61. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
《ネタバレ》 相変わらず面白い! カメラワークが躍動感あふれているので、戦闘シーンや宇宙空間でのチェイスシーンが映えて格好いい。1作目で悪印象だったヨンドゥが大好きになった作品でもあった。 2作目にしては飽きさせず、黄金の惑星やらクィルの父登場といった新要素も加わって世界観が広がり楽しめた。 [インターネット(字幕)] 7点(2017-08-15 19:08:24) |
62. ミスティック・リバー
《ネタバレ》 人間の汚さというか、世の中の不条理を叩きつけてくる。 雰囲気が落ち着いた正統派の推理モノは頭を使うし、片時も目が離せない。物語が進むにつれ、真の犯人像を考えすぎてしまって結局間違えてしまい、結局最初の自分の直感が正しかったというパターンで楽しめた。 幼馴染3人の役柄も完全に板についている感じで、特にティム・ロビンスの弱々しくも狂気を感じさせる感はすごく自然で良かった。 [DVD(字幕)] 7点(2017-08-13 19:59:53) |
63. パトリオット・デイ
《ネタバレ》 「こんな事件があった気がする」という認識だけでいたボストンマラソン爆弾テロ事件。 全貌がまさかこんなサスペンス色強い逃走劇だったとは。登場人物が多いにもかかわらず、事件の核心部に居た警察官や市民にスポットライトをあてて丁寧に描いているので、とても見やすい。 見ているうちに、犯人に対するボストン警察の憎悪が伝染し、事件の収束時には自分も胸をなでおろした。 [インターネット(字幕)] 7点(2017-08-06 19:00:07) |
64. ソードフィッシュ
《ネタバレ》 ストーリー展開が最後まで読めずで良い。観客をミスリードしていく筋書きは大好物だし、今回も見事にミスリードされて、意外性を味わうことができた。 ジョン・トラボルタの板についた悪役が見もの。余裕のある落ち着いた人物像で、威厳があった。自分の望むものなら手段は選ばない冷酷さが特に良かった。 [インターネット(字幕)] 7点(2017-07-25 21:04:17) |
65. キック・アス
《ネタバレ》 馬鹿らしくて笑えると同時に、童心くすぐられるかっこいいアメコミ作品。 誰しもスーパーヒーローになりたい時期があっただろ?・・・このフレーズが心に響くのだ。 悪をぶっ倒していく中二病みたいな展開が気持ちよく、R15納得の容赦なさ。見たいものを見せてくれる爽快アクション。 「ビッグダディ」とその娘「ヒットガール」、主人公以上にキャラが立っていて好きだった。 [インターネット(字幕)] 7点(2017-07-23 19:13:31) |
66. エクス・マキナ(2015)
《ネタバレ》 想像の裏を突いてくるストーリーにやられた。いやあ、なんとも皮肉的なエンディングで好き。 作風は静かだけど、しっかり脚本と映像で魅せてくれる現実味のあるAI作品。 「主人公」「社長」「AI」の3者間で繰り広げられる頭脳戦に最後までしびれた。 [インターネット(字幕)] 7点(2017-07-19 19:16:58) |
67. オーシャンズ11
《ネタバレ》 ラスベガスのカジノ金庫潜入!というクライム映画の中でも大掛かりでかなり好きな設定。 そして俳優で楽しめる映画でもある。ジョージ・クルーニーの安定感、そしてアンディ・ガルシアの冷徹さが味わえて特にこの2人の対立が見ものだった。 個人的にカジノが大好きなので、カジノのプレー風景がもう少し盛り込んであると興奮が増したであろう。 [インターネット(字幕)] 7点(2017-07-09 19:45:40) |
68. おおかみこどもの雨と雪
《ネタバレ》 狼の子どもを育てるなんて・・・独特の設定なものの、スッと世界観に入れた。 ガチャガチャしてなくて好き。ほのぼのとした静かな物語。 狼と花の馴れ初めが素敵で、温かい目で見守る自分に気づく。 花の母としての強さや包み込むような優しさ、田舎の人々の温かみ、田園風景広がる澄んだ空気…。 喧騒から遠ざかった日々がそこにあった。おおかみこどもである雨と雪の自分なりの今後の生き方の決意に拍手。 [DVD(邦画)] 7点(2017-06-19 21:21:06) |
69. ヘイトフル・エイト
《ネタバレ》 雪山の小屋で起きるサスペンス、という個人的にたまらない設定。密室の緊張感が出ていて良かった。また、誰を信用すべきなのかという疑心暗鬼な状況が生まれていて、奇妙さに拍車がかかっていた。 肝心のストーリー展開もすごく丁寧に作り込まれていて写実的。3時間の上映中、後半2時間は特にあっという間だった。 [DVD(字幕)] 7点(2017-06-17 23:01:58) |
70. ソウ
《ネタバレ》 幾重にも予想を裏切ってくる。脚本の良さが魅力的な、上質なサスペンス。 登場人物の一挙手一投足が何かの伏線になっていたりするので、見逃せないし緊張感が持続する。 黒幕の病理的な嗜好が明らかにされていくにつれ、単純な「恐ろしさ」と同時に、犯罪美学のような恍惚さえをも感じさせられる。 [DVD(字幕)] 7点(2017-06-16 19:24:13) |
71. 22年目の告白 -私が殺人犯です-
《ネタバレ》 こんなに熱中できる映画だとは思わなかった。 1995年の事件を蘇らせる撮影の質感がとりわけ良く、犯人の自己顕示欲とうまくリンクさせていたので盛り上がる。全体像が見えてくるまで推理が容易くないのも良い。 欲を言えば、終盤に現実味の欠ける描写が数点あるゆえ気になったのがキズ。 [映画館(邦画)] 7点(2017-06-11 22:25:26) |
72. モンスターズ・インク
《ネタバレ》 ピクサーすごいなあと改めて感心。 2001年にしてこの映像クオリティ。そして「悲鳴産業」という、なんという独創性の良さ。 温和なサリーと、わちゃわちゃ愉快なワゾウスキーの相性が良くて終始楽しい。 モンスターも女の子も、お互い持っていた先入観を排除し、やがて交流を深めて求めあう……申し分ない筋書きでした。 [DVD(字幕)] 7点(2017-06-05 19:52:36) |
73. LOGAN ローガン
《ネタバレ》 スピンオフ3作中、最も良かった。 今までのどんちゃん騒ぎから一転、こんな「ドラマ」があるX-MENは初めて見た。 プロフェッサーのベッド上での一言、これは感動なしでは受け取れない。本作の魅力は、彼とローガンをミュータントという括りではなく、老いる一人の人間として描いてるところだ。 [映画館(字幕)] 7点(2017-06-01 21:36:01) |
74. ウルヴァリン:X-MEN ZERO
《ネタバレ》 CGの質は低いと言わざるを得ないが、ストーリーは大好きな作品。 ローガンに特に深い思い入れはないのだが、1つのミュータントがどのような背景で育ち、どのような苦節を経て今に至るのかが分かって良い。 老夫婦との出会いから納屋襲撃までの流れは何度見ても切ない。 [DVD(字幕)] 7点(2017-05-30 22:07:39) |
75. トイ・ストーリー3
《ネタバレ》 焼却炉と、おもちゃ引き渡しのシーンは格別で涙腺が緩む。 何年も遊んでもらえないおもちゃの気持ち、無くなったら新しいものに買い替えられるおもちゃの気持ち。 そんな負の気持ちが到る場面に漂っていて切ないし、おもちゃ界での格差なんかも見え隠れする。1・2で感じたコメディ要素は薄れ、「結局おもちゃってなんだっけ」と考えさせられるメッセージ性のある作品だった。 [DVD(字幕)] 7点(2017-05-28 08:39:10) |
76. ペット
《ネタバレ》 カテゴリーとしては癒やしの映画。ひたすら主人公の犬と敵の兎がかわいい。 怪盗グルーもさることながら、毎度イルミネーション・エンターテインメントのユーモアのセンスはいいなあと思う。 「動物たちのちょっとやりすぎたアクション」という鑑賞スタイルで肩に力を入れずに見ればこの満足度。 [インターネット(字幕)] 7点(2017-05-21 20:32:54) |
77. スプリット
《ネタバレ》 ちょっと惜しい上質なサイコスリラー。 恐怖、同調、悲哀・・・ 鑑賞中、色んな感情を味わいながら展開を追うことになった。 多重人格障害って、本人も世の中も向き合い方が難しい。今回は障害の負の部分が描かれていて、戦慄した。 主演のジェームズ・マカヴォイは多重人格を丁寧に演じててナイスだった。 但し、終盤の展開は物理的に失笑レベルになってしまっているので惜しい。 [映画館(字幕)] 7点(2017-05-19 21:58:30) |
78. 美女と野獣(2017)
《ネタバレ》 映像美。ベルの住む村や、城のダンスホールは特に綺麗。 そしてテンポの良さ。飽きが来ない絶妙なつなぎ方だった。 悪役のガストンも徹底した悪役ぶりで潔くてよかった。 お城の家具・骨董品のキャラクターは、それぞれが愛くるしいものだからこそ、最後のバラの花が落ちるシーンは悲しくて見ごたえあった。 しかし、ベルに対する野獣の愛の描写が少し浅く、唸るレベルにはもう一歩。 [映画館(字幕)] 7点(2017-05-07 21:47:56)(良:1票) |
79. プリズナーズ
《ネタバレ》 良質なクライム映画! 息が詰まりそうなスリリングさと、静かな映像の撮り方が好みにマッチ。 ちゃんとしたプロットがあるので、ドラマ性もよし。 事件の本質が根深くて、想像以上の全体像が分かったときには圧巻の一文字。 こんなヒュー・ジャックマン見たことないってくらい役にハマってて驚嘆。 刑事役のジェイク・ギレンホールも重ねて良し。 [インターネット(字幕)] 7点(2017-05-06 00:39:51) |
80. ファインディング・ニモ
《ネタバレ》 ユーモアのセンスがいい作品。気楽に愉快に笑えた。 テンポもいいしスピード感あるし、映像も2003年作と思えないほど綺麗。 海中生物のキャラがたくさん出てくるのに、それぞれ個性が際立っていてすごい。 歯医者の水槽の中でのニモと他の飼育動物の交流など、キラリと光る部分がある中で、肝心のマーリンとニモのやり取りは特に印象に残らず。 ドリーの物忘れ設定がちょっとしつこいので、次回作でどうなるかが気になる。 [インターネット(字幕)] 7点(2017-04-27 00:23:51) |