Menu
 > レビュワー
 > おおるいこるい さんの口コミ一覧。4ページ目
おおるいこるいさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 79
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234
投稿日付順1234
変更日付順1234
>> カレンダー表示
>> 通常表示
61.  愛を読むひと 《ネタバレ》 
心とからだを完全に奪われたまま,突然,訳もわからず自分の前から消え去られてしまう。生まれてたった15年しか経っていない少年にとって,どれほどの絶望感だったことだろう。ハンナに出会ったことで,どんどん大人っぽく魅力的な人間に変わっていったマイケル。だけど,ハンナが去ってしまった部屋で,ひとり所在無げにたたずむ姿は,まるっきりの子どもに見えた。その夜,ハンナのベッドに横たわっていたときの悲しい目が,いつまでも頭から離れなかった。あの裁判で,偶然ハンナに再会しなかったとしたら,マイケルの心の傷は時間の流れとともに少しずつ癒されて,凍った心は溶かされていったのだろうか。しかし,裁判で重大な証言をしないままハンナに重い刑罰が科せられたことで,マイケルの心はさらに閉ざされたものになってしまう。ハンナとの出会いは,マイケルの人生を大きく2度も変えてしまった。そして,朗読テープの贈り物・・・。ハンナにとって生きる支えになっていたと同時に,マイケルにとっても自分の人生を生きなおす作業になっていたように思う。だから,マイケルはハンナと,過去は一緒に振り返れても,未来を一緒に歩くことはできなかったのだと思う。ラスト,マイケルは娘と未来を歩けるまでに心が溶かされていた。他の誰でもない,ハンナがそうさせた。やっぱり,二人の間には,愛があったと信じたい。
[DVD(字幕)] 8点(2010-07-18 22:13:11)
62.  告白(2010) 《ネタバレ》 
レディースデーの劇場で鑑賞。周囲は、団体のおばちゃん達がたくさんで、「うるさかったら、やだな・・」と思いつつの鑑賞だったが、そんな心配は全く無用。周囲に人が居ることすら忘れるほどに、冒頭から映画の世界に吸い込まれ、そしてエンドロールが終わるまで、観客全員が息をのんだ状態だったような気がする。ずっと読みたかった原作だったが、未読のまま、先に映画を見ることになった。監督のこれまでの作品と比べてどうかとか、難しいことは一切わからないけど、単純に、すごい映画を見てしまった・・と思う。中学1,2年の頃の自分は、自意識過剰で自己中心的で、ものすごく打たれ弱くて、今の年齢になって考えると心底虫酸が走る嫌な人間だった。大人になって初めて見えてくる、あの年代特有の嫌な部分を、これでもかって程に見せつけられる不愉快さ。自分の子どものことにしか心が動かない、少年B母の狂気。愛するわが子を失ったことで、感情も失ってしまったような森口の顔(妙に眉毛が薄い、松たか子のメークが絶妙!)。さらに、個人的には、牛乳をこぼすと、何度も何度も拭いて、匂い残りをチェックせずには居られない方なので、牛乳のシーンには、かなり不快感を煽られた。そして、憎いはずの少年A の「告白」シーンでは、少しだけ彼に同情してしまったり、森口の復讐行為に、「ちょっとやりすぎじゃ・・」と思う反面、実は胸のすく思いがあったりと、相当に感情を揺さぶられた。そして重苦しい空気に包まれた100分間だった。
[映画館(邦画)] 10点(2010-06-16 22:11:37)
63.  マシニスト 《ネタバレ》 
この手の映画って、もうたくさんあるんですね。ここ数年、映画から離れていて、最近また見始めてるので、知らなかった。なので、すご~く面白かった!冒頭の死体遺棄シーンが、不眠の理由ってずっと思わされて、うまく騙されました。妄想と現実が入り乱れていることにも、なかなか気が付けなかったし。ただ、腕を切断された同僚とか、急に車に飛び込まれちゃったママとか、主人公の言葉に傷ついた彼女は、現実の方だった(合ってる?)のがつらい。
[DVD(字幕)] 7点(2010-06-09 13:09:06)
64.  情婦 《ネタバレ》 
ほとんど、なんの予備知識も無しに(あらすじも読まずに)、ここでの高評価をもとにレンタル。いやあ、参った!!タイトルから、勝手にしっとりした恋愛映画を想像していたので、もう、全てが新鮮で新鮮で。序盤の気の利いたセリフの応酬から、あっという間に映画の世界にひきこまれてしまった。最後の最後まで誰がホントのこと言ってるのかわからなくて、まんまと騙された!!生きてるうちにこの映画に出会えて良かった。 
[DVD(字幕)] 9点(2010-06-06 15:04:44)
65.  この世の外へ クラブ進駐軍 《ネタバレ》 
ちょっと長すぎて、間延びした感じはあったものの、ところどころ笑えるシーンが盛り込まれてたし、飽きずに観られたかな。エンドロールで登場するジャズ界の重鎮(?)の皆様方も、この映画の若者達のように、戦後を生き抜いてこられたのでしょうか・・・。
[DVD(邦画)] 5点(2010-06-03 15:38:28)
66.  イン・ザ・プール 《ネタバレ》 
時効警察で大のお気に入りだった、松尾スズキさんの「ブスッ!!」が、ここでも聞けて大満足。オダジョー、治ってよかった・・・。
[DVD(邦画)] 6点(2010-06-03 12:50:24)
67.  サロゲート 《ネタバレ》 
ここのレビューで多く比較されているアバターを未見なこともあるかと思いますが、かなり楽しめました。子どもを失った事故の時のものなのか、生身の奥さんの顔に残る大きな傷跡が、そのまま心の傷に見えました。もともと、サロゲート依存の社会をあまり快く思っていなくて、まだサロゲートを使わずに生活していた時期に事故が起こってしまった。そして大切な我が子を失うことになり、結局自分達もサロゲートに頼る生活を送ることになってしまう。だけど、生身の人間同士が寄り添うことでしか乗り越えられない悲しみを置き去りにしたまま、二人の気持ちはどんどんすれ違って、溝が深くなってしまった。そのタイミングで起きた事件をきっかけに、主人公は再び、サロゲートのない世界へと心を大きく傾けていく・・・。ラスト、全てのサロゲートを失った生身の人間達が、破壊されてしまった街を元通りに再生し、大量のサロゲートの残骸を処分する大仕事をこなすことになります。その過程で、生身の人間同士が、心の繋がりを取り戻していくのか、またはその行程を速やかにこなせるロボットを新たに開発する方向にむかってしまうのか。前者を願わずにいられません。
[DVD(字幕)] 7点(2010-06-03 10:07:06)
68.  サイドウェイ 《ネタバレ》 
全体的には、登場人物の誰にも感情移入することが出来なくて、淡々と観てしまった感じ。印象に残ったのは、元妻の妊娠を知った後、とっておきの特別なワインを、ジャンクフードと一緒に紙コップで飲んでしまうシーン。あのワインは、全てを吹っ切ったときに、捨てるか、もしくは、マヤと一緒に飲むのかなあと思っていたけど。本当は、すばらしい演出とお料理と共に口にすべきワインを、あんな形で飲んでしまうことで、自分の気持ちにケリをつけたかったのでしょうか。
[DVD(字幕)] 5点(2010-05-27 13:25:14)
69.  パンダ・コパンダ 雨ふりサーカスの巻 《ネタバレ》 
何度観ても、ミミ子とトラちゃんのママがご対面するシーンでワクワクします。ポニョを劇場で観たとき、雨降りサーカスの洪水シーンと同じようなシーンが出てきて、嬉しくなりました。
[DVD(邦画)] 7点(2010-05-20 11:51:12)
70.  パンダ・コパンダ
現在11歳の長男が3歳の時、レンタルビデオで気に入ったので、DVDを購入。翌年生まれた次男も、大のお気に入りで、もうすぐ7歳になる今も、たまに観たいと言い出します。なんとも平和での~んびりした世界に、私もどっぷりハマリ、各シーンのセリフが空で言えるほど何度も観ました。いつもは優しく愉快に、そして時には厳しい、ミミ子みたいなママになりたい。
[DVD(邦画)] 7点(2010-05-20 11:46:20)
71.  ゆれる 《ネタバレ》 
今、レビューを書こうとしていたら、稔の表情が1つ1つ蘇ってきて、泣けてきた。観ている最中は全然平気だったのに。多分、急激に、母親目線で物語を再確認してしまったからだと思う。白い靴下履いてても、ちょっとくらいしゃべり方が女っぽくても、いいじゃん。なんで、すぐ、キモいって言葉で括られるの?女の人にだらしなくても、傲慢でも、才能があってあれだけ格好いいんだからちょっと大目に見て・・。周囲の人達にどんな風に評価されていようと、二人とも、お母さんから見たら、かわいい息子たち。出来ればずっと、子どもの頃のままの、仲の良い兄弟でいて欲しい。母親的には、ラスト、稔はバスに乗らずに、猛の元に戻って欲しいところだけど、たぶん、元には戻れないと思う。猛が裁判で「偽証」したとき、憑き物が落ちたように稔の表情がまともな顔になった気がした。大人になる過程で、自分と弟の「違い」を内面に鬱積させていった稔が、裁判を通して、猛に本音をぶつけ、最後に猛と自分を許したんだと思う。そして猛は、7年後に憑き物が落ちた。でも、もう、子どもの頃のような純粋な気持ちで関わり合っていくことは出来ない。お互いを許し合った気持ちだけを抱えて、全く別の世界で暮らしていくのがいいんだと思う。・・・と、二人のその後にまで、思いをはせてしまうあたりに、この作品が高評価の理由を感じます。
[DVD(邦画)] 6点(2010-05-19 14:28:51)(良:1票)
72.  ベンジャミン・バトン/数奇な人生 《ネタバレ》 
ベンジャミンが、デイジーと娘の前から姿を消したあたりからスイッチが入ってしまい、ラストまで号泣でした。心から愛した人の腕に抱かれながら最後を迎えたベンジャミンと、最後の時に、日記から溢れるベンジャミンの愛に包まれたデイジー。あまりにも切ない運命の二人なだけに、この点で観ている側としては救われました。いや、逆に切なさ倍増で号泣だったのかも。この物語が心に響いたということは、私ももう若くないということなのでしょう。 
[DVD(字幕)] 7点(2010-05-12 22:08:33)
73.  おと・な・り 《ネタバレ》 
感性の似ているこの二人なら、この先ずっと、エンドロールの会話のような穏やかな時間を過ごしていけるんだろうな・・・と幸せな余韻に浸れる映画でした。
[DVD(邦画)] 7点(2010-05-07 14:46:26)
74.  転々 《ネタバレ》 
大好きな「時効警察」のゆる~い空気感が、この映画でもお腹一杯、満喫できました。もう、岩松さんとふせさんが並んだだけで、お腹の底の方からふつふつと笑いが込み上げてきて、きっと、にんまり笑う程度の小ネタシーンも、嬉しすぎて大爆笑してました。 あとはやっぱり、キョンキョンがオダジョーのお母さん役でも問題ないってあたりが、感慨深いです・・・。「おかわりしなさい」が妙に貫録があって、素敵でした。
[DVD(邦画)] 8点(2010-04-28 17:30:12)
75.  愛してる、愛してない...(2002) 《ネタバレ》 
オシャレなフレンチポップ系の冒頭に、良い意味で裏切られました。前半部分でつづられる、彼女の頭の中だけで繰り広げられる恋愛の機微が、後半部分で語られる現実に起こっている出来事と、まるでパズルをはめ込むように気持ちよく重なり合って、ひとりで見ているのに、思わず「うわあ~」って言ってました。タイトルロゴの、「ハートマークを射抜く矢」が、本編の中で実写版で登場します。センスがよくてかわいい女の子映画を装いながら、実はとてもひねりが利いて怖~い映画だということを象徴している気がしました。 変なところでドキドキしたのは、アンジェリクが借りてるお家をどんどん汚してしまうところ。子どもの頃、「あばれはっちゃく」で主人公が怒られそうになると、ドキドキしてテレビを消してたくらい小心者なので、「ちゃんとキレイに使わないと、怒られる~」と、ずっと冷や冷やでした。まあ、最後は、事件現場的な扱いでそれどころではなかったのですが。 1輪のバラをもらったことがきっかけで恋に落ち、普通はそこから片思いでスタートして、なんとか彼を振り向かせる努力をしますよね。その課程が、実は恋の醍醐味なのにな あ・・・。 お花屋さんのたくさんのバラの中から、彼にもらったバラを探しあてた時の笑顔。いくら待っても来ない彼を思うときの切ない表情・・・。見終わって一晩たっても、オドレイの魅力的な表情とストーリーがずっと心に残っています。
[DVD(字幕)] 9点(2010-04-24 14:00:02)(良:2票)
76.  星をかった日 《ネタバレ》 
三鷹のジブリ美術館内のシアターで鑑賞してきました。16分という短編ですが、すばらしい世界観に、冒頭から釘付けでした。胸の奥深いところにしまい込まれていた子どもの頃の感覚が、急によみがえって生きたような感覚におそわれて、とにかく心が震えました。大人の私だけでなく、10歳と6歳の息子達の心にも、とても響いたようです。この感覚を、映像として現実の世界で表現してしまう監督は、やっぱり偉大な方なんだなあとつくづく実感。短編だからこその良さもあると思うのですが、もっと掘り下げた長編も観てみたいなあ・・・。
[映画館(邦画)] 10点(2009-09-23 10:54:29)
77.  ビッグ・リバー 《ネタバレ》 
圧倒的に美しい風景の中、なんの線でも結ばれていない3人が、偶然同じ時間を共有していく様子が、淡々と描かれています。3人の過去が語られることもなく、あるのは、今を一緒に過ごしている3人の微妙な心の動きだけ。だからこそ、この人達がここにたどり着くまでに過ごしてきた人生と、バラバラにそれぞれの道に分かれていったあとのことを、見終わったあと、ずっと考えてしまいました。妙に心に残ってしまう、不思議な映画です。
[DVD(字幕)] 6点(2009-09-09 14:16:47)
78.  メゾン・ド・ヒミコ 《ネタバレ》 
とりあえず、オダギリジョーさんをずっと見ていたかったので、その点で大満足です。映画の中の設定が、「美しいひと」なので、全編通して、とてもきれいな彼を見ていることができました。内容は、特に期待していなかったのですが、ところどころ、笑える場面も盛り込まれて、最後まで飽きずに観られました。
[DVD(邦画)] 7点(2009-05-23 17:28:52)
79.  崖の上のポニョ 《ネタバレ》 
久々の映画館・・・ということもあったのかも知れませんが、冒頭シーンから、心をもっていかれて、うるっときてしまいました。そうすけに会いたくて会いたくてたまらなかったポニョが、ありったけのパワーを使ってそうすけの元にたどり着き、そして一緒に過ごす中で、何度も何度もそうすけの名前を呼びます。大好きな人のそばにいて、大好きな人の名前を呼ぶうれしさが溢れていて、涙が止まりませんでした。ピュアでまっすぐなラブストーリーとして、心から楽しめました。ほとんど予備知識無く、主題歌のイメージだけで観たのも正解でした。
[映画館(邦画)] 8点(2008-12-08 10:32:30)(良:1票)
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
556.33%
61518.99%
73544.30%
81215.19%
967.59%
1067.59%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS