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キリコさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 982
性別 女性

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681.  野菊の如き君なりき(1955)
政夫の60年後の回想の映像は卵形のフレームの中。笠さんが淡々と読む時々の短歌も印象深い。信州の千曲川あたりだろうか、、懐かしい綿畑、一面の野菊、キキョウやリンドウ、ワレモコウの咲く野辺の美しい田舎の風景。モノクロなのが残念、今ではこんな風景は失われてしまった。幼くも深い二人の心がこの風景と共に叙情的に描かれとても心を打つ。二人が美しい夕日に向かい、頭を垂れる後ろ姿はかつての美しい日本人の心をも思い出させる。全てが美しい絵画のような作品。
7点(2003-11-01 13:56:53)
682.  地獄門
原作は菊池寛の「袈裟と良人」。平清盛の時代、円満な夫婦の妻が一方的に見初められストーカーにつきまとわれる。言うことを聞かなければ夫や身内の命までも奪う、と言われた妻は覚悟の上、夫の身代わりに殺される。ここからが今時のストーカーとちょっと違う。本当に彼女を愛していたストーカー(盛遠)は初めて彼女の心を悟り、夫(わたる)に「殺すなり好きにしてくれ」という。人格者のわたるは「そなたを殺しても袈裟が生き返るわけではない、残された夫はどうして生きていけばいいのだ」てなことを言って仇を討とうとはしない。盛遠は一生地獄の責めを負うつもりで髷を切り僧形になる。つまり袈裟が貞女の鏡に描かれ、過ちを犯した大バカものは一生懺悔し生き地獄を味わえ!というテーマなんですね。主演の京マチ子が美しくたおやかで上品で色っぽい、何とも言えないたたずまいで魅力的。美しい色彩や東洋の珍しい風情が、当時のカンヌではことの他感嘆の驚きで受けたんでしょう。長谷川一夫が乱暴な悪役だけど若くて美しい。夫の山形勲は老けた姿しか知らない人には珍しく若い顔で、落ち着いた人格者を演じている。いろんな意味で印象的な作品。
7点(2003-11-01 13:55:57)
683.  嘆きの天使(1930)
これは無名だったマレーネ・デートリッヒのデビュー作であると共に、ジョセフ・フォン・スタンバーグ監督とのコンビ第1作でもある。真面目一筋だった高校教師(エミール・ヤニングス)がキャバレーの妖艶な踊り子に一目惚れして日参したあげく、学校を追われ旅興業の道化役者になってまで彼女について行く。嘲笑され挙げ句の果てにのたれ死にするという話。デートリッヒは脚線美、歌、色っぽさでその魅力をいかんなく発揮した。その後このコンビは同年作「モロッコ」をはじめ7本の作品を作り、彼女は大スターになった。監督はこの高校教師のごとく彼女に精魂傾け作品を作り、別れた後はパッとしなかった。それを思うとこの作品はまるでこの二人の関係を暗示するようで感慨深いものがある。真面目だった男が人生を狂わせ、惨めに転落していく様をヤニングスが絶妙の演技で見せている。
8点(2003-11-01 13:50:17)(良:1票)
684.  真夜中のカーボーイ
見た当時はダスティンには感動したけど、サイケデリックな映像とか暗い内容に今ひとつなじめなかった。しかし最近見たらとてもいいと思えてきた。人のいい田舎出のカーボーイとドブねずみと呼ばれる男の友情もの。(カーボーイが売春してお金を稼ぎ、病気のラッツオの面倒を見てやる)暖かいマイアミに行けばいいことがあると夢を語りながら、バスの中で病気で死んでしまうホフマンに泣ける。ボイドはデビューの頃だったか・・ダスティンはすごーく、ボイドも互角にうまいです。
8点(2003-11-01 13:49:45)
685.  バック・トゥ・ザ・フューチャー
何度見てもそのたびに夢中になって見てしまう。これぞ名作の第一の条件。夢がある、笑いがある、スリルがある、娯楽作品に必要な要素が全て完璧にそろい、脚本もいいし役者もいい、話のテンポも軽快である。分かりやすくて大人から子供までみんなで安心して楽しめる。
10点(2003-11-01 13:48:44)
686.  キャバレー(1972)
むかーし見たのに記憶にかなり残っている。印象が強かったのね。ライザ・ミネリのショーの場面とか、白塗り司会者の様子とか。ミネリはこの映画で迫力ある歌とダイナミックな踊りで輝いてた。ショーの場面だけで言えば10点ですが総合するとこのくらいか・・・
8点(2003-11-01 13:38:10)
687.  スターリングラード(2001)
ジュード・ロウとエド・ハリスのスナイパー同士の戦いは、息詰まるような緊張感があった。エドの存在感ってすごい。ジュード・ロウの爪の中まで汚してるリアルさ、戦場の悲惨さなどよく描いていると思う。私もあの傷でレイチェルが生きてるのは不自然だと残念。
7点(2003-11-01 13:24:08)
688.  家族(1970)
九州の炭坑の島から北海道の開拓村まで、家族が新生活を始めるために3000キロの旅をする。ある庶民の一家の日本縦断を通して炭坑不況、大阪では万博など、当時の日本の社会状況もよく分かる。苦しい旅・生活と楽ではないが家族の絆の賛歌、逞しく新生活を生きていくだろうというラストに監督の暖かい目を感じる。
9点(2003-11-01 09:52:31)(良:1票)
689.  エリザベス
イギリスの歴史に詳しいともっとよく分かって理解も深まると思うけど、あいにく残酷で王家の歴史も血なまぐさい・ということくらいしか知らなかったので、今ひとつ理解し切れなかった。でもケイト・ブランシェットがすごくいい俳優さんだってことはよく分かった。
7点(2003-11-01 09:48:34)
690.  ロレンツォのオイル/命の詩
「事実は小説より奇なり」・・この話が事実であるという裏付けがなければ、こんな話があるわけない・・と切り捨てられそうなくらい奇跡的な話です。この「本当の話」というのにまず感動します。子供の命を助けたいという一念発起が、多くの子供の命を救う薬を作り出した。ラストのその子供達の笑顔がまた感動的です。映画と言うよりドキュメンタリーを見てるような気がしましたね。
7点(2003-11-01 09:47:23)(良:1票)
691.  ピースメーカー
アクション映画としてスリル、緊張感があって楽しめる。最後までだれずに引き込まれる。他にあまたあるアクションものに比べればずっと出来はいい。クルーニーとキッドマンの共演というのも目の保養です。
7点(2003-11-01 09:46:37)
692.  めぐり逢えたら
ラブストーリーでいいものはいつだって胸キュンで好きなんだけど、これはさほどの感動なし、5点評そのまんま。メグは可愛い。
5点(2003-10-31 17:12:53)
693.  サウス・キャロナイナ/愛と追憶の彼方
ジュニアってバーブラの子供なんですね。(バーブラ自身は出したくなかったけどオーデションで決まったらしい)鼻がすごく似てます。彼女、美人とは言えないけど、見てるうちに可愛くてとっても素敵な人に見えてくるから不思議。ファッションから動作の一つまで、自分を一番素敵に見せるのを知っているんですね、多分。監督としても才能ありますね~、、感心しました。ニック・ノルティってちょっとした時に、R・レッドフォードに似てる感じがしました。とっても魅力的な人ですね。トラウマを抱えて生きてきた男と、幸せでない心理療法士?Dr?との交流が切ない恋になる。治療の過程で明らかになっていく男の家族の秘密がサスペンスフル。でも父親はともかく、母親のしたことがそこまで憎まれるほどの酷いことかなぁ・と。彼女だって被害者なのでは、、と思いましたけど。あと兄が故郷の島を守ろうとして殺される話も、今ひとつ説明不足でよく理解できなかったのが残念。
7点(2003-10-30 16:15:52)
694.  サーカス(1928)
チャップリンの運動神経のすごさにあらためて感心する。はじめは命綱をつけてるけど途中でとれてしまう。あれは本当に命がけで実演してる。しかも何度も何度も納得のいく絵が撮れるまで繰り返したという。そう知ってから見ると、可笑しいところなのにあまりの凄さに笑うどころでなくなってしまった。あのサル達が絡んでくるところなんぞ、もうハラハラ・・ライオンの檻の中のシーンだって危険だよ~、それだけじゃない、ここのチャップリンは寅さんみたいに自分の恋を諦めて、二人のために尽力する人情話もある。とにかくこの映画、本当に凄いです。
10点(2003-10-30 14:38:19)(良:1票)
695.  誓いの休暇(1959) 《ネタバレ》 
素晴らしい作品です。若い兵士が6日間の休暇をもらって母の待つ故郷へと行くのだが、往復の日程を引くと正味2日間しかない。その貴重な時間さえ途中で色々な人たちの為に費やされ、多くのアクシデントの末やっとたどり着いたのに、母は一人息子と野良で抱擁を交わす時間しかない。息子が帰ってきたと、転がるように畑から走ってきてもゆっくり話をすることもできず、また前線に戻っていく息子を見送る母の後ろ姿。しかも息子はもう二度と帰らない。悲しく切なく可哀想で号泣。途中で知り合った娘とはほのかに恋心を抱くがそれもかなわない。「戦争さえなければ」彼は母に親孝行ができたし、娘と恋を実らせることもできた。真面目で善良な青年のつかの間の休暇を描いているのだが、彼の善行のエピソードの一つ一つも物語になっていて感動的。戦争という非人間的行為の中での素朴で善良な人間の行為。つくづく戦争の愚かさ、悲惨さを思い知らされ、いつまでも心に残る作品です。
9点(2003-10-30 14:27:00)(良:1票)
696.  8月のメモワール
これ、大好きです。ケビンは役得もあってとてもいい。I・ウッドや女の子の子供達が、戦争で心から傷ついた父から「人生で大切なこと:争わない、戦わない」を教えてもらい、自分たちの日常(けんか、差別など)からそれを理解し学んでいく。父の教えを最後に作文にして読むその文章は、私にはチャップリンの独裁者の演説に並ぶ名文で感動した。他にも名文句があって、ビデオは永久保存版になっている。アメリカでは弱腰だと多分受けなかったのではないか。かつてのアメリカンヒューマニズムを思わせる、近年のアメリカ映画では希有の作り方がされている。
9点(2003-10-30 14:26:22)(良:1票)
697.  アパートの鍵貸します
J・レモンのとぼけた表情やしぐさ、S・マクレーンの可愛くてきれいなこと!ダイアモンドの脚本の素晴らしさ、そしてB・ワイルダーの演出のうまさ!!全て一級品の要素がつまった傑作コメディです。あちこちにユーモアがちりばめられ、そのアイデアにびっくりさせられる。ラケットでのスパゲティの水切り、シャンパンの音そしておしゃれで気の利いたセリフなど。今これほどの映画を作れる監督も俳優もいないのは残念!
9点(2003-10-30 14:25:36)(良:1票)
698.  十二人の怒れる男(1957)
ラストシ-ン以外はすべて密室劇。12人の性格描写も、陪審員の話が進む中で序々に明らかになっていく。狭い部屋、暑苦しい空気、息詰まるような「絶対有罪」からの逆転劇。我々観客もただ息を詰めて見つめるしかない。名前も知らず、ナンバーでしかないそれぞれの真実が暴かれたりする。ようやく解放されそれぞれが家路につく。外の空気はうってかわってすがすがしい。その時を一緒に過ごしたごとくの感がある。人が人を裁くことの難しさを重く問いかけてくる。
9点(2003-10-30 14:24:53)(良:1票)
699.  ファンタジア
見事!すごい!感動!ディズニー映画では1,2に大好き。これが40年の作品だからまたまた驚きのできばえ。音楽とアニメだけで豊かなイマジネーションの連続に圧倒される。ディズニーは白雪姫といい、こういう初期の作品に素晴らしい物が多い。
10点(2003-10-30 14:24:11)(良:1票)
700.  ビューティフル(2000)
ミニー・ドライバーがミスコン優勝なんてうそ臭い。自己チューのやな女だし感動どころか、ちっとも共感できなかった。子役の女の子が良かったのでまぁこのあたり・・・
4点(2003-10-30 14:20:12)
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