61. イーグル・アイ
《ネタバレ》 普段、あまりアクション系を見ないので「予備知識なし」だったので、面白かったです。携帯電話って盗聴器にもなるってほんと? [DVD(吹替)] 7点(2009-03-17 01:21:05) |
62. 最後の初恋
つまんなーい!スパークスの原作だから、多少は期待したのにぃ・・!誰にも共感できない。2点は「嵐の雲」の映像と、「海岸の美しさ」に対してです。 [DVD(吹替)] 2点(2009-03-17 01:17:14) |
63. ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン!
思っていたよりグロいけど、面白かったです。ブリティッシュ・ハード・ロックな世界(笑 [DVD(吹替)] 7点(2009-03-09 01:11:37) |
64. 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程
《ネタバレ》 正直、「闘争モノ」って嫌だなぁ・・とは思ったんですが、各方向での高評価が気になり観てみました。自分はこの世代ではないので、あまり知識もない。自分の大学が拠点として法学部長室が乗っ取られていたんだぁ・・と知ったというレベルの知識。でもやはり「山」からは一気に引き寄せられていきました。永山の怖さや森の怖さも、能天気な私でも「永山度44%」や「森度62%」みたいなタイプの人間は職場や学校で見覚えもあるるわ。私も適当に「女を意識してるよねー強烈にさぁー」と同調してみたりもするな。責められている友人や同僚を後から慰めたり(つまりその場では助けてない)やっちゃうんですよ。思い当たるふしがありすぎる。。さらに、兄弟で山に入った加藤兄弟の、長兄が総括されてしまう、未成年の次男と高校1年生の3男の存在が衝撃でした。高校1年生があさま山荘にいたなんて知らなかった。監督には申し訳ないけど「生きて捕捉する」という警察の方針に感銘を受けた。この二人は生きて「山」を降りるべきだ。特に高1の子が開放されたところは本当に安堵した。 しかし、私にとって「あさま山荘」が「未知の黒歴史」であったように、今の高校生や中学生にとっては、すでに「オウム事件」が同じように「未知の黒歴史」になっている。 アドバルーン的に「正義」「思想」「宗教」を上げて青年たちが、互いに監視しあい・社会的に共同行動を起すという歴史を日本は規則的に繰り返してきているのかもしれない。 「226事件」「あさま山荘」「オウム」と。 私はオウムを同時代に傍観した。 では、今の10代アンダーは、どういう方向に向かうのだろう。 過去に起きたこのような事件を知ることの意味は大きいと思う。 しかし、こういう暴走的な事件が起こると、文明のなかでつちかってきた「思想」「政治」「宗教」(特定の・・ではなく全ての思想・全ての宗教)を除草でもするように全て否定するのも日本人の極端なところだと思う。 日本人は白黒ハッキリではなく、グレーで・・というが、 こういう事件があると一気に「宗教って胡散臭い」「思想とか怖い」「政治なんて面倒くさい」と全部を単純に否定してしまうことで、次の「こういう事件」を招く地盤をそのまま放置しているのではないか・正面から問わずに逃げ続けているのではないか・・と思う。 [DVD(邦画)] 9点(2009-03-06 00:40:01) |
65. ただ、君を愛してる
《ネタバレ》 原作者の方が発達障害をカミングアウトされているので、問題ないと思うのですが・・。高機能自閉症やアスペルガー症候群の青年を描いた映画としては、かなり成功している映画だと思います。玉木さんも好演と思います。恋愛映画としても泣けるいい映画ですが、この障害を抱えた人たちへの理解にも役立つ映画だと思います。日本の映画である分も加算しても、「モーツァルトとくじら」なんかより、こちらの方がよくできていると思います。 [DVD(邦画)] 8点(2009-02-27 14:47:11) |
66. 君の涙 ドナウに流れ ハンガリー1956
ハンガリー動乱についての知識なしで見たんですが、見ごたえありました。水球のシーンは迫力あるなーと思ったら、今でもハンガリーでは水球が非常に人気があって強豪らしいですね。吹替えがあると中学生ぐらいの子でも見られるので、小国の苦しさを知るにはいい教材なんだけどな。最後に主役の水球選手の役者さんが非常に魅力的でした。 [DVD(字幕)] 7点(2009-01-24 17:06:51) |
67. あかね空
《ネタバレ》 私もエンドロールまで気が付きませんでした。 とにかく岩下志摩がいい。夫と子どもの面影を見るところの演技は忘れられない。 [DVD(邦画)] 6点(2008-11-07 19:44:33) |
68. ラスト、コーション
なんだか、とっても切ない。。主役のふたりから気持ちが外れることなく、2時間半。 [DVD(字幕)] 7点(2008-09-20 01:37:19) |
69. 歓喜の歌
のんびりと楽しむのに適した映画ですね。「今日は映画みるぞ!」というより、「ちょっと難しい映画は疲れた・・」と思うような日に見るといい感じです。あくまで「小林薫の映画」であって、女性達があまり深く描かれていない。それぞれの女性達が生活を守り奮闘する様子がとても良かったので残念でした。映画らしい部分・松岡監督らしい部分は、このがんばる中年女性たちの表現部分かな?松岡監督は「東京タワー オカンとボクと時々、オトン」でもダメ男と、苦労しても笑顔でがんばる母親的女性を描いてましたね。「男性から見た♪母性映画2連作」と言う感じです(そーいえば小林薫がオトンだった・・)。 [DVD(邦画)] 5点(2008-09-12 18:13:21) |
70. 14歳
《ネタバレ》 レンタルになったので、観てみました。「マスコミでは冷めた10代とか言うけど、あいつらは必死で生き抜こうと戦っているんだ」というセリフはドーンと来ましたね。本当に軽い子でも、オタクでも、中高の時代を生き抜くのはしんどいものだよね。サファリパークに素手で入っていくような怖さがある。将来、絶対になりたくない職業が「教師」「看護」だった私にとっては、怖い映画でした。でも、確かに長いよねぇ・・。この怖さが耐えられるのは長くても1時間半だわ・・。 [DVD(邦画)] 5点(2008-09-12 18:05:17) |
71. マイ・ブルーベリー・ナイツ
《ネタバレ》 映像、特にNYの風景はとてーも綺麗です。「アップルパイはいつも売り切れるけど、ブルーベリーパイはいつも残る。」「でもブルーベリーパイが売れ残る理由なんてない。」あたりの会話は素敵でした。しかし旅に出てからは何か、、いまいち微妙なんですよねぇ・・。正直、キッパリと3篇の短編映画にしたほうが、楽しめたような気がする。ジュード・ロウが画面に出ているところと、他の部分との完成度の違いも感じる。「ジュード・ロウってすごいんですね・・」って思わされてしまった映画でした。これが監督の意図する結果なのか、わからないけど。 [DVD(字幕)] 5点(2008-09-12 17:57:58) |
72. 疾走
カトリックの神父ってもっと組織的だろ~とか突っ込みどころも多いが、いい映画。主人公の兄の好演が素晴らしい。彼を中心に撮ったら怖い映画だろうな・・。長崎の風景が綺麗でした。 [DVD(邦画)] 7点(2008-09-09 08:40:02) |
73. Sweet Rain 死神の精度
金城武がこれまで観た中で一番、よかった気がする。ふんわりと浮遊している感じが、インターナショナルな彼にピッタリと合っている。だいたい、濃い目で端正すぎて目チカラもありすぎて、日本映画では浮きやすかったような感じがしたのを、逆手にとっていい演技してます。映像も綺麗でよかったです。ただ、細々と「ん?」なところはありますけどね「、雨のダークな美しさを表現している映画は?」と言われると、選んでしまいそうな印象的な映画でした。 [DVD(邦画)] 6点(2008-09-07 21:11:18) |
74. ぼくたちと駐在さんの700日戦争
面白かったです。邦画の青春映画はほんとっいいなぁ・・。「時効警察」スタッフの「不確実性の時代」だの「ルイルイ」だのという小ネタも面白かったです。彼らは後の「バブル世代」という人たちですよね?パワフルだなぁ・・と感じましたわ。「部活もやってない、勉強もやってない・・やることはイタズラだけ!」ってすごい。今なら「部活やってない、勉強もしてない・・やることはゲームとパソコン」だろうなぁ。若さを外にぶつけることができた最後の世代だったのかもね。 [DVD(邦画)] 8点(2008-09-07 21:03:21) |
75. セックス・アンド・ザ・シティ
私もドラマシリーズが大好きで、ワクワクと銀座の日劇をチョイスして出かけたんですよ。ドラマファンにとっては「ファン感謝祭」みたいな映画でして、日劇には4人をそれぞれイメージしたフラワーアレンジが並び「夢いっぱい」でございました。ドラマの最終的な終わり方が非常によくまとまっていた為に、それと比較すると内容は劣ります。「後日談」として楽しむべきものかな・・と思います。ジェニファー・ハドソンのエピソードは展開も狭く、キャラも浅く「話題のトッピング」としての登場程度であったのが残念です。ここが無ければ、作品の時間ももう少し短くできたのではないでしょうかね?将来的にDVD化されて「あくまでも映画」としてファン以外が観る様になると評価も厳しくなるだろうなぁ・・とは思う。「映画」としたらね。でも、あのテーマが流れて、あの4人が画面に出るだけで「あぁ、久しぶり!」と旧友に会ったように涙が出てきますね。チュチュが出てきて嬉しかったわ。 [映画館(字幕)] 6点(2008-09-07 20:52:16) |
76. やわらかい手
《ネタバレ》 井戸端奥様だった主人公が大切に思う人(孫)のために、大きな壁を乗り越えることで、自分自身が自立して輝いていくのがいい。職歴なし・高齢って本当に女性にとっては絶望的で「どうせ、私はダメよ」って思っている人は多い。「女の子は25歳すぎると職歴ない限り採用しないよ」みたいな職場ばかりなのも現実。そこを愛する人のために自己を捨てることで乗り越えて、自信をつけていく様子に勇気をもらえる。子どもが難病になって心を閉ざしているお嫁さんが、彼女の最高の理解者になっていくのにも感動した。若夫婦の成長と母親としてのイレーナの幸せそうな表情も素晴らしい。いい映画です、女性に観て欲しいですね。 [DVD(字幕)] 9点(2008-09-07 09:39:01) |
77. ジャンパー
こういう「海外TVドラマ」っぽいというか、「24」みたいな映画はな・あ・・。安易な続編誘導もな・・ぁ・・・。確かに娯楽作品なんだけど、「娯楽映画」なら「映画」のレベルで作って欲しいなと思います。脚本がTVドラマそのままのレベルですよね。彼女が「どーゆうことっ?!教えてぇ!」と叫ぶたびに「24」のファーストシーズンのアホ娘を思い出してイライラしました。 [DVD(吹替)] 3点(2008-08-12 20:07:36) |
78. 母べえ
「いまいち、」という評判でしたが、やっぱり山田洋次はいいな。吉永小百合さんも40代は無理があると言われてましたが、この時代にこんなに苦労するんだからこれぐらいだわ。子供たち2人も本当にかわいらしくて健気でした。いい映画だ。 (ただ、やはり病院のシーンのセリフは要らなかったなぁ・・最後の父べぇの手紙で十分だったと思う) [DVD(邦画)] 7点(2008-07-31 01:05:23) |
79. テラビシアにかける橋
《ネタバレ》 いやぁ、泣きました。ボロボロに。私はファンタジー映画とばかり思っていたんですよ「ネバーエンディング・ストーリー」みたいな類型とばかり。学校での精神的に追いつめるような陰険なイジメ。 ところが・・分かり合えない親と子。遠い存在の担任。(学校での嫌味なイジメはリアルで、、、大人である自分の「職場での追いつめられ感」とあまりに似ているので、胃がキリキリする程でした。)ある事件を契機に「遠い存在」の人が実は近く、分かり合えない人が自分をありのまま受け入れてくれる人であることを少年は知ることができる。まさにこの事件が「橋」であり、最後に彼が見た風景は「独り」ではなく、「自分が誰かを全力で支えた実感」と「自分が支えられている実感」から見えた「希望のある未来」であると思います。もう、たまらなくて泣けた!明日から自分も笑顔でがんばろうと思えました。 [DVD(吹替)] 8点(2008-07-06 17:47:44)(良:1票) |
80. オリヲン座からの招待状
ポロポロと涙を流しながら観ました。映画が好きな人ならこの映画に描かれた「映画への愛」と「思いやる人たちの愛情」にひたれると思います。宇崎竜堂さんの愛もすてきだった。加瀬亮さんの愛もすてきだった。それを受ける宮沢りえも映画も素晴らしい。自分の子どもではないのに「かわいらしいなぁ・・」と子どもを見つめる目は優しい。次世代を育てるのはこういう目だな・・としみじみ感じた。地味だけどいい映画でした。 [DVD(邦画)] 8点(2008-07-06 00:07:13) |