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Yuki2Invyさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1615
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

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1341.  娼年 《ネタバレ》 
人の生業は須く、人の欲望の海の中を自らの才覚と度量で泳ぎ抜くことなのであって、だから職業に貴賤は無い筈だと信じている。所謂「究極のおもてなし」たる仕事を通じて、主人公は実にポジティブに人間というものについての理解を深めていく。その意味では、本作はわりかし単純な若者の成長物語だと思うのだが、率直にその面の出来はよく言って普通程度で、どうしても本作、その「仕事」の場面の表現の出来の良さと内容の高度さの方に意識が奪われていってしまう様に思われる(勿体ぶらずに言えば、一般映画としては異例なまでに、エロくて変態でかつ生々しいということですね)。  特に松坂桃李のその面での演技の迫真ぶりは出色で、素直に頑張った!と最大の賛辞を贈りたい。女優陣も、総じてかなり頑張っていると言えるが、120%な桃李くんに比べると、これも総じて最後の一葉の恥じらいが感じられなくもない(それが良いのかも知れないが)。とは言え、本作はエロに関しては個人的には文句の付け様など無く、素直に満点を差し上げたい。桃李くんと西岡徳馬の「タイミング」がドンピシャだったシーンなどは思わず手を叩いてしまった程である(飛びも飛んだり)。  もう一人、その道を極めた到達者の風格を漂わせる江波杏子も実に凄まじかった。奥ゆかしくも一方で何とも妖艶なその「絶頂」は、女優陣の中で一番真に迫っていたと思う。この映画が遺作というのは、ある意味実に格好好い(否、格好好過ぎる、のかも知れない)。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-06-08 01:43:51)
1342.  血を吸う薔薇 《ネタバレ》 
第三弾は舞台が学園(女子大)ということで若い女の子が複数出てくるが、揃ってかなり陰惨な最期を迎えるという点でシリーズの中では序盤から比較的ハードな展開(田中邦衛もイイ味出しているが、中盤で殺されてフェードアウトしてしまうし)。また、特にラスト付近では敵方が矢鱈と腕力に頼って攻めてくるのが少ししつっこく、観ていて飽きるし、そもそも岸田森の吸血鬼の優れた風情ともややアンマッチな様に思える。数百年を生き抜く不死身の魔性、とかの設定や、驚かし系のホラー的カメラワークなどはまずまずなのだが、中盤から終盤にかけての雰囲気の盛り上げ方だとか、前述のアクションの長さだとか、少し緩急の配分に改善できる点が見られる様に思う。やや残念作気味。
[インターネット(邦画)] 4点(2020-06-08 00:57:36)
1343.  アップグレード 《ネタバレ》 
SFアクションの佳作。アクション面は少し『寄生獣』の様な質感と言うか、人間離れしたスマートな格闘が中々に優れたSF感を醸しており(少し『マトリックス』ぽいけどそれより更にAI的、とでも言うか)、かつ切れ味も上々でかなり面白い。  SF的ストーリー面でも、意外さを狙ったラストは個人的にはそこそこ意表を突いてもらえた感じで面白かった。ただ確かに、ステムがエロンを支配しているという状況の不自然さや、ラストのあんな差し迫った場面でグレイの支配を完全に奪えるなら回り諄いことせずに最初から人格奪っちゃえばいいジャン!とか、ツッコもうと思えば盛大にツッコめるとも言える。そもそも、もう少し尺を取ってキチンとつくり込んだ方がSFとしてはクオリティを改善できた様にも思う。  ただ本作は、そこら辺の整合性をある点で犠牲にしてもスピード感と勢いで乗り切ってしまおう、という映画に思える。そしてその意味では、その「狙い」は十分に成功していると感じる。結果的にサックリ観れるし、観て損することも決して無いかと。普通にオススメ。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-06-08 00:26:47)
1344.  デッド・ドント・ダイ 《ネタバレ》 
完全にアイデア倒れな映画。ジム・ジャームッシュwithゾンビ、というその魅力は大いに認めるが、今作はそこから一歩たりとも前に進んでおらず、何が言いたいのかも伝わらないし、具体的にゾンビ+ジャームッシュでどんなシーンを撮りたかったのかもイマイチ分かんないしで、これじゃあジャームッシュファンにとっては至極微妙なジャームッシュ映画、ゾンビファンにとっては最早スカタンでしかない。  ネタの枯渇、というゾンビ映画側の事情と、言っても未だにキャッチーなその題材特性からしても、今後もこの手の企画はワンサカ登場し続けるであろう。しかし、ゾンビというのは食べるラー油では無いのである。何に入れても美味しくなるなどとゆーことは無いのであって、どういう味に纏めるのかをもう少し考えてから使って欲しい。  ひとり、ティルダ・スウィントンは奇妙なそのキャラクターの表現も中々に優れていたが、こんな下らない映画を撮るために明らかに刀の取扱いを相当に訓練した様子が垣間見えて、やっぱ一流は違うなと思った。もうひとり、ダイナーの店員役で『ストレンジャー・ザン・パラダイス』のエスター・バリントが出てたんですね(相変わらずなんか可愛かったです)。
[映画館(字幕)] 4点(2020-06-07 19:40:08)
1345.  タッカー 《ネタバレ》 
カネを儲けたい!だから良いモノを創る。至極当然ながら大事なことだと思うし、純粋にそれを夢みるタッカーは、相当に破天荒・エキセントリックかつ少しばかり胡散臭い人物ながらも、今作は彼を全力で応援しながら観れる映画になっていると思う。翻って、ただ自分たちの権力を守ることしか考えない敵方には率直に反吐が出そうな程の不快感を覚えるのだし、結局この映画、最終的にタッカーが勝利する訳では無いのが最初から分かっている(結果的には一太刀浴びせ返すとは言え)、という意味で、最後に笑うだろう敵方がのさばっている描写の感じが少し不快に過ぎる、かも知れないと思ったりする(私は正直、そこら辺りは観ていてかなりテンションが下がってしまった)。  しかし前述どおり、最後は見事に反撃が決まってそのまま終幕、という点では痛快だし、何より更に痛快なのは、トラブルも妨害もものともせず、細かいことも気にせずにひたすら無頓着に目標に向かって猪突猛進突っ走るタッカーの推進力の凄まじさである。彼同様、奥さんも子供も実にあっけらかんと暢気でポジティブ(似たもの夫婦とDNAの為せる業か)、仲間も(ランドー以外は)実に楽しそうだし、映画自体もノリの良い音楽&優れたテンポで観ていて相当に楽しかった。なにかにチャレンジしようと思ってる人には、とてもオススメな良作。
[映画館(字幕)] 8点(2020-06-07 19:09:53)
1346.  幽霊屋敷の恐怖 血を吸う人形 《ネタバレ》 
「血を吸う」シリーズの嚆矢だが、別に血を吸う訳ではなく、殺すだけである。犯人も、人形ではなく人形みたいな娘(のゾンビ?)だし、幽霊も出て来ないので幽霊屋敷でもない(かなりいい加減なタイトルの付け方である)。話の内容も非常にコンパクトな尺そのままという感じのお手軽だし、意外な、とゆーよりは取って付けが過ぎる無理繰りな黒幕も含めて、よく言って可も無く不可も無く程度の出来かと思う。  ただ、あくまでホラーの小品ながら役者は地味にちゃんとした人で固めているうえ、個々の演技も中々に上質であった。まず主演の松尾嘉代は、美形というよりは愛嬌といった顔立ちながら恐怖の表情が中々に真に迫っており恐怖映画の主役としては上々。母親役の南風洋子も戦前風の瀟洒な女性を雰囲気たっぷりに演じて陰鬱なムードを盛り上げる。実は黒幕の医師を演じた宇佐美淳は、中盤の怪談じみた語りのシーンがなんかイイ味出してるなと思ったらこれがラスボスで、見た目にも貫禄と(かつての二枚目を彷彿とさせる)品を兼ね備えていてグッド。下男のジジイ役の高品格も何とも不気味な雰囲気でこれが結構怖い(彼は次作にも登場しますね)。  何より、肝心の娘役の小林夕岐子は(どっかで見た顔だと思ったら『ウルトラセブン』に出てたんですね)確かに日本風の人形にも見える美貌に加えて、黄色い目をしてニタリと笑う顔がかなり不気味で実に素晴らしい。総じて、日本のゴシック・ホラーと言うべきレトロでジットリ湿った雰囲気が、現代に至って観たときに意外に優れたホラーの質感を醸し出しており、個人的にはとても好印象。地味に結構オススメ。
[インターネット(邦画)] 6点(2020-06-07 03:08:26)
1347.  蜘蛛女のキス 《ネタバレ》 
非常に濃厚なホモ映画にして、一つの美しい愛の物語。2人が信頼し合っていく過程はかなり丹念に描かれ(刑務所での2人きりの会話劇というのがここで非常に効いている)、ラストの幻想的で切ない感動を誘う。序盤、ごついオカマにしか見えないモリーナだが、終盤死にゆく場面では、私には彼(彼女)は美しい女性にしか見えなかった。2人の会話の内容として語られる映画の場面がふんだんに挿入される構成も、閉鎖空間での会話劇に目先を変えられるシーンをもたらしている点で非常に巧みで効果的だと思う。総じて、マイベストに近い恋愛映画。
[DVD(字幕)] 9点(2020-06-07 02:31:36)
1348.  別離(2011) 《ネタバレ》 
2組の夫婦、計4人のうち、誰か一人でももう少し思慮深く(肝心の場面でより適切に)行動していれば、起こり得なかった悲劇だと思われる。しかし、誰もがある意味スネに瑕持つ身であるが故に(かつ誰もがそれぞれ言い分・言い訳も抱えているという複雑ぶり)、却って皆が冷静になる機会を失い、傷口を致命的に広げてしまった、という輪をかけて悲惨な話である。とは言え、感情に任せて妊婦に手荒な真似を働くようなナデルと、働きもせず身重の妻に食い扶持を稼がせていたというラジエーの旦那は、私個人としては到底許し難い(結局、私はこの話、忍耐強く敬虔なラジエーに一番感情移入して観ていたということだろう)。  メインの内容は確実に普遍的な価値を有する作品だと言えるが、で在りながら、随所に描き込まれるイラン社会の描写もまた非常に興味深い。個人的に面白かったのは、弁護士も何も出て来ずに双方が言いたいことを言いたいだけまくしたて、それを判事がジャッジするという凄まじい裁判風景である(私が判事なら、3日で発狂すると思う)。  本作のラスト、結論を出さない描写については、この話、全員が敗者だ、という点を強調したかったのではないかと感じた。それは結局、両親の離婚を止められなかった娘も含めて、である(中盤、この娘に嘘をつかせたのも、娘までをもこの地獄巡りの当事者に引きずり込むための仕掛けだった、と勘繰るのは、やや穿ち過ぎであろうか)。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-06-04 01:04:46)
1349.  恐怖の報酬【オリジナル完全版】 《ネタバレ》 
やや長めの前段部分が少々分かりにくいのが玉に瑕(カットされたのも分かる気がする)。だが(人物の背景描写としての)試み自体は良いと思う。これも含め主筋以外の部分の作り込みが中々優れてるのも(割とどうでもいい部分のアクションとかも)個人的には好印象。  で、メイン部分は元ネタを踏襲してる箇所も多いが、部分的には間違い無く進歩させていると言ってよい出来。特に素晴らしいと思うのが「(全てを飲み込み腐らせるかの様な)ジャングルの絶望感」と、具体的には豪雨・吊り橋のシーンである。ラストも個人的には結構好き(元ネタより良いとは言わない)。リメイクとしては十分に合格点だと思うし(これを凡庸な二番煎じと見るのか、リスペクトと見るのかは難しい問題だろう)、単純に、確実に楽しめる傑作スリラーかと思う。フリードキンの代表作なのは言うまでも無い。
[映画館(字幕)] 8点(2020-06-03 02:36:18)
1350.  500ページの夢の束 《ネタバレ》 
自閉症の女性を主人公に、彼女のささやかな挑戦を描く。決してハートフルなばかりでは無く、テーマに沿った種々の問題・困難もふんだんに描き込まれるが、あくまで本作はシリアスになり過ぎずに爽やかさ・明るさをメインに纏められており、テーマの割に観易い作品かと思う。個人的にはも少しだけ「ヘビー」な方が、こういうテーマの作品としては好ましい様にも感じるが、それこそ個人の好みの問題であろう。  とは言え、シナリオにそこまで秀逸なアイデアが有る、という訳でも無いかと。その代わり、主演のダコタ・ファニングの演技は色々と中々に絶妙で、その点が本作の最大の見どころなのは間違い無い。犬も可愛い。
[インターネット(字幕)] 6点(2020-06-03 02:35:35)
1351.  呪いの館 血を吸う眼 《ネタバレ》 
とにかく、吸血鬼の岸田森の迫力たるや、その一点に尽きる作品である。今作の吸血鬼は古典的な設定どおり血を吸った人間を眷属として従えることができるという凶悪な能力なのだが、その割にはやってることがまどろっこしく、ごく終盤まであまり展開がヒートアップせず少し平坦だとも言える。しかし、ラスト付近は流石にやや盛り上がるし、オーラスの断末魔などは実におぞましく、意外な程に見応えがあった。岸田森の登場シーン(+αとして、どちらもかなり可愛い犠牲者姉妹の2人)を目当てに観てゆけば、決して損はしないだろう。
[インターネット(邦画)] 6点(2020-06-03 02:19:59)
1352.  CURED キュアード 《ネタバレ》 
ゾンビ・パンデミック後、治療法が開発され、幾ばくかの人々がゾンビ状態から人間性を取り戻した、が…というお話。  前半はホラーと言うよりはサスペンスなつくりで、恐怖描写はごく程々に、非常に重苦しくてやるせないハードな展開がまあまあ見応え有る。ラスト30分はお待ちかねのゾンビー・パニック・アクションで、またもや全力疾走なゾンビがまずまず迫力有って率直に恐怖。前半はアイデアで独創性を出し、後半はゾンビものとして観客の観たいモノをしっかりと観せる。適度なコンパクトさも相まって中々にバランスの良いホラーであった。グッド・クオリティな小品といったところだが、個人的には割と好き。
[映画館(字幕)] 7点(2020-06-03 02:07:50)(良:1票)
1353.  エスケープ・ルーム(2019) 《ネタバレ》 
謎の招待状で集められた6人の男女、ミッションはただひとつ「部屋からの脱出」、失敗すれば、死…  というのはまま月並な(どっかで聞いたことあるとも言える)一種のテンプレートだと思うが、各部屋の仕掛け・ギミックはそこそこ面白いし(逆さ吊りビリヤード部屋は率直に色々と中々グッド)、全編通してコンパクトにテンポ良く纏められて緊迫感・スリルはかなり濃密、映画アトラクションなジェットコースター感を楽しめたと思う。B級っぽいが全体のつくりもまずまずソリッドで、チープさはほぼ感じない。いくらでも続編がつくれそうな(つくりたそうな)感じだが、ホントにできて来たらまた観ちゃうかも。
[映画館(字幕)] 7点(2020-06-03 00:31:43)
1354.  ストレンジャーズ/地獄からの訪問者 《ネタバレ》 
B級ホラーと小津安二郎はどれを観たのか分からなくなる、のですが、今作も「あれ、コレ観なかったっけ?」と思ったら『ストレンジャーズ/戦慄の訪問者』の10年越しの続編なのですね(そっちは昔観ました)。しかし、続編であることに意味があるとは到底言えない作品です。何しろストーリーらしいストーリーは疎か「何故、何が、誰が」という意味での因果関係というものがまるで見当たりません。ここまで尽く「理由」というものが分からないという作品は、あまり記憶に無い程です(その意味では逆に新鮮に感じるかも知れません)。  率直にその点をもって、本作を酷評する向きがあるのは至極尤もなことでしょう。かく言う私も、本作を映画として一定以上に評価するつもりは毛頭ありません(非合理的な行動も度を越すと、逆にリアリティが損なわれ、怖さも薄まるように思います)。ただ本作、まず残虐描写の映像面での質自体はまずまず高いです。そして前述の通り、潔いまでに不条理に大切な家族がバタバタ殺されていくという痛烈な非情さがそこに乗っかってくることも含めて、スラッシャーとしての見応えにはかなり優れたものがあります(特にテンポが良くなる終盤は相当に面白く観れます)。ホラー上級者なら是非観ておくべき作品だと言えるでしょう。
[インターネット(字幕)] 5点(2020-06-01 03:28:50)
1355.  メガ・シャークvsメカ・シャーク 《ネタバレ》 
1作目と比べるとクオリティは色々かなり改善している。が、結局ただ普通につまらない作品になっただけな気もする。「またCG使い回してるゥ!」とか言って盛り上がりたいんだけども。
[インターネット(字幕)] 3点(2020-06-01 01:40:02)
1356.  ちょき 《ネタバレ》 
ひなびた和歌山の静かで美しくてやさしい情景に包まれた、淡くてささやかな物語。この雰囲気は個人的にはとても好み。こういう愛のかたち、素晴らしいことだと率直に思う。このふたりなら、慈しみ合い、支え合っていけるだろうと。  主演女優はエライ透明感のある美人さんで、素朴な演技も含めて少し唐田えりかちゃんを思い出した。その意味ではひとつ枠が空いたので、今後も頑張ってくれると嬉しい。
[インターネット(邦画)] 7点(2020-06-01 01:18:24)(笑:1票) (良:1票)
1357.  オンネリとアンネリとひみつのさくせん 《ネタバレ》 
どうみてもナチスの収容所的なトコが舞台なのもあり、カラフルで可愛い諸々、という部分の魅力はやや前作までより少ないのが少し残念。あと、明るく楽しく優しい、という面に比べても、やや暗め、ないし風刺的なパートが多めになっているのも少し前作までとは趣を異にする(ラストとかもいまいちピンと来ないのが正直なトコロだが、インスタ映えしか頭にないバカ市長とかはまあまあ笑えた)。子役の成長も雰囲気の変化の原因のひとつだろうと思われる(それでもまだまだ可愛いし、子供映画として雰囲気がイマイチだとかいう訳ではない)。今作も決して出来は悪くないと思う。
[インターネット(字幕)] 6点(2020-06-01 00:07:41)
1358.  RE-ANIMATOR 死霊のしたたり3 《ネタバレ》 
ウエストが冒頭で逮捕され、その13年後の刑務所内が舞台となる本作、比較的マジメにストーリーで勝負している、という感じ。要は、例の薬剤での死者蘇生が上手くいかないのを改善するため、ウエストは微小プラズマなるものに目を付けた、という話である。とどのつまり、これが一種の「魂」的なものだということかと思うのだが、結論を言うとイマイチこいつの扱いに整合性が取れておらず、ハッキリ言って何がどーなってるのかサッパリ分からないのざんす。んで結局、終盤は暴動にかこつけてあっちゃこっちゃで好き勝手やってるだけにも思えるし、どー考えてももっとシンプルにつくるべき続編だったと思う(少しは自分の腕前を考えろよ)。  肝心のジェフリー・コムズだが、これも率直に、年相応に「トガリ」が落ちていて至極普通の人にしか見えない(まあ50手前なんだし、それで前作と全く同じのKY加減だったら逆にちょっと怖い、色々と)。
[DVD(字幕)] 3点(2020-05-29 00:58:29)
1359.  エル ELLE 《ネタバレ》 
タイトルの仏語の意味「彼女」のとおり、ある一個人(女性)をクローズアップして描くことを主題とした作品で、話の内容自体には左程の意味は無いとも言える。特筆すべきは、その女主人公の非常に多面的な人物像(冒頭からのレイプ被害者に始まり、母、娘、経営者、等々)と、それらの中でも際立っている病的なまでの異常人格ぶりである。その異常性・変態性にせよ、もう一つの重要側面だと思われる性的魅力とその部分の奔放さにせよ、それらに重厚なリアリティを吹き込むイザベル・ユペールの演技は細部に至るまで実に見事で、かつ独創的だと言える(美醜を併せ持つ様な容貌のつくり込みにせよ、それでいて還暦越えにも関わらずの熟した色気を迸らせるのも自由自在だということについても、正に圧巻と言う他無い)。監督はユペールには演出を付けなかったらしいが、それだけ彼女の役作りが卓越していたということだろう。この演技の質だけでも、観る価値は十二分だと言える。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-05-26 02:10:15)
1360.  クロールスペース 《ネタバレ》 
クラウス・キンスキーが出ていなければ観なかった映画だが、私なら、クラウス・キンスキーが大家のアパートには絶対住まない、と思う。前半は爺さんの覗き生活(気紛れで殺人も)を淡々と描写してゆくが、それ自体は変態度も高く、まま観れなくもない(人を殺すたびロシアンルーレットやるのとかは、結構いいアイデアだと思う)。しかし、アクセントで挿入されるショック描写がどれも手抜き(というか肝心な場面が全部飛ばされてるので、全くショッキングじゃないのよね)なので、抑揚が薄くてなんとも盛り上がらないローテンションが続いてゆく。  そしてラストはエライ唐突に皆殺し展開だが(つーてこれだって、開始時点で既に大半が死体になってるけど)、やっぱなんかタルいし何がしたいのかもイマイチよく分かんないしで、かなりお粗末な出来。根本的にこの監督、ホラー・スリラーを撮るセンスってのが欠けている様にも思われる。残念作。
[DVD(字幕)] 4点(2020-05-26 01:08:35)
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