821. シン・シティ
《ネタバレ》 予告編を見て、ただならぬものを感じ、映画館へ行きました。ミッキー・ロークの怪演が素晴らしいです。絆創膏の位置までコミックと一緒なところに感心しました。マーヴが死んだとは到底思えません。ミッキー・ロークは低迷していたようですが、本作で息を吹き返しましたね。 [映画館(字幕)] 7点(2006-12-29 23:25:24) |
822. 出所祝い
レビューがないので生き証人として。友達が「俺の一番感動した映画だ」というので、お供で名画座に行きました。しっかりと作られており、仲代達矢と丹波哲郎の存在感がとても光っています。五社英雄監督がテレビから映画の世界へ身を投じ、飛躍する過程の重要な作品です。歴史に埋もれた佳作といってよいでしょう。 [映画館(邦画)] 7点(2006-12-29 23:03:01) |
823. ダ・ヴィンチ・コード
話題作だったので、しっかり見ようと思い映画館へ行きました。金を返せとは言いませんが、残念ながら期待を満たしてはくれませんでした。謎解きのカタルシスを感じられなかったのが痛いですね。ロン・ハワード作品としてはがっかりでした。 [映画館(字幕)] 5点(2006-12-29 22:47:05) |
824. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
《ネタバレ》 むかし第一回の「ぴあテン・もあテン」に参加した。雑誌「ぴあ」で読者投票により一位となった作品を鑑賞するフェスティバルだ。しかし、もう一度見てみたい映画第一位の「2001年宇宙の旅」は当時日本で公開不可能な状況だった。当日、「2001年」を上映できない旨の説明があり、替わりの映画が、タイトル不明のまま上映開始された。それが「博士の異常な愛情」だった。脳天にがつんと一発、衝撃的だった。後年、渡米した最初の夜に、海江田四郎が原子力潜水艦やまとからニューヨークに向けて水爆を発射する夢を見てしまったではないか。映画上映後、予告編特集と称して、いろいろな映画の予告編をさらに3時間もぶっ続けで見せられた。企画した「ぴあ」もすごいが、耐えた俺も若かった。 追記;2011年8月4・18日号で「ぴあ」が廃刊となった。映画情報誌として、かけがえのない存在だった。ありがとう。 [映画館(字幕)] 10点(2006-12-29 20:33:54)(笑:3票) |
825. プリンス・オブ・シティ
《ネタバレ》 書き込みがないので、私が生き証人として一筆。ルメット作品には当たりはずれがあります。これははずれです。BGMなしで3時間近く、NY市警の捜査を淡々と描いています。捜査の主体が盗聴なので絵的に盛り上がらないことおびただしいです。試写会でタダ見したので文句も言えないのですが、退屈でつらかったです。驚いたことには、インターネット・ムービー・データ・ベース(IMDb)では10点満点中7.3点と意外に高めの点数です。さあ、あなたは見てみますか? [試写会(字幕)] 3点(2006-12-29 19:58:23) |
826. 悪魔のシスター
私にとってとても懐かしい映画です。試写会を当てて友達と見に行きました。今ひとつ弾けきれない部分もありましたが、十分に面白かったです。この後、ブライアン・デ・パルマがビッグネームになるとは当時予想できませんでした。まして友達が「キャリー」にはまり、オカルト映画ファンになるとは。 [試写会(字幕)] 7点(2006-12-29 19:31:58) |
827. ブラック・ダリア
もっと面白くなるはずだ、これから大どんでん返しがあるんだ、と思って見ていたら、映画が終わりました。 [映画館(字幕)] 4点(2006-12-29 19:17:50) |
828. オリバー・ツイスト(2005)
原作を読み、前作を鑑賞後、本作を鑑賞。とてもまじめによく作られていました。最新の映像技術で見せてくれたことに感謝します。 [映画館(字幕)] 6点(2006-12-29 18:59:04) |
829. プライドと偏見
キーラ・ナイトレイ見たさに映画館で鑑賞。イギリスの美しい風景、建物、当時の衣装など、いろいろ楽しませてもらいました。 [映画館(字幕)] 6点(2006-12-29 18:49:15) |
830. イージー・ライダー
《ネタバレ》 日曜洋画劇場で見たのが最初ですね。淀川長治氏が映画史に残る名作と絶賛していました。免疫のなかった私にはラストがあまりにも衝撃的で、たいへん切なく感じました。その後、名画座で何度か鑑賞し直しました。たいして良い音響環境ではなかったのですが、大きなスクリーンで見るとまた素晴らしいですね。ホームシアターでゆったりと見ることが出来たら贅沢だろうなと思います。 [地上波(吹替)] 10点(2006-12-29 17:20:02) |
831. ブロークバック・マウンテン
歳をとったせいか、最近は映画の終わり頃に目が疲れ、涙が自然と出る。ハンカチで目を押さえていると、周囲の視線が。はずかしくて、「ちょっと待ってくれ!俺は違うんだ」と心の中で叫んだ。ん、待てよ。この考えが偏見か? 力のこもった問題作。できれば、あこがれを抱いてしまうほど、もっときれいに描いて欲しかった。 [映画館(字幕)] 5点(2006-12-29 16:36:09)(笑:1票) |
832. 11人のカウボーイ
《ネタバレ》 ジョン・ウェインの新作と言うことでで、ものすごい期待感と共にロードショーに行きました。今はなき渋谷のパンテオンです。西部劇作品にかげりの見え始めた頃の佳作ですね。劇中滅多に死なないはずのジョン・ウェインが死ぬことで、当時話題でした。今となっては高得点・高評価され辛い作品と思いますが、思い入れがあるので8点。 [映画館(字幕)] 8点(2006-12-29 16:13:55) |
833. 野良犬(1949)
三船敏郎はなんと美しい俳優なのでしょうか。現在活躍している日本男優の誰も持ち合わせていない圧倒的なオーラがあると思います。 [ビデオ(邦画)] 8点(2006-12-29 15:47:32) |
834. 人斬り
昔、名画座で鑑賞しました。殺陣がとにかくすばらしいです。五社英雄監督の様式美が映像の随所に感じられます。この映画の一年後に、三島由紀夫が割腹自殺を遂げると誰が予想し得たでしょうか。幕末物が好きな人、三島文学の好きな人には是非見て欲しい傑作です。 [映画館(邦画)] 9点(2006-12-29 13:28:27) |
835. 男たちの大和 YAMATO
大和のセットを映画館で見たくて衝動的に鑑賞しました。映画としての出来に不満はありますが、映画館に足を運んで良かったと思いました。大和が波をかき分け進む姿を大画面で見せてくれてたので、うれしくなりました。映像技術の進歩ですね。命を失った方々を想って心の中で手を合わせました。 [映画館(邦画)] 6点(2006-12-29 12:38:43) |
836. 涙そうそう
《ネタバレ》 長澤まさみ見たさに衝動的に鑑賞しました。彼女と妻夫木聡の演技はすがすがしくて、とても良かったです。ストーリーは兄妹の貧乏脱出物語で、昭和40年代にこの手の陳腐な話がはやっていたものですが、現代の私たちにとって、新味は薄いのではないでしょうか。なんで今更このテーマと思いました。私は日本の音楽に疎く、主題曲を知らなかったので、「なみだそうそう、いちまい」と映画館の窓口で言って、笑われてしまいました。窓口の方、笑わなくったっていいじゃないですか。自作回文;「涙そうそうは、嘘、嘘だな」(なだそうそうはうそうそだな)。 [映画館(邦画)] 5点(2006-12-29 12:11:11) |
837. サイコ(1960)
子供の頃、テレビで見たのが最初。戦慄を覚えたのを思い出します。大人になって、アメリカの安モーテルに泊まるとき、死を少し覚悟しました。 [地上波(吹替)] 9点(2006-12-29 03:17:48)(笑:1票) |
838. 氷の微笑
フランスはパリの映画館で、フランス語吹き替え・英語字幕という特異な環境で鑑賞。あれ、犯人は? 鑑賞環境に問題ありと考え、次にアメリカでビデオ(英語・日本語字幕なし)を購入し鑑賞。あれれ、犯人は?? やはり鑑賞環境に問題ありと考え、次に日本のテレビ(吹き替え)で鑑賞。あれれれ、犯人は??? スッキリしないこの長年のモヤモヤ感を含めて、思い出深い映画です。シャロン・ストーンがもっとも輝いていました。 ちなみにパリの映画館では、休憩時間に場内をアイスクリーム売りのお兄さん達が声を出しながら歩いていました。昔の話です。 [映画館(字幕)] 7点(2006-12-29 02:04:13) |
839. アナコンダ
《ネタバレ》 メキシコのテレビで、なんとスペイン語吹き替え・字幕なしという特異な環境で鑑賞しました。言葉なんかわからなくても、映像だけで十分面白かったです。後に、日本で日本語吹き替え版を見て、そんなにストーリーを不理解ではなかったとわかり安心しました。単純明快さと映像の力に拍手ですね。 ジョン・ヴォイトのウインクにはびっくりしました。 [地上波(吹替)] 7点(2006-12-29 01:23:22) |
840. 東京物語
アメリカのテレビで日本語放送・英語字幕という特異な環境で鑑賞。原節子の清楚な美しさ、彼女の日本語の美しさに感動しました。遠くの故郷・家族のことを思い出し、自然と目頭が熱くなりました。年をとってから見て良かったです。ありがとう。 [地上波(字幕)] 10点(2006-12-29 00:41:42)(良:1票) |