1261. バッドガイズ!!(2016)
ステラン・スカルスガルドの長男アレクサンダー目当ての鑑賞。マイケル・ペーニャとのはみ出し刑事コンビは、はみ出し具合が常軌を逸しており反吐が出る思い。ストーリーをあらかた忘れてしまったので再見。悪党との対決模様は目くそ鼻くそで盛り上がりも無く、やはり明後日くらいには忘れているでしょう。 [DVD(字幕)] 2点(2020-09-08 01:09:12) |
1262. グッバイ・ゴダール!
若くして人間の出来たアンヌのお陰(+1点)で完走出来た作品。全ての他人がバカだと思っているゴダールの言動に、ウ・ン・ザ・リ です。 [DVD(字幕)] 3点(2020-09-08 00:54:22) |
1263. ダンシング・レディ
クラーク・ゲイブル、ジョーン・クロフォード出演にビックリ! クロフォードのダンスはノッペリというかノッソリというかキレに欠けるものでイマイチ。ストーリーもミュージカルものの定番といった感じ。お目当てフレッド・アステアは出番2回のみ台詞無し。(鑑賞後に本作が映画デビュー作なのを知りました)そのダンスはその後の活躍も納得の見惚れるものでした。バズビー・バークレイを思わせる舞台演出も素敵。 [DVD(字幕)] 7点(2020-09-07 16:50:33) |
1264. 戦艦バウンティ号の叛乱
帆船好きの身にとってバウンティ号を見ているだけでワクワクします。お目当てチャールズ・ロートンのパワハラぶりはネチーッと絡みつく厭らしさが絶品。髭無し男前クラーク・ゲイブルが殴り込みをかけるのを今か今かと待っておりました。叛乱後の展開が思いもよらぬもので、少し興醒め。鑑賞後、ジェームズ・キャグニー出演(ノンクレジット)を知り仰天。返却を早まったと地団駄踏んでおります。 [DVD(字幕)] 7点(2020-09-07 16:37:08) |
1265. ドクター・モローの島
《ネタバレ》 初見。冒頭からラストまで飽きる事ない展開で見応えがありました。ただのマッドサイエンティストものかと思いきや、名優バート・ランカスターの宙吊り遺体から愛情・信頼が皆無の力だけで押さえつける主従関係の危うさを考えさせられました。終盤の本物の猛獣達との肉弾戦は特筆もののド迫力。この獣達は生まれた時から愛情かけて育てられたのでしょう。モローの歪んだ心を浮かび上がらせるものでした。私が観たのはハッピーエンドバージョン。別バージョンだったら+1点ですかね。 [DVD(字幕)] 7点(2020-09-07 16:23:32)(良:1票) |
1266. 結婚の夜
よく考えてみると身勝手で強引でナルシストな男もゲイリー・クーパーが演ずると腹立ちも中和されるから不思議。マーニャが不憫で不憫でもう・・・あまりと言えばあまりな結末に落ち込みます。 [DVD(字幕)] 5点(2020-09-03 15:56:28) |
1267. ラスト・ムービー
DVDジャケットの若々しいデニス・ホッパーに惹かれての鑑賞。監督として撮りたい映画を撮ったのでしょう。鑑賞後に知った、ロケ地ペルーへの移動の飛行機の中から撮影中、編集作業に至るまで酒とマリファナとLSDにどっぷりだったというのになるほど納得。それに相応しいヤク中自慰作品でした。アホ臭さを噛みしめながら劇場鑑賞し損ねたのが不幸中の幸いだと胸なで下ろしています。 [DVD(字幕)] 0点(2020-09-02 16:03:43) |
1268. ドリアン・グレイ 美しき肖像
原作未読、初見。ヘルムート・バーガーは目鼻立ちが整っていますが、ハッとする程美しいとは思えません。彼を退廃の蟻地獄に引きずり込むハーバート・ロムが絶品です。抑揚に欠ける展開で退屈する中でのラストの肖像画の強烈さに初めて目が覚め、最初から物語を思い返したところです。 [DVD(字幕)] 7点(2020-09-02 01:56:33) |
1269. オリ・マキの人生で最も幸せな日
《ネタバレ》 フィンランド映画なのにモノクロな点は敢えてそうしたとはいえ残念。1962年オリ・マキが当時の世界フェザー級王者デービー・ムーアに挑む世界タイトル戦の舞台がフィンランド。国の期待を一身に背負ったオリ・マキが恋に落ちてしまう。浮ついた気持ちのままでの決戦はあっけない。オリ・マキにとってはハッピーエンドなのかもしれないが、献身的にサポートしたトレーナーは立つ瀬がないだろうし、昭和スポ根アニメ世代人間にとっては何か腹立つ結末と邦題。 [DVD(字幕)] 6点(2020-09-01 11:58:04) |
1270. アイザック 繋がれし少年
リー・ヴァン・クリーフ登場時、三下野郎ぶりに本当にリー・ヴァン・クリーフなのか一時停止で確認。鼻は彼なのですが、弛緩した顔つきは哀愁とは無縁でやっつけ仕事をみせられました。ストーリーも同じ類い。更に邦題も。繋がれてたのは少年じゃないでしょ(怒) [DVD(字幕)] 2点(2020-09-01 11:35:34) |
1271. ドクター・スリープ
DVDジャケットから極悪ユアン・マクレガーへの膨らんだ期待は残念無念の空振り。ホラー感の無い物語は他愛なく退屈。オーバールックホテルへ向かうシーンで初めて覚醒。なんちゃってジャック・ニコルソン(+1点)を筆頭に懐かしさに浸るひとときを。決着のつけかたは無理筋無くよく考えられていました。 [DVD(字幕)] 7点(2020-08-28 13:03:10) |
1272. 殺人ブルドーザー
初見。去年、孫へのクリスマスプレゼントのチョットだけお高いパワーショベル。ブルドーザーにするか迷ったものです。今年はブルドーザーにしようかな。そして本作も一緒に。嫁さんからクレームくるかな。遠のきそうな意識の中で考えを巡らせておりました。ネヴィル・ブランドが出演していたとは(驚)パッとしない役柄だけど存在感は独特のものがありました。 [DVD(字幕)] 5点(2020-08-26 16:45:31) |
1273. ビューティフル・マインド
《ネタバレ》 図らずも2作続けて天才的頭脳の持ち主の物語を鑑賞。驚くべき展開を経ての実話ものとしての感動的な結末。 クリストファー・プラマー出演していたとは知らなかった(嬉) 奥さんがよくぞ見捨てずに支え続けたと感じ入っていましたが、一度離婚していた事を知り-1点。 実際病気で苦しまれている方々も、ああもハッキリとした幻が見えるものなのかと怖くなりました。 [DVD(字幕)] 7点(2020-08-24 12:47:58) |
1274. グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
ロビン・ウィリアムズのカウンセラーという設定で展開から結末までほぼほぼ見通せる作品。カウンセリングでのやりとり、ステラン・スカルスガルド&ベン・アフレックの存在が目を惹いたものの、物語の意外性は感じられなかった点が物足りません。恥知らずな者の「私は悪くない」とそうでない者への「君は悪くない」自分の心の持ちようを考えさせられたところです。 [DVD(字幕)] 6点(2020-08-24 12:34:45)(良:1票) |
1275. 翔んで埼玉
ギャグ漫画のようだと思ったら魔夜峰央作品の映画化だそうで。馬鹿馬鹿しさを体現した美術・衣装・他スタッフの気合いの入った仕事ぶりに拍手。東京テイスティングシーンで初めて気がついたGacktは観るに耐えるお芝居でちょっと意外。大阪府民として爆笑とまではいかなかったものの楽しく観ることが出来ました。「草でも食わせとけ」に子供時分に擦り剥いて泣いてたら父親に「そんなもん、唾でもつけといたら治るワイ」と言われたのを思い出しました。 [インターネット(邦画)] 6点(2020-08-17 16:45:23)(良:1票) |
1276. 孤児ダビド物語
デイヴィッド誕生からの成長物語。善人悪人様々な人との出会いでの喜怒哀楽模様がテンポ良く描かれていて飽きずに観ていられる。結末に至る迄の人の死に都合良さを感じるのが残念なところ。 [DVD(字幕)] 6点(2020-08-17 08:28:34) |
1277. 人生劇場 飛車角と吉良常
仁侠の世界を舞台にした文芸作品のような本作。辰巳柳太郎が美味しいところを全て持って行ってしまったようで、お目当て鶴田浩二も霞んでいました。ただ、この人の殺陣は何時もながらの鬼気迫るヒリヒリさせられるもので、何時もながらに両手握り拳で硬直して見入ってしまいました。主体性のカケラもないおとよに虫唾が走る(野暮な事を言いますが)のがマイナスです。 [DVD(邦画)] 7点(2020-08-14 02:46:13) |
1278. 引き裂かれたカーテン
《ネタバレ》 ジュリー・アンドリュースが物語に機能していないのが残念。彼女以外の女性キャラクターがそれぞれ印象的なので、尚更お飾り感が強く、脚本に問題ありです。任務が数式を盗み出すというところも気持ちが盛り上がらず。小技は効いていてもそれだけで終わってしまった作品。 [インターネット(字幕)] 5点(2020-08-14 02:22:25) |
1279. Tommy/トミー
中学生時分にラジオ番組で一度だけ聞いたジャック・ニコルソンの歌声。念願叶っての鑑賞。不意をつかれた登場シーンに「アッ! 待ってました~」歌う姿を目に出来て感動しました。音楽界、映画界からの有名どころが集結していて全員からやりきった感をみました。中でもアン=マーグレットとロジャー・ダルトリーにお疲れ様でしたと申し上げたいところです。 [インターネット(字幕)] 7点(2020-08-11 15:38:49) |
1280. 青空に踊る
WW2中、撃墜王アステア10日間休暇中の束の間のロマンス。一目惚れしてからの展開は時間が無いとはいえサイコパスなストーカーにしか見えなくてイライラ「早く踊って!」ダンスシーンではアステアに付いていってるジョーン・レスリーに目を奪われる。18歳とは到底思えない成熟な姿を見せる彼女にプラス2点。戦意高揚モノとして「ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディ」程に突き抜けた感は無い。ロバート・ライアン共演に「ラッキー♪」喜んだものの全く当たり障りのないキャラクター。全てに亘って程々でこじんまりした作品。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-08-10 11:46:21) |