61. エネミー・オブ・アメリカ
ラストの取って付けたような危機的状況からの回避には白けてしまいました。 自力で抜け出せない状況になってしまったのでたの要因を使うというのはわかりますが、あくまで利用するに留めて、最後は主人公に活躍させなきゃ。 [地上波(吹替)] 4点(2007-11-26 21:28:30) |
62. 私と、他人になった彼は
《ネタバレ》 分かり易く男が故意に鍵を落としていったという描写があった方がいいし、牛乳パックの中から鍵が出てきたところで終わった方が決まり良かったんじゃないでしょうか? 単純に元恋人同士の話って好き。情ってのは根深いもんだな、としみじみします。 [DVD(邦画)] 4点(2007-11-26 14:08:47) |
63. とつぜん!猫の国 バニパルウィット
基本的に子供向けな内容ですが、アニメーター出身の監督だけあって動かすことで魅せられるのを信じている向きが、それなりにスペクタクルな画面を生んでいます。 [ビデオ(邦画)] 4点(2007-11-26 13:17:59) |
64. 無責任艦長タイラー特別編 ひとりぼっちの戦争
ワン・アイデアものをこんな長尺で、こんな見せ方では通用しない。 ファンサービス的内容。 本作のテレビシリーズは面白構成満載で楽しめますので、ご存知ない方は是非。シリーズ前半は構成を、シリーズ後半は内容を楽しむような作品です。 [DVD(邦画)] 2点(2007-11-26 13:12:15) |
65. フォレスト・ガンプ/一期一会
随分昔に観賞した時もピンと来なかったけど、今回も同じ印象に終わった。 エピソードの積み重ねでしかないですし、要は彼の純粋性に対する周囲のリアクションがメインなのでしょうが、その彼を知的障害者にしてしまう了見が理解出来ない。 [地上波(字幕)] 3点(2007-11-24 08:51:06) |
66. アリス(1990)
《ネタバレ》 作中では無責任に救われたような後日談を披露しているものの、結局欠陥人間が自身と夫の本性を知ってぶっ壊れちゃっただけの内容ですからね・・・。 子持ちなんて設定を何故つけたんだろう(託児所での出会いなんていくらでも置き換え可能)。この設定でかなりの傍若無人キャラに成り下がってしまう。 [DVD(字幕)] 2点(2007-11-22 04:57:46) |
67. 走れメロス
ひたすらに主人公が障害に立ち向かうだけの内容ですからね。 要は、そのひた向きさに心動かされるかどうかなのでしょうが、友人と呼べるほどの関係性を作らず仕舞いで状況が始まっちゃってるから・・・。 [ビデオ(邦画)] 3点(2007-11-21 18:22:28) |
68. ふしぎの海のナディア
内容も作画もひどい。 わざわざあの名作をこうも汚さなくていいのに・・・。 [ビデオ(邦画)] 0点(2007-11-21 18:01:10) |
69. YAWARA! スペシャル ずっと君のことが・・・。<TVM>
テレビシリーズで中断していた残りをアトランタオリンピック開催に際してテレビスペシャルとして放送したもの(その為原作ではバルセロナ五輪なのだが、アトランタ五輪に設定を改変されている)。 「YAWARA!」総評として・・・ スポーツものの注意点は、ドラマ処理が勝敗の結果に反映される構造にしてしまうこと。つまり、内的ドラマの解決が技術の向上に直結しているわけではないのにごっちゃにされてしまうことが多い。 その点この作品はそもそも猪熊柔は天才だ、という位置付けからスタートしているのでメンタル面と勝敗が直結していても矛盾は起こらない。 素晴らしい設定。スポーツものはこれしかないんじゃないだろうか、と思えてくる。 「めぞん一刻」終了で開いた連載の穴に入った作品ということで人物の配置は殆ど一緒。 きっと浦沢直樹は高橋留美子の技術を巧く盗めたんだろうな、としみじみ(数少ない全幅の信頼を寄せている作家のお二人なので繋がりを感じられてうれしい)。 [地上波(邦画)] 10点(2007-11-21 11:52:55) |
70. メイキング・オブ・12モンキーズ
これって本国では劇場公開されてるんですね。 とりあえず日本ではDVD特別版みたいなのの特典ディスクに収録されています。 メイキングというより「12モンキーズ」制作を追ったドキュメンタリー。 ハリウッドに於けるテリー・ギリアムの立ち位置の説明や完成後の諸々、プロモーションの様子など、撮影中だけに留まらない内容で結構充実。 「ロスト・イン・ラ・マンチャ」なんかよりよっぽど彼のこだわりが窺えたりします。 [DVD(字幕)] 6点(2007-11-20 19:19:55) |
71. ホワイトファング
殆どが成り行きを見守るしかない内容で退屈するものの、関係が生まれる描写は心地よいですね。 [地上波(字幕)] 3点(2007-11-20 06:58:59) |
72. ワールド・アパートメント・ホラー
世界観の説明に終始するような内容。 今敏の手による漫画版(絶版)では、彼の画力の匠が拝めます。 [ビデオ(邦画)] 0点(2007-11-18 20:14:40) |
73. 音響生命体ノイズマン
世界観のみの作品。 そもそも音響効果を有効に利用する作品を、という企画から発生したもので、その部分を全うしているのみの内容。 [DVD(邦画)] 0点(2007-11-18 18:00:35) |
74. バックドラフト
サスペンスにしてもドラマ処理にしても至極真っ当。 [地上波(吹替)] 7点(2007-11-18 10:29:53) |
75. セレブリティ
単に欠陥を持った別れた男女のそれぞれを脈略ない成り行きだけの展開でみせているだけ。 [DVD(吹替)] 0点(2007-11-18 10:23:55) |
76. 大怪獣東京に現わる
試み自体は面白いと思うのですが、そこ止まりで終わる内容。 [ビデオ(邦画)] 1点(2007-11-18 06:43:32) |
77. スピード(1994)
《ネタバレ》 潔くゲーム性だけで突っ走るパワフルな脚本。 しかし、解決が犯人のマヌケな行動でってのは・・・。 そもそもなんで犯人は最後に電車ジャックなんて派手なことしたんだろ? 単に地下鉄の脱線ていうアクションシーンを作りたかっただけ? シチュエーションや危機的状況(破綻)の設定はそれ程難しいものではない。 いかにそれらを解決させるかが何よりも作家の芸当と言えるものでしょうから・・・5点。 [DVD(吹替)] 5点(2007-11-16 15:55:09) |
78. みんな~やってるか!
ビートたけしの「ネタ」というものを観ることのなかった世代としては、こういった「お笑い映画」と称しているものからしか、そのセンスを窺い知ることは出来ないのだが・・・・・・・・・。 [地上波(邦画)] 0点(2007-11-09 14:44:51) |
79. MAROKO/麿子
両親と息子という典型的核家族に未来から来たという息子の孫がやってくる、というシチュエーションを与えて、後は延々とアドリブで展開させてるような内容。 まあ、所詮家族なんて観念的なものでしかなく、記憶によって繋がっているのみなんだ、と指摘したかっただけなんだろね。 何も考える機会を得ず「家族」というものを受け入れている人には意味あるものになるかもしれない。 台詞の洪水は次第に快感にもなります。 [DVD(邦画)] 3点(2007-11-09 14:09:54) |
80. フェイク
エピソードの積み重ねだけで済ませるのではなく、捜査官側にレフティへ肩入れしていってしまうような背景が設定されていれば、もっと理解しやすくより深い感情移入に繋がったと思う。 [ビデオ(字幕)] 7点(2007-11-09 10:56:32) |