りながらの決闘はかっこいいし、めんたまふんづけたり、北斗●拳ばりの必殺技があったりと。タラ風味はピリっとしててこちらの方が良いですね。2本立てにするほどの映画とも思えないので、前作と足して2で割って一本の映画にすれば良かったのではないかと思いました。この人の作風は好きです。 [DVD(字幕)] 6点(2008-03-27 17:14:53) |
659. キル・ビル Vol.1(日本版)
タランティーノは基本的に好きですが、これは酷いと思います。ワルノリのスプラッター映画でしかない。得意の小粋な会話も別にないし、よくわからないけど意外と良い変なアニメーションあるし、みんなカタコトで聞き取りにくい日本語話すし、ルーシー・リュー苦手だし、完結しないし。 最初の方は笑えたんだが、血が飛びすぎて疲れた。 良いとこと言えば、相変わらず選曲が良く、ゴロッパチがライブやってたりとか、栗山千明が可愛いことぐらいだ。でも、こんな自分のやりたい放題やって撮った映画を世に出せるなんて幸せですね。 [ビデオ(字幕)] 4点(2008-03-27 17:08:29) |
660. 嫌われ松子の一生
コメディ風、メルヘン悲劇。ストーリーはもろ昭和。 終始愛されないズタボロの嫌われ松子の一生にげんなりしつつも、過剰なまでの現代的ポップカラーな映像や、素っ頓狂なミュージカル、多彩なキャストを欲張りかつバカバカしく使った演出に笑わされ、目を逸らすことを許されず引っ張られてしまいました。 若干長くて疲れるし、気も滅入るけど一息で見て笑い飛ばしてやりたい一本。 [DVD(邦画)] 9点(2008-03-27 17:03:57) |