841. ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
《ネタバレ》 これはすごいですね。作り込みが半端なく、何度見ても新しい発見がありそう。日本のおばけのキャラクターを使って、こんなのできませんかね。「The NightMare Before Bon Festival」。キュウリや茄子の馬なんかも、活躍します。もちろん、盆踊りや花火大会もあり。 [CS・衛星(吹替)] 9点(2012-05-06 07:45:03) |
842. ファイナル・デッドサーキット 3D
《ネタバレ》 飽きたといいつつ、また見てしまった本シリーズ。冒頭、クラッシュによりドライバーが肉片に化すのを見に来た、という彼に対して「最低ね」という彼女。本シリーズの観客としては、少々後ろめたいのですね。 ただ、今回、ワタシが一番目を背けたのは、彫刻刀のようなモノを、足のツメと指の間に差し込んで、ツメのお手入れをしてもらっているシーンです。あれがツメと指の間にスッと突き刺さらなくて本当によかった、と胸をなで下ろしました。って、なんだ、それ。 [DVD(字幕)] 5点(2012-05-03 15:58:00)(良:1票) |
843. キャピタリズム~マネーは踊る~
《ネタバレ》 え、そんな映画だっけ?って冒頭シーンなのですが、観賞後その意味に気づく。ひどく下品な強盗シーンが映されていたわけですもんね。立ち退きの日に家を磨き上げて、思い出の品を焼却して、銀行から1000ドル受け取るシーンがツラい。洋の東西問わず。今も昔も変わらず。どんなアクシデントも焼け太りの材料。もしくは、マッチポンプ。消費税率上げるより、高額所得者の所得税率あげろよ。 [DVD(字幕)] 8点(2012-04-28 06:50:35) |
844. 探偵はBARにいる
《ネタバレ》 ワタシ、ケイタイを持ってないヒトには、もうそれだけで好意を持つモノです。だから、「持たない」探偵という設定だけで、うれしくなりました。大泉洋氏の結構体張ったアクションや、札幌近辺で話が終わっていて、大風呂敷を広げないところも好き。でも、これは「いい感じのTVドラマ」を見たときの雰囲気なんだ。むしろ、テレビシリーズとしてやっていれば、いつまでも語り継がれる名作になったのではないかな?、と思っています。映画からTV版へ、ってかつてないパターン、どすか? [DVD(邦画)] 7点(2012-04-21 05:54:47)(良:1票) |
845. グミ・チョコレート・パイン
《ネタバレ》 「これって、あの、デートってやつかなぁ。」って、賢三は山口に電話で聞くわけです。わかるわ、そういうの。でもオレは、そんなこと、怖くて聞けませんでしたけどね。共感できるところも多いのですが、少し話が荒っぽい?というところも。もっとディープらしい原作をいつか読んでみたくなりました。 [DVD(邦画)] 5点(2012-04-15 16:27:40) |
846. 決断の3時10分
《ネタバレ》 んー、リメイク版の勝利(10点献上してます)。最後にダンがとった行動に納得できるほど、ベンとの関係がこなれていなかったのでは、と思います。また、ベンが大金に心揺らいでるようにもあまり感じられない。リメイク版のナイーブなベンの方が好きだな。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-04-12 19:02:13) |
847. シコふんじゃった。
《ネタバレ》 柄本明氏の部活顧問っぷりが良かったですね。決して大声を出さず、正しく導いていく姿。かっこよかったです。ぶつかり稽古でのまわしのシーンも様になっていました。そして、最期、秋平を決勝戦の土俵に送り出すときのセリフ。ここでは書きませんが、あれだけ、プレッシャーを与えずに人を励ます言葉があったでしょうか。あんな人と若い頃に出会いたかったです。 [DVD(邦画)] 8点(2012-04-12 08:02:50)(良:2票) |
848. モテキ
《ネタバレ》 うっ。20代の頃のモテない自分の若い日々。前半の悶々と不毛シミュレーションしちゃうシーンとかで、思い出しちゃいましたよ。確かに、リアル。一方、後半シーン、あんたじゃ成長できないと突き放すまさみ。そうか、色恋の対象の優先順位1位は「成長」、ってありなのか、目から鱗。いずれにしろ、コメディとして見れないんですよ。ただ、何か新しいモノはあったと思いますので、みたオレが悪かったってことで、5点です。 [DVD(字幕)] 5点(2012-04-07 23:14:19) |
849. モダン・タイムス
《ネタバレ》 歯車に挟まれて運ばれていく場面が有名な作品。この度、初めて鑑賞し、あの工場シーンは、チャップリンが最も得意とするドタバタ喜劇にピッタリな舞台だっただけ、と解釈しています。本作は、与件である産業社会について、それを否定するでも、肯定するでもない映画と考えてます。以前と異なり、だいぶ複雑になった「モダン・タイムス(現代)」のなかで、どうやって幸せに生きていくか、という物語であったと思っています。…うーん。我ながら言ってることがまだるっこしいな。要するに、チャップリンは、風刺なんて意図してなくて、こうするのが面白い、と思ったことをやっただけだと言いたい。 [ビデオ(字幕)] 7点(2012-03-31 22:32:07) |
850. 世界最速のインディアン
《ネタバレ》 う~ん。おじいさんの話をみたような気がしないんだ。ただ、真っ当な大人の冒険譚をみた気分です。かっちょいい。ジブリの「紅の豚」のテイストだったと思います。(赤いインディアン号とかもね)。で、もちろん、好きです。 [DVD(字幕)] 8点(2012-03-31 06:18:04)(良:1票) |
851. シャッフル(2011)
《ネタバレ》 どことなくナイツの塙氏に似た市川亀治郎氏、カタギリジョーに雰囲気が似た金子ノブアキ氏など。ワタシはまだ知らない役者さんたちによる(その筋では一線のみなさんなんだろうけど、不勉強ですみません)、B級テイストの強盗団の仲間割れ話とくれば、その昔みた「SCORE(1995)」。荒っぽい感じが好きでした。同様なものを期待して見ましたが、なんか力不足。コメディパートが活きてないのが、けっこうきつい。しかも、本作のどんでん返しは、そのためのどんでん返しとでもいうんでしょうか。「キサラギ」みたいに、苦笑いを浮かべつつも、そこまでひねってきますかね、とあきれかえるような楽しみもあまりなかった。ちょっと、残念。でも、「深夜食堂」好きだから、及川監督のは、次回作期待。 [DVD(邦画)] 4点(2012-03-24 22:05:34) |
852. ソーシャル・ネットワーク
《ネタバレ》 うーん。道具立ては新しいようですが、詰まるところは、世間知らずのボン2人が、少しヤクザな兄さんに垂らし込まれた、といういたってよくある話にしか見えませんでした。最期のシーン。マークのPCに表示されているのが、エドゥアルドのページだったらなあ。マークには、恋愛よりも友情を失った痛手の方が大きかったはずだし、また、より天才にあるまじき感傷的な姿として映ったと思うんだがなぁ。 [DVD(字幕)] 4点(2012-03-24 00:40:34) |
853. エドtv
《ネタバレ》 反撃が決まってハッピーエンド、と見終わった時は思いましたが、なんか物足りない。エドに対して、こうも視聴者が好意的になるもんかな、と。DVDのおまけの未公開シーンを見て、納得。ホントはもう少し屈託のあるシナリオだったみたいですね。余力のあるかたは、是非。エドの「二匹目のドジョウ」を狙うヤツが出てきたりします。 [DVD(字幕)] 7点(2012-03-15 11:57:42) |
854. コンテイジョン
《ネタバレ》 力強い映画。とても印象に残っているのは、自ら感染したことが分かるやいなや、すぐさまとるべき職務を行うミアーズ。人体実験の被験者として、全く躊躇がなかったヘクストール。「感染症もの」といえば、ヒステリックなもの、と思ってたところで、この静かで硬派な作品。ラストシーンでは、こう持ってきたか、とため息つかされました。 [DVD(字幕)] 8点(2012-03-04 12:43:16)(良:2票) |
855. ノウイング
《ネタバレ》 おー、ワタシは好き。辛気くさい顔をしたニコラス・ケイジが数字の謎に気づくけど、何も事態回避につながらない潔さがいい。すべて数字のプログラムに沿って世界は動く。「人生の出来事は、すべてあらかじめ決まっている」。ランダム理論の負けだ。それでは、プログラムを作った人たちがいるわけで。そして、あのツルツルした人たちがそれであり、つまり異形の「神」であると、ワタシは解釈しています。すべてが神の思し召しで行われているのならば、息子に未来を託すことができ、最期の時を旧い家族と迎えることができたニコラスケイジにとっては幸せな結末だったのでは、と思っています。 [DVD(字幕)] 9点(2012-02-25 07:05:02)(良:2票) |
856. 遠い夜明け
《ネタバレ》 スティーヴ・ビコのカリスマとしての言動、立ち居振る舞いこそが本作の魅力。かっこいい。物語中盤で残念な死を迎えるわけですが、最も「価値のある死」を求めていたのだろうという意見に賛成。ただ、物語後半のドナルド・ウッズの亡命シーンが長いんだ。原作者ウッズとしても、自分パートがこんなに長いんじゃ、不本意なんじゃないか。作中、彼の作品に書かれているであろう偉大なビコに関するエピソードを時々折り込みつつの逃走劇にすれば、緊張感も続いたんじゃないでしょうか。 [DVD(字幕)] 5点(2012-02-20 14:03:32) |
857. あぜ道のダンディ
《ネタバレ》 平成の「不器用」。北関東の「黒板五郎」。けっこういいセリフとかありました。「オトコは必ず負けるんだ」とか。割と好き。ただ、前半と後半で子どもたちの感じが、ずいぶん変わるんだ。あざとくても、何か心変わりをするようなエピソードが途中にあれば、もっと良かったかも。 [DVD(邦画)] 7点(2012-02-15 20:57:40) |
858. ALWAYS 三丁目の夕日‘64
期待、裏切らず。本当に、だだ漏れの感情に身を任せて観ることができる貴重なシリーズです。「北の国から」を観てるときのようです。このまま昭和が終わる頃まで、ずっと続けて欲しい。次は、万博のころかな。 [映画館(邦画)] 8点(2012-02-11 21:02:32) |
859. 世界侵略:ロサンゼルス決戦
どうなんでしょう、脈々と作り続けられるこの手のアメリカ映画。地球防衛モノ。タフな米軍による勇猛果敢な正義の戦い。彼の国のレビューサイトでは、「ベタだけど好き」みたいなことが書き込まれていたりして。チキンな日本人のワタシとしては、「退却NO!」とか理解できません。 [DVD(字幕)] 2点(2012-02-04 17:06:19) |
860. 宇宙で1番ワガママな星
《ネタバレ》 いかにも、ワタシ好きするDVDジャケ。ドラマ「深夜食堂」に携わっている及川拓郎氏の脚本ということで、さらに期待が高まる。マイケル富岡の自虐ネタには笑わされましたが、ちっとも悲しい感じがしないのは、マイコーの底力ですね。ただ、エンドロール後まで引っ張る話運びをするのなら、力強く宇宙へ飛び立つ姿を見せて欲しかったです。【追記】画面に出てくると、全部彼主演の映画のように見せてしまう大泉洋氏はすごい。 [DVD(邦画)] 6点(2012-01-29 20:34:52) |