81. インベージョン
追い詰められる美人には見応えはあるんだが、ボンドとは思えぬちょっとダサめなダニエル・クレイグがプルシェンコみたいで気になった。 [地上波(吹替)] 5点(2023-06-08 01:41:45) |
82. アリー/スター誕生
才能ある女と結婚するのはいいが、同業者はヤメトケってことだろうな。同業者夫婦あるあるで時々言われることではあるが。会社員夫婦でも奥さんが出世しちゃうとギクシャクするらしいけどね。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2023-06-06 12:52:11) |
83. 転々
序盤の入り方は悪くないが、中盤以降はダレる。全体的な雰囲気も悪くはないんだが、主人公の成長が感じられないのが難点か。また、東京散歩とは言っても、歩いている場所が東西を行ったり来たりと滅茶苦茶なので所謂「ロードムービー」感もない。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-06-05 11:46:59) |
84. お父さんと伊藤さん
《ネタバレ》 頑固で厳格なお父さんが子供たちとの同居を選択しているというのがわかりにくいのだが、要するに「寂しい」ということなのかもしれない。スプーンも「団欒」の象徴であり、家族愛に飢えていると考えれば辻褄が合う。嵐や火事等の災害を経て家族が再生していくという展開には『岸辺のアルバム』的な既視感もあるが(スプーンがアルバム的なキーアイテムというか)、佐藤さんの存在感にもインパクトがあり心に残る作品ではある。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2023-06-05 01:13:54) |
85. パリより愛をこめて
設定が面白く、テンポもよくて楽しめる。なぜか坊主頭のトラヴォルタがデブなのに、やたら動きがよいのに驚くのだがどこまで自演なのか。 [地上波(吹替)] 6点(2023-06-04 20:28:30) |
86. メカニック:ワールドミッション
続編になっているのか否かは疑問だが、脇役陣も豪華だし、ステイサムの無双ぶりを楽しむ分には悪くない。 [地上波(吹替)] 6点(2023-06-04 15:39:56) |
87. パプリカ(2006)
「精神」の「最後の聖域」である夢に科学が介入することの是非という科学哲学・生命倫理的なものがテーマだと思うのだが、良くも悪くも「夢と現実」が交錯するという映像表現にインパクトがあり過ぎたため、せっかくの興味深い主題がボケてしまったというかズレてしまったように思える。そういった、難しいことは考えずに映像を楽しむ作品なのかもしれないが。 [地上波(邦画)] 7点(2023-05-31 12:52:24) |
88. 笑の大学
見始めて5分で展開とオチが想像できるという点ではサプライズが無いのだが、稲垣のどうしようもない演技(無難に唐沢でよかったんじゃないの?)を役所が何とかカバーしていて、他の三谷作品に比べるとまあまあ面白いのかな?と、脚本が完成する所までは思っていたのだが、最後に「やっちゃったな。」って感じ。 <追記>16年ぶりに再見。背景に戦前日本の体制批判があるところが、説教クサくて喜劇になってない。役所広司の演技はいいんだけど。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-05-31 00:32:36) |
89. 優駿 ORACION
《ネタバレ》 ダービー馬主と言えばアイネスフウジンを思い出し、自殺して腎臓譲るのかなと思ったがそうはならずでなんだか拍子抜け。内容的にはたいしたことはないんだが、緒形親子共演とか斉藤由貴の初々しさは悪くはなかった。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-05-30 01:18:17) |
90. 種まく旅人〜みのりの茶〜
内容的にはまさに「お役所推薦映画」という印象。俳優陣は悪くはないんだけどね。とくに田中麗奈は自然な感じがよい。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2023-05-28 16:35:17) |
91. クロール -凶暴領域-
《ネタバレ》 それなりの緊迫感はあるが、他の人は次々と噛まれて食い殺されていくのに、いくら主人公だからと言って噛まれても何ともないってのがやはり違和感。こういう適当なことするなら、主人公は噛まれずに逃げ回る&戦うって方が全体的な整合性がある。 [地上波(吹替)] 5点(2023-05-24 11:59:05) |
92. 長い散歩
「巡礼ならひとりでやればいい」これに尽きるかな。役者の演技は良いんだけど、ストーリーがね。芦田愛菜のドラマ『Mother』に似てるけど、こっちが先なんだね。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-05-22 01:21:14) |
93. 野獣教師
野獣教師なんていうからどんだけ暴れるのかと思ったら、イガイと紳士的な元傭兵の無敵教師だった。時折見せるトム・ベレンジャーの表情が中々よい。内容的には80年代テイストで96年製作にしては少々古臭いかな。それなりにヒットしたのかその後シリーズ化されたようだが、主役は交代した模様。 [地上波(吹替)] 5点(2023-05-21 17:36:32) |
94. 地獄の7人
これは中学生の時にセカンドランでたしかランボーと同時上映で見たんだよなあ。同じ監督だったのか・・・。当時は単純にドンパチするのを見に行ったという記憶しかないんだが、今見ると人情部分も中々よいなと思えます。 <追記>15年ぶりに再見。前半の訓練部分の娯楽性と後半の実際の救出部分の緊張感とかうまく対比されているし、ベトナムものにしてはそんなに重くないので今見ても中々よくできている。現地の女性案内人が活躍しているのもバランスがよいし、ちょっと残念なオチも中々よい。尚、置き去りにした仲間を救出したいという思いは素直に受け入れられたけどね。現実的には難しいとしても、映画なので。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-05-21 15:02:18) |
95. 善き人のためのソナタ
《ネタバレ》 主人公の心変わりがポイントなんだろうが、「犯罪者」に共感・連帯したという点で、これはある種のストックホルム症候群のようなものではないかと思った。だから、キッカケとか原因とかを追求しても中々わからないのかもしれない。でも疑問なのはこれまでも数多の盗聴をしてきたのに、なぜ今回そうなったのか、そこには何か理由があるハズだということになる。女優のファンだったとしても対象者の2人にそれほどの魅力があるようには見えない。今更、善や正義に目覚めるというのも変な話で、そもそも自由や民主主義が善や正義だとするのは西側の価値観でしかなく普遍性があるわけでもない(結果的には壁が崩壊して西側が勝利したことにはなったので、自由や民主主義の礼賛というオチに見えなくもないが・・・)。なら「生(性)の情動」なのか。「芸術家はスグに性行為をする」と茶化す場面があるので、これも見慣れた(聞きなれた)場面だろうし心が動くのも変だ(売春婦を呼んだのは初めてのようだが、この辺も不可解)。ピアノ演奏で涙を流すシーンがあるので、消去法で「芸術の力」ということになるだろうが、正直2人からは「芸術の力」も感じられないのが難点。とは言え、それなりの緊迫感もある見ごたえのある作品で、ある意味主人公の心変わりが不可解だからこそ色々と語りたく作品だと言えるのかもしれない。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2023-05-20 18:20:09) |
96. ラ・ブーム
今上天皇はブルックシールズ推しだったが、当時の日本人にはソフィーマルソーの方が人気があったような。今見てもさすがの存在感ではあるし、パリの13歳女子の実態?にも驚かされるが(現在はさらに進化?しているのだろうか・・・)、親子で対比的に描いているとしても、両親の不倫問題が主人公とは関係なく進行していくあたりが全体的なストーリーとしては少々雑かな。ラストは中々のインパクトではあるけど。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-05-20 18:17:04) |
97. 風花(2000)
昭和のような古臭いストーリーと浅野忠信の演技の下手さがどうしようもない。小泉今日子は昔は悪くなかったんだけどね。その後色々と騒動起こしてオカシクなってしまったのが残念。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2023-05-20 16:07:00) |
98. レイダース/失われたアーク《聖櫃》
小学生の頃、独りで見に行った。スターウォーズでハリソンフォードが好きになり、SFからアドベンチャーモノに挑戦という事でとても楽しみだった。私にとってハリソンフォードとは仮面ライダーやウルトラマンの延長線上にある少年時代のヒーローである。だいぶ老けてしまったが今も活躍しているのはうれしい限りである。 <追記>42年ぶりに再見。子供の頃にはストーリーをどこまで把握していたのかかなり怪しいが、冒険活劇としては今見てもよくできているし、大人になっても十分に楽しめる作品になっているのは大きな発見。 [地上波(吹替)] 8点(2023-05-19 23:18:01) |
99. モンタナの目撃者
主役のアンジーの出番が思ったより少ないというか、物語が動き出すのが中盤に入ってからで、そこからようやく始動といった印象。結果的に冒頭から「活躍」する犯人ばかりが目立つ格好に。尚、悪役の冷酷非道ぶりは中々よい。 [映画館(吹替)] 5点(2023-05-18 12:48:49) |
100. リボルバー(1988)
ご都合主義的な部分はあるが、人間のどうしようもなさみたいなものは伝わってくる。その後鹿児島も変貌したので、88年当時はこんなんだったんだと思うと感慨深い。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-05-17 12:59:36) |