81. 暴動島根刑務所
《ネタバレ》 「脱獄・広島死刑囚」に続く囚人モノ第2弾。確かこの映画は、一度刑務所から脱獄した松方がある日川に溺れた少年を助けた事によってポリ公から表彰を受ける破目になり、もう一度刑務所に戻される。そこで北大路等を交えて大暴動を繰り広げるといった内容だ。もう5,6年ほど前に借りて観た映画なので暴動シーンの記憶は薄いが松方の「メーシよこせっ!メーシよこせっ!」と騒ぎ立てるところは印象に残っている。 6点(2004-08-05 15:39:20) |
82. ソナチネ(1993)
監督として4作品目ですね。1作品目の暴力性。2作品目の監督と(遊び)との折り合い。そして3作品目の芸術性。これらの集大成ともいえるべき作品ではないかと思います。久石譲の音楽も素晴らしいです。 6点(2003-05-14 19:18:57) |
83. フェリックスとローラ
始まりが「ロリータ」に似ていたけど最後の展開には意表つかれた。ただ「髪結い」や「仕立屋」のようなインパクトが足りなかったような気がする。 6点(2002-11-22 18:44:21) |
84. 座頭市(2003)
今までの武らしくない作品だと思いました。最初観たときは違う人が監督かと思いましたよ。北野作品では岸部一徳さんホント久しぶり。 [DVD(字幕)] 5点(2005-09-04 17:48:46) |
85. 血と骨
もう少し金俊平の人間像を描いてほしかったなぁ。ストーリーも断片的で落ち着かなかった。美術的には最近にない出来なので非常にもったいない作品に思えた。 [DVD(字幕)] 5点(2005-05-07 23:05:22) |
86. 北の国から '92巣立ち 前編・後編<TVM>
長い…。正吉が「俺も息子だと思ってますから…」と酒を酌み交わすシーンは好きだ。 [地上波(字幕)] 5点(2005-05-07 22:54:45) |
87. 北の国から '89帰郷<TVM>
水谷さんがなかなかいい味出してます。洞口依子若い。…でもこの辺りから観ていてダレるようになった。『北の国から』シリーズは連続ドラマ~87までが最高です。 5点(2005-01-25 20:22:16) |
88. 北の国から '98時代 前編・後編<TVM>
北の国からは死ぬほど好きなのであまりケチつけるのは嫌だが、宮沢りえには本当に出てきてほしくない。つくったような演技なのか?つくったようなしゃべり方をする人物像をあえて演技しているのか?演出の失敗か?…彼女が出てくるたびにこのドラマはぶち壊される。「ま゛ってて~」「ちがうのぉ~」「かぁたいんだ~」…(-.-;)※因みに倉本先生は「あの子はある種の天才だね…」と賞賛していた。 5点(2004-12-01 18:51:29) |
89. トゥルー・ロマンス
この映画の中で一番カッコよかったのはクリストファー・ウォーケンです。 5点(2004-09-17 23:12:22) |
90. ツィゴイネルワイゼン
「気違いの始まりは幻聴か?」噛めば噛むほど味の出る映画かもしれないがどうも藤田敏八さんの演技が下手にみえて仕方ない。 5点(2004-09-17 22:56:02) |
91. みんな~やってるか!
1~4作目まで出ていた人がけっこう出演しているのでなかなか面白い。僕も白竜さんに「はい合格!」と言われてみたい。 5点(2004-09-16 00:01:57) |
92. 山口組外伝 九州進攻作戦
博多事件で散った平尾国人(夜桜銀次)を主人公とした実録やくざ映画。この映画のおかげで彼は伝説の男として今も語られているといっていいだろう(この頃の東映は「山口組三代目」で「仁義なき戦い」を上回る興業成績を得て実録路線の波に乗っている)。ちなみに山口組の名義で発表された映画はこれで最後だが山口組の抗争事件を題材とした映画はこの後も(山口組の名義は使わず)次々と映画化されている。「実録外伝 大阪電撃作戦」(大阪明友会事件)、「日本暴力列島 京阪神殺しの軍団」(奈良服部組組長刺殺事件)、「沖縄やくざ戦争」「沖縄10年戦争」(沖縄第四次抗争)などがある。興味を持った人は是非観てほしい。 5点(2004-09-14 22:10:51) |
93. マルコムX
この長い映画を観た時より「知ってるつもり!?」のマルコムXを見た時の方が衝撃的だった。彼の言葉『俺はいままで刑務所の中にいた。だがお前たちだって刑務所の中にいるんだぜ。アメリカという名の刑務所にな!』は僕の中で超名言集のうちの一つです。 5点(2004-09-14 21:17:10) |
94. Dolls ドールズ(2002)
監督がいう“これまでで一番暴力的な映画”というのは少し肯ける。理不尽ですからね。 5点(2004-09-08 01:00:09) |
95. 新 仁義なき戦い 組長最後の日
うーむ。とうとう人物テロップまでなくなってしまったかこのシリーズ。ちあきなおみの旦那がフィリピン人の殺し屋役だったのは笑った。ちなみにこの後監督は脚本の高田宏治と「北陸代理戦争」(新・仁義なき戦いの名義で発表する予定だったが文太さんが主演しないのでやめたようだ)を発表した後、やくざ映画から足を洗っている。本人も限界を語っていたようだが、一番の原因は映画公開後に起きた事件だろう。主人公のモデル本人が殺されてしまった。とうとう映画が引き金となってしまったのだ。東映実録やくざ映画の制作作業はそれだけ危険を伴う企画だったと言えよう。そういった意味では深作さんや笠原さんを評価するだけでなく、命懸けプロデューサー日下部五朗さんなんかもちゃんと評価されるべき人物であると思う。 5点(2004-08-16 18:57:18) |
96. 狼よさらば
《ネタバレ》 妻を殺され、娘をレイプされたおっちゃん(ブロンソン)が無差別殺人マシーンと化す!このおっちゃんは無表情で次々と街のギャング達をぶち殺していくわけだが世論や一部のサツからまで正当評価され、しまいには街のスーパースターと化す!とにかく恐ろしい映画だ。一番面白かったのはブロンソンが夜道を歩いていたら親父狩りに遭いそうになり、あらかじめ隠し持っていたチャカで相手を不意打ちし、逃走。家に帰り一人で嘆くシーン。「Oh!ジーザス!俺はなんてことを!」(笑)この時から殺人鬼の素質満点だったのだ!…アメリカって恐い。 5点(2004-08-13 16:01:17) |
97. 懲役十八年
《ネタバレ》 変貌した小池朝雄がいい。ちなみにこの主人公(昇!)のモデルがあの菅谷政雄です。勿論実録ものではないので彼の生き様をみたければ「神戸国際ギャング」や最近では「伝説のやくざボンノ」を見るべし。 5点(2004-08-05 19:20:50) |
98. 神戸国際ギャング
ボンノこと菅谷政雄の自伝をフィクション性を強くして映画化。でも健さんはやっぱり田岡役が一番だね。 5点(2004-08-05 19:00:34) |
99. 現代やくざ 人斬り与太
実はこの映画の主人公人物像は石川力夫をモデルにしているらしい。このころの東映は任侠映画の低迷により、かなりくすぶっていたようだ。そこにアクション監督のサクさんが東映の壁を塗り替えていくのだが、この作品からサクさん色がはっきりと見え出した。深作監督は石川と同じ水戸出身で(ちなみにアンナパパも水戸)、「水戸っぽ」と呼ばれるだけ気性激しい人物の多い地で育ったことが映画に大きく影響していると思われる。 5点(2003-09-02 19:30:02) |
100. 復活の日
フカキン作品で一番銭かけたらしいがこの原作を映画化するには無理があったのでは?多岐川裕美さんのナース姿が「仁義の墓場」より色っぽかったりするが。個人的には深作さんはこういったパニック・SFXに挑戦するよりは70年代の東映バイオレンス延長に進んでほしかった。まあ当時は本人ヤクザ映画に限界を感じていた為、これだけ大きな挑戦を試みた意気込みはファンとして尊重するべきだ。 5点(2003-06-22 20:08:04) |