1121. ZOMBIO(ゾンバイオ)/死霊のしたたり
その筋の間ではそれなりにウケのいい映画みたいです。モロB級ですけど。初めて観たときには、幼いってのもあったけど、自分の生首をもってヒロインにエッチなことをしよーとするゾンビ教授にショックうけましたわー。そんな変態教授、死を病気と考えて蘇生に人生をかけるハーバート・ウェスト、それに翻弄されていく主役の三つ巴の絡みが、エログロなんだけど、どことなくコミカルに描かれいて、普通のホラーとはちょっと違う光を放ってました。しかし、蘇生薬で蘇るのはいいとしても、なぜゆえに、とれた首が体を動かせるのか不思議です。同じ意識でつながってるとゆーことかいな。 [DVD(字幕)] 7点(2007-01-31 17:40:50) |
1122. 巨大生物の島
特撮がすごくチャチとか、動物虐待映画とか色々言われてますけど、実際この映画を今の時代に始めて観るとどーだったかを書きますと、ある一点を除けば、そんなに悪くない出来に感じました。テンポが非常によくて退屈しませんし、最初の二大巨大生物は確かに腰砕けの特撮なんすけど、メインの巨大ネズミはわりと迫力ありましたし。実際、ほんもののネズミを拡大合成した特撮なんすけど、観てて、ほんまに巨大なネズミがおったら、こんなんかもねってゆう映像はしっかり見せてくれます。人との対比映像も、ネズミがほんものなんで、結構インパクトありました。合成映像でもこれよりひどいCG映像の映画もあるので、それに比べたら全然いけました。しかも人を襲う部分は、巨大なネズミの顔だけのハリボテを使って撮ってるんだけど、それなりにエグイ雰囲気でてましたし。ハリボテもよく出来てるほうかな。後半のリオ・ブラボー的な展開もよかったです。一昔前のB級映画をある程度覚悟して観ればエンターテイナーなおもしろさはありました。ただ、やはり一点、ほんもののネズミを確実に虐待してる映像は批判を買うとは思います。観る人によれば観ててかわいそーになります。だから微妙な感じですが、そこを目をつぶれば巨大生物映画として、悪くない方だと思います。オチは考えるとゾゾゾってきます。 [ビデオ(字幕)] 5点(2007-01-29 13:56:19) |
1123. 世界の終り
マスターズ・オブ・ホラーのジョン・カーペンターの作品。かなり「リング」っぽい内容でしたが、観たら気が狂う映像って設定の映画は「リング」以前にもあったので、いちがいに「リング」のパクリとはいえません。しかも、この映画は観たら気が狂う幻の映画を探す男の話なんですが、ホラー映画を作ってる人だからこそ表現できた部分も多く、「ハリウッドのおかげで物語は死んだ」などのハリウッド批判なんかも随所にいれてきてます。監督はハリウッドに恨みがあったんでしょうか。映画好き、特にホラー好きには、ニヤリとしてしまう描き方がうまく、ありふれた設定ですけど結構引き込まれました。観たら気が狂ってしまう映画の内容も、変にごまかさず、こんな映画があれば、気が狂うかもねって、なんとなく納得させてくれましたわ。ちなみに、首切断をしっかり見せるなどの結構レベルの高いグロ表現がありますので。 [DVD(字幕)] 7点(2007-01-29 10:04:37) |
1124. 愛しのジェニファー
《ネタバレ》 マスターズ・オブ・ホラーといわれるホラーの祭典でのダリオ・アルジェント監督の作品。このシリーズはテレビ映画とゆーこともあって、各作品、普通の映画に比べて薄い感じの一話完結ドラマってテイストが多いんですけど、その中でも、これは、かなりドラマの中に引き込まれた数少ない短編の一つでした。内容は、ジェニファーといわれる、体はナイスバディ、顔は醜い女性を助けててしまった、とある男の物語でございまして、冒頭を観れば、結末までは簡単に予測のつくお話であります。なのに最後まで引き込まれて観てしまうのは、監督の腕でしょうか。とにかく、ジェニファーはとても危険な女でありまして、なんでも生き物食べちゃうのでございます。ご主人様以外。しかし、そのエロパワーはすごく、これに主人公は翻弄されてしまうんですわ。今風に言うならエロ危ない女性。ちなみにエログロ度は結構高く、しかもアンモラルな内容なので、観る人は選びます。まず、こちらでは放送禁止ですね。それにしてもすごい内容だ。 [DVD(字幕)] 10点(2007-01-29 09:46:23)(良:2票) |
1125. キャプテン・スーパーマーケット
まさか、あの「死霊のはらわた」がお笑いホラーファンタジーになってしまうとわ。この奇想天外さがかなりツボ。バカバカしすぎる。しかも変にちゃんと作ってあるところがすごい。これ、大好きなんですわ。最後の悪霊軍団対中世戦士の戦いは、さいこーでした。やはり馬鹿やるにしてもセンスと技術が必要だなー、でなきゃ、こんなに楽しい映画は作れない。 [DVD(字幕)] 10点(2007-01-26 11:37:29) |
1126. 死霊のはらわたII
一作目のパワーアップ版。むしろリメイク。俺は実をゆーと、今は一作目よりこっちのほうが好き。昔は一作目怖くておもしろいと思ったけど、今観ると、かなり不自然な展開だけに、ちょっと退屈。こちらはお笑い要素がふんだんに盛り込まれ、映画として洗練され、今観ると、いや、今観ても、退屈ちゃうねん。それに、こちらは、この続編の大好きなギャグホラーファンタジー「キャプテン・スーパーマーケット」に完全につながってるし。特に主役のキャラがたってきたってのが、おもろいわ。手に悪霊がとりついてからの一人芝居は最高。 [DVD(字幕)] 10点(2007-01-26 11:26:57) |
1127. Re:DIAL リダイアル
《ネタバレ》 間違い電話をしたら連続殺人鬼につながってしまい、彼はリダイアルしながら、主人公へと迫ってくるって映画。舞台がほとんど主人公の女性の部屋だけで展開する。低予算ならでわ。殺人鬼が色々殺人を犯すのを電話の向こうから音だけで表現する。うまいことやってるな~。刑事とかFBIとかも登場、犯人との電話をはさんだ攻防戦。まあサスペンスのB級映画としてはそれなりに観れました。とコメントはここまでにしたっかたけど、どーしても一つ言いたいので【ここから完全にネタバレします】。B級サスペンスとして、なるほど、うまいアイデアだな~と思って観ておりました。でも、これなら、5点くらいかなーって。確かにアイデアはうまいけど、アイデア優先のためか不自然な展開もあり、しかもB級映画にありがちな、本筋とまったく関係ない映像での時間つぶしあるし、だいたい主人公役の人の演技がのっけからおかしーし。ラスト、犯人が乗り込んでくるとこなんて、ありえなさすぎやわ、と思ったら、この後、ビックリするよーなオチがありまして、いやビックリってゆーても、例のアレ系やねんけど、これが完全に予想外だったもんで、やられました。完全に俺の敗北です。まさか、B級風味を逆手にとってアレ系のオチを隠してしまうとは。冷静に観たら冒頭からわかる事なんすけど、このオチなら全てつながりますし、ただ、B級サスペンスやから、こんなノリやねんと完全に油断しておりましたわ。久しぶりにひっかかかりましたわ。だから、くやしーですけど楽しめました。でも、このオチを知ってしまうと、かなりおもろなくなってしまいす。これはB級とゆうポジションをうまくいかしたアイデア一発ものの映画でしたわ。 [DVD(字幕)] 7点(2007-01-25 16:38:49) |
1128. セレニティー
B級好き、小規模スペースオペラ好き、集まれ~。わーい、わーい。レンタル屋の棚の片隅にひっそり咲く、一輪のB級花を発見しました!隊長!よーござんす、よーござんしたよ~。これ。いやいや、みなさん、落ち着いて、落ち着いて。はやる気持ちもありましょうが、よく聞いてくだされ。まず、よかったと思うレベルはあくまでB級としてです。いきなり、スターウォーズ級じゃないやん!CGしょぼいやん!と激怒されない為にも言っておきますが、あくまで未公開映画なんで、B級クラスの特撮、CGですんで、その辺は覚悟してください。それと、この映画はテレビドラマの映画化でして、だから、設定とか世界観がわかりにくいし、お話もキャラも途中から始まったよーな感じはあります。それにストーリー自体も日本のSFアニメにありがちな感じなんですわ。謎もそないたいした事ないし。でも、このウェスタンと宇宙ドンパチものが合体したよーな設定、ゾンビもののホラー風な展開、ブレードランナーのような町なみのシーン、銀河同盟対根はいい人のならず者達って構図など色々、こじんまりスペオペ好きな方には楽しめる要素が盛りだくさん。完全にマニア向けです。前半の半重力の乗り物の攻防から、テンションあがりますわ~。最後の宇宙船バトルはさらにテンションあがります。もう最後の大暴れシーンなんて鳥肌もんでした。台詞もいちいちかっこいーです。久しぶりの正当なスペオペ宇宙ならず者もんを観ました。話もわかりにくくても観てるうちになんとなく理解できました。スペオペファンならなんとなくわかりますきっと。CGのレベルも十分迫力ありましたけどね。B級の中では。「スペース・トラッカー」とか「ピッチブラック」がありなら、これもありです。多分。とゆーことで、見たい方はどぞ。 [DVD(字幕)] 10点(2007-01-24 19:38:26)(良:1票) |
1129. the EYE 【アイ】
まあ怖いといえば、みんな期待して観ちゃって、結局、そんなたいした怖さの映画ちゃうやんってなってしまうので、あえてゆーと、この映画はそんなに怖くない。特にホラーを見慣れてる人には。ただ、じゃあ、つまんなかったのかとゆーと、意外に俺はおもろかった。まず、お話がよく出来てる。邦画の幽霊系ホラーにありがちな、解決してから、また幽霊が人を呪い殺したりなんかしちゃって、つじつまあわないってゆーか、幽霊だから理屈なんてないの、とにかく脅かして人を殺しちゃうのって感じじゃないなのがよい。この映画でもラストは、もう一回ってことをサービスでやってくれてるけど、この展開に無理がなく(能力は移植しちゃってる)それでいて結構鳥肌たちました。しかもそれがうまく終わりにつながってたりして、ラスト、ジーンときてしまった。それに主役の子の演技が非常に好感持てる細かい演技なのも映画にのめりこませてくれてよかったかも。もし俺が急に幽霊が見えたらこんな感じかもってことを体感させてくれた演出もよかった。そして、この映画はいくつかウルウルきてもーた点もよかったな。泣ける映画やったのが意外で。ただ、ここに登場する幽霊は基本的に人を殺しませんから、殺す幽霊が好きな人には不評かも。それに基本的にストーリーはありきたり。似た映画はいくつか観たことある。でも観てる間は、あんまそんなこと気にならんかったけど。それに実をゆうと、俺、ホラー見慣れてるけど、幽霊が登場するシーンのいくつかは5.1chで観たからか、非常にビビッた。急に後ろから声したんやもん。しかもでかく。あ、実話ってゆうのは気にせんで観たほうがいいかも。実話な箇所はあっても、映画はやはり作られた話が多いので。俺は実話ってゆう宣伝文句があったことすら知らずに観ましたから。 [DVD(字幕)] 10点(2007-01-24 03:20:49)(良:2票) |
1130. インプリント ~ぼっけぇ、きょうてぇ~
「マスターズ・オブ・ホラー」とゆうホラー映画の祭典みたいなんがあって、世界のホラーで有名な監督さんが、60分間使って、色々なエピソードのホラーを作ってるんだけど、それに日本代表として作ったのが三池監督のこの映画。原作は、読んでないけど、結構、怖いとゆわれてますね。で、この映画どうだったかゆーと、60分なんで観やすいってのはありました。そして、とにかくホラー初心者にはきつい映像が満載。自分は結構色々なホラー観てきてるんで、大丈夫だったけど、それでもギリギリでした。それ以上見せられたらきつすぎるわってとこギリギリ。でも、これ以上キツイ映画も沢山観てるんで、それに救われたかな。それでも、これは作り物なんやって自分に言い聞かせなきゃ、正直、観てられなかったけど。同監督の「オーディション」に匹敵するくらいの痛さ体感。とくに女郎が拷問うけるシーンはエグイです。針をプスプスさされるんやけど、目立つ箇所は女郎なんで傷つけたらあかんとゆうことで、目立たないところで、かなり痛そうとゆうところをプスプスやられます。どこかは映画をご鑑賞あれ。お話も悲惨そのもの。ラストの特撮は不評かもしれんな~。でも俺はあの映像は三池監督のふざけた特撮っぷりが思いっきり出てて、ちょっとホッとしたけど。顔半分が変形してる女郎の役で工藤夕貴も熱演しておりました。ただ、主役の外人さんだけは、なぜか演技がくさく感じて、そこだけは興ざめでした。残念。 [DVD(字幕)] 7点(2007-01-23 20:05:57) |
1131. 2001人の狂宴
前作「2000人の狂人」はそのチープさが逆にいかがわしく、素人くさい役者の演技が逆に不気味さをかもしだし、そしてそれがヘンテコに陽気さのパワーをひきだし、それがむしろ怖くておもしろかった。今回はそれのリメイク。ストーリーはだいたい同じやけど、登場人物や殺され方が違うねん、それに最近作られたので、映像、スプラッター場面、役者の演技など全体的に前より洗練されてる。てゆーか洗練されすぎて、クオリティーは「2000人~」に比べ物ならないくらいによくなってるが、あの映画のおもしろさは、そのチープさだと思う俺には、今回はやっぱ微妙だった。まー、オチを知ってるってのもあるけど。役者の演技もよくなってるぶん、変に陽気な人たちをそつなく演じてるぶん、「2000人~」にあった素人くささからくる不気味な陽気さのテイストが薄まった、なんか普通のホラーになってしまった感じかな~。ロバート・イングランド演じる市長はのりまくりでがんばってるんやけどね~。殺し方もなんか陽気さがたらんとゆーか、「2000人~」よりコンジマリな感じ。ラストはそれなりの盛り上がりをみせて、ホラー映画としては別にまったく退屈ってわけじゃないんだけど。まあ「2000人~」を見てない人で、古い映画はあんまり観たくない方には、それなりにおもろいかもしれんけど。俺はやっぱこれを観るなら先に「2000人の狂人」を観る事をおススメしちゃうわ。 [DVD(字幕)] 5点(2007-01-19 20:22:04)(良:1票) |
1132. ハウス・オブ・ザ・デッド2<TVM>
パート1とは全然違うテイスト。一応続編だけど、お話もつながってる部分もあるけど、前作観てなくても全然大丈夫やで。テレビ映画とゆうことで予算的には前作よりは少ないらしいけど、全然そんな風には見えへんかった。普通のB級映画のクオリティー。前作みたいに、パロディー風味のヘンテコ勢い演出はなくなり、いたって真剣。だから前作のノリを期待するとおもろないと思う。前作好きには不評かも。でも俺はパート1より、こっちのテイストの方が好き。ゾンビが前作よりもゾンビらしいし、特殊部隊が次々ゾンビの餌食になるのは、単純だけどそれなりに楽しめた。もう駄目だろってシーンもあったし、それでも主人公はつきすすむってのも引き込まれるわ。二人の主人公コンビがどんなにピンチでもつねに強気で、それがプロフェッショナルなかっこよさをかもしだしてて気持ちいーんですわ。まー、特殊部隊が馬鹿すぎるって意見もあるやろーけど、そこはB級愛でのりきって。ただ最初の展開はかなり薄っぺらい。これは駄目映画やわって、思わず観るのやめかけました。ゾンビの巣窟に入ってからかな、それなりに緊迫できて楽しめたんわ。B級愛があれば楽しめると思う。 [DVD(字幕)] 7点(2007-01-19 18:47:40)(良:1票) |
1133. ウエスト・オブ・ザ・デッド
ウエストとつけば、誰だってウエスタンとゾンビ物の合体した映画やと思うやん。レンタルのパッケージにもそう書いてあるし。だが、しかし、内容は普通のゾンビ物。時代は現代、ホテルに追い詰められる主人公たち。まわりは、古代の呪いと怨念によって動くゾンビたち。ゾンビが多数出てきてパニックになるまではかなり長いんで、退屈。ただ、ゾンビが出てきても退屈。クオリティーは一応、普通のB級クラスの映画として観れる程度だけど、全然おもしろくないのは、監督の腕でかな。ほんと、途中、見るのやめたくなった。それぐらい退屈。一応、お約束のシーンもあるし、ただの女が飛び蹴りなど笑いに走りそーなシーンもあるんだけど、なぜか、観てて時間の無駄感を必要以上に感じてしまう。登録してこんなコメントでごめん。 [DVD(字幕)] 0点(2007-01-19 18:27:50) |
1134. 神の左手 悪魔の右手
自分の娘が弟を傷つけたと刑事に疑われた母が、刑事にそんなことはないですと反論するんですが、その後間髪いれずに頭をさげます。この間は誰が観ても異常におかしい。頭がおかしい人にしか見えないくらいに。そんな不自然な人の表現がそこかしこに。この映画のすべてを、もし真面目に演出していたとしたら、この映画に監督は存在してない。役者のやりたいよーに演技してもらい、それが観客に不自然にうつろーが関係なく、現場ではみんな笑って、なーなーで楽しく撮影がすすみ、できばえなんてどーでもーいーじゃん、撮影楽しかったねでいーじゃんって感じで撮影終了。人の評価なんて気にしませーん。作ったもん勝ち。観たもん負け。これぞ映画の醍醐味なんて状態。もしこれを、なにマジなってんの?全部ギャグだよ笑うとこだよって感じで作っていたとしたら、確かに、失笑、失笑の嵐です。どっちにしろ、映画なんて作った人の自由。観客はいつまでも蚊帳の外です。あくまでささやかなる抵抗として、俺の評価をのせるだけがせーいっぱい。とゆーことで、真面目にしろギャグにしろ、漫画をそのまま表現しすぎて不自然になりすぎたにしろ、田口トモロヲさんの演技がいかれてるにしろ、この映画、怖くもなけりゃ、おもしろくもない。リアルでもなけりゃ、整合性もない。最後の弟が登場するシーンだけ唯一、マシだった。 [DVD(字幕)] 3点(2007-01-19 00:48:31) |
1135. 血みどろの入江
「13日の金曜日」のはしりだとか、知る人ぞ知る的なこの映画。レンタル屋には置いてないので、しょうがなくDVD購入して観ましたが、ぶっちゃけ買って観るほどおもしろくなかった。ひきこまれる要素があんまない。怖くもなけりゃ、ドキドキもしない、ふーんって感じで終了。ただ、お話はちょっと変わってて、登場人物が次々殺されるとゆうスラッシャー系映画だけど、その展開が、あまり観ない展開(思い当たる映画一つあるけど)、そこはよかった。スラッシャー系の亜流型。冒頭も変わってて、その冒頭に、これからのイレギュラーな展開が暗示されてるのも皮肉っぽくていい。今の技術でリメイクしたら、ひょっとしたらかなりおもしろくなりそーかも。でもやっぱ話的に変わっててよくても、映像、描写にあまりひきこまれる要素がないのが退屈の原因かな。あまりにも変わった展開を狙いすぎたラストの展開も、なんじゃこりゃって唖然とするだけで、おもしろいとは思わなかった。別に無理して観なくてもよかったな~。後の映画に影響を与えたとゆう点とストーリーに3点。 [DVD(字幕)] 3点(2007-01-17 01:01:51) |
1136. 遊星からの物体X
《ネタバレ》 この映画は何回も観てるんだけど、ついこないだも観たけど、やっぱおもしろいな~。誰が物体Xかわかんないってストーリーが単純なのにすごくひきこまれる。それはあの不気味な特撮の影響や演技の効果でもあると思う。CG全盛の今、不可能な映像はないと言われてる今でも、あれほど、気持ち悪く奇妙でよくできた映像はあまり観ない。特にお腹が割れて手を飲み込むシーン、首がもげてクモみたいになるシーンはトラウマ光線でまくり。終わり方も後をひく感じでよいです。 [DVD(字幕)] 10点(2007-01-16 23:58:21) |
1137. イーオン・フラックス(2005)
かの筋肉馬鹿ヒーローが猪突猛進でがんばる伝説的馬鹿SF「フラッシュ・ゴードン」よりも平均点が下まわってるので、どれくらい駄目な映画なんかな~って思って鑑賞したら、サラッと観れるスタイリッシュなヒーローもので中々おもしろいじゃないですか。近所のイーオンにはよく買出しにいかされますが、それよりイーオンかっこいーし、小道具もおもしろい。高尚なSFを期待するとあれですけど、ポケーッと観るヒーローアクションってぶんには全然退屈じゃなかったです。とゆうかセロン観てるだけでも全然退屈じゃなかったです。セロン派ですんません。一応、永遠の命、死、生きるってことに対する明確な表現もされてるし、不思議な世界観も興味をひきます。頭をふると擬似的な目があらわれて、成分が見えるってのが、目新しくってなかなかよいですねー。口笛で操る玉達もかわいーどすな~。内容はすぐに忘れそーなんで、何回も鑑賞できそーやし。 [DVD(字幕)] 7点(2007-01-16 00:32:54)(笑:1票) |
1138. アンダーワールド/エボリューション
前作5点はやってん。それなりによかったけど、なんかいまひとつ期待はずれやって。でも今回は評価あがってもーた。単純やからか、前作より予算アップで迫力あるってだけで、観ててテンションあがるねんな~。ドカンドカンてやってくれるだけで。大味なんが好きなんかも。気がついたらラストってくらい退屈ちゃうかった。ただ、みなさん御指摘のとおり、前作を観てすぐにこっちみな、ストーリーがわかりにくいけど。前作ウル覚えやったから、ちょっと理解するのに苦労したわ。でも、なんかよかったから、もう一回前作が観たくなった。続けて観たら、前作の評価もあがりそーやし。ようやくこのシリーズの楽しみ方がこれ観てわかってきたわ。吸血鬼と狼男の色々な思いが絡み合うダークな世界観。そしてそれに翻弄される吸血鬼と混血種の二人の主人公。このおもしろ設定を最大限にいかせば、もっとおもしろい映画を作れる気はするけど、だからちょっと物足りない感じはするけど、これはこれで楽しめるくらいのクオリティーはあるんで、欲をだすのはやめれば、この世界観にもう少しひたりたい気分にさせてはくれたな~。このまま回を追うごとにおもしろくなっていってくれたらいーなー。 [DVD(字幕)] 7点(2007-01-15 01:31:00)(良:1票) |
1139. インサイド・マン
《ネタバレ》 出だしいーわー。ザ・銀行強盗!って感じで。でも、お話が進むにしたがって、なんか飽きてくるわー。やのに、お話がわかりにくい。俺、馬鹿やから、もっとわかりやすくびっくりさせてほしいねんけど。別にびっくりせんでもーえんか。銀行強盗はお金目的じゃないんよね?あの手紙が目的やんね?びっくりするのは、壁の裏におったってゆう所であってる?(なんか拍子抜けで)あと、みんなに混じって脱出するのも、びっくりするとこ?他にびっくりしなあかんとこあるの?刑事は弁護士と取引して出世したの?銀行のオーナーは結局世間にバラされるの?途中で入る取調べは必要?自分の理解力であってるのか、すんごい不安。てゆーか多分すごい間違ってると思うけど。だったら俺はこの映画を全然理解してないんやろな~。でもまた観て理解したいって気にはならんねん。でも、可もなく不可もなくで最後まで観れたけど。 [DVD(字幕)] 5点(2007-01-14 00:23:53)(笑:1票) (良:1票) |
1140. ヒストリー・オブ・バイオレンス
おやじの暴力ってゆーか殺人を目の当たりにする家族。最初は正当な殺人なので安心してるのだが、やがて、親父の過去が見えてきて・・・そしてって映画。ただ、俺がおもっていたほどの衝撃度は薄かった。お話はそれなりにどーなるねやろ?って感じで最後まで集中して観れたし、出だしの異常さもすぐに映画にひきこまれたし、親父の瞬殺も、すご!!と驚嘆やったし。家族の行方もちょっぴり心配、二回のエッチもエロくて、正直、全然、退屈じゃない。でも、やっぱり、なんか物足りない。心に迫ってくるもんがなかってん。題名みたら、バイオレンスについて考えてって雰囲気やけど、観終わっても、あんまり後ひかんへんねん。家族の描き方も、こんなもんかなー、なんか優しいなー監督。でもま、それなりによかったわ。 [DVD(字幕)] 7点(2007-01-13 21:08:59) |