Menu
 > レビュワー
 > へちょちょ さんの口コミ一覧。39ページ目
へちょちょさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1395
性別 男性
自己紹介

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
61626364656667686970
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
61626364656667686970
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
61626364656667686970
>> カレンダー表示
>> 通常表示
761.  けんかえれじい
 日活B級映画御用達監督だった鈴木清順にとって転機となった青春ドラマの佳作。旧制岡山中学(…今の高校カナ?)の破天荒でケンカ好きな名物男・麒六を高橋英樹が溌剌と演じて実に痛快。時代背景が1936年の二・二六事件(北一輝もチラッと登場)である辺り、単なる不良・番長・チンピラ・ヤクザ映画とかの底浅い暴力モノとは一線を画している。ケンカの師匠である先輩・スッポンを演じた川津祐介、ヒロイン道子に扮した浅野順子共に好演。特に浅野は間もなく(何と大橋巨泉と!)結婚し引退したのが実に勿体ない可憐さだった。「ツィゴイネルワイゼン」や「陽炎座」で清順はチョット…と敬遠している方や、TV時代劇での高橋英樹しか知らないような方には是非オススメの逸品。全然難解じゃない(寧ろメチャ分かり易い)んで御安心を。
8点(2003-03-08 00:36:39)
762.  波止場(1954)
 …皆さんエラク手厳しいですな。ブランドは確かに若いですが、それ以上に自然体の演技にも注目して欲しいと思います。60~70年代から現在に至るまで役に凝り過ぎて作品をスポイルし続けるコトになるとは夢にも感じさせない繊細な演技。特に鳩舎の前で見せる優しさに満ちた表情は絶品。ま、仮にオーヴァーアクトしようとしてもエリア・カザンが絶対に許さなかったでしょうが。脇を固めるリー・J・コッブ、カール・マルデン、ロッド・スタイガーも実に上手いと唸らされます。ボリス・カウフマンのカメラワークも素晴らしいモノクローム映像です。ストーリーは組合の腐敗を暴露するモノで当時の背景を念頭に入れた上で観ないと日本人には分かり辛いかもしれません。私はカザン演出の力強さが好きなので…8点。
8点(2003-03-07 11:44:59)(良:1票)
763.  暗くなるまで待って
 原作は「ダイヤルMを廻せ!」でも有名なフレデリック・ノットの大ヒット舞台劇。展開が殆どヒロインの住むアパートの一室に限定されているのも、概ねこの理由による。勝因の第一は矢張りノットの原作の秀逸さだろう。第2の勝因は(珍しく)気合いの入ったテレンス・ヤング監督のサスペンス演出。三人の怪しい男たちの訪問を静かに抑制の利いた演出で描きつつ、クライマックスではヤング本来の持ち味である畳み掛けるような強烈さで一気に盛り上げる。”メリハリが利いている”という表現が正に相応しい。殊にオードリーが部屋中の照明を消して真っ暗闇にする場面、アラン・アーキン演じるロートが暗闇で冷蔵庫を開ける場面は凄まじいスリル!!出演者ではオードリーも確かに悪くはないが、如何せん38歳ではチト老け過ぎており、往時のフレッシュな魅力には遠く及ばない。個人的にはアラン・アーキンがMVPかな。本来は善人役を得意としており、ロート役は全くタイプ的に異色の役柄であるにもかかわらず、凄味を利かせて怪演していたと思う。リチャード・クレンナやジャック・ウェストンも上手いが、今イチ印象が弱い。オードリー最後の輝き(オスカー・ノミネート!)と、モロ直訳ながら実に粋な邦題に…8点!!
8点(2003-03-07 10:45:31)(良:1票)
764.  ビバリーヒルズ・コップ
 そうそう、ハロルド・フォルターメイヤーの「アクセル・F」は結構流行ったよね。コンピュータ音楽ってヤツは日進月歩で賞味期限短いから今聞くとチト古臭さは否めないけど。でも好きだったナァ…よくカーステでBGMにしてたっけ。おっと本作だが三人のアンサンブルが比較的取れてるし、エディもまだこの頃までは新鮮な感じがあった。コレによりブレイクしたマーティン・ブレスト監督もハード・ボイルド風に演出しており好感が持てる。この後2や3とシリーズ化されたけど、そこまでやる程の映画じゃないよな~。ま、シリーズ1作目にオマケして…7点。
7点(2003-03-07 00:45:10)
765.  ソードフィッシュ
 トラボルタの人を喰ったキャラが結構面白い。何か映画オタクっぽい台詞も笑えたし。特に「続・激突」についてのトコロが(^^)。ハル・ベリーも色っぽいッス!!ただ、皆さん仰る通りトラボルタ一味の計画は周到どころか行き当たりばったりって感じで余りに無茶苦茶だし、ラストはどんでん返しにゃ程遠い強引さ!!で興醒め。ヒュー・ジャックマンも確かにハッカーってガラじゃないよな。あと、サム・シェパードがすっかり見る影も無くジイさんになってたのは「ライトスタッフ」でのチャック・イェーガー役での渋さを知る者には何とも複雑な気持ちにさせられた。ま、全体的にはそこそこ楽しめるとは思うけど…傑作とか名作とか言うような代物ではナイな。6点!
6点(2003-03-06 22:54:16)(良:1票)
766.  ドクター
 冒頭の頭蓋骨切開シーンで「It's show time.」とか言っている鼻持ちならない医者が、バカ正直で要領の悪い同僚を侮蔑していたのが、いざ自分がガンを患うや「他の奴らは信用できない。」と、その同僚に執刀を頼む展開は…よーく考えてみたら山崎豊子の「白い巨塔」そのものジャン!!まぁ、ウィリアム・ハート扮する主人公は財前ほどイヤらしくはないし、同僚も里見助教授ほどのインパクトはないけどね。女性患者との交流とかも絡むのでパクリかどうかは迷うところ。
6点(2003-03-06 18:16:13)
767.  機動戦士ガンダムII 哀・戦士編
 う~ん、微妙…。中途半端と言われれば確かに、という気はするし。あ、でも井上大輔の「哀・戦士」は超カッコイイから全て許す。アノ名曲に…6点。
6点(2003-03-06 16:48:03)
768.  フィラデルフィア
 デンゼル・ワシントンとトム・ハンクスに恨みはないが、「ホモ」は個人的に全く拒否反応しか起きない。感動とかドラマに感情移入するどころの以前に気色悪さが先に立って…。ジョナサン・デミの演出やハンクスのオスカー演技を以てしても矢張り、どうしても駄目だぁーーーーーーーーーーーーーーーっっっ!!6点。
6点(2003-03-06 15:07:37)(良:1票)
769.  キャリー(1976)
 トラボルタのいじめ役と、往年の美少女ぶりに比べ何とも不気味なパイパー・ローリーの母親役演技と、ヒロインと共に豚の血を浴びる気の毒なウィリアム・カットに5点。
5点(2003-03-06 14:47:17)(良:1票)
770.  機動戦士ガンダム 第08MS小隊 ミラーズ・リポート
 第1作と同時期に既にガンダムが量産されているという設定は…如何なものか。色々言われても単にこじつけとしか思えない。敵ジオンの女性パイロットとラブラブになる主人公ってのも…。あんな若造じゃ小隊指揮官には普通なれんだろう。説得力無さ過ぎて興醒め。OVAが元らしいが観る気がしない。悪いけど5点。
5点(2003-03-06 13:57:50)
771.  ミッション
 脚本はアルトマンではなくて確かロバート・ボルトだったと思いますが…。本作は1986年カンヌ映画祭パルム・ドールに輝いているが、どうにも個人的には好きになれない。パットナム&ジョフィのタッグは前作「キリング・フィールド」の余勢を駆って制作したのだろうが、欧米人のキリスト教至上主義とゲスな優越感がハナについて仕方なかった。主役のジェレミー・アイアンズが又あんまり好きな俳優でなかったコトも大きい。ポルトガルを悪役にしてるが、実際イギリスもそれ以上に卑劣極まりない行為を世界各地で行ったにも拘わらず、この責任転嫁ぶりは…如何なものだろう?インドやスーダンや南アフリカを舞台にした謝罪映画でも作れば少しはマシだったかも。イグアスの滝に6点。
6点(2003-03-06 13:37:26)
772.  禁じられた遊び(1952)
 子役をアクセントに使う映画は多いが、完全にメインに据えてココまで重い主題を展開する映画はチョット他に類を見ない。しょーもないキッズ・ムービーとかなら山のようにあるけどね。名匠ルネ・クレマンの冴え渡るディレクションは1940~50年代では無敵モードといった感じの天衣無縫さで殆ど反則!!戦争をダイレクトに描いているのは序盤の機銃掃射シーンのみ。後は南仏の農村を舞台に幼い少女ポーレットと少年ミシェルの無邪気な、それでいて戦慄を禁じ得ない”十字架遊び”が淡々と綴られるだけなんだが、「死」というモノを特異な形でココまで活写するとは…。フランソワ・ボワイエの原作小説に忠実に映画化したから原作のお陰なのかというと、決してそうでは無い。映像の持つ迫力を活かし切ったクレマン演出なくして名画のステイタスは獲得できなかったであろうし、何より子役二人が巧まざる上手さ!!加えて名手ナルシソ・イエペスの奏でるギターの哀愁を帯びた旋律が観る者の涙腺を無節操に刺激してくる。特にラストシーンは明らかにやり過ぎ!!「ミシェル、ミシェル!」「ママ、ママ!!」雑踏に消えるポーレットの姿にいつしか滂沱の涙、涙…。クッ、しまった!クレマン監督に見事してやられたぜ。滅多に泣かない天邪鬼な私を泣かせるとは…天晴れな僅か87分の珠玉の反戦映画に9点。ちょっと悔しいので、イエペスに逆恨みして1点マイナス!
9点(2003-03-06 12:47:07)(良:2票)
773.  大いなる西部
 西部劇もワイラーの演出を得ると、かくも格調高く描かれるという見本のような名作。単純なドンパチガンファイトなんぞワイラーが監督するハズがない。兎に角、冒頭の疾走する駅馬車の車軸の回転に被さるジェローム・モロスの主題曲の素晴らしさとソウル・バスのタイトル・デザインの秀逸さはトリ肌モノ!!ドナルド・ハミルトンの原作を映画化した本作に於けるワイラーの狙いは、ありきたりの西部劇的図式を換骨奪胎させて深い人間洞察に迄及んでいるトコロにある。先ず、どうも他の皆様には評判よろしくないペック演じるジェームズ(ジム)・マッケイ。東部から来たってのは確かにそうなんだが、問題は何処から来たかではなくて、如何にも優男で軟弱そうな外見に比して不撓不屈の確固たる信念の持ち主であるコトをワイラーが丹念に描写している点。つまり、真の男らしさとは何なのか?を深く掘り下げて外見のみで判断せず、暴力礼賛には安易に迎合しないというワイラーの拘りをペックに仮託したのだろう。加えてバール・アイヴス扮するルーファス・ヘネシーの描写にも同様にワイラーの拘りは貫かれている。一見、粗野でガサツ極まりない西部の荒くれオヤジだが、我が子の卑劣さを許さず容赦なく射殺する峻厳さには、育ちや学歴といった副次的要素とは別に関係なくとも、高潔な魂の持ち主は存在しうるとワイラーは観る者に伝えたかったのでは。彼の描写一つ採っても「西部人おバカ説」は成り立たないだろう。彼とチャールズ・ビックフォード演ずるヘンリーが相討ちとなるラストの鳥瞰ロングショットの鮮やかさはチョット筆舌に尽くし難い。古き世代への鎮魂歌の如く再びジェローム・モロスの主題曲が奏でられ正に圧巻。167分を長尺と感じるかどうかは人それぞれかもしれないが、個人的には詩情溢れるワイラーの演出の的確さに唸るのみ。若きチャールトン・ヘストン演じる牧童頭スティーブ・リーチの掘り下げが甘く感じたので1点マイナス。
9点(2003-03-06 06:26:26)(良:2票)
774.  バイオハザード(2001) 《ネタバレ》 
 ゲームは1作目だけが秀逸な出来で続編はどれも好きじゃないので、序盤の意外な展開は素直にウマイと思った。特に防衛システムの作動でレーザーに切り刻まれる特殊部隊のシーンは(サイコロステーキは言いえて妙w)映画独自の面白さになっていた。まぁ、カプコンの大ヒット・ゲームを忠実に映画化したんじゃストーリーもオチもバレバレだし、あのアレンジは(一応)正解かな?と個人的には思う。だって…ゲームのことなんぞ全く知らない観客も多数いるんだから。ゲームを知っていると目立つアラも、知らない観客には結構楽しめるのかも。例えばリッカーがラスボスだろうと知らない人にはそれなりにインパクトあったんじゃないのか?タイラントが出てこないから不満とか思ったりはしないだろう。ただ、個人的に面白かったのは序盤くらい迄で、ゾンビが冗談みたいにウジャウジャ出てきてからは一気にクールダウン!!それとカプランしぶと過ぎ。引っ張った割に最後はリッカーに呆気なく殺されるし。あ、でもスペンスの這いずりゾンビは何かゲームぽくて笑えたかナ。ラストは続編行きまっせ~!!てな感じ?コノ監督って確か迷作「モータル・コンバット」のカントクだよね。にしては意外にマトモだったんでチト驚いた。少しは精進したみたいねw。その頑張りとミラの艶姿に…オマケして6点。
6点(2003-03-06 03:23:32)(良:1票)
775.  ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生
 1968年時点でモノクロってのは多分に低予算ゆえのコトかと思われるが、それが制作スタッフの想像を遙かに凌駕して秀逸な効果を生んでいる。1978年版「ゾンビ」との最大の違いは正にココにあると思う。カニバリズムの不快さに絶妙なフィルタ-がかけられ、何とも言えない不気味なムードを醸成する結果となっている。ゾンビたちの特殊メイクの稚拙さをボカす意味合いからも「正解」と言わざるをえまい。何がどうなってゾンビが蔓延るようになったのかは相変わらずサッパリ分からないが、兎に角、各地で一斉にゾンビが活動を始めたのだ!!と主人公たちと同様に無理矢理ナットクするしかないのも彼らに感情移入させる動機付けとなっており、78年版などより余程優れていると思う。無名の俳優ばかりなのも、この手の映画の場合には大正解。ココで見慣れたスターなんか出てきた日には「ああ、コイツが主役で生き残るんだな。」と後の展開がバレバレになり、激しく興醒めするコト間違いナシ!!どいつもこいつも全然馴染みが無い顔ばっかりなんで先の読めない緊張感・テンションが維持され続けていた。加えて立て籠もるのがごく普通の館というのも良かった。78年版のスーパーマーケットは長期の立て籠もりを考慮すれば「正解」なのかもしれんが、”ホラー”の雰囲気ブチ壊しだった。ラストの後味悪さもこういうジャンル映画では全くオッケー!!ていうか、アレ位やらんと作品のインパクトが弱くなったかもしれない。78年版は酷評してしまったが、イヤ本作は歴史的意義だけでは無い面白さがあって、以後幾多の類似品(ロメロ自身の作品も含む)を生み出すオリジナルとしての風格すら漂っている。恐らくロメロ監督のベストワークだろう。素直に敬意を表して…8点。
8点(2003-03-06 00:48:23)(良:4票)
776.  キスへのプレリュード
 1922年の映画に、こんな題名あったっけ…?と思いきや、ナ何と1992年のメグ・ライアン主演映画じゃあーーーーりませんか!!うわ、凄い違和感(^^)。ああ~、一応コレも観るには観ましたが、ジイさんと魂が入れ替わるって趣向が今イチ面白くないってか、ぶっちゃけ気色悪いもんで悪いけど5点。アレック・ボールドウィンと入れ替わるのなら、少しは面白かったかもしれんが、魂入れ替わり映画の傑作「転校生」とか先に観た後じゃなぁ…。
5点(2003-03-05 05:02:16)
777.  間違えられた男
 確か記憶ではヘンリー・フォンダ扮する主人公は何故か「アリバイ」を全く主張しないし、警察側も一切聞かなかったような…。どうしても、その点が腑に落ちないので6点。真犯人が濡れ衣着せたままトンズラすりゃイイものを、わざわざ犯行を重ねて御用ってのも何か他力本願な展開でフォンダが木偶の坊過ぎる。実話らしいけど、だったら尚更オカシイと思うナ。ヒッチ先生の作品では凡作でしょう。
6点(2003-03-05 04:50:26)
778.  キタキツネ物語
 2002年12月28日に本作の監督だった蔵原惟繕氏が亡くなりました。動物映画としては他の作品と一線を画す高いクオリティで見応えある傑作に仕上げた練達の手腕とフレップの痛ましくも雄々しい生き様に…8点。蔵原監督の冥福を心から祈り合掌…。
8点(2003-03-05 04:36:15)
779.  弾丸を噛め
リチャード・ブルックスが脚本・監督を担当したチョット変わった西部劇。ガンファイトなどは(一応あるにはあるが)メインでは無く、20世紀初頭に馬で西部横断耐久レースを行う、というトコロが本作のミソ。参加メンバーはハックマンにコバーン、K・バーゲン、ベン・ジョンスン、ジャン=マイケル・ビンセントらで、意外に豪華。レースそのものは…過酷な描写は流石にリチャード・ブルックスだけあって演出にも力が入っているが、今日のマラソン中継等で先頭集団をキッチリ映しつつも他の各選手の位置関係やタイムまで表示される至れり尽くせりぶりに馴れた者には、本作の場合、何が何だかサッパリ状況が掴めないのが最大の難点。フォード西部劇で散々馬上のアクションを極めてきたベン・ジョンスンが中途で呆気なく死ぬのも皮肉さを狙ったのかもしれんが、何とも悲しいモノがある。ま、それでも70年代テイストの後味悪さなんかは残らず、気持ちの良い幕切れだったからオマケして7点。
7点(2003-03-05 03:36:58)
780.  パリで一緒に
 オードリー出演作の中では「緑の館」と並ぶトンデモない駄作。最大の間違いはリチャード・クワインというコメディ・センス皆無のどーしよーもない監督を選んだコト!!しかも更に許せないのは、我が御贔屓ジュリアン・デュヴィヴィエ監督の名作「アンリエットの巴里祭」(1954年・仏)をモロにパクっている(リメイク?かも)コトだ~!!当然、出来は雲泥の差!!ノエル・カワード先生も何が悲しくて、こんな超クズ映画に出演したんだか…。いくらオードリーがパリでファッショナブルにキメても、到底どうにかなるレベルではナイ。「ローマの休日」や「昼下がりの情事」「マイ・フェア・レディ」等を観た感動をそのままに、つい勢いで観るような愚を犯さぬよう、老婆心ながら忠告申し上げる。呉々も観ぬが吉!!デュヴィヴィエを冒涜した報いとして…3点じゃあ~!!
3点(2003-03-05 03:04:07)
070.50%
180.57%
2221.58%
31007.17%
41228.75%
533123.73%
625918.57%
722215.91%
819413.91%
9856.09%
10453.23%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS