61. 猟奇的な彼女
《ネタバレ》 見る前からかなり良いと評判を聞いていたので期待していたのですが、それを上回る面白さで驚きました。個人的にはラブストーリーはそれほど好んでは見ないのですが、笑いあり涙ありのこの映画なら何度見ても飽きないだろうなぁと思うほどでした。主人公があの猟奇的な女性に恋する気持ちがわからなくもないですが、個人的には彼女のあの強烈なキャラに恐れをなしてしまうでしょうね(笑)「偶然とは努力した人に 運命が与えてくれる橋です」と言う彼の言葉はまさに名言でしょう。 9点(2004-01-25 13:44:05) |
62. 命
《ネタバレ》 原作を読んだこともないですし、柳美里さんについてもまったく知らない私には少々退屈してしまうような内容でした。新しく生まれる命と消え去ろうとしている命の物語は、見ていてとても胸が痛くなるのですが、基本的には江角さんと豊川さんのやり取りが中心なので、その周りのキャストが豪華にもかかわらず樹木希林さん以外にはあまり印象には残らずもう少しその方達を活かした作品にして欲しかったです。 5点(2004-01-11 13:07:51) |
63. ターミネーター3
《ネタバレ》 思っていたほど悪い作品でなくて安心しました。家族で見ていたのですが、見ている間はそこそこドキドキもしましたし、どんなラストが待っているのかが楽しみでした。ラストのオチは個人的に続編を臭わす様な作りである程度予測は通りでしたが、まあ見終わった後は普通に面白かったと思いました。ただ最期まで主人公のジョン役の俳優さんの顔になじめなかったので、その辺をオーディションでちゃんと前作のジョンが成長したらなりそうな顔立ちの人を選んで欲しかったです。私には彼の猿顔はどうも英雄には見えなかったので。まあそんなことを言ったらシュワちゃんに殺されそうですが・・・(汗) 7点(2003-12-31 01:36:52) |
64. デッドコースター
《ネタバレ》 この作品はラストまで一瞬たりとも気が抜けなくて、見終わったあとはワキにとんでもない量の汗をかいていることに気づきました(汗)前作もテンポ良く次々に登場人物が死んで行き、その死から逃れようともがき苦しむ姿がとても見ていて辛かったのですが、今回は死から逃れる方法を見つけ出す事に成功しハッピーエンドを迎えると思いきや、やはりちょっと笑ってしまうような残酷な終わり方でインパクト大でした。良かれと思い人の命を救ったとしても、より残酷な死を招いてしまうと思うと安易に人助けできなくなってしまいそうで自分自身の人との接し方にも影響しそうな作品となりました。 9点(2003-12-30 20:15:04) |
65. トランスポーター
《ネタバレ》 とにかく男の私から見てもジェイソン・ステイサムのカッコ良さにしびれてしまいました(決してモーホー犯ではありませんのであしからず)。彼の足の長さが映える蹴りのアクションシーンがとても印象的でした。内容的には見た後は特に心には何も残らないんですが、主人公の性格が自分の決めたルールを頑なに守ろうとする性格で、冒頭の強盗とのやり取りを思い返すとアクションシーンのみならず会話のやり取りもなかなか面白いなぁと思いました。 7点(2003-12-30 20:07:13) |
66. ミシェル・ヴァイヨン
《ネタバレ》 CMで流れているケイコの歌にひかれて映画館に見に行きました。まあ結局のところその歌は最初から最期のエンドロールまで流れることはなかったのですが、個人的にはなかなか楽しめた作品でした。フランスの人気コミックの映画化とあって、主人公チームのヴァイヨンは次々とライバルチームのリーダーが仕掛けてくる罠を切り抜けていくという展開で、うまいこと行き過ぎと思ってしまいましたが、見ている間は映像がカッコ良くてそれほど気にはなりませんでした。ただお互いにおそらくル・マンのルール違反だと思われる身代わり戦法を使っているので、これがヒーローのすることなのかなとは思ってしまいましたが・・・(汗)主人公の母親が映画の冒頭で見る夢が後々大きな意味合いを持つことになるという展開はなかなかうまいと思いましたが、ラストの車の手押しとパンクした車でゴールを競うシーンには思わず声を出して笑ってしまいました。 7点(2003-12-29 04:53:28) |
67. 模倣犯
《ネタバレ》 原作を読んでいないためか内容がまったく私には理解できませんでした。確かに途中まではついていけたのですが、やはり中居君演じるピースの首が吹き飛んだ時点であたまが?マークでいっぱいになりました。個人的にはあのシーンは見ていて笑えなかったです(汗)とりあえず原作を図書館で借りてでも見てみようと思いました。ただこの映画を映画館で見た人の気持を考えるととても胸が痛みます。この映画をちゃんとお金を払ってみた人を救済することのできるような映画を作ることが、今後森田監督に課せられた使命だと思いました。ただこの映画で森田監督が苦手になった人は少なくは無いでしょうが・・・(笑) 1点(2003-12-29 04:41:35) |
68. グリーン・デスティニー
《ネタバレ》 個人的には「HERO 英雄」を先に見ていてとてもお気に入りの映画だったので、同じような感じの映画だと期待して見たのですが、見事に私の心には響かなかったです。確かにワイヤーアクションはすごいかもしれませんが、何回も見ているうちにそのあまりにも滑稽な姿に見ているうちに冷めてきてしまいました。もっと回数を限定して効果的に使って欲しかったです。内容も私はあまり映画を見ていて眠くなる方ではないのですがこの映画はなぜか眠たくなってしまいました。個人的には「HERO 英雄」のチャン・ツィイーの方が好みですし・・・(汗) 3点(2003-12-29 04:30:59) |
69. タイムライン
《ネタバレ》 ストーリーやキャストに興味が無かったのですが、私が好きな海外ドラマ「ER」のマイケル・クライトンが関わっているということで試写会で見てきました。内容はいわゆるタイムスリップ系なのですが、この映画は自由に時間や場所を設定して過去に戻れるわけではなく、行ける場所と時代が限定されているという点が目新しかったですかね。しかし、タイムマシン自体も鏡張りのお部屋という凝っていない感じで、ワープするときのシーンもCGを使っている割には迫力が無く、その点では内容はさておき「タイムマシン」の方がカッコ良いと思いました(笑)内容的には主人公が自分の父親を現代に連れ出すために救出に向かうというお話なのですが、主人公の友人の方がかなり物語の上で主人公よりも活躍しつづけ、結果的に歴史を変えてしまうのではなく、実は彼らが過去に戻り過去の出来事に関わるということは、はじめから運命だったというラストに個人的には終わりよければすべて良しかなと思わせてくれました。 6点(2003-12-29 04:23:17) |
70. バッドボーイズ2バッド
《ネタバレ》 今回も個人的には二人の活躍ぶりには楽しませて頂きました。特にアクションシーンはもちろんのこと、マーティン・ローレンス演じる役のユニークさが前作よりもパワーアップしているように思いました。知らずに薬物を飲んでしまい上司の家で暴走する彼の演技は映画館で見ていて笑いをこらえるのが大変でした。しかも今回はちゃんと冒頭でウィル・スミス演じる相棒に助けられた彼が、後半では逆に彼を助けることになるシーンのカッコよさに見事しびれてしまいました。若干映画の時間が長いのとアクションシーンのしつこさは感じましたが、ラストにちゃんとオチがついていたのもあって見終わった後は笑顔で映画館を出ることが出来ました。 8点(2003-12-07 14:46:31) |
71. バッドボーイズ(1995)
《ネタバレ》 とにかくマーティン・ローレンスとウィル・スミスの話のやり取りが大変ユニークで見ていてとても面白かったです。お互いの生活環境をやむを得ず交換しなければならないという展開も変わっていて、アクション以外にもたくさん見所のある良い作品だと思いました。見ている間はとても楽しいのですが、見終わったあとは特に何も心には残らないんですけどね・・・(汗) 7点(2003-12-07 14:39:19) |
72. リベリオン
《ネタバレ》 この映画の予告を見たときにすぐに私は気に入ってしまい、本編を見たときには本当に見て良かったと思いました。まあ何かと「マトリックス」などと比較されますが、個人的にはガンカタのカッコ良さの虜になってしまい、こちらの方が内容的にはわかりやすいのもあって好きですね。争いの原因となってしまう感情を規制するために、文化的なモノを排除し続けていた主人公が仲間のことがきっかけで、やがて犬のために自ら反逆者になってしまうという展開には見ていて笑ってしまいましたが、主人公の子供たちが当初はものすごく冷徹に見えていたのに物語が進むにつれて父親と同じようなことを考えていたという展開に思わず涙ぐんでしまいました。終盤の感情が開放されはじめ、街のあちこちで爆発が起こっているのを、学校の教室で気づいた主人公の息子がうっすら笑うシーンがとても印象的でした。それにしても何度見ても飽きないアクションシーンは一見の価値ありです! 9点(2003-11-23 17:02:50) |
73. マトリックス レボリューションズ
《ネタバレ》 個人的に「マトリックス」は9点、「リローデッド」は8点、そして今回の「レボリューションズ」は4点を付けさせて頂きます。なぜなら前作や前々作のように見ていて興奮するようなお気に入りのシーンがなかったからです。それに前作以上に見ていて大変疲れる思想的なお話が多かったので、劇場で映画を見ていて眠たくなるようなことはあまりないのですが、今回はかなり危なくなり手持ちのフリスクを口に大量投入しながら見る羽目になってしまいました(汗)映画の終わり方もマシンがいずれはまた襲ってくるかもしれないという危険性を残しながら、ネオもどこかに連れて行かれそのまま映画が終わってしまい、私は唖然としてしまいました。個人的な期待度が大きかったためかとても残念に思う次第です。私は三本で一本の映画だと思っていますので、総合的に「マトリックス」は「9+8+4=21 21÷3=7」で、7点という総合評価になるのですが、はじまりの「マトリックス」がお気に入りなだけに終わりの「レボリューションズ」もしっかり締めて欲しかったです。 4点(2003-11-09 02:50:27) |
74. グラディエーター
《ネタバレ》 個人的にはオープニングからのごちゃごちゃした戦いからどうも映画の世界に入りきることが出来なくて、見ている間に何度も残りの時間を確認してしまいました。主人公が奴隷として闘技場で戦い始めるあたりからようやく見入り始め、後半の主人公が傷つきながらも最後の戦いを繰り広げるシーンでは、闘技場の観客たちと同じように心から主人公を応援している自分がいました。個人的にはもうすこし短くしてもらえると嬉しかったです(汗) 6点(2003-11-03 01:41:42) |
75. “アイデンティティー”
《ネタバレ》 この映画を見終わった後は、人にこの映画をオススメするときにはとても説明に困る映画だなぁと思いました(笑)私はこの映画を見る前は予告編を二度見た程度の情報しか頭に入れていませんでしたのでかなり映画の展開に大変驚かされました。オープニングに精神科医が出て来たあたりで、この映画は多重人格者の話だというのは薄っすら気づきましたが、モーテルとその精神科医が担当している患者の話がつながったときやモーテルで殺人事件がなぜ起きているかの理由を知ったときにはつい「やられた!」と口に出してしまいました。ただ劇場で見終わった後、この映画の内容をちゃんと理解できていない人がいたようで、「結局、あのモーテルで死んだ人たちの死体はどこへ?」という、「今まで何を見てきたの?」と聞きたくなるような声が聞かれ大変残念でした。ヒントがたくさん散りばめられていて、「けっこう分かりやすく作られているのに・・・」と思いました。ここまでハラハラドキドキするサスペンス系の映画を見るのは久しぶりだったので、かなりの汗を手にかいてしまいました(笑)映画が終わるかと思いきや急展開になる終盤の恐怖は計り知れないものがあります。 9点(2003-11-03 01:34:13) |
76. インビジブル(2000)
《ネタバレ》 映像の進歩にホント驚かされました。ただ内容がエロ方向に走ったのは主人公の気持ちというか欲望は理解できるのですが、それ以外にも元々主人公が嫌な奴だったせいか、はたまたケビン・ベーコン=悪役のイメージが強すぎるせいか、彼を見ていて全然同情できませんでした。まあ結局は透明人間も姿が見えないだけで人間であるには変わりないので、秘部をちらつかせながらも死んでしまうものなんですね(笑) 6点(2003-11-01 11:39:32) |
77. スターリングラード(2001)
《ネタバレ》 スナイパー同士の対決のシーンが緊張感にあふれ見応えがあり良かったです。主人公を戦場での英雄に仕立て軍の士気を高めようとする戦争における情報操作という戦術によって、本当に周りの人たちが希望を見出し、そのために犠牲になってしまう少年の末路を見て心が痛みました。しかし結局のところ恋愛映画っぽく終わってしまったのが残念でした。個人的に兵士が寝ているところでのあういう性行為自体が成り立つかどうか疑問でしたので・・・(汗) 6点(2003-11-01 11:31:17) |
78. TRICK トリック 劇場版
《ネタバレ》 TVシリーズを見ていた私にはTVシリーズのような、毎週1時間くらいのヌルい物語だからこそちょうど良かったと思います。劇場版は途中からダレた感じがして、笑いの要素ももっと欲しかっただけに少し期待はずれでした。貧乳と巨根コンビの掛け合いは面白かったのですが、結局はおいしいところは野際さん演じる山田の母にもっていかれるのも微妙な感じでした。 5点(2003-11-01 11:22:29) |
79. キル・ビル Vol.1(日本版)
《ネタバレ》 試写会で見てきました。司会の方いわく、この作品のはじまりは、ユマ・サーマンが「パルプ・フィクション」撮影時にタランティーノ監督と次に映画を撮るとしたら「花嫁が主役の映画はどう?」と言ったことで、ちょうど復讐劇を撮りたかった監督の意向もあり、このとんでもない作品がユマ・サーマンの結婚・出産期間をわざわざ待ってやっと作られることになったそうです。私が今まで見てきた映画の中で、最も美しく最も残酷な描写がつまった映画でした。ユマ・サーマン演じる修羅と化した女性に、見ているこちらも刀で切り刻まれているかのような残酷なシーンも、見ていくうちに次第に美しいとさえ思ってしまうほどアクションシーンは素晴らしかったです。内容の方は単なる復讐劇であるはずなのに、構成がとても変わっていて、どんどん話が過去や現在を行ったり来たりし、各章ごとにタイトルを設け、アニメーション・モノクロ映像などを交え、なるべくわかりやすいように作られていたと思います。個人的にはサウンドトラックを買ってしまうほど、この映画の音楽にハマってしまいました。布袋寅泰氏が作った「新・仁義なき戦い」のテーマや梶芽衣子さんの「修羅の花」など、この映画のために作られたものではないのに、見事にこの映画にハマっていて驚きました。個人的には見終わった後、「タランティーノ監督、ここまでやりたいことをとことんやりきって、これからまたしばらく映画を撮らないつもりですか?」と心配になってしまうほどでした。あといくつか謎が残っているのと、予告映像にあったシーンがいくつか出てこなかったので、早く来年に公開される「KILL BILL Vol.2」が見たいところです。ラストに明かされた衝撃のあの事実も気になりますしね。 10点(2003-10-18 21:21:52)(良:1票) |
80. スパイキッズ
私にはこの映画のノリにはついていくことが出来ませんでした。バカバカしくて笑えそうな感じがしたシーンもあったのですが、どこか気持ちが冷めてしまって、見終わった後もどこか虚しくなりました。 4点(2003-10-18 02:12:23) |