81. ドント・ルック・アップ
《ネタバレ》 ディカプリオ主演のSFコメディ。もしもエベレスト級の彗星が地球に迫ってきたら…。あり得ねえ天災がちょっとふざけて描かれる。事実を知らされても出足が鈍い人々。実際の反応はこんなもんなのかもね。最後は結局滅びちまうんだけど、あまりにも真剣さが無くて入り込めず。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-08-16 07:12:13) |
82. Mank マンク
《ネタバレ》 デヴィッド・フィンチャー監督がモノクロで、「市民ケーン」の脚本家についての伝記物語を描く。アル中の脚本家をゲイリーくんがゲロゲロに熱演。アマンダちゃんは瞳をギョロギョロ、モノクロなので余計に際立つ。時代に合わせてモノクロで、皮肉めいたコメディ調を含んでいるが、あまり入り込めず。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-08-16 07:07:31) |
83. キングダム 運命の炎
《ネタバレ》 約9ヶ月ぶり2度目観賞。続編公開に向けての復習。シリーズ第3弾。吉沢王様の壮絶な過去が語られる前半と、趙軍との戦闘がダイナミックに描かれる後半。100人の隊を率いるまでに成長したワラベ・シンちゃん。愛之助の首をジャンピングカットして大手柄。総大将として戦闘に臨んでも、ニヤニヤヘラヘラ…。良いコトを言ってても全くシマリのないオカマ・オーキ将軍。今作は次作への繋ぎのようなカンジだけど、個性派キャラが魅力的で楽しめた。最後に出てきたヤツはキッカワさんか。良作。 [映画館(邦画)] 7点(2023-08-14 01:40:57) |
84. ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
《ネタバレ》 約4ヶ月半ぶり2度目観賞。シリーズ第7弾、最終章の前編。2本の鍵を巡って攻防。お話の中身は無いに等しいが、とにかく終盤のアクションがものすんげえ。バイクで崖から飛び降り、空中パラシュートダイブし、列車内にパチコン。列車上でのタイマン。橋が爆破し、少しずつ落ちてゆく列車車両内で粘るお二人。実写では有り得ねえスーパーアクションが、これでもかと次々に叩きつけられる。 [映画館(字幕)] 6点(2023-08-12 01:58:21) |
85. 朝が来る
《ネタバレ》 オイラ、まひと。オイラには母が二人いる。オイラをもらってくれた神奈川の母ちゃんと、オイラを生んでくれた広島の母ちゃんだ。中学生でオイラを生んでから、不幸すぎて見た目もどんどんケバくなっていく広島の母ちゃん。親戚のおじさんをシバいて、おばあちゃんの耳を引っ張って痛タタタ…のシーンはオッたまげたよ。メチャクチャやんけ。挙句の果てに、疾走して死んだかと思ったけど会えて良かったよ。河瀬直美監督によるサスペンスドラマ。永作博美、蒔田彩珠が母ちゃんをそれぞれ熱演。傑作。 [インターネット(邦画)] 8点(2023-08-07 01:07:10)(良:1票) |
86. 君たちはどう生きるか(2023)
《ネタバレ》 口外一切禁止、宮崎駿監督による10年ぶりのジブリアニメ。冒頭部分は戦争モノ、これは重たいけど感動作か…と思っていたら、少年が塔の中に入って、濁声でしゃべる青い鳥が現れて…。どんどん筋書きがあらぬ方向へと進んでいく。終わったら物語の中身がすっかり無くなり、なんじゃこりゃ。ハヤオさん、もったいぶっときながらやっちゃいましたね。これで創作活動を終わりにしねえで送んなせえ。駄作。 [映画館(邦画)] 5点(2023-08-06 08:24:36)(良:1票) |
87. インディ・ジョーンズと運命のダイヤル
《ネタバレ》 約5ヶ月ぶり2度目観賞。15年越しのシリーズ第5弾、最終章。おじいちゃんになったオイラ。ダイヤルを巡って古今東西、陸海空を駆け回る。歴史アドベンチャー。迫力ある決死のチェイス。ダイヤルのチカラで古代へタイムスリップ。神々しいアルキメデス様と出会い、何だか現代へ帰りたくなくなったオイラ。我に返ると待ち受けていたのは、シワシワになった初代ヒロイン。テーマ曲健在。だけどエンドロールが長ぇぞ。 [映画館(字幕)] 6点(2023-07-16 22:27:17) |
88. スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
《ネタバレ》 約4ヶ月ぶり2度目観賞。アニメ版のシリーズ第2弾。スパイダーマン関連のこれまでの全作品を観ているのだけど、ストーリーもキャラも分からねえことだらけだ。スパイダーマン素人とちゃうのに、ちゃんと分かるように作らないとだめじゃないかっ。目を引いたのはスタイリッシュな映像だけ。所詮所詮カッコだけぃ。駄作。 [映画館(字幕)] 5点(2023-07-09 01:50:54) |
89. ザ・フラッシュ
《ネタバレ》 約3か月半ぶり2度目観賞。DCコミックヒーロー。足が速すぎて周囲がスローに。時を遡りながら戦う斬新な戦闘法。バットマンやスーパーガールと共闘。戦う理由はお母ちゃんの敵討ち。だけど説明不足。ユニバースをもう知っているという前提でやるんじゃなくて、初心者でも分かるようにしねえとダメじゃないか。 [映画館(字幕)] 6点(2023-07-02 02:50:06) |
90. リトル・マーメイド(2023)
《ネタバレ》 ディズニーアニメの実写版。瞳の間にちょっぴりキョリのある黒人女優が人魚姫アリエル。ワイルドでがっちり。評判ほどは悪くねえ。内容はアニメにほぼ忠実。コミカルなテーマ曲も健在。この再現性は宜しいですな。 [映画館(字幕)] 6点(2023-07-02 02:40:45) |
91. 怪物(2023)
《ネタバレ》 約8ヶ月ぶり2度目観賞。是枝裕和監督による学園・家族ドラマ、サスペンス。アカハラ暴力教師のエータくん、モンスターペアレントのサクラちゃん、やる気のない田中裕子校長(ヤツと同姓同名)、2人の小学生。前半ドラマは中学生日記の小学生版やな。多様な人物の視点で描かれる群像劇的な後半。前半の種が明かされて面白くなるはずだが、なんだかとても冗長で入り込めなかった。 [映画館(邦画)] 6点(2023-06-18 02:27:38) |
92. ドライブ・マイ・カー
《ネタバレ》 180分に迫る長編ドラマ。2年前、愛する妻を失ったオイラ。クルマはオレンジ色であまりカッコいいとは言えない。運転手は無口、無表情だけど仕事に忠実なアタシ。孤独な二人の過去が徐々に明かされて、じわじわと分かり合う。夜景などの景色は美しく終始哀愁漂うが、長尺の割に中身が薄くて冗長。レーカちゃんのおのろけシーンはアリガタく頂きました。米アカデミー作品賞にノミネートの快挙。 [DVD(邦画)] 6点(2023-06-17 00:46:19) |
93. 最後まで行く(2023)
《ネタバレ》 新進気鋭の藤井道人監督。バイオレンスサスペンス。韓国版のリメイク。冒頭でやっちまったオイラ。逃げる岡田准一、追う綾野剛の図式。何度もピンチが訪れて、追い詰められ、ヤバいと思った際の必死の表情が名演のジュンイチくん。一見無表情に見えるものの、焦燥感を隠しきれずに面に表れて、案外分かりやすい名演のゴーくん。名演技の競演。長い長い濃密な4日間を経て、対峙する二人。各々の思いを拳に乗せ、どつき合う。暴力砂漠にてもがき苦しむことは、もはや警官というお仕事の宿命なり。オイラたちに安息の場は無え。亡くなった母ちゃんの遺体とチンピラの遺体を棺桶の中で抱き合わせにする、この場面はコメディやな、このバチ当たりめがっ。傑作。 [映画館(邦画)] 8点(2023-06-17 00:39:50) |
94. 西部戦線異状なし(2022)
《ネタバレ》 第1次大戦を舞台にした戦争映画。小さな陣地を守るために多くの犠牲を払う。ほとんど動かなかった戦線。だけど、異常だらけに見える戦場。まるでピクニック気分、意気揚々と戦場へ赴くオイラたち。凄惨すぎる、こんなはずじゃなかった。殺し合いの果てに、戦争終了まで残り数分で命を落とすオイラ。ちょっと大げさすぎる演出もあったけど、戦場の過酷さは大いに伝わってきた。オンガクは「たーじゅうじゅう♪」がメインやな。 [インターネット(字幕)] 7点(2023-06-05 01:20:26) |
95. クリード 過去の逆襲
《ネタバレ》 シリーズ第3弾。チャンピオンのまま一線を退き、後輩の指導に身を委ねながら薔薇色の引退生活をゆったりと過ごすアポロのムスコ。悠々自適なオイラにムショ上がりの幼馴染のアイツが頼ってくる。情けは人の為ならず、力を貸すと瞬く間にチャンプになっちまうアイツ。チョーシをこく天狗のアイツを制裁すべく現役復帰するオイラ。リングの上で拳を交わすオイラとアイツ。渾身の右でアイツを沈め、過去にケリを付けるオイラ。その瞬間にあのテーマ曲が聞こえてきたではないかっ。全てが終わった後に流れたアニメは蛇足やな。それでも良作。 [映画館(字幕)] 7点(2023-06-04 04:19:31) |
96. ワイルド・スピード/ファイヤーブースト
《ネタバレ》 約3か月ぶり2度目観賞。シリーズ第10弾。最終章の前編。カーチェイス、ストリートレース、肉弾戦など原点回帰。ドッカンドッカンとシリーズ最高級のド迫力アクションを、特別出演を含めたキャラ多数で魅せる総花的お祭り映画。世界で最もクルマが似合うワイルドドライバーのドミー、そのお相手はこれまたイカつい風貌のジェイソン・モモア。とにかく暴れたい放題のイケてる悪役を好演のモモちゃん。最後に登場したのはシリーズ最恐男のドウェイン・ジョンソン。有り得ねえスーパーアクションの連続。良作に格上げ。 [映画館(字幕)] 7点(2023-06-04 04:01:07) |
97. パワー・オブ・ザ・ドッグ
《ネタバレ》 同性愛色の強いドラマ中心の西部劇。粗野で威圧的でお風呂に入らないクサいアニキをベネディクト・カンバーバッチが好演。ヒロインは年季が入り、ちょっぴりオバさんになったキルステン。飲んだくれを体当たりの熱演。酔いつぶれて思わず胃液をあげちゃうアタシ。タタカイ場面の一切ない西部劇。女々しい同性愛モノ。こんなのウエスタンじゃねえ。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-05-29 01:28:59) |
98. アイリッシュマン
《ネタバレ》 マーティン・スコセッシ監督。デニーロ、パチーノ、ジョー・ペシら大物強面俳優共演。実話に基づいた200分超の骨太マフィア大作。病棟にて車椅子にまたがり、自らの波乱の人生を振り返るオイラ。オヤジの庇護のもと、邪魔な奴は片っ端から殺していくオイラ。まさに殺したい放題。これだけ殺せば、晩年に救いの神も仏も無ぇよな。娘たちからも見放され、一人寂しく地獄に落ちるしかないオイラ。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-05-22 00:16:48)(良:1票) |
99. TAR/ター
《ネタバレ》 歌と曲で圧倒する本格的な音楽ドラマと思っていたら、冒頭から冗長な対話劇の連続。見た目はオンナ、中身はオトコ。仕事では大合奏団を仕切り、余暇はランニングとボクシングジムでボコスカとシバき回す。そんなとっても勇ましいアタシの人生が暗転。段々と同性愛モノの妙な匂いを感じ、そのままジ・エンドを迎えちまった。期待していた音楽シーンはわずか。思っていたのと全然違う。大女優ケイト・ブランシェットはさすがに崩れゆく女性指揮者を怪演していたが、レズはキツイぞ。そんなの全然ありがたくねえ。駄作にはしないけどしんどいぞ。 [映画館(字幕)] 6点(2023-05-21 02:31:23) |
100. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3
《ネタバレ》 約3か月ぶり2度目観賞。シリーズ第3弾、最終章。今作もバトルに加えてクチの悪さが舌好調。だけど、中身は相変わらずすっからかん。我らがクリスくん、終盤でひでぶ面に。イケメンが台無しだべや。「アイムグルード」以外のコトを呟いたボクネンジン。アオイ頭のハゲ女、触角女、緑のピッコロ女…気色悪くて魅力を感じない女性陣。このシリーズは合わねえと思いながらも最後まで観たが、全て無駄だったようだ。駄作。 [映画館(字幕)] 5点(2023-05-14 03:12:24) |