1001. 野のユリ
《ネタバレ》 ストーリー展開の中で説明不足は多少あるものの、なかなかの佳作。やはりシドニー・ポワチエの存在が大きい。黒人初のアカデミー賞を今作で取ったことも大きな意味がある。彼の歌は「手錠のままの脱獄」でもそうだったが、惹きつける力がある。 [DVD(字幕)] 7点(2009-05-10 22:48:24) |
1002. ファンシイダンス
《ネタバレ》 アヌスにはやられたが、そこが印象的過ぎて他はたいしたことない。後の「シコふんじゃった」の方が数段上。 [DVD(字幕)] 4点(2009-05-10 22:45:23) |
1003. もしも昨日が選べたら
《ネタバレ》 ○子供向けの映画な気がする。夢オチとかやり過ぎ。早送りしている間は無愛想になる人間が昇格しないだろう。○ケイト・ベッキンセールがめちゃ美人。こんな奥さんおったら死ぬ気で頑張るだろう。 [DVD(字幕)] 4点(2009-05-10 22:43:33) |
1004. キートンのカメラマン
《ネタバレ》 キートンが仕事で自由を失われていた頃の映画だが、なかなかの秀作。いつものようにいろいろやらかしながら何とかやっているキートン。見せ場の着替えシーン。小さな部屋でおっさんと一緒に着替えないと行けなくなったキートンがおっさんとぶつかりながら服を着替える。もうやりたい放題です。てか普通の喧嘩です。笑いました。そして、ありがちなラストシーン。ちょびりと感動しました。 [DVD(字幕)] 8点(2009-05-10 22:39:32) |
1005. ハチ公物語(1987)
○何となく知っているハチ公だが、こんな話だったとは知らなかった。とは言え、脚色のほうも大分されているみたいだが。ふーんと言う感じでそれほど感動はしなかった。○小さい頃のハチはえらくかわいいが、大きくなってから愛嬌が極端になくなった気がする。 [DVD(字幕)] 5点(2009-05-10 22:35:35) |
1006. 黄金の七人
《ネタバレ》 ○テンポの良い犯罪コメディ。ゴージャスなテーマ音楽も有名。○前半の盗みは予定調和が過ぎたかな。その中に、このキャラがもっと発揮されていればそこそこ見ごたえがあったのではないか。○後半の金塊争奪戦では、伏線なしで知らない男が登場するのだが、これは反則。これが認められると何でもありになってしまう。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-05-10 22:32:17) |
1007. 黒い画集 あるサラリーマンの証言
《ネタバレ》 非常にコンパクトで無駄のない映画。原作は未読だが、小説を読んでいるような気分になる。展開としてはある程度想像が付く。まぁ自分のしたことは自分に帰ってくるってことです。てか、偽証したのに釈放されるんですかね。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-05-10 22:27:30) |
1008. 荒野の用心棒
詰まらない訳ではないが、少々冗長であった。これなら本家のほうが面白かった。 [DVD(字幕)] 5点(2009-05-10 22:23:54) |
1009. ロックアップ(1989)
《ネタバレ》 ○苦境に立たされ、何とか立ち向かい解決していくいつものザ・スタローン映画です。 [DVD(字幕)] 5点(2009-05-10 22:19:35) |
1010. ジョンQ-最後の決断-
《ネタバレ》 ○主人公の気持は分からなくもないが、さすがにそれはしちゃいけないと思う。病院ジャックをしたことでどれだけの公費が使われることか。これを契機に国が動いてしまったら、それこそ全てがボランティアになってしまう。○死ぬと覚悟しておいてあんな奇跡は起こさなくて良い。あんな結末になるくらいなら主人公が死ぬ方が理に適っている。○裁判の判決も甘いし。こういう人たちを味方した映画と言えども、方法論が極端すぎる。○ジョンQを引き立たせるためとは言え、悪役の警察署長にレイ・リオッタを起用することもない。 [DVD(字幕)] 4点(2009-05-10 22:16:49) |
1011. ドゥ・ザ・ライト・シング
《ネタバレ》 ○黒人を題材にした映画では外せない一本。スパイク・リーのデビュー作であり、集大成に様な気もする。俳優としても重要な役割を演じている。○いろんなエピソードが一気にラストへ集約され向かっていく。そして終盤、一度火をつけてしまった花火のように画面の中で次々に爆発していく。非常にエネルギッシュな映画だった。 [DVD(字幕)] 9点(2009-05-10 22:09:06) |
1012. 海底王キートン
くどいシーンが多少あり、キートン長編映画にしてはまあまあだった。 [DVD(字幕)] 5点(2009-05-10 22:03:02) |
1013. バーン・アフター・リーディング
《ネタバレ》 ○テンポが良く、設定こそ面白いのに、脚本よりこの力に頼った結果、中途半端な映画となった。途中からの展開に違和感があり、方向性が分からず、オチも微妙。もう終わりか、と言う悪い意味で早かった。○軽快なコメディ映画と思いきや、暴力描写がかなりリアル。予告編に騙されて行ったカップルが可哀相だ。○ブラッド・ピットはアホ青年役を好演。この役だと20代に見える。とは言え、映画の本筋とは関係がないのは残念。 [映画館(字幕)] 4点(2009-05-10 22:00:31) |
1014. 復活の日
《ネタバレ》 ○観ていられないことはないが、当時の邦画の大作に見られる無駄が顕著。基本的なストーリー展開に寄り道が多すぎる。○この豚インフルエンザ流行期に観ると、人類を一番脅かすのは感染症であると痛感。 [DVD(邦画)] 5点(2009-05-10 21:53:30) |
1015. 太陽を盗んだ男
《ネタバレ》 ○話は少し広げすぎた感はあるが、この手の邦画にしては面白い。○終盤、城戸に銃を向けられた山下が「お前なんかに人を殺す資格はない。お前が一番殺したがっているのはお前だ。死ね!」と言った後、山下は城戸に何発も撃たれる。しかし、死なない。城戸に殺せるのは山下ではなく、城戸自身しかいないからだ。そして、山下は城戸とともにビルから落ちて、言わば城戸に殺されることなく死んだ。セリフにシーンを合わせたため、菅原文太の超人振りが発揮されるシーンとも捉えられるが、一貫性があって好きなシーンだ。 [DVD(字幕)] 8点(2009-05-10 21:48:41) |
1016. アヒルと鴨のコインロッカー
《ネタバレ》 ○原作を読んでいたため、こういう展開、演出になるのは何となく想像していた。とは言え小説のオチが中盤に来て、あとはネタ晴らしのシーンのみというのは残念。○小説内の河崎(ドルジ)の魅力はそこまで表現できてなかったし、小説内での心理描写が映画内に上手く反映されていなかった。○観れなくはないが、映画化自体に無理があった気がする。 [DVD(邦画)] 4点(2009-05-10 21:44:52) |
1017. グラン・トリノ
《ネタバレ》 評判は聞いていたが、ここまで凄いとは思わなかった。ハリー・キャラハンを髣髴とさせるシーンには思わずにやり。因果応報というべきか、彼の映画らしい終わり方であり、俳優としての幕引きがこれなら最高にかっこいい。 [映画館(字幕)] 9点(2009-05-10 21:38:33) |
1018. おくりびと
《ネタバレ》 ○予想に反してコメディ要素の多い映画であった。ただ、コメディ要素は本筋とは少し逸れたところにあった。○本筋はご都合主義が多く、説明不足が目立った。妻が主人公の仕事に理解を示すシーンは、銭湯のおばさんが亡くなったから成立したのである。そのために登場人物が一人死ぬというのはさすがにいただけない。また、その後主人公の父親も亡くなる。親子を引き合わせるのが死ぬ時というのは監督の意図した皮肉と言うより、ご都合主義と取れる。○キャストに関して、山崎努は素晴らしかった。本木雅弘は無難。広末は適役でないと感じた。○久石譲の音楽がしつこかった。主人公がチェロ奏者と言うのが彼の音楽を引き立たせるためとも思えた。○アカデミー賞を取ったのも日本の文化が外国人を惹きつけただけとしか思えない。詰まらなくはないが、アカデミー賞とは程遠いように感じた。 [映画館(邦画)] 4点(2009-05-10 21:31:26) |
1019. ひまわり(1970)
《ネタバレ》 戦争が愛し合う二人を引き裂く例のパターンです。ジョバンナがソ連へアントニオを見に行く辺りまでは良かったが、以後のアントニオの行動が滅茶苦茶です。あまり共感できなかった。まぁそれも含めて戦争なんだろうけど。それから評判通り音楽が良かったのと、列車から映るひまわりのシーンは感慨深いものがありました。 [DVD(字幕)] 6点(2009-05-10 21:24:33) |
1020. 赤ちゃん泥棒
《ネタバレ》 ○コメディ映画らしいのだが、どういった面白さを追求した映画なのだろうか。路上に赤ちゃんを放ったらかしにする場面もコメディのようだったが、全く笑えない。○そもそも、赤ちゃんを泥棒しておいて、許されるというのはいかがなものか。○ファンタジー要素もよく分からんし。○キャストがギャーギャー騒ぎすぎ。赤ちゃんがかわいいのがせめてもの救い。 [DVD(字幕)] 2点(2009-05-10 21:19:22) |