81. ちょんまげぷりん
タイムスリップ物でよくあるタイムパラドックスのてんやわんやを描くのではなく、自然な淡々としたほのぼの感がなかなか良かった。ただ、ちょっと中だるみ感があったのも確か。原作の続編として発表された、友也が逆に江戸時代にタイムスリップするという「ちょんまげぷりん2」も見てみたい。 [映画館(邦画)] 6点(2010-10-12 08:46:24) |
82. 青い鳥(2008)
昔学校で観せられた教育映画っぽいが、学校の事なかれ主義や中学生の残酷な無関心などがよく描かれていた。吃音の臨時教師という設定も意表をつく感じ。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-02-20 16:53:31) |
83. Dr.パルナサスの鏡
予告編を観て、ファンタジックな映像に期待しながら、難解そうな展開に不安も感じたが、いざ観てみると…予想通り。鏡の中はもちろん馬車や街の風景までもがシュールでそれでいて美しく(多少グロな面もあるが)楽しめたが、ストーリーが分かりづら過ぎて疲れた。何で? 誰? どうして? だらけで話しについていくのがやっとという感じ。こういう世界が好きな人にはたまらないだろうが、万人向きではない。 [映画館(字幕)] 6点(2010-01-30 14:17:36) |
84. アバター(2009)
初の本格的3D映画を体験。さすがに臨場感たっぷりで、衛星パンドラの景色も美しく異星の動植物も面白かったが、ちょっと疲れた。ストーリーもイマイチ。ラストの人間とナヴィの戦いにしても、あれでは何の解決にもならないし、どちらにも感情移入できなかった。3Dも2時間42分は長すぎ。昔ディズニーランドで観たマイケル・ジャクソンの「キャプテンEO」が懐かしい。 [映画館(吹替)] 6点(2010-01-21 13:25:38) |
85. 重力ピエロ
《ネタバレ》 中盤までの展開は良かったが、最後の撲殺放火殺人でそれまでのリアリティがパァになった。これではいくら家族のきずなといわれても共感できないし、のんびりしたラストシーンがわざとらしい。子役を含めたキャスティングは良かったが、渡部篤郎の悪役はもうひとつ。伊坂幸太郎原作ものでは、アヒルと鴨>死神の精度>重力ピエロ>陽気なギャング、というところ。 [映画館(邦画)] 6点(2009-05-30 06:56:22)(良:1票) |
86. スラムドッグ$ミリオネア
前半の悲惨な境遇を跳ね返す力強い展開に比べ、後半はご都合主義の甘っちょろいラブロマンスになってしまった。アカデミー賞8部門受賞のほか評論家も絶賛していたので期待していたのだが。もしアカデミー賞を取っていなかったら、また違った評価だったのでは。 [映画館(字幕)] 6点(2009-04-21 13:34:39) |
87. インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
それなりに面白かったがストーリーがスカスカ。これくらいのアクションシーンなら今は吐いて捨てるほどでは [映画館(字幕)] 6点(2008-09-18 15:45:53) |
88. Sweet Rain 死神の精度
《ネタバレ》 オープニングは「シックスセンス」の雰囲気でちょっとドキリとさせられたが、"ミュージック"をこよなく愛する死神がなかなかとぼけていて、その後の展開はまずまず楽しめる。エピソードごとに違う死神のヘアスタイルもグッド。ただ、歌手から理容師への転職や、愛しすぎるのが怖いからと息子を捨てたり、ロボットのお手伝いさんの登場など、ちょっと展開に無理があるのは否めない。 [試写会(邦画)] 6点(2008-03-07 16:25:57) |
89. ワルボロ
はじけ方がいまひとつ。「ガキ帝国」「岸和田少年愚連隊」のような突き抜けた迫力がないのは、関西弁と東京弁の違いか。というよりも自分自身が年をとってしまったのだろう。ということで、大人が楽しめる青春映画には至らず。 [映画館(邦画)] 6点(2008-02-16 22:03:41) |
90. 陰日向に咲く
《ネタバレ》 いろんな話が最後につながるというのなら、売れないアイドルとオタク青年たちとの絡みもほしかった。あれが一番面白かったエピソードだったのに。それと宮崎あおいが弁護士っていうのは、ちょっと無理があるのでは。時代劇(花よりもなほ)ではかつらと着物のせいで気付かなかったが、岡田准一が意外にスタイル悪いことも発見。 [映画館(邦画)] 6点(2008-02-15 16:13:38) |
91. 祈りの幕が下りる時
やたら評判がいいので見に行ったが期待外れ。ストーリーは無理やりで、突っ込みどころ満載。どこか喜劇的な香りのする阿部寛の演技が場違い。映画の惹句、さらば新参者-そのまま返します。 [映画館(邦画)] 5点(2018-02-07 17:17:44) |
92. スター・ウォーズ/最後のジェダイ
前作「ローグワン」の私的コメント『飽きた。大音響の戦闘シーンも個人技のアクションシーンも既視感しか感じられず。』と同じコメントでいいかと。派手なドンパチも最後は結局チャンバラかい。もはや面白いのか面白くないのかもわからない。宇宙空間に放り出されたレイアがなぜ助かるのか?、一斉砲撃を受けたルークがなぜ無事なのか?。ジェダイだから…。 [映画館(吹替)] 5点(2018-01-21 13:48:05) |
93. 関ヶ原
日本史マニアで戦国オタク、司馬ファンでもある当方だが、それほど期待せずに観に行ったら、やはり思った通りの単なる大型時代劇。セリフが早口すぎて聞き取れず、アクションも目新しいものはなく、何より初芽のシーンは全カットでOK。そもそも関ヶ原の戦いを石田三成を主役にして、2時間半で収めようとすること自体に無理がある。小説なら可能な多角的な見方も、映画ではどうしたって三成の独りよがりに映ってしまう。いっそ小早川秀秋や大谷刑部、もしくは島左近目線での映画化の方が良かったのでは。キャッチコピーには「誰もが知る関が原の、誰も知らない真実」とあるが、既視感しかなかった。 [映画館(邦画)] 5点(2017-08-31 12:45:48) |
94. ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章
JOJOファンにはそれなりに楽しめたが、原作を知らない人間にはどうだろう。おそらくよく分からない描写もあったのでは!?スタンドの表現は文句なし。虹村兄弟の存在感も圧倒的。ただ主役の仗助役のハマリ方がもう一つ。山岸由花子もシリーズ化には不必要かも。第二章へつながるラストは原作と違い吉良吉影のスタンドだったが、あれはあれでよかったし。 [映画館(邦画)] 5点(2017-08-10 10:24:07) |
95. 花戦さ
「のぼうの城」でもそうだったが、歌舞伎役者よりもオーバーアクションの狂言師・野村萬斎の演技がなんとも鼻につく。全体的にスローテンポで長過ぎで、スピードアップして30分短縮した方が締まるはず。それと信長役の中井貴一は圧巻だったが、佐藤浩市がどうしても千利休に見えなかった。ただ信長、秀吉に披露した「大砂物」は花の心得がない自分が見ても見事と感じたのは確か。ラストの河原のシーンは蛇足。 [映画館(邦画)] 5点(2017-06-08 17:43:22) |
96. ザ・ファイター
どうしようもない兄と母に振り回されるところはそれなりに面白かったが、いかんせんボクシングシーンが類型的すぎ。またボクシングファンから言わせると、WBU(世界ボクシング連合)などというタイトルは超マイナー。それだけにシュガー・レイ・レナードが出ていたのにはちょっとびっくり。なおフィルムを見返す限り、レナードが倒れたのはプッシュかスリップで、明らかにダウンではない。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-11-18 10:37:31) |
97. GONIN
石井監督らしい典型的バイオレンス・アクション。それ以上でもそれ以下でもない。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-10-25 17:11:45) |
98. ゴジラ(1954)
リアルタイムで映画館の大画面で見てたらそれなりの迫力だったろうな。ただ宝田明と河内桃子、平田明彦の三角関係など人間ドラマの部分は全部不要。オープニングで海上保安庁賛助のテロップがあったが、それよりも『この映画の製作において、動物に危害は加えられていません』のエンドクレジットが必要。それほどラストシーンはゴジラが可哀想だった。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-07-10 15:18:08) |
99. テッド
下ネタ満載のお下品コメディ。それなりに楽しめたが、それだけかな。 [映画館(吹替)] 5点(2014-01-30 10:59:47) |
100. 007/スカイフォール
ダニエル・クレイブ版前2作と比べると古臭い。昔ながらの格好つけたスパイの荒唐無稽なアクション映画に逆戻り。コモドドラゴンが出た時には「007は2度死ぬ」の相撲シーンを思い出して苦笑い。 [映画館(吹替)] 5点(2013-01-03 07:38:43) |