81. ドラキュリア
ジェラルド・バトラー目当てで見ました。ジェリーファンにはお勧めです。ジェリーの滴るお色気フェロモンが堪能できます。それ以外は、展開まったりテンポも悪く、取り立てて見るべきものもありません。特に○○が好き、という動機がない方は観ないほうが無難でしょう。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-21 13:06:54) |
82. コンスタンティン
好きゲージだけなら満点。こういうB級ホラーくずれオカルトもどき映画、大好き。逆にそういう映画が嫌い又はキアヌに興味がない方には面白くもなんとも無い危険性大。目新しさはほとんどないですけど、演出、衣裳、キャラ設定、全てにおいてキアヌをいかに美しく撮るか腐心されてる点もナイス!配役もティルダやストルマーレなど、はまり役だし。シリーズ化切望します。 [映画館(字幕)] 8点(2005-04-21 12:56:18) |
83. 21グラム
《ネタバレ》 面白くはないけれど良い映画だったと思います。最近あまり頭を使って映画を見ないので、時間軸をランダムに展開されて、それだけで疲れましたが、罪と罰、臓器移植等々、見ながらいろいろと考えさせられたので、きっと良い映画なのでしょう。それにしてもショーン・ペンがちっとも大学(?)教授に見えませんでした。教授なら人さまの家の前で車から煙草のポイ捨ては止めましょう。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-04-17 23:08:37) |
84. 天国の青い蝶
見るまではお涙頂戴系のあざとい映画かと思っていましたが、病気の少年を同情的にではなく淡々と描いているところが好感度大。ウィリアム・ハートのそりこみ具合が気にならないと言えば嘘になりますが(笑)変に奇をてらっていない演出に後味のよさが残る作品でした。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-15 01:58:36) |
85. アビエイター
共感も感動もしないけれど、退屈はしませんでした。やはりレオは大作の主役を背負って立てる華のある役者さんだなぁ。楽曲の使用も効果的だったし(音楽ステキぃ!と思ったら最愛のショア様でした)、それなりのカタルシスもあるので後味は悪くなく、出演者も豪華で個々のキャラクターの人となりに奥行きを感じさせてくれました。 [映画館(字幕)] 7点(2005-04-08 14:25:48) |
86. サラマンダー
《ネタバレ》 大風呂敷広げたわりにショボーというのは事実だと思うんですが、私はすっごく楽しかった。最初から全く期待してなかった、というのもあるんですが、クリスちゃんとジェリーが可愛ゆくって。二人がスターウォーズごっこしてるシーンだけで5点差し上げちゃう!小汚いヘタレ系ヒーローってツボなんです。ジェリーの死に方があまりに呆気なかったのは残念でした。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-04-05 18:28:03) |
87. トゥー・ブラザーズ
薄汚れたオトナな私は、人間様のイヤラシサばかりが目について、見ていてちょっと気持ちの良くない映画でした。トラちゃんはすごく可愛いんだけど、随所随所、動きや表情に撮り手の作為を感じてしまう。映画(作り物)なんだから当たり前と言えば当たり前なんだけど、展開がファンタジー。私はマザーアフリカ(@羽仁監督)の動物の方が好きです。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-04-04 14:34:49) |
88. インファナル・アフェア 無間序曲
前作は劇場で観たのですが、今回はそこまでの「華」がなかったのでレンタルにしました。前作との整合性もあり、伏線のはり方も上手い。でも、やっぱり地味だった。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-04 14:03:33) |
89. ナショナル・トレジャー
《ネタバレ》 全体的にお子様にも安心仕様。心底イヤな人が出てこないところは、むしろ対人関係に疲れた大人向け。ジェリー印につきもののご都合主義に片目をつぶれば、大きな破綻もありません。(破綻と云えば主役をニコちゃんにした時点で、ロマンス要素は切り捨てるべきでした。もしくは相手役にもうちょと愛嬌のある女優さんを持ってくるとか)ちなみに私の点数の大半はショーンの出番と衣裳数の多さ、キュートなベテラン男優陣に捧げるものです。ショーンのファンは観て損はないと思います。思ったよりずっと出番多いし、死なないし(幸せがささやかすぎる・・・) [映画館(字幕)] 8点(2005-04-04 12:59:27) |
90. コラテラル
《ネタバレ》 レンタルで鑑賞。最初の1時間くらいは、なかなか良く出来てるなー、と思ってたんですが、やっぱりトムくんの悪役に不気味さとか凄みが欠けてて、後半はダレましたね。手堅いんだけどインパクトに欠ける作品でした。本編とは関係ないんですが「親は自分の欠点を子供に見て、それを叱るんだ」という台詞に妙に受けてしまったのでプラス1点。 6点(2005-03-23 16:25:09) |
91. アイ,ロボット
《ネタバレ》 劇場で観ても腹は立たなかったと思う。単純で楽しい。でもCGはちょっとチャチ。サニーちゃんは可愛かったんだけど、3原則を無視するようなロボットってやっぱり作っちゃいかんと思うんですが。(だからラストが釈然としない。)それと、スプーナーさんのロボット嫌いは、単なる逆恨みじゃないすか。なんでロボットが犯罪をおかす、という発想にいたるんだろう?筋立ては面白かったので、動機部分が甘かったのは残念でした。 6点(2005-02-25 18:30:05) |
92. アレキサンダー
あれ?意外におもしろかったぞ、が率直な感想。コンプレックスの塊のような大王様にも、ジョリ姐さん怪演の最恐お母様(好きだけど)にも感情移入できないし、大王様の演説もやたら饒舌なんだけど説得力ナッシングだし、感動したか?と訊かれると「No」なんだけど、なぜか退屈せずに観れました。いつもは鼻につくストーン節も、今回は生真面目さに好感が持て、むさーい男同士がくんずほぐれつしてる姿が微笑ましく、食傷気味の戦闘シーンもそれなりに新鮮。唯一どうしても気になったのが、コリン大王の金髪カツラ。せっかく達者な演技を見せてくれてるのに、大王がアップになるたびに苦笑がこみ上げて・・・。茶髪だといかんかったんだろうか。しかもヘパイストスが現代風可愛い子ちゃんだったので、誰がどう見ても大王より強そうに見えないって(笑)ヴィジュアルがトロイなみだったら、もう少し動員できるんだろうけどなー(と思いつつ、それだとオリバー・ストーンじゃなくなっちゃうんでしょうね) 8点(2005-02-10 19:11:05) |
93. オペラ座の怪人(2004)
舞台の映像化の典型的な失敗例。舞台版のCDを聴いているほうが、何倍も臨場感があるというのはいかがなものか。キャストが悪いわけでも、楽曲・オケが悪いわけでも、装置・衣裳が悪いわけでもないのに、「ミュージカル」の違和感ばかりが際立ってしまって、キャストがアップになるたび、これなら歌わずに芝居をさせてあげたらいいのに・・・と思うことしばしば。舞台版があまりに有名すぎるゆえに、監督も金縛り状態だったんでしょうか。舞台版で胸かきむしられた名曲の数々を聴きながら、お尻がむずがゆくなる理不尽!先のsayzinさんもおっしゃってるとおりお粗末な字幕も興を殺いだ一因。初めてロンドンでこの作品を見たときは細かな意味は分からずとも、ファントムの切なさ、哀しみが痛切に迫ってきましたから、ある程度映画力のある方は字幕を無視したほうがよいかもしれません。追記:エンドロールで流れる新曲(?)は蛇足じゃないかしら。 7点(2005-02-03 14:45:17)(良:1票) |
94. ドラムライン
青春スポ根ドラマ音楽編。内容にひねりはないけど、演奏シーンだけで十分楽しく見れました。劇場の大音量で観たかったなー。 7点(2005-01-26 16:29:22) |
95. ロスト・イン・トランスレーション
いつかは面白くなるかもしれない、ととにかく苦痛に耐えた100分間。最後まで心に響くことなく、むしろ不快感だけが残りました。アメリカ人の傲慢さはよく描けていると思います。アメリカ人皆がそんなのだとは思いたくはないのですが。久しぶりに、早々に記憶から消去したい、と積極的に思った作品でした。 2点(2005-01-24 12:28:42) |
96. 真珠の耳飾りの少女
フェルメールの絵を見て、こんなふうに感じる人もいるんだー、と興味深くはありましたが、共感はできませんでした。ちょっと下世話・・・。光と影の扱いが美しく、映像は見ごたえあり!(でもそれだけで映画を見るのはツラかったです) 5点(2005-01-24 11:58:21) |
97. ネバーランド
《ネタバレ》 少年が大人になった瞬間に涙腺が決壊し、以降ボロボロ泣きながら見ました。演出、脚本、演技いずれも抑制された端正な作品。だけどちゃんと心に響く。『ピーターパン』は今まで全く好きではなかったのだけれど、この劇中劇の『ピーターパン』の台詞には心打たれました。ジェームス・バリは「妹の恋人」のジョニー・デップを思い出させる役柄で、この頃の彼が大好きな私には嬉しい限り。でも特筆すべきはやはり子役たち。視線が真っ直ぐで、画面のこちらが思わずたじろぐほど。子供に泣かされるなんて、なんてチョロイんだ!と自覚しつつも、みごとに完敗。清々しく涙を流せる、気持ちを綺麗にしてくれる作品でした。 8点(2005-01-19 22:56:18) |
98. 五線譜のラブレター/De-Lovely
《ネタバレ》 「So in Love」を聴くと条件反射で涙の出る私にとっては号泣映画でした。ケヴィン・クラインが口ずさむように自然に歌うほうが、いかにもミュージカル!な臭さがなくて作品世界に入り込みやすかったです。古き良きMGMミュージカルもそれはそれで愛しいのですが、この作品では、コールに朗々と歌われると引いちゃったかもしれません。リンダとコールの関係は、まるでおとぎ話のようで、綺麗事に過ぎるかもしれませんが、見ていてこちらの気持ちも綺麗にしてくれました。ジョナサン・プライスがいつになったら歌ってくれるのかしら、と待っていたらラストまでお預けだったのは少し寂しかったかな。 8点(2004-12-30 23:04:27)(良:1票) |
99. チャンピオン 明日へのタイトルマッチ
《ネタバレ》 オーリファンなら観ても損はないんじゃないでしょうか。(エルフなオーリのファンはダメですが)それ以外の方にはちょっとお勧めしません。とりたてて筋立てに意外性があるわけでもなく、かと言ってまったくつまらない、というほどのこともなく。良い格言をいっぱい言ってるパパが刑務所の中、っていうのがいかにもイギリス映画ですね。 6点(2004-12-25 11:42:57) |
100. ハウルの動く城
《ネタバレ》 配役を聞いた時はガッカリしていたハウルが意外に柔らかい声質でキムタク臭くなくて良かったのと、動くお城がステキでした。ただ、宮崎アニメはメッセージやテーマがエンターテイメントとうまく融合しているところが魅力なのに、今回は縦糸と横糸があまり上手く噛み合っていない感じがした。特に気になったのは、●老婆になったソフィーがほとんど動じることなく行動しており、「老い」に対する葛藤がスルーされている。●「反戦」メッセージを織り交ぜている(のですよね)と思われるのに「守りたいものがある」と戦いに赴くハウル。何かを守る、という目的があれば戦いは正当化されるのだろうか。という2点。ただ、大の大人にかくも真面目に考えさせる力はさすが宮崎アニメ、なのだろうなぁ。 6点(2004-12-11 11:30:40) |