81. 罪の声
《ネタバレ》 劇場型犯罪という言葉が生まれるきかっけとなったグリコ森永事件。子供の声を使ったとゆーのがすごく不気味で恐ろしかった記憶があります。この映画、その声の主を巡っての物語でありますが、なかなか見ごたえがありました。事件の謎を追う記者の視点と、謎のテープを発見し戸惑う声の主の視点で語られており、被害にあった会社の名前をギンガと萬堂に変更されてはいますが、当時の事件の再現度はかなり高いと思います。もちろん事件の真相はフィクションですが、これに近いモノがあったんじゃないかと思わせるくらい、のめり込んで観れました。 [インターネット(邦画)] 7点(2021-04-29 12:14:03) |
82. TENET テネット
鑑賞後は、恐らく映画の半分は意味がわかってなかったと思う。でも面白かった。例えるなら、ものすごく複雑な動きのダンスを見せられた感じ。どんな風に動いたか正確にはわかんないんだけど、見てて面白いって感じだけ伝わるとゆーか。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-01-10 11:42:24) |
83. おまえの罪を自白しろ
《ネタバレ》 政治家の利権絡みのゴタゴタと子供の誘拐を絡めたお話。最初はわりと緊迫感ある感じでよかったのですが、リアルに思えないシーンがたまにあって、それが気になって、犯人も役者でまるわかりだし、お金をかけてるわりには、物語が火サスみたいな感じだし。ただ、それなりに最後まで観れたので、可もなく不可もなくかな。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-04-12 21:07:41) |
84. ノイズ(2022)
《ネタバレ》 島で暮らす若者たちが、事故で人を殺してしまい、それを隠すために色々奔走する映画。最初、人を殺した変な奴が主役の泉家の近くに登場した時は、ちょっとドキドキしてしまいました。子供になんか変なことするんちゃうかとか。てゆーか、途中の市長と老人の殺し合いは、さすがに笑ってもーて、もうそこからはサスペンスとして見れなくて。一応、最後まで退屈せずには鑑賞はできたけど、もうちょっと緊張感のあるサスペンスやと思ってたから、ちょい期待はずれ。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-04-11 20:30:52) |
85. 生きちゃった
《ネタバレ》 何かありそうな雰囲気と違和感を常にはらみ、あんま説明しない系の邦画。これ系の邦画って、観てる間は退屈感はあんま感じないんやけど、よっぽどうまくしめてくれんと、そんなに印象に残らんねんなー。ただ、大島優子の体当たり演技(特に最後のホテルの殺されることを自分が理解したシーン)と、主役の最後の車の中の葛藤は、こっちの心にグリグリきたかも。殺人鬼の伏線は途中のニュースで、まさか新たな彼氏がそーなんか?と一瞬思ってしまいました。自分の気持ちを伝えられない人たちとゆう、この映画のテーマ性みたいなんはわかったけど、やっぱ自然に見えないシーンが多くて(例えば最初の方で3人で部屋でボーっとしてるシーンとか、英語や中国語に友人と2人だけで学びに行ってるシーンとか)、映画全体が散漫に感じてしいました。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-04-03 21:05:46) |
86. ザ・ディープ・ハウス
《ネタバレ》 昔は、怖い場所にいくのに、ストーリー上、色々理由を考えなければならなかったけど、最近は動画配信者がお気軽に、怪異なんかを映すために出かけるって理由一発で、それなりの物語が出来上がっちゃうから、ホラーにとっては楽な時代になったなーとか考えます。で、再生回数を稼ぐために2人の男女が、湖の下に眠る謎の屋敷に侵入するってのが、だいたいの設定。あとは、そこで色んな怖いことが起こるだけのお話なんですが、水の中ってのが目新しい。水中の息苦しさと怖さの息苦しさで、それなりに楽しめました。80分くらいの身近さも、ちょーどよかったです。ただ、水中ってゆう特殊な場所に頼って、少々、怖さの表現が安直だったかな。もっとアイデア次第で色々出来そう。 [インターネット(吹替)] 5点(2024-03-11 20:38:04) |
87. 映画ネメシス 黄金螺旋の謎
《ネタバレ》 ドラマは面白くて観ておりました。中には、その解決方法無理あり過ぎってのもありましたが、各キャラの個性爆発なとことか、ヒロインのアンナにラスト近くまで秘められた謎があったり、色々楽しめました。。で、いったんドラマは終わったんですけど、当然、映画やります。わたし、観ます。まず、大前提として、ドラマを観てない人が観ても、確実に、なーんも面白くないってことは言っておきます。正直、ドラマを楽しんだ僕ですら、この映画の内容は、うーん、同じキャラたちで、もっと違うお話を観たかったかもってちょっと思っちゃっいました。どれが現実?とゆう夢の迷宮系のストーリーなんだけど、なんかモヤっとします。結局、アレってなんやったん?って、ほったらかしなとこもあるし。ドラマでスッキリした気分で終ったはずなのに、映画で結局モヤっとした気分で終わってしまったのは、もー、どーしてくれんのー、です。他人の夢を操る話なら、「インセプション」ってゆう、なんや、そのシステムって映画があるので、あんま驚きもなくて。ただ、あのドラマのキャラ達を観れて、うれしーって部分はあります。だから、その分を鑑みて、こんな点数。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-03-07 10:51:18) |
88. ザ・クリエイター/創造者
《ネタバレ》 大人の男の人と子供コンビの逃避行SFバージョンな映画。世間的な評価がわりと良さげなので期待したんですが、僕はいまいちのれませんでした。残念。映像は大作の迫力あって、近未来な世界観とか、バトルとか好きな要素てんこ盛りやったんけど、なんでやろう。鑑賞後、色々考えたら、あんま主人公に共感できてなかったからかも。恋人との悲哀があんま響いてなかったので、その後の、彼の恋人に会いたいとゆう行動目標に正直、冷めた目ってゆーか。もうちょい前半、あんなベットでイチャコラじゃなくて、アットホーム的な感じで描写してくれたら、あと、ほんまに2人の子が育ってて、その子も戦火に巻き込まれたとかくらい悲惨やったら、たとえ、主人公がスパイだったとしても、主人公の悲しさが伝わってきて、途中の逃避行も切な過ぎて泣きながらみてたかも。あと、国の設定とか治安とか、超兵器の運用とか、そのへんの設定がフワッとしすぎて(そう思える)、あんまピンとこなかったです。 [インターネット(吹替)] 5点(2024-02-28 20:33:18) |
89. 禁じられた遊び(2023)
《ネタバレ》 怪異に憑りつかれた女性が主役のホラー。鑑賞前から、世間の評価が低いのはわかりきって覚悟して観たんですが、意外に、普通に観れました。あの変な感じの霊媒師コンビもヘンテコすぎて僕には悪くないキャラに思えます。特に、調査パートに移ってからは、こっちのテンションもあがってきて、おお、やっぱ、あの奥さん、秘密があったんかとワクワク。ただ、秘密がわかってからのクライマックスはやっぱちょっとしんどかったです。怪物と追いかけっこって。解決が電車て。安直過ぎるやん。ただ、そこからのもう1回ヒネるのは、ちょい予想外でした。え?そーゆうことやったん?と驚けたし。クライマックスやと思てた、怪物との鬼ごっこがダメダメやったゆえに、逆にオチが見抜けなかったとゆう、B級あるあるです。やられました。だから評価的にはプラスマイナスで間をとって5点かな。ちなみにカルト宗教絡みってのは使い古されたネタですが。僕的には好きな要素です。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-02-28 10:26:17) |
90. スイート・マイホーム
《ネタバレ》 原作は読んでませんが、わりと楽しめました。新居を買って住んだ一家が恐ろしい目にあうってホラーです。心霊なのか?犯人がいるのか?とゆう感じで一家と見てる鑑賞者をゆさぶってくるのですが、クライマックスの天井裏のシーンは結構ゾッとしました。オチがちょっと狙ったにしては嫌すぎるのと、主人公がわりと暗めなので、途中ちょっとダレました。もうちょい短くしてたら、もっとノレたかも。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-02-28 09:58:04) |
91. “それ”がいる森
《ネタバレ》 評判が悪すぎたので、全然期待せずに、退屈しのぎにB級パニック映画感覚で観ることができたからか、うまくチューニングがあって、わりと楽しめました。ストーリーはありがちだし、怪異のCGとかちゃちい部分もあったんだけど、それなりに真面目に作ってあるとゆーか、例えば、警察がちゃんと現場検証したり、子供の連続誘拐で町全体がちょっとしたパニックになり、町長とか記者会見したり、ホラーじゃ、こーゆうのんて人が沢山出て面倒なのでわりとカットしがちだけど、この映画ではちゃんと描いてて、パニック感は感じました。怪異への調査パートもしっかりあって、対抗手段もあって、怪異ってか宇宙人の構造も僕的には好きです。見た目リトルグレーだけど、口がガバって開いて、子供が入ると、プルプル震えて分裂しちゃうとか、ヘンテコすぎて怖いやん。ガンツに出てくる宇宙人みたいやん。たまにスーッと移動する動きも不気味でえーやん。警察が全滅しちゃって、学校の校庭に宇宙人が何体か現れる絵ズラもよかったなー。こーゆう映画ではだいたい助かっちゃうモブの子供たちが、みんないなくなったままエンディングってのには、ちょっと驚いたわ。いや、助からんのかーい!でもそれがジュブナイル映画よりにならなくていい、です。ただ、邪魔だったのは相葉くんの家庭の事情。最終的に関係なくなるし。ちょっと特殊やん。子供が引っ越してくる設定にしたかったなら、もーちょいよくある感じにできひんかったかなーって。まー、でも、僕的には悪くなかったです。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-02-19 20:31:08) |
92. ミンナのウタ
《ネタバレ》 完全に男性アイドルホラー映画ですが、意外にも普通に観れました。後半のわかりやすい調査パートも良いし、解決方法も、ま、アリガチですが悪くない感じ。GENERATIONSの全員の演技も思ってたより良くて、すっとぼけた探偵役のマキタスポーツとの相性もバッチリな気がします。ただ、怪異である高谷さなの弟トシオはいらんかったかなー。また呪怨ネタ?って変なノイズになっちゃう。それなら高谷さなのサイコパス感の背景をもっと描いて欲しかったかも。ごく普通の家庭で、どーして、あんなヤバい性格になってもーたとか、一切ないから、気になります。過去のトラウマとか描いたらいいのに。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-01-19 23:24:07) |
93. 忌怪島/きかいじま
《ネタバレ》 邦画でコンスタントに心霊系のホラー映画撮ってるの、もうこの監督さんだけちゃうかなー。だから、いつもの感じってのはわかってても観ちゃう。今回登場する怪異はイマジョってゆう赤い着物をきた女のお化け。VRと心霊との組み合わせってアイデアはよいなーって思いました。なんか新鮮で。でも、ちょっと登場人物出し過ぎて、物語が散漫になってる感じで、特にシゲさんと女子高生は、僕的にはいらんかったかなー。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-01-19 23:02:02) |
94. 戦慄怪奇ワールド コワすぎ!
《ネタバレ》 このタイトルを見て、いったいどれくらいの人達が、「あのコワすぎシリーズが帰ってきたんや」と思うんやろうか?それくらい知る人ぞ知るな、超カルト的なドラマシリーズの8年ぶりの映画化。なので、コワすぎシリーズを知らない人達が見ても、「なんや、この映画、登場人物がずっと走ってるだけやん」ってなってしまって、つまんないかも。それにしても、ループしてる廊下をずっと走ってる人たちのノーカット目線とか(奇しくも同じ設定が呪術廻戦であって、ある意味リアル呪術廻戦)、過去の自分との対面をノーカットで見せるとか、パラレルワードへのワープをノーカットで見せるとか、一見、かなり低予算で見せてるんだけど、バリバリ、カメラの高等技術満載で、よーやるわと関心しちゃいます。僕としては、前作の映画化みたいに、もーちょっとメチャクチャな展開を期待してたんだけど、ちょっと物足りなかったかなー。工藤も昔より温和になってたし。でもま、全然、退屈じゃなかったのは、やっぱ、このシリーズが好きやったからかも。ちなみに、全然、怖くないです。てゆーか、むしろコミカルです。シリーズを見た事ない方は、最近、アマプラに復活したコワすぎシリーズをまず視聴して、このシリーズを気に入ってからの鑑賞を強くおススメします。 [インターネット(吹替)] 5点(2023-12-25 19:30:22) |
95. ある男
《ネタバレ》 死んだ夫が実は戸籍も名前も別人だったとゆう映画。それにより戸惑う家族とその夫の本当の戸籍を雇われた弁護士が調査するってのを交互に見せていく展開。全体的に子供の演技が良くて、子供が登場するシーンは何回かウルってなりました。人間は生まれてマッサラってのじゃなくて、ほとんどの人間は親やその前から続くルーツがあり、中にはそれが受け入れられない、今風に言えば、親ガチャ失敗ってのがあり、この映画は、その部分にフォーカスを当ててるんだけど、例えば、誰かと戸籍を交換した時、交換した親ガチャも元の持主がそれを失敗と思って交換してくれたわけで、でも本当の自分のルーツでないから、失敗した親ガチャでも、そんなに深刻にならず受け入れられるのかなとか、他の人になれるってのは、それがどんなルーツでも、どっか魅力的な感じがあるのかもとか、色々、考えちゃいました。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-09-28 21:42:14) |
96. ザリガニの鳴くところ
《ネタバレ》 1950年代頃のアメリカ南部がメインのお話で、一人の男の死体が発見され、湿地に一人で住んでる女性が容疑者として捕まり、その彼女の法廷劇と、生い立ちのストーリーを交互に見せていくミステリーかな。あんまミステリー感はないけど。原作は動物学者の処女作の小説で面白いらしいが、映画もそれなりに楽しめました。カイアの生い立ちの前半が悲惨で、ちょっと辛かったけど、ヒロインがいい味出てるし、成人してからは芯が強い女性なので、後半はすんなり観れたかな。オチの余韻はジワジワきました。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-08-15 11:47:23) |
97. ヴィレッジ(2023)
《ネタバレ》 なんの映画か全く知らずに鑑賞しました。村でのごみ処理問題と、そこで働く不遇の主人公が、幼馴染のヒロインに救われ、その後、追いつめれて、犯罪者になっちゃうってゆー、観てて、しんどい映画でした。ラスト、主人公が能面と同じ顔になるんかな?って途中思って観ていたら、やっぱそーなりました。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-06-22 21:10:06) |
98. シャン・チー/テン・リングスの伝説
《ネタバレ》 正直、観ないでスルーしようっと思ってたんです。パッケージの感じから、なんか違うって思えたので。でもMCUを見続けて、後で、みんな登場がもしもあった時、こいつ誰やったっけ?ってなりたくないので、しんどそうやけど、観ることにしました。結果、普通に観れて、普通に楽しめたんだけど、見た目パッとしない主人公、フワちゃんみたいなヒロイン、前半、ほぼカンフー映画など、マーベル映画としてはやっぱとまどいます。いやでも、これもそれもMCUなの?ってノリは前からチョロチョロあって、そこに新たな世界観がきても、全然おかしくないから、これはこれでいいのかも。 [インターネット(吹替)] 5点(2023-05-24 22:04:13) |
99. 聖地X
《ネタバレ》 ホラーコメディー。もしくは雰囲気は真剣なんだけど、展開とか端から見るとバカバカしいみたいなブラックユーモア的な映画でした。韓国が舞台の邦画で、思い込みが具現化する不思議な場所で、それに巻き込まれた人たちのお話。具現化するのは物だけでなく、人間もなので、ドッペルゲンガー的なことが起こっちゃい、さー大変ってなっちゃいます。どっちかゆーたら世にも奇妙なお話し的で、そーゆうのが好きなら、暇つぶしにはなります。印象的だったのは人が合体するシーン。こーゆう感じ、なんかの組み立てとかで経験したことあるようなイメージ。あと川口春奈が「あー」とかいって走り出すくだり。「あー」とか言うには、遠すぎひん?ってゆうギャグですよね。たぶん。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-03-22 09:23:31) |
100. この子は邪悪
《ネタバレ》 冒頭から、だいぶキモ怖い感じで、ホラーとして、それなりに楽しめました。目がギョロギョロうごくのがギョッとしたかな。でも真相がわかるクライマックスが盛り上がりにかけてて、特におばーちゃんが先生を殴るシーンがイケてなくて、コント殴りしてて、嘘がモロバレで、なんか手を抜いた感じ。それまでちゃんとしてたのに、なんで、クライマックスだけコントっぽくなってしまったんやろ?ま、オチでなるほど、だから、このタイトルなんやねって納得できたので、間をとって5点とゆーことで。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-01-12 09:41:00) |