1301. サタデー・ナイト・フィーバー
この映画を見る前に僕は“ネタデー・ナイト・フィーバー”なる番組でこの映画の存在は知ってました(内容は全然関係ないんだけど…)光と音の世界で踊りまくる若者の青春映画。内容のあまりないような映画(うちの親は、土曜の夜にフィーバーする映画だ、なんてアバウトな説明しかしなったので…)かと思いきや、それぞれに抱えた悩みや友情、そして大人への道といったものが入ってる映画だと思いました。この頃はまだ生まれてないんでこの時期のことは何にもわかんないけど、それなりには楽しめました。だけど後半、なんとなく“理由なき反抗”に似ているような気がするのは僕だけでしょうか…? 6点(2003-09-02 02:48:08) |
1302. グリーン・デスティニー
ストーリーはまあまあなんだけど、アクション、特に剣技に関しては申し分ない迫力。さすが、中国の歴史の深さを感じさせてくれる。が、あまりにも不自然、且つ無意味に飛びすぎ。“チャーリーズ・エンジェル”のメイキングで、中国の伝説には空を自由に飛ぶ人がたくさん登場するといっていたが、勢いもないのに脚をばたつかせただけであり得ない飛翔力を得るってのはいくらなんでも無理ありすぎ。そして碧銘剣、あんな切れ味抜群なら多少腕が立たなくても負けないだろうに… 5点(2003-09-02 02:23:42) |
1303. ゴースト・ハンターズ
《ネタバレ》 題名から解る通り、底なしのB級以外の何物でもありません。しかし、だからつまらないというのは間違いです。作りようによってはホラーになった作品を、初めからコメディー路線で描いているので、なまじっけななホラーを見ていて肩透かしを食らうようなことがなく、最後まで面白く見られる。出てくるキャラクターも個性的で、主演のカート・ラッセルよりもその相棒(なぜかクンフーの使い手で強い)の方が明らかにおいしいような気がするのもまたB級の味。そう、こんなのもあり、これだから面白い。しかも、主要キャラは誰も死なないというこれまたグッドなつくり!こういう映画大好きです。 8点(2003-08-31 03:52:54) |
1304. 海がきこえる<TVM>
お…珍しい…ヒロインがロング・ヘアーだ…。この作品、天空の城ラピュタのような冒険活劇が好きな人と、耳をすませばのような作品が好きな人で恐らく感想が変わる。前者にとってはこれでもかと言わんばかりにつまらなく思えるだろうが、後者に至っては結構楽しめる作品。僕も何だかんだ言ってジブリ作品はほとんど見てるけど、感想としては後者のほうになる。個人的な感想は、耳をすませばとおもひでぽろぽろを足して2で割ったような印象を受ける。作品としては、耳をすませばと平成狸合戦ぽんぽこと同様に好きです。それと、個人的には彼女のようなタイプ、嫌いではありません(笑) 7点(2003-08-31 03:39:38) |
1305. ミディアン
《ネタバレ》 “ヘル・レイザー”で一躍有名になったクライブ・バーカーの作品だけあり、クリーチャーやミディアンの地下世界などがとにかくシュールなものなんだけど、後半になるにつれて話が人間と夜族との全面戦争の方にいってしまい、しかも善と悪とが逆転しているような気がする。個人的には、前半のままの世界観で話が進んでほしかった。 4点(2003-08-31 03:12:05) |
1306. スクワーム
《ネタバレ》 ゾンビコップのときと同じく、うちの親はこれと“スクリーム”を間違えてました。いや、むしろこちらのほうがよっぽど絶叫モノ。シャワーからゴカイかウニョウニョ出てきて、バスタブにべチャッ、べチャッ、と溜まっていく所なんて絶叫以外の何物でもありません。最初は数十匹のゴカイが、後半になるにつれて段々と増えていき、最終的には十万匹にまで膨れ上がる。ここまでくるともう地面を這ってるというより流れてるといったほうがいい。虫系がだめな人は見ないほうが見のためです。 7点(2003-08-31 03:04:22) |
1307. アトミック・トレイン<TVM>
意外性を表したかったかどうかは解らないが、この系統の“お約束”を見事に無視した作品。あらすじが、核を積んだ列車のブレーキが故障して…というものなので、“スピード”のようにどうやって列車を止めるかという登場人物たちの奮闘を描ききるのかと思いきや、前半1時間であっさり列車は止まる。そこから、緊張の爆弾解体シーン、核の脅威も去り、これでめでたしめでたしと思いきや、これまたあっさり核が爆発…最後には大統領の教訓で終わり…と何も考えて作ってないとがよくわかる。意表をつきたかったんだろうが、オチが中途半端…というかオチてないし…。まさにビデオ屋で金払って見るもんじゃないです。 3点(2003-08-31 02:54:53) |
1308. ドールズ(1986)
《ネタバレ》 “ZOMBIO/死霊のしたたり”で一躍有名になったスチュワート・ゴードンの作品です。内容は森の奥深くに棲む見かけやさしい老夫婦の魔物とチャッキーもどきの人形たちが人間を襲うというB級以外の何物でもないという作品。別段に怖くもない作品ながら、今のようなCGに頼りっきりのホラーよりはよっぽど不気味で味がある。しかもラスト、この手には珍しく穏やかに終わるが、そこが帰ってより不気味さをかもし出している。 4点(2003-08-31 02:43:48) |
1309. スティーヴン・キング/地下室の悪夢
あの怪物はネズミなのか…?地下に降りていく後半部分はそれなりにはいいんだけど、それに至るまでがだるい。 4点(2003-08-31 02:33:33) |
1310. ザ・デプス
未確認生物の説明がありません。リバイアサンと比べたら少々マイナー?かく言うリバイアサンも結構マイナー…。この手のものが好きな人にお勧め。そして少々の疑問、この映画のタイトルがDEPTH(深さ)、そしてあの有名なJ・キャメロンの映画がABYSS(深淵)…張り合ってるのか…? 5点(2003-08-30 23:53:47) |
1311. ブラックホール(1979)
《ネタバレ》 今この作品を探そうと思っても、おそらくは大抵の店にはもうこのビデオは置いてないんじゃないかな。かく言う自分も、初めてこれを見つけたのが小学校4~5年の時で、その後3~4年はこの作品の存在を確認しているんだが、最近はめっきり姿を見ない。映画の内容だが、ブラックホールにとり憑かれた1人の男が仲間をみんなロボット化してブラックホールに突っ込むというお話で、ブラックホールのことがだいぶ解明されてきた今となってはもうこんな映画は作れないだろうというもの。ここで少し雑学…そもそもブラックホールとは宇宙にあいた“穴”ではなく、非常に強い重力を持った星なので通り抜けられるはずもなく、突っ込もうとするものなら逆に特異点(中心の1番重力が強い場所)にぶち当たって粉々に粉砕され、後は永遠に縮んでいくだけなので、生き残る可能性はゼロ…ということになる。と、まあ理論的にはこうらしいんだけど、実際に行った人がいないから実際はまだ謎な部分も多く、その点からして考えればこの映画、ありえないことを考え映像にするという空想科学の精神に則った古き良き作品だと思う。ちなみに、ブラックホールと対でよく登場するホワイトホールも理論上は存在するとか。 6点(2003-08-30 23:41:58)(良:1票) |
1312. ロード・オブ・ザ・リング
《ネタバレ》 以前に友達と映画を見に行くことになり、何を見ようかと言う所に、それじゃあロード~二つの塔にしようという事になり、嫌ではなかったが、前作を見たことがないので半ば心配していたが、見終わった時の感想は、久しぶりに良い作品を見たぞ!というもので、これじゃあ前作も見ないと、と思い、友達からDVDを借りて見た。続編を見ているので、半ばネタバレしたようなものなのに、それでもこの作品、ものすごく面白い。まず、その世界観が凄い。冒頭のホビット族の村やエルフの谷などがちゃんとそこに“存在”している。映像もダイナミックなものだし、その映像を一層引き立てる音楽。特に、カザト・ドゥムの橋のシーン(さようならガンダルフ~!!白くなって帰ってくるのを待ってるよ~~!!)での音楽の凄いこと!やっぱり臨場感をだす音楽はロックなどの激しいものではなく、まるでレクイエムのようなコーラスが最高でしょう!そしてエンディングで流れるエンヤの澄み渡るような歌声!!最高!!旅の仲間の構成が、剣士や弓使い、斧使い、魔法使いなど、大作RPGみたいな所もより一層ファンタジーの世界を作り上げている。出演者の方もそうそうたるメンバーで、<マトリックス>で有名なヒューゴ・ウィービングや、親父に似すぎなくて良かったね的なリヴ・タイラー、この作品でも圧倒的な存在感のあるクリストファー・リー、そして監督は、いろんな意味でインパクトのでかい作品を作ってるピーター・ジャクソン!こんなことなら劇場で見たかった、というか、この作品は劇場で見て初めてその壮大さが分かる作品なので、非常に残念。次回作は絶対に映画館で見る!! 8点(2003-08-09 04:19:25) |
1313. ハリー・ポッターと秘密の部屋
《ネタバレ》 前作同様に楽しめる作品ではあったけど、どうも前のような新しさと言うのが感じられなかった気がする。それでも面白い所も健在。まず第1に、俺の恐れていたこと、あの駅の壁を抜けられなかったらどうするんだと言うことが正に現実に起こったこと!痛いなぁあれは。そしてロンの杖は折れてしまい、しかもフクロウが手紙を届ける時にテーブルの上の皿にゴ~ン!!とあたってこれまた痛そうだわぁ…しかしねぇ、秘密の部屋の入り口が女子トイレ??微妙だわ~。まあでも終わり方はとりあえずは、前作に続きます的な終わり方ではなかったので、まあ良しとしましょう。 5点(2003-08-08 21:42:19) |
1314. ハリー・ポッターと賢者の石
それまでは単に食わず嫌いの面があってなかなか見る機会がなかったんですけどねぇ、この前たまたま友達がDVD持ってたんで、とりあえずは流行の作品と言うことで見てみましたが、いやぁ参った、面白いわ~!今まで普通の生活を送ってた少年が実は魔法使い?夢があって良いじゃん!ホグワーツ魔法学校の造りもどことなく幻想的で雰囲気を一層引き立ててるし、手紙などが届く時に一斉にフクロウが部屋に入ってきてスタッフサービス状態になるのも面白いよ~!話が上手く行き過ぎと思ってもそれはハリーが主人公だから何でもOKと言うことで半ば強引に納得!!あのインビジブルマントも欲しいなぁ。しかし、前々から気になってたことが1つ、魔女とか魔法使いの代名詞って…なんで…ホウキ…? 8点(2003-08-08 21:31:34)(良:1票) |
1315. パットン大戦車軍団
この映画は戦争映画であり、1人の男の半生を描いた伝記のような作品ですね。戦争こそが命、それ以外はなく、底知れぬ名誉欲や、さまざまな毒舌などで失脚を繰り返した猛将パットン将軍、そして、有名なロンメル将軍との戦車戦など、戦争映画としての醍醐味をを織り交ぜつつ、1人の男の数奇な生涯が描かれている。時間としては少し長い部類に入るが、それをもって有り余る見せ場の連続で、時間を忘れて見入ってしまった。 [DVD(字幕)] 8点(2003-08-08 21:16:02)(良:1票) |
1316. プライベート・ライアン
個人的にはこの映画には2通りの評価があります。まずは悪い方から、まずこの話に少し納得がいかない点がある。もし自分の子供が全員死んだ時、その知らせを受ける母親はどんな気持になる?と言うことで、ライアン兄弟最後の生き残りを救助しに行くと言うのがこの話の大まかなものだが、それじゃあ1人息子の戦死の知らせを受け取る母親の気持ちも、悲しみの大きさとしてはライアン婦人と同じくらいなのではないか?ということであり、問題なのは人数ではないんじゃないかという事。そして、レーダー基地のドイツ兵の描き方にも少し不満がある。どうしてかと言うと、それは見方の問題。あそこで、あのドイツ兵を、ユダヤ人を何百万人も殺した残忍な者としてみれば、何の感情も感じないんだが、逆に、ヒトラーのやり方には大きな不満があるが、もしそれを言ったら自分の命が無い、だから仕方なくそうしている、という風に考えれば、あのドイツ兵にも同情できるのではないだろうか?…とここまでが悪い評価。そして次は良い方の評価、戦場の描写がものすごくリアルに描かれているという点。特に、冒頭30分の戦闘シーンは壮絶、戦争というものの悲惨さをダイレクトに描き出している。そして、全体に流れるその退廃とした雰囲気。日のあたる緑の野を歩いてるシーンでは、一見ものすごくのどかにも見えるが、よく見ると、のどかなはずの風景なのにどこか陰のあるシーンに見える、と、こうした描写が随所にみられる。総合的な評価として、戦争映画としてみれば他にも引けを取らないくらいの傑作だとは思うんだが、前記のような要因も少しあるので、良い点に8点、悪い点に-3点の5点を総合的な評価とします。 5点(2003-08-08 04:06:24)(良:1票) |
1317. プラトーン
回りくどいこと無しでダイレクトに戦争というものを考えさせられる作品だった。ベトナム戦争と言わずに戦争映画の傑作でしょう。 8点(2003-08-08 03:42:03) |
1318. フロム・ヘル
《ネタバレ》 題材が題材なだけに、切り裂きジャックの凶行を壮絶なスプラッタ描写で描くのかと思いきや、どちらかといえばサスペンス的な仕上がり。霧に巻かれた薄気味悪いロンドンの町並みが、当時の時代背景をよく表現している。さて、切り裂きジャックについてはご存知の通り、外科医だとか画家だとかという諸説があり、本作品はその中の1つの宮廷犯人説という形で話が進んでいくが、その黒幕って…え…?フ…フリーメーソン!?いやぁこの話でフリーメーソンが出てくるとは思わなかったなぁ…謎の多い団体だけど、確かこんな野蛮な集団じゃなかったと思ったんだけどなぁ… 6点(2003-08-08 03:34:57) |
1319. PLANET OF THE APES/猿の惑星
特撮とかは確かに格段に進化してるんだけど、話の内容がやはり、元祖ほどのインパクトはないと思う。あと、元の作品がダイレクトに衝撃が伝わってきたのに対し、今回のラストは、ひねってはいるんだけど、それほど衝撃をを受けるものではなく、こういうのもありかと逆に納得してしまった。 4点(2003-08-08 03:17:31) |
1320. ゴーストシップ
《ネタバレ》 冒頭のタイトルロゴを見た時点ですでに諦めモードに入った。13ゴーストほどではないにしろ、やはり怖くない。恐怖の対象のはずの幽霊が実は操られてたって時点で一層興ざめ。ラストは別に良いと思う。やっとの思いで倒した悪魔、だが奴は何事もなかったかのようにピンピンしてる。そう、悪魔が滅んだ試しはないのよ~ん。悪が滅びる時は善も滅びる時なのよ~ん。と、まあ少し脱線したが、この作品の見所は冒頭の80人大虐殺、その他は特にない。 4点(2003-08-08 03:05:40) |