1121. マイ・プライベート・アイダホ
本作のリバーを見ていると、あの若さでこの世を去っているだけにその姿が余計に、強烈に目に焼きつきます。本作の姿や「スタンド・バイ・ミー」のラストの儚い彼の姿など、彼の運命を思うと何とも言えない気持ちになりますね。 何も無い荒野の果てしなく続く一本道にリバーが現れる冒頭は「スケアクロウ」の冒頭を思い出した。終盤までのリバー演じるマイクとキアヌ演じるスコットを見ていると「真夜中のカーボーイ」の2人を思い出した。関係や状況は全く違いますが、何故か男2人の内の1人に悲劇が訪れる、男2人の友情を描いたニューシネマと重なって見えました。 それだけにラストはどう解釈すべきでしょうか。彼を拾っていったのは誰だったのだろう?2人の男が思い浮かびました。スコットと、マイクの兄。いずれにしても本作はマイクを見捨てなかったと、そう思いたいラストでした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-09-28 21:39:45)(良:1票) |
1122. アウト・オブ・タウナーズ
スティーブ・マーティンとゴールディ・ホーン、僕が大好きな2人の再共演!僕にとってはこれだけで嬉しい作品。 1にドタバタ2にドタバタ、3・4もドタバタ5もドタバタ、オハイオからニューヨークにやってきた田舎夫婦が一晩中、そして翌朝までただひたすらドタバタする。ただそれだけですが、これでもかと言うほどのアクシデントの連発に、アクシデントへのリアクションが抜群に楽しいこの2人以外に本作の夫婦役は考えられないような作品です。 久々に濃いスティーブ芸を堪能できたし、ゴールディの奥さんぶりもやっぱりかわいいです。この2人ありきの作品ですが、もう1人忘れてはならないホテルの支配人役のジョン・クリーズもいい味出しています。 [DVD(字幕)] 6点(2012-09-25 19:57:27) |
1123. ヘルプ 心がつなぐストーリー
アメリカ映画の大きな1つのテーマである南部の地の、特に60年代の人間模様を描いたドラマ。このテーマに取り組んだアメリカ映画は少なくないですが、その中で本作は秀作の1つとして数えられていくでしょう。 どうしても作品全体が重たくなるテーマであり、しかも本作はそれに真っ向から取り組んでいながらも重さを感じさせず、ユーモアの精神も素晴らしい作品です。 白人側には嫌な人物も会話も登場しながらも作品全体には明るさを保ち続ける。多分日本で僕が思う以上に今でもアメリカでは難しいテーマなんだと思いますが、この匙加減も見事です。 1冊の本の出版以外は大げさなエピソードや大事件の挿入は控えながら、日常の1コマを大切に積み重ねていく。ニッコリさせられる部分も挿入しながら最後には感動があり、実話モノを見ているような気にすらさせられました。 多くの黒人と白人女性たちが登場しましたが、様々な人間というものを見せてくれた女優陣の素晴らしい演技に拍手を贈りたいと思います。 [DVD(字幕)] 9点(2012-09-22 15:47:42)(良:2票) |
1124. ホワイト・ライズ
《ネタバレ》 フランス製恋愛サスペンスの傑作のハリウッド・リメイク。ストーリー、シチュエーションから台詞・小道具に至るまで、オリジナルに沿ってかなり忠実にリメイクされています。時間軸と限られた登場人物を絡め合い、すれ違わせながら進むストーリーはかなり凝っているのですが、これもオリジナル通りです。 しかしキャストの方はオリジナルの圧勝だと思います。モニカ・ベルッチの美しさに、“2人目のリサ”を演じたロマーヌ・ボーランジェが素晴らしかったと思うので。元々ロマーヌが個人的に好きだったのもありますが・・・。 決定的にオリジナルと異なるのがラスト。オリジナルとリメイク、フランス映画らしさとアメリカ映画らしさが出ていますね。ハッピーエンド大好き人間の僕にとっては本作の方がいいと言いたいところですが、このミステリアスな恋愛サスペンスの結末としてはオリジナルの方が良かったと思います。何とも言えない鑑賞後の余韻も含めて。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-09-21 00:15:16) |
1125. プリティ・ウーマン
公開時劇場で観て以来の再鑑賞でした。本作のジュリアは本当にお綺麗です。ジュリアが街を行く。まあ、みんな普通に振り返りますよ。 リチャード・ギアもお金持ち、高そうなスーツをスマートに着こなす。いつも通りのギアさんで。主演2人の魅力が存分に引き出され、軽いタッチで気分転換に見るのに丁度いい王道シンデレラストーリーです。 中盤、ロイ・オービソンの“oh,pretty woman”と使うタイミングも絶妙ですが、僕にとって本作の最も楽しい時間帯は前半、2人が出会ってしばらくの頃。まだジュリアがホテルで浮きまくっていた時間帯なんですよね。 支配人をはじめ、このホテルの面々も作品の中でとてもうまく機能していました。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2012-09-18 22:07:19) |
1126. 若き皇后シシー
前作でシシーはオーストリア皇帝と結婚。よって本作は冒頭から宮廷ドラマとなっていますが、宮廷ドラマにありがちな堅苦しさは全くありません。 前作同様コメディタッチの作風でシシーと家族のドラマが中心となっており、とても見やすい作品となっています。本シリーズは可憐で天真爛漫なロミー・シュナイダーの可愛らしさに尽きると思います。 童話かおとぎ話のような作品の語り口と皇后シシーの描き方、演じるロミーが絶妙に合っています。また、シシーの実家や、義理の父、お世話をする大佐などの脇を固める登場人物のコミカルな存在も効いています。これが3部作の2作目。3作目もぜひ見たいと思います。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-09-17 21:19:12)(良:1票) |
1127. 刑事コロンボ/闘牛士の栄光<TVM>
邦題の通り闘牛士の栄光、これが殺人の動機だった訳ですね。哀しき英雄の末路でした。 いつもの警部vs犯人の攻防戦とは別の見所というか、シリーズのファンにとってはお楽しみがたくさんある作品でした。まず、警部登場のシーン。警部の運転を見ていて、いつかやっちゃうんだろうなあ、とは思っていたのですが、ついにやっちゃいましたね。しかも全く英語が通じない異国の地であたふたする警部。コロンボ警部のいい味が出まくりです。 そして警部がメキシコで有名人になっているとは思いもしませんでした。その有名になった事件は「歌声の消えた海」ですね。 既に皆さん触れられてますが、“仕事の虫”のことをメキシコでは“まぬけ”って言うんですね。僕は怠け者なので単純にいい国だなあ・・・。って思っちゃいました。 [DVD(吹替)] 6点(2012-09-14 20:27:14) |
1128. 地上より何処かで
時に子供じみた言動を見せる母親と、それに振り回される娘。映画ではたまに見られる関係ですが、こんな関係を演じる母スーザン・サランドンと娘ナタリー・ポートマンが本当によくはまっていました。 なかなか見ごたえがある母と娘の演技でしたが、互いを分かり合えない、同じようなもどかしさのある堂々巡りが続くので、終盤までは長く感じられました。 終盤に母が同じお巡りさんに再び違反で捕まった際に自分の本当の気持ちに気付いて以降ラストまでは良かったので、もう少し前半から中盤をコンパクトにした方が良かったのではないでしょうか。 [DVD(字幕)] 5点(2012-09-12 21:36:59) |
1129. 太陽は夜も輝く
イタリアの近現代史の中に生きてきた家族、人と土地とのつながりを庶民の暮らしの中に描いてきた、これまでのタヴィアーニ兄弟の作品とは冒頭の上流社会の描写からかなり違った印象を受けました。主人公の男はそんな暮らしを捨てて出家し、さらにそこからも人とのつながりを遠ざけるかのように山の麓の隠遁所に籠ってしまう。「私を世俗の栄光から遠ざけてください」と神に語りかける台詞の通りなのでしょうが、序盤に出家し聖職者の道を選ぶ分岐点も、行方知れずになってしまうラストも、そこに至る彼の心の軌跡が見え辛い作品でした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-09-09 18:09:41) |
1130. ユー・ガット・メール
《ネタバレ》 ノーラ・エフロン監督+トム&メグ。「めぐり逢えたら」に続く顔合わせです。この気分良く映画を楽しめる安心感、安定感がいいですね。メグはちょっとお年を感じましたが、やっぱりこの人はお母さん役よりも恋する女性の役が似合います。 実社会とネット上、あり得ないレベルの偶然の出会いのお話ですが、大手書籍チェーン店を経営するトムと、街角の小さな本屋さんを経営するメグ。この関係にはリアルさを感じました。子どもの頃、駅前や学校の帰り道、街角にいつも行く小さな本屋さんがあったよなあ・・・。なんて思いながら見ていました。レジにいつも同じおじさんかおばさんが座っていて。でも今はもうありません。こんな事情は日本もアメリカも同じなのでしょうか。 そしてインターネットが一般的に普及する前には存在しなかった、日々を暮らす実社会とは別の、インターネットというもう1つの世界。同じ2人の実社会とネット上、2つの異なる関係を同時進行で見せながら、一方にだけ先に事情を呑み込ませてしまう展開の組み立ても面白かった。 エフロン監督、今年お亡くなりになられましたね。やはりこの分野では名手というべき存在感のある監督さんでした。 [DVD(字幕)] 7点(2012-09-08 22:22:36)(良:1票) |
1131. 気分を出してもう一度
BBの主演映画の魅力の大きな1つは彼女自身の魅力なのですが、本作はコメディとしてもミステリとても面白い作品です。本作もセクシーコメディエンヌ・BBの魅力がよく出ていて、ミステリとしてもテンポよく次々に怪しく変な人物が登場する。 しかしハラハラするような要素はありません。もうちょっとBBに危機が迫るような展開があればなお面白い映画になったと思いますが、それでも十分楽しめた作品。 本作も様々な彼女の姿を楽しめますが、メガネをかけた歯科助手の姿の彼女がとても可愛かったです。 [DVD(字幕)] 6点(2012-09-07 22:23:30) |
1132. シティヒート(1984)
店をブッ壊す勢いで悪党どもを蹴散らすクリント&バートのタフガイコンビの活躍に期待が高まる冒頭。ジャズに雨に夜の帳・・・こんな雰囲気もいい。でも、それ以降が終盤までがなかなか盛り上がりません。このコンビがタッグを組んだのだからもうちょっと2人に暴れさせてほしかったですね。 刑事に見えない刑事のイーストウッド。風貌は異なるけどハリー・キャラハンという映画史に残るキャラクターを意識したのかな?バーで歌う歌手のアイリーン・キャラも80年代前半~中盤の期間限定の味がありますね。 最後に間違っていたらご免なさい、冒頭に店でバートを待ち伏せていた男は「アルカトラズからの脱出」で、イーストウッド演じるモリスを執拗につけ狙う不良囚人ウルフを演じた人ではなかったですか? [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-09-06 20:46:14) |
1133. 最強のふたり
重度の障害を抱えた大富豪の初老の白人の男フィリップと、彼の介護職員として採用された、家族に複雑な事情を抱えたスラム出身の貧しい黒人の青年ドリスの友情のドラマ。 こうした対照的な2人の友情物語は目新しいものではないし、フィリップは別に余命あと○ヶ月という訳でなく、金にも不自由している訳でもない。ドリスも全く暗さが無い。底抜けに明るい。悲壮感が無い、この明るさが本作のいい所なんでしょうね。 ドリスの行動は時にデリカシーに欠けていたりもするが、この底抜けに明るいあっけらかんとした男が嫌われるはずがない。フィリップの「ドリスは私に同情したりしないんだよ」という台詞がドリスという男を見事に言い表しているし、彼の明るさがそのまま作品の魅力になっています。 予想以上に笑わせてもらった。上映中は頻繁に館内に笑い声が起こっていましたよ。考えてみればこの映画、大したことは起こらないし、フィリップとドリス、それぞれの家族との関係の描き方も中途半端に終わっていたりもする。(一応ドリスがフィリップの元を去る理由にはなっていますが・・・)でも、陽気なドリスと、彼につられて子どものように無邪気な笑顔を見せるフィリップ。この笑顔、2人の姿を見ているだけで十分な気がした。 大いに笑わせてもらって、鑑賞後は何かほっこりしたようなイイ気分にさせてもらえた。ラストも「こうなればいいのにな・・・」と思っていたら本当にその通りのひねりの無い終わり方でした。でも、それが本当にいい映画でした。 [映画館(字幕)] 8点(2012-09-04 22:05:23)(良:1票) |
1134. 127時間
《ネタバレ》 序盤のマウンテンバイクで渓谷を駆け抜ける疾走感、渓谷の秘密の池に飛び込む解放感。そしてそこに挿入されるアップテンポの音楽には若さと躍動感が満ち溢れています。 しかし一転して主人公の男が腕を岩にはさまれ身動きが取れなくなって以降は当然ながら作品も身動きがとれなくなってしまう。そこで挿入されるのが回想や空想ですが、ちょっとこれが多すぎたでしょうか。 実話モノなので彼が恐らく127時間後に脱出するであろうことは分かるのですが、それでも少しずつ、しかし確実に減り続けていく水筒の水の残量、カメラのバッテリーの残量は、そのまま彼が命を維持するのに残された時間の目盛りであるかのような緊迫感がありました。 [DVD(字幕)] 6点(2012-09-02 13:48:29) |
1135. ハイスクール・ミュージカル<TVM>
《ネタバレ》 ストーリーはまさに王道!!のハイスクールを舞台にした実に爽やかで気持ちのいい青春ミュージカルです。 紅白をベースにしたチアリーダーやバスケ部のユニフォームといった衣装と学校を彩る美術、さらに生徒たちの色とりどりの衣装も華やかで見る者の気持ちまでも盛り上げてくれるかのようです。 主演の2人のラブストーリーを軸に、部活、父と息子、友情のドラマなどを絡めていますが、それらがストーリーの中で浮くことなく上手く機能しています。バスケでミュージカルしちゃう所も楽しいですね。 やはりミュージカルのラストはこれがいい!ちょっと意地悪なライバルも最後は笑顔、登場人物がみんな顔を揃えて大団円のラストもとても楽しい盛り上がりで、鑑賞後の気分も爽快です。 本作はTV用の作品なんですね。先日も本作と同じくTV用に撮られたミュージカルである「クリスマス・キャロル」のミュージカルを見ましたが、どちらもTV用であるのが勿体無いほどに良く出来ており、アメリカのTVの力のあるところを感じます。 [DVD(字幕)] 8点(2012-09-01 17:51:11) |
1136. プチ・ニコラ
フランスでは人気があるという絵本が原作とのことで、かわいらしい映画でした。 子ども目線で家庭や学校生活を通し、日常の中にある笑いや幸せが上手く表現されています。よって大人の描き方もいい作品。パパとママがどこにでもいそうな感じの人であるのが良くて、中でもちょっと気の弱そうな担任の先生が僕のお気に入りキャラでした。 主人公の男の子ニコラが悩んでいるような表情の時間が結構多いんですが、時折見せる屈託のない笑顔がいい。ニコラが恋心を寄せるマリーという女の子の存在。この子も可愛かったですが、ちょっと出番が少なかったのが残念。ニコラとマリーをもう少しストーリーの中で絡ませてあげると良かったんじゃないかという気がします。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-08-31 16:54:04) |
1137. セクレタリー
《ネタバレ》 見る前にはSのボス(弁護士)とMの秘書の倒錯的恋愛サスペンスという思い込みがあったのですが、多少長く感じたもののそれがいい方向に裏切られた作品。こういうシチュエーションの映画なので、それなりのシーンはありますけどね。主演の2人(ジェームズ・スペイダーとマギー・ギレンホール)は演技も見た目もこの独特の世界観に見事にはまっています。結構笑っちゃうシーンもあるし(狙ってのものかどうかは定かではありませんけど…)倒錯的ではありますが、最後は2人に純愛を感じたりもする。一風変わったテイストのロマンスでした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-08-29 21:35:44)(良:1票) |
1138. フォーン・ブース
正体も動機も不明の敵に理不尽に狙われる。状況は全く違いますが、僕はスピルバーグの「激突!」を思い出しながら見ていました。移動する「激突!」と全く移動しない本作。逃げることによる追いつ追われつ、逃げられないことにより追いつめられる本作。どちらにもその利点を活かした面白さがあります。ラストがスッキリといかなかったですが、それでもなかなか楽しめた不条理サスペンスでした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-08-29 21:27:54)(良:2票) |
1139. ハロー・ドーリー!
豪華で楽しいミュージカルシーンはどれも見応えがあり、ミュージカルシーンにかなり重点を置いた作品。内緒でNYに出てきたバンダーゲルダー商店の店員2人達が絡むNYの街やレストランでのミュージカルはどれもとても楽しく、時間は短いですがサッチモの登場も嬉しい。バーブラの歌も十分に堪能できます。 一方ウォルター・マッソーに関しては相変わらず偏屈なおっさんをコミカルに演じさせると本当に上手く楽しいのですが、作品のかなりの時間を占めるミュージカルシーンでの出番が無いので、どうしてもマッソーの存在感が薄くなってしまいます。ミュージカル映画としては主演2人のミュージカルシーンの見せ場が無いのには不満が残ります。 1969年の作品。この頃には偉大なダンサー、ジーン・ケリーのダンスを映画で見ることが出来る機会がなかなか無く、本作も監督専任となっています。時代の移り変わりを感じますが、ケリーにもちょっとでもいいのでダンスを披露して欲しかったなあ・・・。 [DVD(字幕)] 5点(2012-08-26 20:18:26) |
1140. 俺たちニュースキャスター
ニュース番組を舞台にした賞には無縁の典型的アメリカン・バカコメディ。ちょっともたつく時間帯はありますが、僕の好きなノリの映画です。 サンディエゴの地方局の視聴率ナンバーワンニュース番組の4人の野郎どものヒゲ、長髪、カウボーイハット、メガネなど、顔の周辺にアクセントをつけたコメディ仕様の微妙な風貌もいいし、ライバル各局のアンカーマンをはじめ、豪華な顔触れのノンクレジット組といった遊び心も楽しいです。 終盤のピンチにも犬と熊の話し合いで解決、その犬と熊の会話に字幕を付けるとか、とことん無邪気な雰囲気もいいですね。 まだニュース番組が男の世界だった頃にアンカーウーマンを目指すヴェロニカの存在に、作品の舞台となる時代の空気を入れていますが、あくまでも無邪気でアホなノリがコメディ好きには嬉しい作品です。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-08-25 16:21:36)(良:1票) |