1021. 赤穂城断絶
《ネタバレ》 深作欣二の忠臣蔵...ということで討ち入りシーンは一見の価値あります。他は…忠臣蔵ものでは初めて見た討ち入り後の大石内蔵助ら赤穂浪士の切腹シーンが見所か。つっこみ所の方が多かったかなぁ…。金子信雄が吉良上野介というと想像しただけで「仁義~」のような憎々しさではまり役だろうと思ったけど印象薄かったし、萬屋錦之介は片岡千恵蔵のような歌舞伎調でちょっと浮いてる。他の出演者にしても三船敏郎・岡田茉莉子・千葉真一....オールスターなんだろうけど、映画黄金期の忠臣蔵見てるから物足りなさを感じる。華やかさもあまり感じないし、当時の東映らしい男っぽい忠臣蔵でした。 [ビデオ(邦画)] 5点(2006-05-19 00:06:03) |
1022. 銭形平次捕物控 金色の狼
《ネタバレ》 第5作。長谷川一夫の代表作の一つ銭形平次、このシリーズは全部で18作も作られたらしい。大川橋蔵のテレビ版を含め銭形平次ものを見るのは今回が初めて。観た印象としては…古い。花菱アチャコや歌のシーンなど娯楽的な要素もあるがどうも退屈。時代的にも内容的にもアラカンの鞍馬天狗と似たような印象。まぁキャスト見てもこれといって…なのでもうちょっと後期の作品観てみます。ただ長谷川一夫の平次はかっこよかったし、投げ銭姿も華麗でした。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2006-05-08 23:30:42) |
1023. 鬼姫競艶録
《ネタバレ》 新東宝っぽい派手なタイトルのひばり映画。吉宗の犬自慢に対抗するため尾張藩主宗春はありもしない犬を自慢しお互いの犬を掛けて勝負することに・・・。なんてアホな争いしてるうちに幕府転覆を企む一派も登場する。まぁ争いからして全てがアホな映画。ひばり映画だからそれなりに楽しめるけどそれなり。若い丹波哲郎が出てて凄い痩せてて驚く。 [インターネット(字幕)] 5点(2006-05-08 23:30:38) |
1024. 忍術御前試合
《ネタバレ》 沢島忠の第一回監督作品とかで子供向けの忍術短編映画です。豊臣政権打倒を狙う家康側の忍者と豊臣側忍者の主人公が忍術バトルを繰り広げる。時代劇でこの辺の時代のは珍しいのでちょっと新鮮だった。ただストーリーは流石に子供向け過ぎたかも。忍術といよりマジックショーに近かった。それに月形・大河内と大物2人が出てるのに主人公の伏見扇太郎に魅力がない。中村錦之助や東千代之介だったらもっと楽しめただろうなぁと。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2006-04-26 23:31:12) |
1025. 丹下左膳 こけ猿の壷
《ネタバレ》 三隅研次の監督デビュー作で大河内傳次郎最後の丹下左膳。山中版のリメイクらしいが壷とチョビ安が出てくる以外ほとんど共通点ないです。ほのぼのコメディというより壷争奪戦をメインにもってきてる作品。流石に傳次郎最後の左膳…、お父上とか呼ばれてるがお爺ちゃん。ストーリーもそんな面白くないし厳しいかなぁと。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2006-04-18 21:31:54) |
1026. 座頭市千両首
《ネタバレ》 第6作。盗まれた上納金千両を巡るお話。国定忠治の登場、二度目の兄弟対決とくればなんとなく面白そうだけど実際はいまいち。良かったのは最後の兄弟対決ぐらい。脚本といい気になる点が多すぎる。島田正吾の国定忠治は妙に芝居掛かってて浮いてるし、長谷川待子はいつの間にか消えてるし、坪内ミキ子は驚くぐらい地味だし...。そういえばOPがなんか空手バカ一代っぽくて面白かった。 [DVD(邦画)] 5点(2006-04-10 23:39:47) |
1027. 座頭市二段斬り
《ネタバレ》 第10作。座頭市シリーズはキャストぱっと見て見る作品決めてたけど、これはもう見る前から明らかに地味。春本富士夫・沢村宗之助のボスに加藤武(!)の用心棒、ヒロインはずっと籠の中の鳥でその他女郎と紛れて出番も少ない坪内ミキ子。楽しみを挙げるなら相変わらずの伊達三郎に、珍しくかっこいいと思ったらすぐ死ぬ木村玄とか地味なキャストならではの大映脇役陣の活躍。しかし加藤武の用心棒はかなり意外。「仁義」「金田一」のキャラとは違うキリリとした風貌で驚いた。 [DVD(邦画)] 5点(2006-03-22 00:01:24) |
1028. さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅
《ネタバレ》 「今度の旅はわからないことだらけだ」とか鉄郎が言ってたけど、今度もわからないことだらけ。公開当時見てればそれなりに驚くこともあったんだろうけど、メーテルレジェンドとか見た後だから矛盾点のほうが気になっちゃう。それに前回同様サービスなんだろうけどハーロック・エメラルダスの登場のタイミング良すぎだし...。いや、かっこいいけどね。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2006-03-20 21:32:29) |
1029. あずまんが大王 THE ANIMATION
《ネタバレ》 「サクラ大戦」「スレイヤーズ」「デ・ジ・キャラット」との同時上映作品。原作の学校関連のエピソードを繋げただけの5分ちょっとの作品なので評価は難しい。パイロットフィルム的な作品なのかな。原作好きだったので5点。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2006-03-17 22:30:50) |
1030. ドラえもん ぼく、桃太郎のなんなのさ
《ネタバレ》 初期ドラえもん映画で唯一見てなった「ぼく、桃太郎のなんなのさ」をついに見た。見てみるとドラえもんのよくあるパターンのタイムパラドックスもので、あまりに早くオチが読めてしまったのがちょっと...。でも昔のドラえもんはよかったなぁとしみじみ。 [ビデオ(邦画)] 5点(2006-03-17 22:30:15) |
1031. Pa-Pa-Pa ザ☆ムービー パーマン タコDEポン!アシHAポン!
「のび太のワンニャン時空伝」との同時上映作品で平成パーマン2作目。今回はパーマン(ミツ夫)とパー子(スミレ)の複雑なラブコメもの。前回違和感あった増山さんの声がある程度戻ってたのはよかったけど、正体がばれまくりなのに特にフォローもないとことか(次作への布石?)、パーマンじゃないミツ夫が超人すぎるところなんかがいまいちか。2号がライオンキングっぽくなってるシーンは面白かった。 [DVD(邦画)] 5点(2006-03-15 00:30:34) |
1032. Pa-Pa-Pa ザ☆ムービー パーマン
「のび太とふしぎ風使い」との同時上映作品でパーマン18年振りのアニメ復活。20年以上同じ声優陣(1号・2号は30年以上!)ってのは凄いけど増山江威子さん(3号)は流石に限界あるかなぁと思った。仕方ないけど準主役級なのでつらいところ。内容のほうは子供向けながらパーマンの苦悩もしっかり描かれてて好感。でもなんか劇場版となるとアンパンマンみたいとか思ったり。 [DVD(邦画)] 5点(2006-03-15 00:30:31) |
1033. がんばれ!ジャイアン!!
「のび太と翼の勇者たち」との同時上映作品でドラえもん感動短編シリーズのひとつ。タイトル通りジャイアンが主役の短編でジャイ子と茂手モテ夫関係のエピソード。一番よかったのはジャイアンの回想シーンでジャイ子に差し出したクレヨンがのび太のだった...ってやつ。あれが「のび犬」だったらさらにナイスだったけどw [DVD(邦画)] 5点(2006-03-15 00:30:27) |
1034. 2112年ドラえもん誕生
劇場版第16作 創世日記との同時上映作品で、ドラえもんズ初登場作品。ドラえもんの誕生秘話が明らかにってお話だけど...、有名な話ばかりで多少設定変わってるけど特に新鮮さもないかなぁと。初めて見るにはそれなりに面白いだろうけど。ドラえもんとセワシの絡みはのび太とのものよりも深い絆が感じられて好きです。 [ビデオ(邦画)] 5点(2006-03-15 00:30:24) |
1035. ザ☆ドラえもんズ ムシムシぴょんぴょん大作戦!
劇場版第19作 南海大冒険との同時上映作品で、ドラえもんズ映画としては3作目。今作での主役はドラニコフ。まだドラえもんが黄色くて耳があった頃、ロボット学校の卒業試験を兼ねた修学旅行のお話。前2作と比べて上映時間が半分くらいと大分スケールダウンした印象。ほとんどおまけ映画。 [ビデオ(邦画)] 5点(2006-03-14 00:28:11) |
1036. 駿河遊侠伝 賭場荒し
《ネタバレ》 勝新の次郎長シリーズ第一作。「賭場の匂いに血が騒ぐ! 始末のわるい いい男! 気っぷで顔売るやけくそ野郎が 画面一っぱいに叩きつけるたくましいエネルギー!」若き日の次郎長(勝新)がイカサマ賭場をしながら放浪するといった感じのストーリー。瑳峨三智子・藤村志保・天知茂・進藤英太郎と脇役が豪華です。その割りに地味なシリーズで実際見ててもあまり面白くない。三作で打ち切りなのも…。とりあえず残り二作も観てみます。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-02-14 23:33:26) |
1037. いつでも夢を(1963)
タイトルにもなってる橋幸夫と吉永小百合のデュエット曲「いつでも夢を」は日本レコード大賞受賞作にもなってるらしい。なんか聞いたことがあるようなメロディでちょっとびっくり。あの吉永小百合が主演なのに橋幸夫がクレジットトップってのが当時の橋幸夫の人気ぶりがうかがえる。内容は「キューポラのある街」のような職工の街での青春歌謡映画。吉永・橋・浜田の三角関係が展開される。当時はいいのかもしれないが今見ると恥ずかしくて見れたもんじゃない...って感じの印象。まぁ一種のプロモーション映画なのかもしれないが。収穫は松原智恵子の可愛さ。少ししか出番なかったけどちょっと注目。次は小百合映画じゃないけど助演してる「若い人(62)」観てみます。若い頃の裕次郎・ルリ子見たことないのでちょっと楽しみ。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-02-12 00:06:38) |
1038. 野菊のごとき君なりき(1966)
木下恵介脚本の大映リメイク版。松竹版見た後続けて鑑賞、時間・シーン・台詞までほぼリメイクされてます(...あのフレームはない)。ここまで全く同じリメイク観たの初めて。政夫役の太田博之知らないなんてのは松竹もそうだから別にいいが、問題は政夫の母役。杉村春子の偉大さを改めて感じるです。これでは安田道代のアイドル映画。ただ風景が「山の郵便配達」並に神的に綺麗。さすが大映です。まぁそれでも5点が限界か。こっち先に見てたら評価も変わっただろうけど...。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-02-11 23:56:47) |
1039. うず潮(1964)
小説家・林芙美子の少女時代の物語。林芙美子…聞いたことあるようなないような人だったけど、調べてみると成瀬巳喜男作品の原作が多い人みたい。「めし」しか見たことなかったけどちょっと興味がわきました。といっても決して面白いストーリーじゃないけど…。貧乏ながらも真面目に頑張る少女...吉永小百合に良くある役です。ちょっと注目なのは子役で当時5歳?の林寛子が出演してます。そんなくらいで特に見所も見つけられず。マイナー?な小百合作品ばかり見てきたのでそろそろちょっとメジャー?な「あゝひめゆりの塔(68)」見てみます。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-01-13 23:30:26) |
1040. 息子の結婚
若尾文子の義母が北林谷栄で、北林谷栄の実孫が川口浩。川口浩の義母が轟夕起子で、実父が柳永二郎。…若尾文子は北林谷栄の実娘(川口浩の実母:既に他界)と瓜二つだったから養子になった(同じ名前を付けた?)とかで...血の繋がりはないけど川口浩とは親戚???......と関係図がめんどい(なんか矛盾が…)。さらに柳永二郎と花布辰男が旧知の仲で(息子の川口浩と川崎敬三も)、花布辰男の息子(川崎敬三)と十朱久雄の娘(叶順子)に結婚話が進んでいる。まぁ簡単にすると2組の恋愛ものです。この頃の映画スターは歌も唄うけどまさか川口浩まで唄ってるとは…(笑)。おまけで強引なハッピーエンド、突っ込んでたら見れないかも。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-12-12 22:31:19) |