61. アマデウス
大傑作。音楽も美術もロケーションも衣装も、何もかも満点。こんな面白い映画が存在してていいのだろうか? 最高の一言です。モーツァルト天晴れ。サリエリ天晴れ。コンスタンツェ母天晴れ。 10点(2004-11-25 00:46:12) |
62. パッセンジャー57
TVドラマみたいな映画でしたね。スナイプス好きなら面白いと思う。スタッフと内容による費用対効果を考えるとなかなかイイ線行ってると思いますね。タイトルが面白いんで+1点。 5点(2004-11-19 20:51:20) |
63. クイズ・ショウ
なぜ民放のロードショウでは決して放送されないのかがよくわかる映画です。 6点(2004-11-19 20:45:49) |
64. メン・アット・ワーク
アウトロー活劇とでも言えばいいんでしょうか(笑) ゴミ清掃員という設定が面白いですね。ただ、サスペンス仕立てにする意味があったのかなーと思いましたが、まあ笑えたのでOKです。 5点(2004-11-19 20:41:26) |
65. エイトメン・アウト
まあ、可も無く不可もなくというところでしょうか。ラストのジョー・ジャクソンにはちょっと涙が出ました。この頃のマッケナは可愛いなあ。 6点(2004-11-19 20:38:26) |
66. ダンス・ウィズ・ウルブズ
高校のときに観た時は相当感動したけど、大人になってから観ると何かが違いましたね。悪い意味で。でも映画としては全てにおいて満点つけられる映画。ロケーションの美しさはため息が出るほど。 8点(2004-11-19 20:34:37) |
67. シュレック
どうせ子供向けアニメでしょ?と思って観たら、あにはからんや相当面白い。笑いどころが面白いし、黒いユーモアが満載で終始「次の笑いどころはどこだ?」と楽しみながら観れました。それとこの映画、何気にコンポーザーが相当豪華です。あまりにも音楽が良かったんでビックリしました。もったいなさ過ぎない? 8点(2004-11-19 11:30:06) |
68. マスター・アンド・コマンダー
久しぶりにシネマらしいシネマを観たような、そんな映画でした。帆船のリアルさは元より、音も含めた細部にまで相当なリアリズムを感じましたね。息も詰まるような追跡劇は圧巻の一言。ウィアー監督のこだわり勝ちでしょう。内容はユーモアたっぷりだけどガンコで短気で、それでいてカッコイイ船長のキャラクターが相当生きてた。映画全編に行き渡るあのどっか抜けたようなユーモアは、ラッセル・クロウの演技の賜物でしょう。それが最後の戦闘とラストシーンのやっぱり笑える展開に繋がる構成力も見事。最高の一言です。劇場型映画が多い中で、こういう、ドキュメントの一部分を完全に切り取って構成しなおして再現し、観客に疑似体験をさせられる映画というのは貴重だし面白いです。というかこれぞ映画という感じですね。センスがないと作れません。物語は小説でも読めるわけですしね。男臭さと汗臭さも含めて10点、といきたいところですが、もうチョイと水兵にも焦点を当てて欲しかったのと、距離が命となる砲撃戦の場所取り合戦による操船シーンがあるともっと良かった。-1点。 9点(2004-11-19 11:26:14) |
69. オーシャンズ11
まあ、笑いました。随所随所にある小ネタの利いたギャグに小道具、ユーモアたっぷりのセリフに間、キャストが豪華なだけあって尚笑いました。SWATのパインツリーとボビー・コールドウェルに大爆笑。音楽もいいっすね。エルビス使うあたりなんかイイセンス感じました。大人版ルパン3世って感じですかね? こういうウィットな雰囲気を出している映画はもう純粋に大好き。ただ、ジュリア・ロバーツは起用する必要性あったのかな?とも思いました。ユーモアたっぷりの活劇を求めている人にはオススメだと思いますが、キャストの豪華さに惹かれてという場合は面白く無いかも。あと米利堅文化を知らないと面白い部分もわからないと思うので、そういう意味では万人向けではナシ。-1点。 9点(2004-11-19 11:14:46) |
70. キング・アーサー(2004)
軒並み低い点数が多いですが、ボクは間違いなく8点献上にふさわしい映画だと思っています。まずはアーサー王伝説を完全無視した構築に一票投じたい。アンチヒーローズとなった円卓の騎士達があまりにもカッコ良くて燃えました。ともすれば「金髪・青髪・美しい容姿に蕩けるような声と美形」なんていう、腐女子のアニメ的二次産業の欲望のオモチャになりがちな、ふぁんたじーアーサー&騎士達ですが、その概念を壊しただけで大拍手。何万という、非現実的な戦闘描写を回避したリアリズムにも一票投じたい。他には編集が最悪。戦闘が何がなんだかわからなかった。随分ヘタクソなカットマンだなと思いましたが、撮影の美しさで補われてましたね。イジャックのセンスには脱帽です。ジマーの音楽は取り立てるようなものでもありませんでした。これはちょっと残念。アーサー役のクライヴ・オーウェンをこの映画で初めて知りましたが、一発でファンになりました。こういうリアルアクターが増えてくれるのは大歓迎。素晴らしい役者だと思います。カットのダメさに-5点、全編に通されたリアリズムを重視した制作に+2点、そして、ふぁんたじー好きな、指輪→トロイの流れで観て酷評してる愛すべき消費者達に+1点。8点献上です。 8点(2004-08-14 22:03:29)(良:1票) |
71. トロイ(2004)
史上稀に見る駄作。バーマン制作ということでその時点から「超大作B級ハリウッド」を覚悟してましたが、あまりにも予想通りで逆に笑えました。TVゲームでももっとマシなCG作るぞ!と言いたくなるほどのクソっぷりと、使いまわしの多さ、単にモブの数だけで演出した戦闘の迫力、効果音に懲りすぎたらかえってゲームみたいになりましたの典型的例となるダメ派手さ、なによりもかによりも、キャスティングに大失敗、そして「イーリアス」を舐めんな!と激怒したくなるほどのご都合主義と不必要極まりない恋愛要素。見所は何一つナシです。ヤーレの音楽が凄く浮いていた。ロマン主義系音楽家にこういう映画の音楽を作らせてはいけない。フェルプスの美術は圧巻。唯一光ってましたね。ヨダレが出るほど美しかったです。エリック・バナのヘクトールとショーン・ビーンのオデュッセイアは天下一でした。特にショーン・ビーンに至っては、あれほど少ない出番であるのにも関わらず、奸智に長け洞察力鋭い、小国の王ゆえに抱く葛藤を持った人物であるオデュッセイアを見事に演じきっておりました。最後のシーンの笑顔なんか、これから迫り来る希望と不安と何らかの予兆を感じさせて見事すぎるほど見事。 2点(2004-08-14 21:41:45) |
72. クール・ランニング
無条件に面白いでしょう。キャンディのでっぷりぶりがもう観れないのは哀しいけど、それを忘れさせてくれる映画だ。キャンディが生きている。このノリ、展開、肩の力を抜いて大人から子供まで純粋に楽しめる映画です。 8点(2003-12-12 01:11:40) |
73. バックドラフト
いろんな意味でこじんまりしてしまった作品。役者だけ見れば今なら自治体の年間予算組めるほどの豪華さだけど、正直ラッセルしか存在感はなかった。悪い意味でまとまりのある作品。面白くなくはないけど、面白いとも言えない。ただ、一度は見るべき映画だと思う。ジマー神の音楽は秀逸。 7点(2003-12-12 01:07:23) |
74. フィールド・オブ・ドリームス
典型的マニア向け映画。野球が好きじゃない人が観ても何の感動も無いけど、好きな人なら「ブワ」っとくる。原作者はまあ、日本で言う山際淳二さんのような人。カットが未熟なためにもっと美しい映像構成に出来たのでは?という惜しさは残るが、相変わらずいい仕事をするホーナーも含め、実に素晴らしい映画だと思う。 8点(2003-12-12 00:59:52) |
75. エニイ・ギブン・サンデー
面白い。面白いんだけど忙しい。ストーンのアメフト好きがわかる逸品だし、試合の描写もうまい。だがあまりにもカットセンスに頼りすぎた試合シーンは見るものに忙しさを感じさせる。基本的にアメリカンフットボールも含めたスポーツの内面を非常に上手に描ききっている佳作なだけに、ディアスというハリボテギャルが本当に、心底いらないと感じた。これで-5点。だが試合を含めた音響効果とそのセンスの良さには脱帽。パチーノも素晴らしい。これで+3点。スポーツマニアのための映画だけど、ストーン自体マニアだからいいんでない? 8点(2003-12-12 00:51:44) |
76. ザ・エージェント
スポーツエージェントというちょっと日本では馴染みの薄いものを題材にしてるけど、あまりにもオーバーすぎる描写がいただけない。あんなに華やかではないし、あんなに優しげな世界でもない。もっと狡猾な世界なだけに、トムクルーズという役者起用で大失敗してる。アメリカン・フットボールの魅力も描けてない。試合のカットがヘタだ。駄作。ただ、野球やバスケットボールを扱わなかったので+1点。 3点(2003-12-12 00:43:11) |
77. ハード・プレイ
《ネタバレ》 何が面白いかって、プレーが面白い。バスケットボールを題材にした映画は数多くあるけど、バスケットボールという魅力をここまで描ききった作品はない。ハレルソン・スナイプスのコンビがまたいいしね。白人は飛べない時代の映画だけど、今はアジア人も飛んでるよ。ロージーに+1点と飛んだ白人というラストに-1点。 8点(2003-12-12 00:35:17) |
78. アフリカン・ダンク
ベーコンがこういう役どころをやると、非常に違和感が残る(笑) 内容的には「ま良かったね」だし、バスケットボールという題材の魅力も描ききってないし、平凡な作品。良くも悪くもない。 5点(2003-12-12 00:31:03) |
79. モ’・ベター・ブルース
あらゆる意味で自分の何かを掘り起こしてくれる逸品。典型的マニア御用達映画なんだけど、その道が好きな人なら垂涎の映画かも知れない。にしてもこの頃からウェズリーは演技がうまい。 7点(2003-12-12 00:29:03) |
80. ドゥ・ザ・ライト・シング
あれだけの低予算でよくもまあここまでいい映画を撮ったと、スパイクのセンスが光る逸品。何回観てもピザが食いたくなる。あと、7点つけたいところだけど、TAKE6とPEに+1点ですな。 8点(2003-12-12 00:26:24) |