901. グリーン・デスティニー
究極の純愛物語ではないでしょうか。それぞれが秘めた想いを心に隠したまま、いつかは伝えなくては、と考えているのです。西洋人のようにハッキリと言葉にするのもスッキリしていていいのですが、想いを態度で伝える東洋的な考えも、捨てたものではありませんね。ヨーとツィイーの戦いは、技量を競うというよりも、女の意地のぶつかり合いが感じられ、すごくエキサイトしました。 [映画館(字幕)] 10点(2006-12-30 23:38:43) |
902. 裸足の伯爵夫人
ボガートとガードナーの関係が、素晴らしく良く描かれていました。劇中で本人が語っていたとおり、不思議な友情と愛情で結ばれています。ガードナーはハマリ役ですね。彼女の映画はこれ以外に見たことがないのですが、おそらくベストの演技でしょう。 [地上波(字幕)] 8点(2006-12-30 23:30:55) |
903. アモーレス・ペロス
先行き不透明な2人の、3つの物語から成り立っている映画でした。共通しているのは"欠落感"でしょうか。愛情を持ているにも関わらず、何かが欠けているため、幸せになりきれない不条理さが感じられます。人間が本来持っている、醜い部分まで描かれていました。 [DVD(字幕)] 6点(2006-12-30 23:20:54) |
904. プラダを着た悪魔
アン・ハサウェイってアメリカ人に人気あるんですね。この映画って主人公勝負みたいなところがあると思うんですけど、あのメリル・ストリープと渡り合うんだから、周りの期待も大きいのかも。ストリープは見事な怪演でした。また1つハクがついた気がします。 [映画館(字幕)] 6点(2006-12-26 21:30:47) |
905. 007/ダイ・アナザー・デイ
《ネタバレ》 前作に引き続き、ボンド騙される、の巻ですか…もう少しアイディア練ってからにして欲しいですな。しかも顔を変える…そんな映画があった気がします。 [DVD(字幕)] 4点(2006-12-18 13:56:36) |
906. 007/ワールド・イズ・ノット・イナフ
《ネタバレ》 S・マルソーの悪役、初めて見ました。悪に染まりきっていないように感じてしまい、映画の出来も今ひとつですね。最初に出てくる、モーターボートでのチェイスシーンはすごい迫力でした。 [DVD(字幕)] 5点(2006-12-18 13:51:29) |
907. デンジャラス・ビューティー
S・ブロックあってこその面白さですね。彼女のセンスがとても活かされていたと思います。M・ケインを配したことが大きな成功に繋がったのではないでしょうか。 [DVD(字幕)] 6点(2006-12-17 19:00:31) |
908. トゥモロー・ワールド
ストーリーは少々もの足りませんが、映像はすごい!映画は脚本と演出だけで全てが決まってしまうのではなく、撮影技術やセットのすごさも出来に関わっています。この映画の場合は圧倒的に後者が優れています。映画をたくさん見ている人にも、この映像には驚きを与えてくれると思いますよ。 [映画館(字幕)] 6点(2006-12-15 21:02:01) |
909. 007/トゥモロー・ネバー・ダイ
ミシェル・ヨーの戦っている姿は、まるで香港映画そのものでした。もう少しボンドと協力して戦ってくれていればと思います。途中のカーアクションに比べ、ラストは銃撃戦メインだったので、少し退屈してしまいました。 [DVD(字幕)] 5点(2006-12-10 20:26:14) |
910. 007/ゴールデンアイ
カーチェイスやファイトシーンは面白く見られました。CGもすごくて、派手な爆発がたくさんあり、豪華な作りになってます。ただ、1本の映画としてはストーリーが貧弱です。 [DVD(字幕)] 5点(2006-12-03 19:05:36) |
911. ふたりのベロニカ
感情を表す台詞が少なく、殆どが表情や仕草で伝えています。それなのに、幸福感や孤独、喪失感、愛情、悲しみなど、いろんな感情が伝わってきました。場面ごとにとらわれず、映画全体に身をゆだねて見ると、この映画のすごさと心地よさがわかってもらえると思います。 [映画館(字幕)] 10点(2006-11-26 00:39:18) |
912. 父親たちの星条旗
CGや戦闘シーンの臨場感はすごいので、映画の質は高いと思いますが、ストーリーはあまり楽しめたとはいえません。戦闘で得たもの、失ったものがあまり語られず、秘密を抱えたまま帰還した兵士たちにとって、硫黄島での戦いがどんな存在であったのか、訴えかけられるものが弱い気がします。 [映画館(字幕)] 6点(2006-11-23 23:51:47) |
913. アメリカン・スウィートハート
ずいぶん大物が多く出演している映画ですね。誰がどのくらい出演時間を勝ち取るか、に興味がわいてきます。そうとう相談したんじゃないでしょうか。その結果が4等分になったのでしょう。そのため主役であるJ・ロバーツの時間が短くなり、恋に落ちるまでの過程がかなり省略されてしまったように思えます。割と飽きずに見られたのは、出演者がそれぞれ芸達者であったからでしょうが、作品としては物足りなさがあります。 [DVD(字幕)] 5点(2006-11-19 18:05:12) |
914. スミス都へ行く
人間の良心を問う物語ですね。W・ワイラー監督作に通ずるものがあると感じました。巨悪に1人で立ち向かう姿に、応援の言葉を投げかけたくなります。少し残念なのは、これといった決めゼリフがないことです。J・アーサーはすごく良い演技をしていたと思います。 [DVD(字幕)] 7点(2006-11-19 00:43:02) |
915. トゥルー・ロマンス
C・スレイターとP・アークエットの表情がとっても良かったです。ボコボコにされてから相手を殺すときの鬼気迫る顔や、2人のラブラブモード全開の時の穏やかな顔。映画自体はまあまあ程度なんですが、この2人を見るだけでも価値ありだと思います。 [映画館(字幕)] 7点(2006-11-12 18:46:29) |
916. トリスタンとイゾルデ
ソフィア・マイルズが頑張ってました。表情が豊かで、将来を期待させてくれます。映画はどの役も、堪え忍んでいる、という印象です。もっと感情を爆発させてくれれば、もっと面白い映画になったと思います。愛を選ぶか、忠義を選ぶか、究極の選択です。 [映画館(字幕)] 6点(2006-11-09 23:34:49) |
917. ワーキング・ガール
ストーリーはつじつまの合わないような部分があるのですが、テスとシンシアの会話など台詞に面白味があります。何よりもラストの痛快さがいいですね。初めて見たときの声優さんが上手でなければ、こんなにお気に入りの映画にならなかったかもしれませんが、M・グリフィスの甘ったるい声がこの役にハマっています。 [地上波(吹替)] 8点(2006-11-07 22:39:40) |
918. オンリー・ユー(1994)
主役のM・トメイとR・ダウニー・Jrが全く目立ちませんね。2人が恋に落ちた過程は適当で、不自然極まりない。コメディとしても面白くないし、まるでイタリア観光映画のようです。 [DVD(字幕)] 3点(2006-11-05 18:57:19) |
919. 25年目のキス
《ネタバレ》 行き当たりばったりのストーリーに思えてなりませんが、それを補う魅力的なキャラクターが多く登場しています。当時無名だった出演者達が、それぞれの役に活力を与えています。そして何よりも、D・バリモアの演技と存在感が良かった。時間が経つにつれ、洗練されていく姿はため息もの。こんな子になら恋してしまう教師がいても不思議じゃありませんね。 [DVD(字幕)] 6点(2006-11-05 00:07:54) |
920. シングルス(1992)
1990年代、若者文化の中心はシアトルでした。その影響を大きく反映した映画です。洒落た台詞にドライなジョークが、たまらなくおかしかったのを覚えてます。登場人物と同世代だったこともあり、物語の本筋である恋の話に共感できました。また、グランジが出てきたのがこの頃で、2重に楽しめました。 [映画館(字幕)] 8点(2006-11-04 23:56:28) |