781. ヴァレリアン 千の惑星の救世主
《ネタバレ》 リュックベッソンのファンなんで、観ました。 リュックSFの「フィフス~」も後からジワジワ~と来て、結局DVD買っちゃいましたもん♪ 多分、この映画も手に入れることになるんじゃないかな?(笑) バンドデシネが原作なんだね。これは原作もなんとか読んでみたい。 近くの漫画ミュージアムに購入してもらうかな? 映像が派手な割に、話はシンプル。 1人の司令官のミスで、一つの惑星を破壊しちゃったって・・、そりゃあかん! この二人のコンビがいいよね。話の決め手は相方の女性だった。 この二人なら、SFじゃなくても、結構面白そうなストーリー出来そうな感じもします。 リュックベッソン、手落ちなし。 ユーモアも交え、ラストは愛で締めくくります。い~よね~。 [DVD(字幕)] 7点(2018-12-01 23:40:41) |
782. 友罪
《ネタバレ》 あの衝撃的な事件を思い出す。 確かに、あれからどうしているのか・・ この映画では、本来の話の序章みたいな形で終わる。 できれば、瀬々監督には、この話を最後まで撮り続けてほしい。 本編では、ラスト瑛太演じる鈴木君は心から泣けなかった。 彼が心から泣くまで、ドラマを観ていたい感じだ。 でも、救いとして、友達ができた。 これはこれでハッピーエンドである。 だけど、闇を抱えた人間は周囲も闇に引きずり込む、もしくは同類を引き寄せる。 映画の中の鈴木君は、そして少年Aのこれからは、まだまだ波乱に満ちているだろう。 心から泣ける日の来ることを願うばかりだ。 [DVD(邦画)] 8点(2018-12-01 18:11:42) |
783. 誰も知らない(2004)
《ネタバレ》 この映画を観ていて、「蠅の王」を思い出した。 無人島で子どもたちが行き抜いていくという話である。 本作は、まさに都会という中で、子どもたちが生き抜いていく映画だった。 この映画は現実はこうだ!という映画ではない。 ただ子どもたちだけの世界を、静かな時間を描いている。 ドキュメンタリー手法で、大人が大事にする世間というもののない世界を我々に体験させてくれる。 いつこの幸せな時間が奪われるだろうと思っていたが、この映画はそこまで描かない。 社会への怒りなども描かない。 作者の主張の薄い映画だった。 それでも、とても作家性のある映画だった。 音楽も良かった。 ゴンチチの音楽が、都会の孤立を表してるようで、胸にスッと入ってきた。 救いのようなコンビニの女性店員さんが、ラストの曲のシンガーソングライターだと知ってビックリ。 [ビデオ(邦画)] 8点(2018-11-30 12:13:06) |
784. 橋の上の娘
《ネタバレ》 ルコントの「髪結いの亭主」を観てたので、 ラストはなにか過ちを犯して、ナイフ投げに失敗して、 ヒロインを殺しちゃうんじゃないかとヒヤヒヤものでした。 (確かに気の毒な花嫁に失敗しちゃうんだけど・・気の毒です) だけど、人生を語るというより、ラブストーリーの体だったので、 無事、ハッピーエンド。ホッとしました。 運命の人と出会うと運がバカつきになる、という話。 なにかで元々人間は4本足、4本手の生き物だったが、 神によって、2つに裂けられて、人間はその片割れを探して生きている、なんて 話を聞いたことあるけど・・ おフランスのラブストーリー。はまりそう(笑) [ビデオ(字幕)] 8点(2018-11-29 09:56:27) |
785. 雪の轍
《ネタバレ》 長い映画だったので、HPで大筋を把握して観たので、3時間強でもさほど苦ではなかった。 面白かった。トルコ版「ある結婚の風景」みたいな感じで、男女の喧嘩がかなりを占める。 そして、ラストのお金をめぐっての冒頭の親子とのやりとり。ここで一気にドラマが引き締まる。それまでも色んな軸が張り巡らされて、面白いのだが、一番のクライマックスはやはりここの部分だ。この親子で始まり、この親子で終わることで、人のあり方を浮き彫りにしている。例え、尊敬に値することを言う大作家でも、身内の女性にかかればコテンパンだ。宗教、国は違えど、女性の言い分と言うのはどこも変わらないものだなぁと思ってしまった。またやはりラスト近くの作家先生がいかがわしいと言ってた地元の教師の引用する言葉と、作家先生の引用する言葉で、人間としての力量が浮かび上がる。作家先生は、自虐的な歌だった。対して一方の先生は、人生に向き合い闘い抜いているからこその引用句だった。最後、奥さんの元に帰るのだが、HPでは離婚すると書いてあったが、映画はそこまで描かない。ただほのめかして終わりの、実に品の良い映画だった。面白い! [DVD(字幕)] 10点(2018-11-25 20:34:05) |
786. アメリカン・ドリーマー 理想の代償
《ネタバレ》 アメリカ版「ガイアの夜明け」といった趣で、石油販売新興企業の経営者きわっきわの人生渡世を描く。社長のアルパチーノ似は、ラストではビジネス成功本のベストセラー作家みたいなことを言ってのけるが、それまでの経営に邪魔が入ってうまくいかない過程がもう冷や冷やものである。しかも銃社会だと、危険も伴う。最後はマフィアから金を借りそうになるという、もう堅気すれすれで何とか事態が好転する。それも事件現場が近くで犯人を捕まえられたということと、奥さんのやり手ぶりで救われるのだ。しかもそのやり手ぶりは、会社の法務の人間まで抱き込んで、主人公より奥さんの方が実は会社の金を操作してたという、もうアメリカならではの良妻賢母ぶりを発揮する。日本では節約して、貯金してたというとこぐらいが関の山だが、さすがアメリカの女はやることが違う(笑) [DVD(字幕)] 7点(2018-11-25 20:28:27) |
787. 誰のせいでもない
《ネタバレ》 ヴェンダースの心の底にある、静かな世界観を描いている。 今までのヴェンダースとは一味違う。もともとヴェンダースは静かな作品が多いが、 (パレルモシューティングは例外)さらに静かな本作品。 覇気のない自分の無さげな主人公は、それが目に現れている。 そんな彼が事故を起こし、不幸が拡散する。 事故で息子を亡くすのは、シャルロットゲンズブール。 どこかで観たことあると思えば、あのラースフォントリアーの「ニンフォマニアック」だった。そりゃあ体をはった、あの映画を観てたら、記憶に残るわけだ。 この主役の作家は、ちゃっかり子どもを欲しがる、付き合ってた女性を乗り換え、 別の子連れと一緒になる。 とにかくフワフワしていて、心ここにあらずだ。 しかしこの事故を起こした家の長男との再会が、事態を動かす。 この少年のささやかな犯行のあと、主役の男性は自分が許された感じがしたのだろうか、 この少年を抱擁した後、急に世界が開けてくる。 この世界が開けた一瞬を3Dをつかって、表現している。 うまい3Dの使い方だ。 パレルモではちゃけた感のあるヴェンダースが、また静かな心象風景を撮った。 次の作品はどんな風になるのだろうか?興味がある。 [DVD(字幕)] 7点(2018-11-25 20:26:22) |
788. ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅
《ネタバレ》 ブルースダーンの表情がほんとうに素晴らしい。 老親と子どもの会話が、親子あるあるで、実にリアル。 子どもの話に、眉間にしわ寄せて「フアット?」と怒鳴るようにいうとこは 世界中どこ行っても一緒だなと思った。 しみじみしたいい話です。 確かに今ならメールで「おめでとうございます。○○万円当たりました!」とかいう ジャンクメールがよく来るけど、この話では郵便での話。 でも行ってみたら、案外いかがわしくない事務所だったので、アメリカではこうなのかと、う~んと思った。 当選してたらの話なんですね。 当選してないのに、100万ドル当たったとネブラスカまで取りに行くというのは、ちょっと哀しいかな・・ 観終わって、リンチの「ストレイトストーリー」を思い出した。 ラストのお爺ちゃんの誇らしげな運転を見て、そう思ったのだが、しみじみ度はこちらの方が上のように感じた。 [DVD(字幕)] 7点(2018-11-23 23:21:31) |
789. 美しい星
《ネタバレ》 吉田大八はいいなぁ。 ズレてる人(じゃぁ何が「フツウ」なんだよって怒られそうですが・・)たちの 世界観を壊さずに、現実との軋轢を描いて、ラストに持っていく、この力技。 今までの作品、全部そうだもんね。 いや、中々いないですよ、こんな映画監督。 観ている側を混乱させつつ、映画として引っ張り、ラストは観客も登場人物もハッピーな話を 創り続けてる監督って・・ 三島由紀夫が原作なんだってね。 どんな話だったんだろ?(読めって言われそうだけど、私は映画が好きなのだ) 宇宙との交流を言う方々いますよね。 でもきっとこんな幸せになってくれるといいな。 [DVD(邦画)] 8点(2018-11-23 18:35:27) |
790. 水のないプール
《ネタバレ》 若松孝二は、法とかそんなものでは人間を裁かない。 最後に女性が警察への訴えを止めるとこなど、いかにも若松監督である。 普通の映画なら、クロロホルムを用いた犯罪がエスカレートして、粗くなって、 捕まって、日本の治安は守られた、めでたしめでたしで終わるとこなのだが、 若松監督はそう来ない。 守られて当たり前の平成の世には、まずありえないラスト。 昭和の、キチンと枠にはめぬ人間のものの見方が伺えられる。 そんな若松監督も今はこの世にはいない。合掌。 [DVD(邦画)] 7点(2018-11-23 14:44:08) |
791. サニー 永遠の仲間たち
《ネタバレ》 なるほど、それで「サニー」なワケね。 ラストのダンスへの伏線だったか! 女子高の人間模様が、韓国と日本では微妙に違うと感じたよ。 (日本の方が陰湿?)(韓国は分かりやすい?) 韓国の女性がカラッとしているのが分かる。 あぁそれで「KARA」なのかな? 人気女子アイドルグループの名前が・・(笑) 女性たちのケンカが元気いいよね~。 病んでるとこと言えば、シンナー中毒かなぁ。 この明るさが最後のおばさんダンスを粋なものにしてくれる。 素敵でした。 [DVD(字幕)] 7点(2018-11-22 02:07:52) |
792. 北国の帝王
《ネタバレ》 この映画、ビデオで持ってたんだけど、カビてしまった・・(泣) いやぁアルドリッチの映画はイイよねぇ。 ほんと、ただ乗りと、それを阻止するだけの話なんだけど、 胸を張って、ただ乗りしてるリーマービンがカッコいい。 もはや伝説で、下層階級の人たちのヒーローなんだね。 もうね、新聞やテレビには出てこないレベルの話なんだよね。 アルドリッチって下積みが長かったか、生活が苦しくて、いろんな職業してたのか・・ 映画学校出には描けない男の話を創るのが、アルドリッチなんだねぇ。 ボーグナインがまた敵役として、よく似合う。 彼は、情け容赦なく、仕事を完遂する鬼にピッタシ。 こんな骨太の映画は、いまアメリカ映画には観られないね、残念。 むしろアジアから、こんな映画が出てくるんじゃないかという予感。 [DVD(字幕)] 7点(2018-11-21 22:35:45) |
793. トーマス・クラウン・アフェアー
《ネタバレ》 ご存知「華麗なる賭け」のリメイク。 本作では、見事に賭けに勝っちゃうんですよね。 男性側が・・ ジョンマクティアナン監督は、楽しみな監督だったんだけど、 こんな作品創っちゃったら、女性たちから総スカン食らったんじゃないでしょうか? それで監督作品が途絶えてしまったのでは? などとくだらんことを考えてしまうのですが、原作の男の嫌らしさは健在です。 ラブストーリーになってますが、この後、トーマスクラウンは、嫌になるくらいキャサリン(レネルッソ)から きつく反撃を食らうだろうなぁということを考えると、ハッピーエンドではないかも(笑) 本作は一級の娯楽作品です。 こんなにシンプルなオチの犯罪も、今では電子化、ネット化、AI化でもう見られないでしょうね。 でも新たな着想で、21世紀の「トーマスクラウンアフェア」を観てみたくもあります。 もちろん、今度は女性がそう簡単に落ちるとは思いませんが・・ むしろ賭けに勝つのは、女性の方だというラストが今風かも・・(泣) [ビデオ(字幕)] 7点(2018-11-18 22:46:53) |
794. 華麗なる賭け
《ネタバレ》 今宵は「トーマスクラウンアフェア」祭り。 第1弾は、まずは本家の「華麗なる賭け」の方から。 う~ん、この賭けとは女心を試す賭けだったんでしょうね。 マックゥイーンの「シンシナティキッド」のポーカーから、このタイトルが考えられたんでしょうか? 本当に最後のフェイダナウェイの何とも言えない泣き顔が印象的です。 俺をとるか、正義をとるか。 女性にこの選択をせまる男こそ、本当のワルといえるでしょう。 マックゥイーンには、そのワルが実に似合う。 画面を割る映像の演出も、オシャレな雰囲気も、まさにワルな映画にこそ似合いますね。 女性の強くなった時代、こんな映画もまぁ出てこないでしょうね。 60年代アメリカ映画の傑作です。 [ビデオ(字幕)] 7点(2018-11-18 20:26:13) |
795. サウルの息子
《ネタバレ》 アウシュヴィッツの凄まじさを手ぶれカメラで撮影した映画。 終始、主人公を追うようにカメラは捉える。 その演出で観てる側もアウシュヴィッツにいたかのような感覚を与えることに成功している。 戦争というものをリアルに知ってくれと言わんばかりである。 話の設定は雑務をやらされるために生かされたユダヤ人たちの話である。 ただ事務的にガス室に同胞を送りこみ、その後片付けをする。 このユダヤ人大虐殺は戦後、周知されると非難の的になるが、戦争という特殊状況の中では、 ただ言われたことをしているだけの人たちには、感覚がマヒして、事の重大さが分かりにくいという 感じがよく出ている。 その中で主人公が自分の息子(正妻との子ではない)を見つけ、ナチの管理のなか、 なんとか正式に弔ってやろうとするストーリーである。 そこにナチへの反乱計画が加わってくる。 もう観てるこっちが感覚がマヒしてしまいます。 ラスト、村の子を自分の息子と思ったのか、一瞬幸せになり、ジ・エンドである。 観終わって、本当にホッとした。 とにかくこの話題作を観たぞという感じだ。 だけど、この作品のダメージは後から来そうだなぁ。 [DVD(字幕)] 7点(2018-11-17 17:00:25) |
796. ドア・イン・ザ・フロア
《ネタバレ》 アーヴィングの映画化された作品の中では、一番素直だと思いました。 自分が学生の頃、背伸びして最初に観た文芸作品がアーヴィングの「ガープの世界」でした。 その時の衝撃は忘れられません。原作も読みました。 それから30年近くたち、世の中の見方が変わるにつれ、「ガープ」の魅力も薄れていきました。 嘘があると思うようになったからです。 でも本作には、それはないです。 むしろ「ガープ」の嘘が昇華されて、より深く掘り下げられて描かれてました。 見事なアーヴィング作品です。 でも10点満点にしなかったのは、作家志望のエディが軽く扱われてるからです。 エディのひと夏の思い出みたいにして、彼が今、何をしているかまで描かれていたら、最高でした。 [DVD(字幕)] 9点(2018-11-15 23:39:58) |
797. イヤー・オブ・ザ・ホース
《ネタバレ》 ヴェンダースが「ブエナビスタソシアルクラブ」をつくったように、 ジャームッシュが本作を創ったのだろうと思った。 ヴェンダースの場合、リスペクトを込めてだった。 しかし、本作は最後のろうそくを抱いて唄うシーンは、 ジャームッシュと通ずるところがあるように思う。 ニールヤングは詳しく知らないが、早速CDを借りに行こうと思う。 カントリーでもない、ロックでもない(ロックなんでしょうけど(笑))、心地いい時間がそこにはあったからだ。 [DVD(字幕)] 7点(2018-11-15 12:24:49) |
798. ローガン・ラッキー
《ネタバレ》 社会派から娯楽まで幅広く創り続けるソダーバーグ。 本作では、一昔前のオーシャンズシリーズで培った娯楽手法で、見事に裁きます。 一見、ヒューマンドラマのような趣のなか、犯罪が粛々と行われ、盗ったお金は戻すかと思いきや、 やはりちゃっかりもらってた、なんて・・(笑) もうね、投資マネーやら電子マネーやら、もうリアルなお金の犯罪は、豪華絢爛に見せる時代ではないんですね。 大金を盗む話も、地味に語られるご時世。 ソダーバーグもその辺の時代認識を感じとっての本作なんでしょうね。 で、捕まらぬ犯人たちは、盗まれた側も保険金でカバーできるので、誰も興味持たない・・ ように見えて、実はヒラリースワンク演じる女性FBI捜査官だけ、ラストに犯人たちのバーで酒を飲んでる、 なんてラストで、ニヤリとしてしまいます。 ダニエルクレイグが昔のマックウィーンのようで華がある。 ソダーバーグは真面目に映画のことを考えてる人だと思います。 次回作も楽しみ。 [DVD(字幕)] 7点(2018-11-10 21:51:07) |
799. 犬ヶ島
《ネタバレ》 ウェスアンダーソンらしい、コミカルなテンポで話がズンズン進む。 これってストップモーションアニメなんだね。 CGアニメとは違う、切り絵的な感じがいい。 そうだよね、ウェスにはCGは似合わない。 冒頭の五匹の犬の登場シーンに七人の侍の曲が嬉しい。 日本大好きらしく、どこか大友克洋の「AKIRA」っぽい感じも ちょこちょこ入ってる。 感情移入して観る映画ではなく、ただウェスアンダーソンワールドである。 でも日本って犬と接するとき、「かわいい」って言葉で思考停止しちゃうけど、 なるほどアメリカでは犬はこんなこと考えてるんだろうなというのが現れてて、面白かった。 ノラ犬のすね具合がアメリカ人好みのヒーローみたいだね。 [DVD(字幕)] 7点(2018-11-10 15:57:09)(良:1票) |
800. 鬼畜
《ネタバレ》 清張映画。 これ、子どものときに放映当時に何かでCMやってて、それが強烈に自分にインパクトを与えたんだよね。 子どもが3人ブランコ乗ってて、小さな子からいなくなっていくというCM。 子供心にぞ~っとした。 この年になって、ようやくその気になる映画を観た。 邪魔になった子どもを一人ひとりいなくなるようにしていく映画。 実話なんだってね。 一番ひどいのが、長女の女の子。 東京タワーで一人きりになってから、どうなるんだろう? 出てくる女性が二人とも怖いくらい人の血が流れてない。 お金の問題やら、旦那の浮気した子どもだからとか・・ 情けないくらいダメ男の緒方拳。 でも理由があるんだよね。 この男も子どもの頃にあちこちの家を押し付けられてたという過去が・・ 清張映画は、事件を起こす人間にも理由があるということを最後の方で言うんだよね。 [ビデオ(邦画)] 7点(2018-11-06 17:26:14) |