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Oliasさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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81.  復活の日 《ネタバレ》 
もっともらしく登場する渡瀬恒彦も千葉真一も緒形拳もあっという間にいなくなるし、映画で見るのは貴重かもしれない多岐川裕美も丘みつ子もほとんど出番ないし、途中からは画面を占めるのは(草刈を除けば)外国人ばかりだしで、見ているときは不満タラタラであり、しかもいきなり地震がどうのこうのという根拠薄弱な理由でワシントンを目指し始めたときはこれはギャグかと思ったのですが、そこからさらに強引に決めまくったラストまでで完全に黙らされました。恐るべし角川。よく見ると、大統領も無力なまま死に至ったりとか、ぎりぎりのところでスイッチを安全側に切れなかったりとか、パニック系の王道パターンをさりげなく外しているんですね。その辺が裏から作品に強力な印象を与えています。オリビア・ハッセーの演技にやる気が感じられないのが難点。
[DVD(邦画)] 7点(2008-03-23 01:50:04)
82.  旅立ちの時 《ネタバレ》 
元テロリストの両親という青春映画においては飛び道具ともいえる設定なのだが、その過去を称賛もしなければ卑下もせず、淡々と家族の日常生活に密着しているのが良い。また、リバー・フェニックスも、その複雑な内心を抱えた少年を、特殊性を誇張することなく抑えた演技で巧く表現しています。ただし、母親が病院での一瞬の出来事から即座に父親に通報するような、そういう過去の経験からつい出てしまう習慣のような部分はもう少し入れてほしかった。それでこそ父親の悩みが現実性と切迫性を持つというものです。それまでの丁寧さの割に、ラストがあっけなかったのも残念。
[DVD(字幕)] 7点(2008-03-16 02:06:52)
83.  黄昏に燃えて 《ネタバレ》 
実はたった2日間の出来事のお話だったんですね。派手な展開というものはほとんどなく、カメラはじっと息をひそめるように二人の主人公を追い続けます。特に、ニコルソンが元の家に戻ったときに、いきなり感情が湧き上がるのではなく、ごく普通に迎え入れられるのが良い。主演の2人は気合入りまくりで、140分の時間をきっちり見せてくれます。ラストシーンの後で、ニコルソンははたして何を選んだのか?ということを考えるのも楽しいですね。ただ、亡霊云々の部分は邪魔なだけで、カットした方がよかったんじゃないかな・・・。
[DVD(字幕)] 7点(2008-01-27 01:48:28)
84.  キリング・フィールド
作品の構造としては起伏に乏しく平坦で、特に後半はプランが一方的に主役になっちゃったりしているのが気にはなる。しかし、映像の力は何とも圧倒的で、左右の動きや奥行きを駆使したカメラワーク、その枠内に巧妙に配置されたエキストラ、美術関係、そして山々や湿地などの大自然が、強烈なインパクトで迫ってきます。サム・ウォーターストンが今ひとつ表情に乏しいのが難点。主人公はいろんな忘れがたい体験をしているのだから、もう少し表現してほしかった。
[DVD(字幕)] 7点(2007-12-03 04:35:24)
85.  
もっと三兄弟の確執なり策謀なりを見たかった気もするが、この三兄弟は、期待された割にみんな凡人だったというところがいいのかも。全体の流れにほとんど救いがなく、ほぼ一直線に破滅に向かって進んでいるのが強烈です。大型時代劇のくせに、胸晴れるすかっとする場面が全然ありません。そして、その変なドロドロした世界を決定づけているピーターのキャスティングが絶妙です。
[DVD(邦画)] 7点(2007-10-05 01:07:01)
86.  火垂るの墓(1988) 《ネタバレ》 
この作品が優れているのは、子ども目線できちんとすべてを統一し、社会の歪みのしわ寄せが子どもに行っているという構造を明確に示していること(清太が家を飛び出したのは客観的には判断ミスだが、そのような状況での判断準則なり行動規範を教えなかった周囲の大人の責任であって、本人の責任ではない)。だから、この作品は、現在でも普遍性を有する大人への厳しいメッセージたりえている。ただし、映画としての欠点は、変に綺麗すぎる色彩感覚も手伝い、全体に本来あるはずの切迫感や恐怖感が足りず、むしろ幻想的でメルヘンチックな雰囲気すら漂っている点。この辺が心理描写の綾を削いでおり、作品としてのドラマ性はやや欠ける結果となっている。
[映画館(邦画)] 7点(2007-09-23 01:49:33)
87.  普通の人々
淡々とした平坦な会話が延々と続いているだけなのに、なぜか最後まで筋が追えてしまう不思議な作品。各登場人物は、同じことを繰り返しているように見えて、ラストに至るまで僅かずつではあるが確実に変化している。その過程の一つ一つを、陳腐な盛り上げを入れずに素直に映像に収めた誠実な姿勢が、作品を心に残るものにしている。
[DVD(字幕)] 7点(2007-09-23 01:37:26)
88.  冬冬(トントン)の夏休み 《ネタバレ》 
台湾版「プロヴァンス物語」でしょうか?(こちらの方が先ですが)祖父母の家に預けられた幼い兄妹の一夏の物語、と一言で済ませられてしまいますが、強盗事件に遭遇した顛末をめぐる一幕があったり、妹が間一髪で列車に轢かれそうになったりと、よく見ればかなりへヴィな部分もあったりします。しかし、そんなことでも、近所の子との川遊びなんかとまったく同じ次元で淡々と描写されるのが凄い。これこそ少年少女の視点です。しかも、妹が命を助けられたことは、周囲の大人にはまったく伝わっていません。目撃した兄も最後の方は忘れているっぽいので、完全な妹だけの秘密です。こういうところからも、監督が子供の視線を大切にしていることが分かります。あと、屋外でも空間を存分に使い、室内でも奥行きを駆使するカメラワークも印象的でした。
[映画館(字幕)] 7点(2007-08-27 04:58:32)
89.  ランボー 《ネタバレ》 
存在を知って以来ずっと、ベトナム帰りをダシにした単純アクション作品と勝手に思いこんでいたため、意外に真面目で落ち着いた作りにびっくり。絶壁のシーンや洞窟脱出のシーンなど、変な小細工を入れずに地道に主人公の横について撮りきっているのが、かえって実感を出している。●(追記)改めて見てみると、脚本も細部まで丁寧であることがよく分かる。敵役の保安官は、単に底意地の悪いアホではなく、猟犬の状況からランボーに弾がないことを見抜く・トラウトマンの無線を利用してランボーの位置を割り出す、など、一定の能力はあるように描写されている(結果、それを一蹴するランボーの強さが引き立っている)。また、最初は見る側にとっても謎の男だったランボーの背景が徐々に明らかにされていく構成、ほとんど無言だったランボーが最後に爆発する長台詞といった絶妙な調整も、作品に余韻を与えている。
[DVD(字幕)] 7点(2007-08-11 00:07:07)
90.  ウォー・ゲーム(1983) 《ネタバレ》 
昔何回か見ていて、いたずらな高校生コンビが元気に活躍して最後は無事解決、みたいなお気楽な印象を勝手に記憶していたのですが、改めて見直してみると、冒頭のエピソードといい、容赦なくFBIに拉致される展開といい、意外に重たい部分も多かったのに驚きました。最後の3目並べのオチも、単に意外性で落としただけではなく、「戦争だなんだってのも所詮こんなレベルじゃねえか」という暗黙のメッセージが伝わってきます。そのように中身があるからこそ、コンピューター技術の経年劣化にもかかわらず、今でも十分鑑賞に耐えるのです。あと、博士の家族の映像で、亡くなった子供が3目並べに興じているシーンを再発見。これにも驚き。
[DVD(字幕)] 7点(2007-06-21 04:40:01)
91.  スペースキャンプ 《ネタバレ》 
昔見たときは、最初から最後まではらはらしっぱなしだった強烈な記憶が残っていたのですが、今見てみると、本題の開始までは40分ぐらいかかっているし、危機として提示されている課題は2つぐらいしかないしで、「あれ?これだけだったっけ?」というようにはちょっと思いました。でも、登場人物たちの誠実で前向きな姿勢、そしてだんだんとお互いを理解して団結していく過程はやはり見ていて気持ちいいし、無重力映像や管制局の描写など、突飛な話であっても隅々まで手を抜かない姿勢はさすがです。ロボットがしつこく出てくるのだけ、ちょっと鬱陶しいかな。
[DVD(字幕)] 7点(2007-06-09 13:41:04)
92.  ニュー・シネマ・パラダイス
ラスト以外は筋立てに特に工夫があるわけではないのだが、それでも心を打つ忘れがたい作品になっているのは、数十年後の現在の「喪失」状態を短い中にも的確に凝縮して、失われた少年期をより一層鮮明に浮かび上がらせているからだろう。そこが、誰もが持っている逃避心(悪い意味ではない)を刺激して、過去をさらに美しいものとする。それが映像や音楽も含めてぴったりとはまってしまった、ある意味奇跡的な作品だと思う。
[映画館(字幕)] 7点(2006-12-23 23:14:24)
93.  歌え!ロレッタ 愛のために 《ネタバレ》 
シシー・スペイセクの圧倒的名演はいうまでもないが、それを丹念に受け止めてみせたトミー・リー・ジョーンズも称賛されるべきだと思う。映画中のロレッタ・リンと同じく、彼の助けなしではここまでのレベルには到達しなかっただろう。ラブラブなだけでも険悪でもない、笑いも涙も喧嘩もあるごく普通の夫婦のあり方を、絶妙なバランス配分で見せているところが良い。エンディングのメドレーにもびっくりした。
[DVD(字幕)] 7点(2006-07-25 01:29:19)(良:1票)
94.  ガンジー
伝記ものの場合、その人生を忠実に追おうとするあまり、あれもこれも盛り込みすぎて散漫になってしまうことが多いのだが、本作がそのようになっていないのは、現実に主人公が強い理念に即して一生を送っており、それを伝えることによって映画そのものにも理念が宿っているからだろうと思う。ガンジーの提示した自主独立の理念、無抵抗・不服従という手法は、今でもその普遍的な重要性を失ってはいない。ただし、映画としては、イギリスのもともとのインド統治政策の具体的な問題点が示されず、いきなりガンジーが運動に突入しているような印象を受けるので、その点で説得力が弱くなっている部分はある。
[DVD(字幕)] 7点(2006-04-13 14:37:50)
95.  ファニーとアレクサンデル 《ネタバレ》 
最初のクリスマスパーティーだけで90分、父の死と葬儀だけで40分。しかし、これをくぐり抜けてこそ、後半のドラマの壮絶さが意味あるものとなるのである。
[DVD(字幕)] 7点(2006-03-20 01:06:13)
96.  肉体の門(1988)
冒頭に登場する娼婦のお姉様たちだけであまりにも強烈。加納みゆき+山咲千里+長谷直美+芦川よしみですよ。はまりすぎなキャスティングです。もっとも、気合充実のかたせ梨乃に引っ張られたのか、みんな少々オーバーアクション気味ですけどね。加納みゆきなんて、NHKの朝ドラで清純にデビューしたのに、よくぞこんな役を受けたものです。偉い!内容の方は、ほとんどかたせ梨乃の独壇場なのですが、娼婦たちの生き抜くことへの貪欲なまでの強烈な意欲がよく表現されていて、十分楽しめます。ラストはちょっと中途半端ですが。それと、根津甚八と渡瀬恒彦のキャストは逆の方がよかったと思う。
[DVD(邦画)] 7点(2006-01-12 02:37:20)
97.  薄化粧 《ネタバレ》 
本来、もっと重厚で壮大なドラマを構築できたと思うのですが、時系列を変に操作しているのと、逃亡後よりも逃亡前の方に描写の多くが割かれているのとで、今ひとつ時間的な拡がりが伝わってきません。また、刑事側の追跡過程があまり描写されていないので、いざラストを迎えたときも、やっとゴールに達したというような達成感のようなものが湧いてきません。作品の軸を主人公の女性遍歴に置いてしまったのが、少しずれていたのではないかな。それでも、主人公の行動なり思考が与えるインパクトと緒形拳の気合の演技により、作品としての力はあるので、この点数。
[DVD(邦画)] 7点(2005-12-30 01:45:51)
98.  愛は静けさの中に
もう少し甘めのロマンスを予想していたのだが、意外に最後まで地味で暗めの内容だった(すぐ喧嘩ばかりしてるし)。しかし、そうであるからこそ、見終わった後には2人の真剣さが心に残るものとなっている。ハートがマトリンの手話を説明的に台詞で「通訳」するのが邪魔だったり(このあたりは、脚本の工夫で解決できるはず。現に、母親との会話ではそうなっていて、相手の応答からその前の手話の内容が想像できるように工夫してある)、最後がちょっと安直だったりとか、つっこみどころはあるけど。
[DVD(字幕)] 7点(2005-12-29 03:40:45)
99.  海に降る雪
和由布子は当時かなり好きだったんです。ある日突然、電光石火のごとく五木ひろしとの結婚を発表して、そのまま一気に引退したのはショックだったなあ・・・。さて、そんな彼女の数少ない(唯一の?)主演映画作品が本作です。ほとんどのシーンで由布子様が出っぱなしなのは実に嬉しい。貴重な和風美人でしたね。ただし、演技は大して上手くないことも今になって知ってしまいましたが(笑)。ストーリーはよくある展開そのものなのですが、変にひねったりせずに淡々と正面からのアプローチを行っているのがいいです。
[ビデオ(邦画)] 7点(2005-11-18 01:55:27)
100.  トッツィー
テンポ良く、決めるべき部分もきちんと決めて、分かりやすく進んでいくコメディの佳作ですね。終盤はちょっと強引でしたが・・・。ジェシカ・ラングが意外に可愛らしい役回りだったのはちょっと驚きました。●再見して気づいたのですが、これ、ジーナ・デイヴィスのデビュー作なんですね。で、いきなりの下着登場!これにはびっくり!その後も、出番がありそうながら画面の端に留められたりしているカットが多く、ジェシカよりもそっちの方が気になりました。
[DVD(字幕)] 7点(2005-08-19 16:26:09)
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