61. フライトプラン
大山鳴動、鼠1.5匹。ショーン・ビーンがやたらマヌケに見える。 [地上波(吹替)] 3点(2008-05-22 21:35:41) |
62. アイスクイーン<OV>
《ネタバレ》 真昼間、田舎道を無警戒で輸送する軍(笑)。ムダに派手な強奪シーン(笑)。濡れる美女コンテスト(笑)。氷河期の生物(笑)。昆虫に近い(笑)。やたらうるさいアイスクイーン(笑)。嘘っぽい雪(笑)。なんちゃって雪崩(笑)。彼とは寝ていない(笑)。吐く息が白くない(笑)。別の文明の生き物(笑)。何もできないデブのオッサン(笑)。化け物が近くにいるのにイチャつく黒人男と巨乳女(笑)。遠吠えするダサい女(笑)。冷凍食品(笑)。バタリアン?(笑)。体温が低いと襲われない(笑)。ゴダード博士発狂(笑)。内田裕也似(笑)。切り札は風呂(笑)。早く通報しろよ(笑)。DNA採取(笑)。アルバトロス(笑)。 [DVD(字幕)] 1点(2008-05-21 20:06:48) |
63. ラストキング・オブ・スコットランド
《ネタバレ》 アミン将軍との出会いのシーンと、ラストの空港のところが少し出来過ぎという感じがしますが、採り上げられることの少ない国と人物だけに興味深いのも手伝って、一気に見てしまいました。でもあんな風に吊るされたら普通は死んじゃうでしょう(笑)何故その場ですぐにトドメをささなかったのかも不思議といえば不思議です。イギリスの関与(情報機関も含めて)が薄いので、全体的に「死人に口なし」的臭いが若干鼻につきますが、ドラマとしてはテンポが良くて面白い。主役の医者をガチガチの正義の味方みたいに描かなかったところも良かったと思います。 [DVD(字幕)] 6点(2008-05-14 22:58:40) |
64. 悪党谷の二人
《ネタバレ》 マッケイが抜けても予定通り襲撃計画が進んでいるのが笑える。最初からいなくても良かったのではないかと…。コメディとして観れば、突っ込み所がありつつも、色々と笑えるところが多くて面白い。保安官とマッケイの立場を超えた微妙な連帯感みたいなのも、中年の哀愁漂うみたいな感じでとても印象的でした。 [地上波(字幕)] 6点(2008-05-07 22:28:54) |
65. プロフェシー
《ネタバレ》 原因不明の事件事故を映画化するのは難しい。原因を無理やり特定しようとするのもアレだし、かといって不明のまま作ると中途半端になってしまう。どっちにしても批判される。現在判明している事実や証言だけを基にして作ろうとすると、この作品のようになるのはある意味当然であって、それでもなお映画化しようと思い立った関係者の意志と勇気を、映画として面白いかどうかはさておき、率直に評価したい。 [DVD(字幕)] 7点(2008-05-06 23:43:13) |
66. ボビー
天皇制批判の本を書いたは良いが、皇居の周りをジョギングしているだけで本質的な批判になっていないと評論家に酷評された作家が昔いましたが、これも何となくそんな感じがします。暗殺には直接切り込まずに、その周りにいる人たちにひたすらスポットを当てているだけ。こういうアプローチの仕方も、もちろんアリなんでしょうけれども、「JFK」のような展開を期待していたので、正直ガッカリしました。ロバート・ケネディ個人に対する思い入れが強過ぎると、逆にこういう作りになってしまうんでしょうね。 [DVD(字幕)] 5点(2008-05-05 23:11:28) |
67. 沈黙の追撃
《ネタバレ》 仲間も含めて、あれだけたくさんの人間が死んでいるにも関わらず、終わった後お姉ちゃんたちといちゃつきながら「亡き友を悼んで」とか笑いながら言ってる。どんなに面白い映画でも、こういうのは生理的にダメだなあ。まあ、これは面白くなかったけど。余計なものをゴテゴテくっつけ過ぎ。 [地上波(吹替)] 4点(2008-05-04 23:50:32) |
68. 少女首狩事件
《ネタバレ》 いろいろ突っ込み所もあって、邦題も相変わらずイマイチですが、アルバトロスにしてはなかなか面白かったと思います。マリー役の女優さんも可愛かったし。でももう少し犯人のパーソナリティを掘り下げても良かったと思う。ジャンルイのおやじが刑事のクセにアブなそうで何かやらかすかと思ったけど、あのまま逝ってくれてかえってホッとしました。 [DVD(字幕)] 6点(2008-05-01 23:47:39) |
69. 風の前奏曲
《ネタバレ》 文句のつけようが無いほど素晴らしい作品にあえてケチをつけるとすれば、以下の3点。①一目惚れした相手チョートとのロマンスが描かれていない。ストーリーの軸がひとつだけなので、人によっては平坦に感じるかもしれない。②伝記モノは往々にして賛美色が強くなりがちだが、この作品も御多分に漏れず主人公のマイナス面についてはあまり触れられていない。人間である以上欠点はあるはず。キレイにまとめ過ぎと言っては言い過ぎか?③青年期から老年期へ話が飛んでおり、その間の時代が抜けている。多少いきなりかなという気がしないでもない。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2008-04-26 21:35:42) |
70. 甘い泥
《ネタバレ》 イスラエルのキブツというと社会主義国家で言うところの集団農場のようなイメージしかなかったんですが、実際にはもっと幅広い共同体(大きな学校?)のような感じでそこだけは興味深かったです。でも映画としては一言で言うと、「そんなに嫌なら何故さっさと出て行かねえの?」というに尽きます。カルト教団でもあるまいし、その気になれば簡単に逃げ出せそうだけど。行き先もないわけではないんだし…。所々に垣間見えるエロはいいとして、「変態村」以来、久々の子牛フェラには若干違和感を感じました。閉鎖集団の異常性の表現なんでしょうが、オープニングにアレ持ってこられたら、さすがにちょっと引いてしまう。土砂降りの雨の中、親子2人で話し合うシーンなど印象的な場面がいくつかあったものの、最後までしっくりこないまま終わってしまった、というのが正直なところです。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-04-25 23:46:54) |
71. 暴行
《ネタバレ》 インチキ霊媒師とか決闘の時のコントみたいな動きとか、一時はどうなることかと思いましたが、最後の最後で何となくうまくまとめたって感じですかね。リメイクなんでおおよその展開は予想できるんですけど、あの3人の話がいくらなんでも食い違い過ぎ。牧師が辞職しようと思った理由もよく分かんないし、あの赤ちゃんもつけ足しみたいだし、何か全体的にチグハグしてます。ポール・ニューマンのギラギラした悪役ぶりだけが妙に印象に残る作品。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-04-14 23:01:30) |
72. みすゞ
《ネタバレ》 金子みすゞ本人や当時の詩文界に関するある程度の予備知識がないとかなりきつい。その辺全く真っ白な状態のまま観たので、置いてけぼり食うこと甚だし(単に私が無知なだけなんだけど)。観ている側が知っていることを前提に話を進めているような感じ。のんびりした雰囲気にも関わらず、場面の転換が速く、よく飲み込めないまま次のシーンへ行っている。西條八十など当時の大御所文化人にも認められた童謡詩人ということなのだが、その辺の凄さが十分伝わってこない。ただ悲劇的なラストへの静かな盛り上がりが印象深い。家父長制的封建主義が色濃く残る社会の中で一人の女性が自立しようとのたうちまわる様が静かな中にも良く表現されていたと思う。 [映画館(邦画)] 5点(2008-04-10 21:38:26) |
73. テキサス
公民権運動華やかりし時代に、よくもまあこんな映画を作ったもんだなと…。ウエスタンでコメディというと、先住民をおちょくるくらいしか思いつかなかったんでしょうか?面白くて笑うというよりも、作った人間のレベルの低さに思わず失笑してしまう、という感じです。ただ当時のハリウッドの先住民に対する偏見を端的に見せてくれるという意味での史料的価値くらいはあるかもしれません。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2008-04-04 22:06:31) |
74. 愛ふたたび
途中で作るのを止めた料理みたい。生煮え過ぎておいしくない。要するにフランス語は難しいということを言いたかったのか?浅丘ルリ子の可愛らしさだけが印象に残っている。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2008-03-31 22:22:33) |
75. 0:34 レイジ 34 フン
ロンドンっていう舞台設定が意外に効いてたかも。いかにもありそうって感じで良かった。あの地底人?の正体も変に説明せず仄めかし程度に抑えたところも丁度いい。でもフランカ・ポテンテ演じる主役のお姉ちゃんがトロくてフラストレーション溜まりそう。見てる間中「何やってんだ!とっととトドメをさせよ!」という言葉をどれほど口にしたことか…。まあそれを狙ってるんだろうけど。 [DVD(字幕)] 7点(2008-03-25 21:38:28) |
76. ミラクルバナナ
豊かな国に住む若い女性が貧しい国にやって来て悪戦苦闘するという設定は面白いんですが、やはりどうしても上から目線がチラついて素直に楽しめませんね。貧困という現象面ばかりを追わないで、その原因にも少しは言及して欲しかったんですけど…。ストーリーについても、紙作りだけしか軸が無いというのは、いささか物足りない気がします。おかげで間延びというか中だるみしています。山本耕史との恋愛を絡めるとか、緒形拳演じる職人のパーソナリティをもっと掘り下げるとか、ストーリーの軸となるものがもう一本欲しかった。そもそも緒形拳が何故ハイチへ行かなければならないのかも良くわかりません。個人的に良かったのは最後の歌ですかね。特に千秋の歌唱力は素晴らしいです。 [映画館(邦画)] 4点(2008-03-21 20:35:30) |
77. リップスティック
《ネタバレ》 忠臣蔵が日本人の原点であると密かに思っている小生としては、あのラストはどうしても納得できないわけです。復讐という行為の裏側に、情状を酌量すべき如何なる事情があろうとも、それはそれとして是非を判断するというのが理性というものでありまして…いくら何でも無罪なわけねーだろ! [地上波(吹替)] 4点(2008-03-18 22:48:59) |
78. ブルックリン物語
《ネタバレ》 人生訓みたいな展開に流れるところがあったり、息を引き取るまでに間があったりしてベタなストーリーなんですけど、臭味が無くて妙に泣かせてくれる作品ですね。特に後半のバクスターの死に方なんて、舞台人としては理想的ではないでしょうか。役者のコミカルな演技も良いし、見終わって何となく元気が出てきます。前半のボクシングは無くして全部ミュージカルにしても良かったと思います。 [地上波(字幕)] 6点(2008-03-14 21:50:21) |
79. 県庁の星
スーパーの店長の井川比佐志さんがツボでした。ズケズケものを言う柴咲さんとの対照が妙に可笑しかった。あと石坂浩二さんの光ってる背広とオールバックが恐かった。 [DVD(邦画)] 7点(2008-03-11 22:56:49) |
80. インパルス
《ネタバレ》 男の検事と女の刑事のバカップルがとにかくトンマ過ぎる。特に男の方。裁判が始まるまで間が無いという設定のはずなのに、何のんきに女口説いてんだよ。サスペンスらしい緊迫感が全然感じられない。似顔絵まで作ってもまだ気付かないなんてアホか…。一方の女刑事の方も、最初から最後までメンヘラみたいになっちゃってて結局何がしたいのかよく分からない。ストーリーのピントもぼけまくり。カネを持ってトンズラしたペロンって奴が相当重要な役のはずなのに、まったく取り上げられないままいきなり死んでるし。ペロンとロティーの出会いというのも偶然にしては出来過ぎてるし。まるでimpulse(出来心)で映画を作ってしまったようですね。やれやれ…。 [地上波(字幕)] 3点(2008-03-10 22:13:42) |