701. ノー・プレイス・トゥ・ハイド
前半はまあまあ普通の刑事ものかと思っていたのですが、終盤のしょぼさとオチの無謀さには唖然。 2点(2004-07-26 00:37:48) |
702. デーヴ
設定はありがちといえばありがちなのですが、脚本に一切の無駄がなく、押しと引きの呼吸、テンポ配分も絶妙です。また、この種の「ありえない話」では、最後にどう着地するのかで大きく作品の価値が変わってくるのですが、その落とし前のつけ方も見事でした。しかも、単に話として面白いだけではなくて、人間ドラマとしても優れています(例えば、エレン夫人の心の変わり方など)。 [DVD(字幕)] 8点(2004-07-19 00:56:28) |
703. ベスト・フレンズ・ウェディング
今頃になって気づいたのですが、実はこれ、意外に奥が深い作品なのではないでしょうか。中心の3人は、出発点の時点では、明確に自分の立ち位置と方向性を定めています。何もなければそのままに終わるところ、結婚式という本番を前にして、徐々にズレが生じ、すれ違いになり、それがどこかでぶつかり合うところにドラマがあるわけなのです。その感情の動きの描写についても、いきなり事件やエピソードに飛びつくことなく、ちょっとした繊細な揺れを注意深く取り扱っていることが、よく見ると分かります。ジュリア・ロバーツも、もしかしたらこれがベスト・アクトのような気がしてきた。キャメロン・ディアスとの共演シーンに顕著な、明るい作品の雰囲気の中に見え隠れする絶妙なネチネチ感が楽しい。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2004-07-18 01:55:56) |
704. 100万回のウィンク
えーと・・・私はラブコメだと思って見始めたのですが、どこがラブコメなんでしょうか?単なる出来そこないのサスペンスではないのでしょうか?登場人物も揃いも揃って馬鹿ばっかりで、見ていて不愉快ですらありました。 1点(2004-07-17 21:50:24) |
705. 原色パリ図鑑
コメディチックな話のはずなのに、みんなボソボソと無表情に喋っているばかりなので、さっぱり盛り上がらなかった。 3点(2004-07-11 01:34:22) |
706. すべてをあなたに
あれだけなーんにも考えずにミュージシャン活動をやってたら、食い物にされるか、空中分解するかのどっちかになるのが当たり前。こういう人達にはステージに立たないでほしい。終始、見ていて不愉快だった。大体、トム・ハンクスが出てきた瞬間、ほかの全員の存在感がなくなってるし。 3点(2004-07-08 00:08:00) |
707. カーリー・スー
特に期待せずに見たのですが、笑いと涙と人情がうまくブレンドされていて、予想外に楽しく見ることができました。子役の演技の上手さは驚異的ですし、ケリー・リンチも頑張っています。タイトルを日本語表記するとちょっとマヌケなのが難点ですね。 [DVD(字幕)] 7点(2004-07-06 22:08:58) |
708. フェアリーテイル(1997)
内容自体はそう大した話ではないのですが、風景と映像の美しさがとにかく絶品です。それから、女の子2人の、それ自体が妖精ではないかというくらいの気品のある可愛らしさも素晴らしいです。妖精の出番のタイミングや登場のさせ方も絶妙で、その存在を前提として話が進むことに少しも違和感がありません。ファンタジーを基本的に理解しない私でも楽しめました。 [DVD(字幕)] 7点(2004-07-06 02:07:27) |
709. モンタージュ/証拠死体
いったい何が謎であるのかすらよく分かりませんでしたし、それをどう解決しようとしているのかも分かりませんでした。 2点(2004-07-05 01:08:30) |
710. エントラップメント
とにかく、主演2人の会話(というか全員の)が陳腐で、見ていて恥ずかしかった。 3点(2004-07-05 00:55:13) |
711. コレクター(1997)
サスペンスのレベルとしては、その辺の2時間ドラマと同じです。 3点(2004-07-03 02:58:50) |
712. エニイ・ギブン・サンデー
せっかくアメフトを対象としていながら、カメラワークやカットワークに凝りすぎているために、肉体の躍動感とかプレイをする喜びといった要素がまったく表現されていません。というより、ずたずたにされています。ほとんどスポーツに対する冒涜といってよいのではないでしょうか。人物描写もすべて中途半端です。 4点(2004-06-24 03:37:52) |
713. アラン・スミシー・フィルム
これだけ評価の低い作品とは一体どんなものかと逆に秘かに楽しみにしていたりしたのですが、これは確かにひどい。というか、作品としての体をなしていません。 1点(2004-06-23 02:54:02) |
714. トイ・ソルジャー
見ていて退屈はしなかったのだが、結局は普通のアクション系とあまり演出が変わらなかった。もっと、非力な学生が工夫する知能戦みたいなのを期待していたのですが。 4点(2004-06-17 01:51:20) |
715. ハード・プレイ
バスケットのプレイのシーンは面白かったのですが、登場人物の思考回路はさっぱり理解できませんでした。 4点(2004-06-17 00:04:37) |
716. ハリウッド・ミューズ
シャロン・ストーンはミスキャストです。単なるわがままおばさんにしか見えません。あの役はもっと若い人にやらせるべきです。アルバート・ブルックスも、本当の単なる鈍いおっさんにしか見えず、コメディの部分が全然出ていません。点数はオチの部分のみ。 2点(2004-06-13 01:35:01) |
717. 交渉人(1998)
目のつけどころは良いと思いますが、結局期待していた心理戦の部分はほとんどなくて、中盤以降はよくあるサスペンス/アクション系と同じです。 4点(2004-06-13 01:26:38) |
718. フォー・ウェディング
やりたいことは分からなくもないのです。4つの結婚式を軸にして、その周りにいろんなカップルとかそれもどきとかそれ未遂とかをちりばめて。ただ、前提の各キャラとかその人間関係とかが作り込まれてないので、似たようなカップルが大量にいるようにしか見えないのです。それと、肝心のマクダウェルよりもK・S・トーマスの方が圧倒的に魅力的なのも、バランスをずらしてるなあ・・・。 [DVD(字幕)] 6点(2004-06-12 23:31:41) |
719. 暗殺者
スタローンにこんな影のある渋い役ができるわけがないし、バンデラスの役のキャラにも明らかに無理がありすぎ。両者とも全然格好良く見えない上に、相互に演技もかみ合っていないという悪いパターンです。 3点(2004-06-12 03:00:58) |
720. ザ・パイロット(1995)
雰囲気はまあまあ良かったのですが、話が少しも前に進まないのは参りました。相手の女性も、全然人妻っぽくないような気がしたのですが。 4点(2004-06-10 00:10:50) |