1101. デビルズ・ゾーン
《ネタバレ》 一部でカルト化されているということで鑑賞したが、全くツマラナカッタです。カルトの定義が、「おかしな」「変な」という意味ならば、確かにこんなへんてこな映画はありません。ただ、この作品、パリス・ヒルトンが出ていた『蝋人形の館』に明らかに影響を与えていると思う。 [DVD(字幕)] 4点(2013-05-08 09:03:40) |
1102. シティーハンター
《ネタバレ》 『シティ-ハンター』の実写映画化として観たらかなりヒドイが、いつものジャッキー映画のノリで観たらそこそこイケる出来。ジャッキー、ジョイ・ウォン、レオン・ライと、出演陣も豪華。中盤以降は海上版『ダイ・ハード』の展開で、真面目に作れば傑作になったかもしれないのに、とんねるずとかストⅡとか、何故か日本のカルチャーを無理矢理詰め込んで訳分からなくなっている(ジャッキーが突如ストⅡの春麗になって戦うシュールな映像は目に焼きついて離れない)。でもこのごった煮感覚が、バリー・ウォンらしいというか、香港映画らしく、楽しんだ者勝ちということで。ちゃんと100tハンマーも出てくる(笑) [DVD(吹替)] 4点(2013-04-10 15:10:02) |
1103. インブレッド
予告編がかなりイケてる感じだったので観たが、期待ほどではなかった。結果的には、『悪魔のいけにえ』や『2000人の狂人』がいかに名作かということを再確認しただけだった。 [DVD(字幕)] 4点(2013-03-30 22:06:56) |
1104. クライモリ デッド・パーティ
《ネタバレ》 いつの間にか「マウンテンマン祭り」なんかで地元?が盛り上がっているという設定がまず笑える。警察署に立て籠もり戦うところなんて、『要塞警察』を思わせ最高なのに、登場人物がたいした抵抗もなくただ殺られるばかりなので、どうも演出が単調で爽快感もない(『クライモリ/デッドエンド』の時のランボー親父みたいな人が欲しいところ)。グロシーンは今回も結構頑張っており、女の子の腹をかっさばいて自分の内臓を口に押し込むところなんて、思わず「オェッ!」となります(笑)今後もシリーズが続けられるかどうか分かりませんが、個人的には、2>1>4>5>3の順で好き。 [DVD(吹替)] 4点(2012-12-25 11:07:17) |
1105. REC:レック/ザ・クアランティン2 ターミナルの惨劇
《ネタバレ》 本家『REC』の続編がオカルト要素を取り入れて「あ~あ、やっちゃったよ」という出来だったが、本作は空港ターミナルを舞台とした独自路線。…なんだけど、POV撮影じゃないから、『REC』を冠する意味がなくなっちゃった。普通のゾンビ映画として観ても凡作。 [DVD(字幕)] 4点(2012-11-02 18:30:54) |
1106. 荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE
《ネタバレ》 TVシリーズを毎週楽しみに観ていた者にとっては、映画の半分以上がTV版の再編集というのは正直退屈。後半になってようやくオリジナルストーリーが始まるが、そこまでの前振りが長すぎる。前回までのあらすじはせいぜい冒頭の5~10分でまとめるなり、回想シーンで小出しにするなりしないと、これではTV版のファンをバカにしているよ。また、映画から観始めた人にしたら、荒川河川敷の住人たちのバックボーンがよく分からないので、「ナニコレ?」と思うだけで全く話についていけないだろう。映画化した理由が分からん。 [DVD(邦画)] 4点(2012-10-02 09:56:58) |
1107. ハラがコレなんで
『川の底からこんにちは』が面白かったので、石井監督×仲里依紗の化学反応に期待していたのだが、思ったほどではなかった。全体的に暗くてテンションが下がるんだよね。仲さんの妙な演技は面白いのだが、キャラクター自体がうざいのであまり感情移入できず。 [DVD(邦画)] 4点(2012-05-21 07:09:48) |
1108. シャンハイ(2010)
太平洋戦争〈前夜〉の上海を舞台にした日米中の諜報戦…という、面白そうな題材を扱っているにも関わらず、このつまらなさは何だ?起伏のない展開と凡庸な演出で、サスペンスとしてもラブストーリーとしても中途半端。しかし、俳優陣だけは豪華。チョウ・ユンファと渡辺謙は相変わらずの存在感だが、主役のジョン・キューザックにあまりにも華がない(好きな役者さんだけど)。コン・リーは綺麗だった。 [DVD(吹替)] 4点(2012-03-07 00:18:24) |
1109. ほしのこえ
《ネタバレ》 このアニメを一人で手がけた…というのは素直に凄いと思う。しかし、ひとつの作品として観た場合、『エヴァ』のもろパクリっぽいモノローグとロボットと使徒?の登場に辟易してしまう。短編で良かった。 [DVD(邦画)] 4点(2012-02-14 09:34:55) |
1110. パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉
《ネタバレ》 監督が変わったところで、中身カラッポの騒々しい映画であることに変わりはなく、緊張感の欠片もないアクションと滑りまくりのギャグに辟易させられた。キャプテン・ジャック・スパロウはキャラクターが固定されており、人間的に成長する見込みはないので、見ていてもあまりワクワクしない。前回までのように、常識人の若者に絡む形で変人ぶりを披露してくれた方がキャラが立ったと思う。バルボッサも前作の方が格好良かったな。 [DVD(吹替)] 4点(2011-11-04 15:15:56) |
1111. 冷たい熱帯魚
《ネタバレ》 ブラックコメディとして観れば良いんでしょうね。でも別に笑えなかった。実在の事件を元にしているというのもタチが悪い。そういうのも全部冗談として受け止めることができる、心の広い人向けの映画。後半はちょっと『わらの犬』っぽい。 [DVD(邦画)] 4点(2011-09-15 19:02:55) |
1112. 幸せの始まりは
《ネタバレ》 ヒロインのリース・ウィザースプーンが全く魅力的に見えないため(容姿も性格も)、どうして二人の男が彼女を取り合っているのかがよく分からない。肉食系(オーウェン・ウィルソン)と草食系(ポール・ラッド)の対比は面白いが、2時間もダラダラと彼らの三角関係を見せられるのはたまったものではない。ジェームズ・L・ブルックスは好きな監督だったが(『恋愛小説家』は10回くらい観た)、今の時代にはちょっと合わないような気がする。ジャック・ニコルソンは相変わらず巧い。 [DVD(吹替)] 4点(2011-07-27 13:28:13) |
1113. ジャーロ
随所にアルジェントらしさは感じられるものの、やはり70~80年代の全盛期に比べると、切れ味が鈍った印象は拭えない。最近のフレンチ・ホラーくらい突っ走ってほしいものだ。前作(『サスペリア・テルザ』)に続き、日本人を起用してくれたことはちょっと嬉しい。それにしても、エマニュエル・セニエ老けたな。 [DVD(字幕)] 4点(2011-06-15 07:18:17) |
1114. ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
《ネタバレ》 長くて暗くてつまらない。ハリーとロンがただのおっさんにしか見えないところが致命的。早く完結してほしい。 [DVD(吹替)] 4点(2011-05-28 23:16:13) |
1115. SP 野望篇
《ネタバレ》 この程度の内容ならば、TVの2時間スペシャルで放映し、「革命篇」のみを完結篇として劇場公開すればいいのに。そもそも劇場用映画として、TVシリーズを観ていない人には内容がよく分からない作りになっており、とても不親切(ちなみに自分はTVシリーズ全部観てます)。岡田クンのアクションは格好良いが、序盤の追走&格闘シーンはバレバレのCG合成で萎える。また、期待していた真木よう子サンですが、ちょっと肌荒れが気になった。 [DVD(邦画)] 4点(2011-05-26 08:20:45) |
1116. ハナミズキ
ガッキーが可愛いという以外には特筆すべきもののない映画。 [DVD(邦画)] 4点(2011-03-19 11:39:29) |
1117. 息もできない
《ネタバレ》 ここでの高評価に期待して観たのですが…これってよくあるヤクザ映画じゃない?ひと昔前の長渕作品みたい。そもそも出てくる連中がどいつもこいつもガラの悪い奴らばかりで、誰ひとり感情移入できない。不幸な境遇だからって、人に迷惑をかけて生きる人間は最低だと思う。また、妹を殺した父親だが、自分だったらもはや人間として許す範囲を越えている。手首を切って倒れているのを見つけたら、そのまま死ぬまで放っておくだろう。あの親父がニコニコ孫と遊んでいる姿を見るだけで吐き気がする。そんなわけで点数は厳しめに。 [DVD(字幕)] 4点(2011-02-09 22:17:25) |
1118. さよならみどりちゃん
《ネタバレ》 共感できる人物がひとりもいないというのは困ったものだが、ユタカの生き方には男だったら少しは憧れる部分もあるだろう(あんな人格崩壊者なのに、女の子にモテまくり)。星野真理はアングルによっては全然可愛くなく、最後の方でやっと拝ませてくれるヌードも貧相なもので、期待しすぎた分落胆も大きく、減点ポイント。他人の色恋沙汰ほどつまらないものもない。 [地上波(邦画)] 4点(2011-01-02 10:30:11) |
1119. パール・ハーバー
《ネタバレ》 前半90分と後半60分はいらないんじゃないかな?現実にあった戦争と虚構のくだらないラブストーリーを織り交ぜる製作者側のセンスを疑う。もちろん戦国時代みたいな日本軍の描写などは言うに及ばず…。ハワイで遊ぶ子供たちに「逃げろー!」と日本語で注意する零戦パイロットが良かった(笑)40年も前に『トラ・トラ・トラ!』という名作が作られたのに、なぜ今更こんなトンデモ映画ができるのか、映画界の七不思議。 [DVD(吹替)] 4点(2010-12-13 20:20:01) |
1120. ドゥームズデイ
《ネタバレ》 この映画を観て怒る人がいても無理はないと思う(自分は怒るよりも呆れたが…)。『28週後…』風のウィルスパニックものに始まり、『ニューヨーク1997』『マッドマックス2』を思わせる近未来アクション、そしてタイムスリップしたわけでもないのに、唐突に中世騎士もの(『死霊のはらわた3』?)へと変貌。ここまで一貫性がなく、オリジナリティのない映画も珍しい。『ディセント』の監督らしく、グロ描写だけは異様に力を入れており、ヒロインの鬼畜っぷりに萌えるが、とても高得点をつける気にはなれない。トンデモ映画。 [DVD(吹替)] 4点(2010-11-23 22:46:16) |