981. 猿の惑星
《ネタバレ》 ザイアス長官の族長としての慧眼に4点。しかし、驚愕のラストシーンをDVDジャケまたは、DVDのメインメニューで見せてしまう「20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント」の蛮勇(無神経さ)には恐れ入る。いくら有名なオチだとしても。 [DVD(字幕)] 4点(2011-01-02 15:22:08)(良:2票) |
982. 現金に体を張れ
《ネタバレ》 ピエロのマスクをかぶって行われる現金強奪シーンや、二人の刑事がシンメトリーで、こちら(犯人側)に向かってくるラストシーンなど、本作以降のキューブリックを彷彿とさせます。まさか時間軸の繰り返しをこの古い映画で見ると思わなかった。油断してました。なかなかの佳作。 [DVD(字幕)] 7点(2011-01-02 00:17:02)(良:1票) |
983. アウトレイジ(2010)
《ネタバレ》 うーん、たけしの眼に力がなかったですね。大友組の組長は椎名桔平に任せ、役者・ビートたけしは村瀬組の組長くらいにおさまり、早々に格好悪く退場するくらいの潔さがあってもよいのではなかったのではないでしょうか。北野監督は、もはや自分自身、この手のものには飽きてしまっている、という印象です。 [DVD(邦画)] 3点(2010-12-29 18:03:06) |
984. ニッポン無責任野郎
《ネタバレ》 「日本一のゴリガン男」、「ニッポン無責任時代」と植木等を見てきました。この2作には、他人の気持ちを思いやるような要素も持ち備えていた主人公でしたし、見ていて「これでいいじゃん」という気持ちにもなりました。しかし、本作においては、植木等はまるで「唄う悪魔」。ツノが生えて、キバがある緑鬼のようにも見える。自分の欲望のまま、気の向くまま。年寄りの庭を、無断でパーキングにするなよ。結果として、うまくいったケースもあるが、そうでないケースの方が多い。最後の笑いは、悪魔の哄笑のようだ。そういう意図で、作られていたのであれば別ですけど(事実そうかもしれないとも思う)。ワタシには3点。なんか、まじめでごめんなさい。 [DVD(邦画)] 3点(2010-12-26 23:24:50)(良:1票) |
985. 放送禁止 劇場版 ~密着68日 復讐執行人
《ネタバレ》 「どうやら、あなたは知りすぎたようね」とか、「知れば知るほど、深みにはまる」とか、そんな大時代的セリフを自称復讐執行人に言わせるんですねぇ。なんか、もうただ一言、「この作品は、志が低すぎる」とだけ言わせてもらいましょう。ごめんなさい。 [DVD(邦画)] 1点(2010-12-25 23:57:20) |
986. 太平洋奇跡の作戦 キスカ
《ネタバレ》 1日に2時間だけの希望。死への恐怖と母国への募る思いを持って、来るかもしれない、でも来ないかもしれない救援を整然と待っているキスカの日本兵の姿は圧巻。このような史実を、これまで知らずに生きてきたことを恥じ入るばかり。しかし、この手のモノを扱うとしたら、NHKの歴史ドキュメンタリーの方が上手(うわて)ではないか、というのが正直な感想。 [DVD(邦画)] 5点(2010-12-25 00:35:21) |
987. 青春デンデケデケデケ
《ネタバレ》 大林監督全開の作品でしたね。久しぶりに、あの甘ったるいセンチメンタルな世界を堪能しました。巨匠であるにも関わらず、あえて大型新人監督が作ったような青臭い雰囲気が出るのが、大林流演出だと思います。それとまた、あの海水浴のシーンの女の子。16のオレなら、熱かなんか出してしまいそう。ああいうい~い子が必ず出てくるのも、この監督ならでは。期待に、きちんと応えてくれるわけです。 [DVD(邦画)] 8点(2010-12-23 03:43:34) |
988. 恋はデジャ・ブ
《ネタバレ》 これは文句なしで、面白いですね。満点です。こんなに評判の悪い邦題なら、蛮勇ふるってワタシがつけてやる!ということで、①「2月2日」、②「2月2日からの脱出」、③「フィルは、何でも知っている」、④「ずっといつまでも長い冬」。…ちっとも、ファンタジックコメディみたいじゃないですね。邦題つけるのって、難しいっす! [DVD(字幕)] 10点(2010-12-20 22:06:37)(笑:2票) |
989. ベルヴィル・ランデブー
《ネタバレ》 歌とダンスのシーンは、かなり好き。サントラ買ってもいいくらい。しかし、他のシーンはかなりキツイ。あえて演出されたザラついた感じだと思いますが、心の奥底で受け入れられない感じ。いろんなもののバランスが狂ってる上に、出てくる食いもんがいちいちまずそうなんだもん。鑑賞後、「紅の豚」で口直ししましたけど、これってもしかして、○ブリの思うつぼですか?【10-12-25;追記】サントラ、やっぱ買っちゃいました。こりゃ、かっこええぞ!+2点! [DVD(吹替)] 5点(2010-12-18 23:29:58) |
990. 真空地帯
《ネタバレ》 ラストシーンに野間宏氏の小説の一節と思われるものが映し出されるが、冒頭に持ってきた方が、観客に親切ではなかったか。タイトルの意味することを、がっちりつかんだ上で鑑賞できたと思うので。會田一等兵の「はきだめの中の善人」だか、むしろ「たき付け役の悪人」なのか分からないところや、最後の木谷一等兵の暴走が、金子班長に向かず、もしや木谷同様、被害者かもしれない林中尉に向かうところなど、営舎内の理不尽、混沌さ加減が伝わってくる。しかし、聞き取りにくい。できれば、DVD(字幕)で見たかったところ。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-12-18 19:37:49) |
991. スパルタンX
《ネタバレ》 そこはかとなく80年代アイドル映画の軟弱な雰囲気をただよわせつつ、しかししっかりとしたアクションシーン。加えて、広東語を語るスペイン人。そして、邦題「スパルタンX」。なんだかよくわからない不思議な世界でした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-12-14 22:27:40) |
992. 評決
《ネタバレ》 なんか、思ってたのとずいぶん違うなあ…、というのが鑑賞直後の感想でした。でも、これ、やっぱりいいですね。いつ、この飲んだくれのダメ弁護士がヒトが変わったように活躍しはじめるのだろう、と思って観てましたが、結局、クズのまんま終わるのですね。かなり無茶な手段で、最後の切り札を手に入れますが、そのカードの切り方もまずく、法廷のルール破りをし、あげく大事な証言は証拠不採用。ダメなわけです。最終弁論は、陪審員に向かって行われているのではなく、クズな自分を赤裸々に言いつのってるようにも見えました。クズの純情が、陪審員の心を動かしたかに見える。鳴っている電話を取らずに、もう何もかもめんどくさそうに眼をつむるラストシーンは、見直してみると結構胸にしみます。クズでもいいじゃん。例え、人生1勝10敗でも。のたうち回ってりゃ、いつか勝つ日も来る。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-12-14 19:05:10)(良:4票) |
993. 新・刑事コロンボ/かみさんよ、安らかに<TVM>
《ネタバレ》 コロンボシリーズでは珍しく、邦題で失敗してるんじゃないでしょうか?なんぼなんでも、あざとすぎる。ワタシ的には同情の余地のある犯人でしたので、うそのお葬式なんて大げさな芝居抜きで、自白させてやりたかったですね。ラストシーンのビンタは、今までのたくさんの犯人が、みんなやりたかったことだと思いますが、初老のコロンボにはイタ過ぎます。 [CS・衛星(吹替)] 3点(2010-12-12 23:13:45) |
994. 新・刑事コロンボ/殺意のキャンバス<TVM>
《ネタバレ》 「紅の豚」で拝見して以来、森山周一郎氏のファンのつもりでしたが、イタリア人の放蕩画家の吹き替えをさせてしまうと、なんかこういうふうになってしまうのですね。途中から殺しがあったことすら忘れてしまいそうになるくらい、濃いキャラクター。これは、さずがにキツイ。 [CS・衛星(吹替)] 3点(2010-12-07 22:20:13) |
995. グーニーズ
《ネタバレ》 気になってはいたけど、いやな予感がして、手に取らなかった「グーニーズ」でしたよ。しかし、この度、ま、子どもと見るんだしと、手に取ってみました。いやな予感的中。こまっしゃくれたガキどもが、キャーキャーうるさいだけの映画です。平日午後7時前後にやっている教育テレビの海外ドラマ並み。R-12指定の映画じゃないでしょうか。12歳以上の方は見てはいけない、いうことですが。 [DVD(吹替)] 1点(2010-12-03 21:58:51) |
996. 新・刑事コロンボ/華麗なる罠<TVM>
《ネタバレ》 「華麗なる罠」って、ラストシーンの「博打」のことでしょうか。これだけ、甘々な犯人に、あんな危ない橋渡る必要があったんでしょうか。現場検証の際に、物証のマッチを警察官がポケットから出すところから、ありえない。いかにも、「コロンボ的」なストーリー展開でしたが、まるでピーター・フォークのそっくりさんが、「刑事コロンボ」の物まねをしているようにさえ思える。薄い話でした。 [CS・衛星(吹替)] 3点(2010-11-29 23:45:04) |
997. 未知への飛行
《ネタバレ》 大統領が最後に下した判断は、彼の苦渋の決断とするよりも、あらかじめ被害を最小限に食い止めるフェイルセーフとしてシステムに織り込み済みのものだった、という展開の方が怖いかも。大統領も、緊急対応用の封筒を開けるシーンがあるワケです。 [DVD(字幕)] 5点(2010-11-27 11:39:13) |
998. 新・刑事コロンボ/殺人講義<TVM>
《ネタバレ》 そうですね。本作の犯人とその親、及び脚本家の方に、「こちらにおわすお方をどなたと心得る。恐れ多くもロス警察は殺人課、コロンボ警部にあらせられるぞ。」と言ってやりたくなりますね。最初はなめてたコロンボに、真綿で首を絞められるように押さえつけられていく犯人の様が面白いシリーズなのに、最後まで油断しきってるんだもん。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2010-11-22 15:20:42) |
999. 善き人のためのソナタ
《ネタバレ》 いやー、分からなかったですよ、残念ながら。観る人を選ぶ映画なんでしょう。皆さん同様、ヴィースラー大尉の変心のきっかけが、まず分からない。ここはまず、生身の人間の生活を知ってしまい、そのほの明るさやほの暗さに心つかまれてしまったことによるものと思いましょう。あと、またクリスタが分からない。なんであんなにあっさりと、何もかも白状してしまうのか。しかし、それも当時の東独の世情なんだろうし、あれで収監ならゲオルグも立つ瀬無いですから許す。しかし、一番分からないのが、「善き人のためのソナタ」っていう邦題。ゲオルグの、あのアパートでは騒音と言っていいくらいの演奏に感情を揺さぶられるヒト、いないんじゃないでしょうか? なぜ、あの曲名がタイトルに? [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-11-21 00:59:56) |
1000. 新・刑事コロンボ/マリブビーチ殺人事件<TVM>
《ネタバレ》 新シリーズの制作陣は、旧シリーズとの無言の戦いを強いられていたはず。そのため、力が入りすぎてか、妙にあざとい犯人(ニセ超能力者やセックス・カウンセラーとか)や演出(80年代の軽すぎるポップスとか)を用いては、失敗を繰り返していました(と思う)。でも、本作については、ほぼ旧シリーズのフォーマット。落ち着いた音楽に、いい感じのユーモア。しかも、旧作に負けないラスト。さすが、「二枚のドガの絵」を書いたジャクソン・ギリス氏の脚本です。これは、おすすめ! [CS・衛星(吹替)] 9点(2010-11-20 17:25:35)(良:2票) |