61. 仕立て屋の恋
ロマンチストな世間に順応出来ない男が、妄想から現実の女性を愛する事で、真実の愛へと向かうのだが、儚くも現実は冷たい。でもその中での甘美さ儚さを最上のものと、とらえるんだけど、見ている私には、その美学はとても悲しいです。人間の生まれもっている善悪を皮肉をもって表現していると感じました。個人的にはルコンド作品は「髪結いの亭主」の方が好きですが、この作品もとても良い作品でした。 8点(2003-06-25 02:17:30) |
62. グリーン・デスティニー
カンフーが見ていて面白い。ワイヤーアクションはかなり違和感ありますが、香港映画なので不思議と気にならなかったりします。チャン・ツィイーが良いですね。 6点(2003-06-18 00:54:40) |
63. ROCK YOU! ロック・ユー!
シンプル・単純明快・爽快・パワー。エネルギッシュな映画。見てパワーを注入するにはお勧めの作品です。 7点(2003-06-18 00:47:03) |
64. シャイン
ラフマニノフを弾いて、卒倒してしまうシーンに感動。歴史的な人は、殆どが他界しているが、ヘルフゴットは現代の人。その人の歴史を見て、現代ライブで聴けるという事は素晴らしい。人間は誰しもが孤高であると感じました。 9点(2003-06-18 00:40:40) |
65. プリシラ(1994)
ストーリーがいまいちパッとしなかったですね。簡単過ぎるというか。もう少し重みと置いて欲しいというのが私の意見ですが、だから良いというのもあるでしょう。内容的には綺麗で笑えるというのが前面で、ドラッグクイーンを表現する部分にちょっと物足りなさを感じます。ちょっと軽い。 6点(2003-06-18 00:36:48) |
66. イングリッシュ・ペイシェント
戦争の儚さをロマンスに創造されると、砂漠の乾いた悲しさが砂漠と結びつく気がします。光の道から絵画の光への導き等の描写も素晴らしい。愛と死の現実と想像の渦に飲み込まれて、耐え難い苦しい気持ちでいっぱいになりました。とても壮大で儚いロマンス。 9点(2003-06-18 00:28:31) |
67. アメリ
ホンワカとした気持ちが余韻の作品。映像の綺麗さや可愛らしいストーリー。私にとっては癒し系の映画でした。ありがとう!ヒーリング! 8点(2003-06-15 23:45:02) |
68. グッドフェローズ
絆の強さと恐れ。優美さと恐怖。安定と不安定さを追い求めて、その究極であるが庶民的でもある対比が感じられた。勉強にもなり考える作品であると思う。 7点(2003-06-15 23:33:53) |
69. クレイドル・ウィル・ロック
マフィア系や歴史好みの人にお勧めの映画ではないでしょうか。現代を想う事に歴史はとても大切だと思います。現代、日本、今は恵まれている環境だと思う。映画も芸術も、ある程度好きな時に見る事が出来る。そのような現代を作って来た先人の葛藤と力を、忘れている心を感じる作品でした。 8点(2003-06-15 23:17:21) |
70. 白い嵐
ノンフィクションものの映画化という点では共感するのですが、映画内容としては、いまいち描写に欠けていると感じました。どうも全てが薄く感じられて、フィクションだったらシラケしまうような。もったいないですね・・・ 5点(2003-06-13 18:00:33) |
71. 雨あがる
私が映画離れから戻るきっかけになった映画です。映画って良いものなんだなって、見終わった後に素直に感じられました。邦画ならではの温かさと美しさがある、素晴らしい映画。 9点(2003-06-13 03:22:28) |
72. 髪結いの亭主
昔、髪結いの亭主好きでしょ?と言われて、見た映画です。詩的な感じがします。恋する気持ちを、とても柔らかく温かく、そして悲しげにも表現しているのではないでしょうか。詩の中だから、映画の中だから表現、感動出来るものなのでしょうか?私はそうではないって信じたいです。余談としては、アントワーヌが田中邦衛とダブって好きですね。 9点(2003-06-13 02:49:19) |
73. 青い夢の女
脅え、懐疑、受け入り難いもの。それらが冷たくもあるが、甘美な部分としても形成されていくもの。私はそんな事を感じましたです。 6点(2003-06-13 02:35:41) |
74. マイノリティ・リポート
やはりスピルバーグは王道です。起承転結分かりやすく、その中での描写が美しく面白い。最初に映画を好きになった記憶を再確認。なくてはならない映画でしょう。 8点(2003-06-10 03:03:11) |
75. 千と千尋の神隠し
幼い頃に持っていた記憶、忘れかけていた思い、何故か優しく語りかけてくるものが感じました。振り返った時にある・・・そんなもの。優しく儚いメロディーが涙を呼びました。日本は、昔と現代の文化が融合している素敵な国なんだなって感じました。 9点(2003-06-10 02:46:31) |
76. 乙女の祈り
映像の美しさや描写の良さが手を引き、ごくごく自然に見入りました。女の子の友情、男とはまた違う深さを感じ共感を覚え、時代なのか時なのか結果は犯罪者となる結末。フィクションならば疑問が思考を満足させようとするのだけど、ノンフィクションであるが故に、疑問が感情に訴える。映画の出来と、事実の受け止めと、後味が違う作品でした。 8点(2003-05-31 04:09:16) |
77. ロレンツォのオイル/命の詩
自分自身がその人の気持ちが分かるのか?実際に置かれた境遇は、その境遇を被る人しか深淵はわからない。役者にしても監督脚本にしても。でもそれを知って、看て、それは何かに絶対になるって、決して意味のない事ではないって信じたくなる。傍観者でもあるが、傍観者だけではないんだと。このような映画に出会った事に、見れるという環境に感謝したい。 10点(2003-05-31 03:52:24) |
78. タイタニック(1997)
ストーリー性や、内容について色々意見はありますけど、私は、当時色々な人の想いや夢、希望を乗せた船が最後に沈没したという事実を目の当たりに感じ、涙が溢れました。構成や内容はどうでも良くて、ただその事実だけが、映画を見終わった後に痛感しました。 6点(2003-05-27 03:18:11) |
79. ラン・ローラ・ラン
ちょっとシツコ。話しの内容やメッセージも、自分なりに想像出来ると感じます。いったいどういう人達へ作った作品なのか。失礼な表現かもしれませんが、子供たちへ作った映画という見方ならば○。テンポとビジュアルの視覚映画という感じか。 5点(2003-05-13 01:11:31) |
80. 穴(2001)
予告編で興味を持ち、レンタルいつも貸し出し中でやっとの事で借りて見ました。が・・・まぁ、普通といった所でしょうか。展開も普通だし無理もあったり、あまり考える事や感じるものも少なく、記憶からも消えていってます。 5点(2003-05-13 01:03:23) |