101. タキシード(2002)
ジャッキーが演じなくてもストーリーが成立するということ。そして、ハナから強いと分かってしまっている人間が「タキシード」の力で強くなる・・・という、現実と架空のギャップに苦しめられました。大富豪デブリン様はいいですね!ジェームス・ボンド役でも似合いそうです。 5点(2003-04-28 20:44:54) |
102. キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
最近停滞気味(?)だったスピルバーグ監督、ようやく気楽に見られる娯楽作を作ってくれました。まだまだ湿った雰囲気はあるにせよ、よくできた作品だと思います。 6点(2003-04-28 20:40:50) |
103. ル・ブレ
決して「TAXI3」ではありません。しかし「TAXI」よりも面白いと私は思います。あの腕立て伏せシーンなんて意味も無いのにいきなりでてきて・・・。不覚にも笑ってしまった! 観覧車がパリの街を暴走するシーンはパロディにでも使えそうな素晴らしい出来です。サラウンドも大変よく出来てましたね。ちなみにタイトルの「ル・ブレ」とは弾丸の意味ですが他の意味で奴隷の足かせ・邪魔なものという意味もあります。つまり・・・(笑) 8点(2002-09-22 17:49:40)(良:1票) |
104. 陽はまた昇る(2002)
実名企業をそのまま登場させたスタッフの心意気に賛辞を送ります。渡辺謙のちょっと頼りないエリート社員演技が最高に良かった。SONYにとってはオモシロくない作品かもしれないが、それでも協力してこの作品を作り上げたことは日本映画の新たなる第一歩ではないでしょうか。じんわりと爽やかに感動できる作品です。 7点(2002-09-22 17:43:32) |
105. 猫の恩返し
駄菓子感覚で描かれたスタジオジブリ作品。たまにはこんなお気楽作品も良いのでないでしょうか。猫になっても丹波哲郎は本人のままのは微笑ましかったし、猫王秘書のナトリの忠実な人となりもどこか心が優しくなれるような気がした。明るい色調の画面はきれいだけど、どこか日本ばなれした街だったなあ。世界進出を考えてか!? 6点(2002-09-22 17:39:15) |
106. RETURNER リターナー
VFXの完成度や現像処理におけるこだわりは十分だが、いかんせん演出が冴えずに終わってしまったことが残念。演出やクリーチャーデザインは他のスタッフにゆだねても良かったのでは? 銀残しも逆に画面を汚い色調にしてしまい、効果的には働かなかったと思う。世界設定の説明も不十分でなにかと惜しい部分が目立った作品。鈴木杏の爽やかだが悲しいラストの演技が印象に残る。 5点(2002-09-22 17:34:10) |
107. 火垂るの墓(1988)
アニメ表現の限界に挑戦した恐るべき傑作。清太と節子が健気に、そして前向きに生きていこうとする姿が胸を打つ。この作品は声高に反戦を訴えるわけではない。壮絶な戦闘が繰り広げられるわけでもない。しかし、見るものに迫るこの感情の高ぶりは画面の中で精一杯生き抜いたた2人がいるからこそ感じられるものであろう。もうこの作品の名を汚すものは何もない。 10点(2002-09-05 23:54:16) |
108. マジェスティック(2001)
こういう寓話的なお話は好きです。「赤狩り」など無縁の時代に私は生まれましたが、思想や言論の自由が統制されてしまうという恐怖が伝わってきました。現在の日本も徐々にそんな道へと向かっているようで不安にもなりました。主人公の「自分を信じる」、そして「自分を見つけ出す」という確固たる意思に自分自身が勇気づけられました。マーチン・ランドー、ジム・キャリーの名演が光る!余談ながら映画館マジェスティックのネオンサインも良かったですが、ちらっと出てくる食堂のネオンサインの美しさにシビれました。 7点(2002-07-02 06:26:14) |
109. 遠い空の向こうに
何も文句はありません。涙という涙をしぼりとられた感動作です。あのお父さんも自分の命を部下に救われたからこそ、仕事でも仲間を大切に、そして一徹になってるっていうのが心に残ります。最先端産業を目指す息子と、消え行く産業を誇りにする父。ぶつかりあいながらも夢と希望、そして支えてくれる周囲の人たちへの想いは親子共に同じなんですね。感動する作品は数あれど、この作品は文句なしにその1ページに刻み込まれる名編でしょう。涙と感動のラストにノックアウトです。夢を持ち続けるすべての人に見てほしいですね。ジョンストン監督、すばらしい作品を本当にありがとうございます。 10点(2002-06-27 04:33:58) |
110. 帝都大戦
「帝都大戦」なんていう大仰なタイトルの割にはやけにチマチマと戦っているところがいいです。千年の怨念もあの程度ですかという印象。全ての演出が唐突なのがこの作品の「味」かなあ。 4点(2002-06-21 09:15:19) |
111. 日曜日の恋人たち
観ている側になんらかの共感できる部分が少しでもないと入り込みにくい。最初からだいたいのあらすじを認識したうえで観たが、内容と全くそぐわなかった。チグハグ。 0点(2002-06-12 16:58:40) |
112. ブレア・ウィッチ・プロジェクト
奇抜さでは群を抜く作品。サントラやwebを使って独特の宣伝や世界観を構成したという点でも評価できる。でも、作品は学芸会の見世物映像のレベル。森で若者が発狂しながらただビデオをまわしつづけるだけですね^^;35mmフィルムにスタンダードサイズで焼き付けてあるのは新鮮でした。 6点(2002-05-07 08:45:00) |
113. スフィア
スタッフだけ見たら期待に胸が膨らむのですが・・・。物語が破綻してしまいました。一流スタッフでもコケるんですね。ビジュアル面は凝っていて楽しめました。 5点(2002-05-07 08:41:05) |
114. 6デイズ/7ナイツ
救命ボートにつぶされたアン・ヘンッシュの顔がすてきでした。それ以外は全然記憶になーい! 4点(2002-05-07 08:39:23) |
115. 梟の城
原作をなぞることに集中しすぎたのでしょうか?あまりに陳腐な構成で残念でした。CGの使い方も上手とは言えないし、音響デザインもリアを強調しすぎて不自然でした。史実ものにも娯楽ものにもなっていないですね。 3点(2002-05-07 08:38:01) |
116. モンスターズ・インク
モンスターの日常をファンタジックに描いたアイデアに脱帽。大人と子供とでは全く違う印象を受けると思われる作品だが、共通するのは「ふれあうこと」の大切さ。扉の向こうの不思議な世界に酔いしれました。 7点(2002-03-21 02:15:14) |
117. エネミー・ライン
米海軍の航空母艦・カール・ヴィンソンを実際に撮影に使用した努力は大したもの。しかし、それ以上のモノはない。娯楽作でありながらドキュメンタリー風にもしたかったらしい監督のあいまいさが露呈した戦争娯楽作品。 4点(2002-03-21 02:11:03) |
118. インデペンデンス・デイ
誇大なスケール感とアホさ加減がおもしろい。A級を目指したB級映画。だって「出口」だもの! 6点(2002-03-03 07:11:31) |