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りりらっちさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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121.  フライトナイト 《ネタバレ》 
子どもの頃、TVで観ました。 チープでB級なのに、エロくて笑えてワクワクできて、面白い!! ビデオに撮って何度も観ました。  隣人のバンパイアがフェロモンぷんぷんの濃い系男前で、ゆったりと階段を降りてくる色気満載のシーンにノックアウト。 主役の友達が、バンパイアの魔力にやられて怯えながらもバンパイアにしがみついていくシーンにゾワゾワ。 主役のGFがバンパイアとダンス中に、すごい勢いでバンパイアに魅かれて女っぽくなっていくのに、ドキドキ。 バンパイアの家中の壁に時計がたくさんかけてあり、朝日が昇ると同時にすべての時計たちが一斉にボーンボーンと鳴り出すシーンにウットリ。  完全にB級なのですが、B級でなければ作れないし描けないやり方で作られた、とても魅力的な映画でした。 まだあまり映画を観ていないコドモのワタシは、かな~りノックアウトされましたよ。またそのうち、観てみたいな…。
[地上波(吹替)] 6点(2012-12-13 21:35:13)
122.  ジーパーズ・クリーパーズ 《ネタバレ》 
人間を材料にしてお裁縫するのが大好きな、アーティスティックなモンスターのお話です。  お好みは匂いで決めるらしく、気に入った匂いの材料は、どこまでも追っかけます。 そこらじゅうに材料があっても、気に入ったもの以外はキッパリ無視、です。 車で轢かれようと、銃で撃たれようと、気に入った材料以外は目に入りません。 せっかく集めてきた材料でも、一番のお気に入り以外は、とりあえず簀巻きにして穴に放り込んでおいたりと、けっこう粗末に扱います。 お裁縫する時はいつも同じレコードをかけ、鼻歌を歌いながら楽しそうです。 お片づけはしません。  楽しそうなモンスターさんなんですが、なぜそんなに裁縫好きなのか。 ただの趣味か。趣味って言って悪ければ、生きがいか。 23年おきに目覚めて、23日間だけお裁縫。 そんなモンスターって…怖いのかなぁ。  よく、わからん………。   
[DVD(字幕)] 5点(2012-12-13 13:37:03)
123.  わらの犬(2011) 《ネタバレ》 
都会VS田舎、成功者VS失敗者、知性派VS肉体派? 両者の間には埋められない深い溝があり、決してわかりあう事はない。 わかりあえない者同士は、傷つけあい、最後には殺しあうしかない。どちらかの息の根が止まるまで。…そんな結論を感じました。  現実のアメリカでは両者は棲み分けができているハズですが、映画は妻の故郷に執筆のためにやってきた、というイレギュラーなケース。 しかし、いくら妻の故郷でも、あんな南部のド田舎へ行くかなぁ…?偏見や風習が強く排他的で余所者はすごく住みにくそうって、外国人の私でも想像がつくのに。田舎は自然がいっぱい~田舎の人は素朴で優しい~などの、陳腐な幻想があったの? それとも、都会っ子の夫には、どこへ行っても自分のペースが通用するはず、ロスの常識はアメリカの常識だ~などの勘違いがあったの? そんなバカには見えないので、この場合は、仕事で頭がいっぱいで深く考えなかったのと、リサーチ不足、妻の説明不足、等だったのかも。  しかしまた、この妻がバカ…。 ほとんど半裸でジョギングするわ、トップレスになって挑発するわで、レイプされても自業自得と観客が思うように描かれてます…。 この妻にしてもコーチの娘にしても、なんでこう性的な挑発をやたらするのか。女が性被害にあっても、自分も悪いんだから仕方がないよね、と思わせる為? それともアレか。 妻の元彼は元ヒーローだが、現在はただの日雇いの肉体労働者。 妻もチアーの女王だったが、現在は売れない女優で、なんとか結婚で成り上がった女。という「わらの犬」だから? 「わらの犬」は、男は力、女は色しか武器を持たず、それが通用するのは若さがある短い時だけ、て事が言いたいのかな?  私は、夫がジャガーでやって来ようがカードで支払いをしようが、「鼻持ちならない都会人」とは全く思いませんでしたが、それらに縁のない人間たちは、「見せびらかしていやがる」と思うのですね…。でもそれ、単なる持たざる者の醜い嫉妬ですから。 嫉妬をして相手を下に見ようとして、集団でからかったり嫌がらせをしたり、幼稚で頭が悪くて、本当にこの映画の街の人間たちにはうんざりしました。 夫は自分の頭と実力で成功したんだから、妬むなよって。 なので、攻撃してきた「わらの犬たち」を全滅させ、夫が生き残る、というラストは正しいです。 ハイ。
[DVD(字幕)] 5点(2012-11-29 11:44:41)
124.  フレディVSジェイソン 《ネタバレ》 
観た翌日には、観たことを忘れてしまった。  昨日、なんか映画のTV録画を観たけど、ナニ観たんだっけ。レビューを書こうと思ったのは覚えているのに、かんじんの作品が何だったか思い出せない…(汗) な、なんて作品…?  と、30分ほど悩みました。 結局、ホラーがダメな相棒くんが「オレは絶対観ない!」と怖がっていたのを思い出し→「人がバタバタ死ぬホラー映画だったな…」→フレディの顔が脳裏に浮かび→「そーだ、あのアホ映画だ!」と思い出しました。別に思い出さないで一生忘れててもいい映画でしたが(笑)。  それなりに頑張って作ってましたが、最初から最後までフレディがペラペラうるさくて参った。おしゃべりフレディのおかげで、一緒にいるジェイソンまで薄っぺらくなっちゃって、怖さのカケラもありませんでした…。 でもそれって吹き替えのせい? もしや字幕で見てたら、童歌の「フレディがやってくる♪」がも少し怖く響いたのかも。  しっかし、街で連続殺人事件が起こって犯人も不明だというのに、トウモロコシ畑でパーティー始めるティーンエイジャー達、アホすぎる…。 大事な話をしないで「今はパーティーを楽しもうぜ♪」となる主役たちも理解できない~。アメリカ人との断絶を感じるわ。 それとも、若者がアホなのは世界共通なのかしら。「他人がいくら殺されようと、自分だけはきっと大丈夫♪」という根拠不明の自信を持つのが若者だとしたら、ですが。  ラストは、まあ…ああなるしかない。 伝説の殺人鬼2人をアホな若者たちが片づけて終わり、というのは不自然だから、片方が死に、片方が復活だ~というのが丁度いい落としどころなのでしょう。  と、理屈ではわかるのですが、端的に言ってバカみたいなラストでしたね(苦笑)。 これ、フレディとジェイソンのファン以外の人が映画館で観たら、「金と時間を返せ」と思うのでは…。 まったく怖くなくってホラーじゃないんだもん。元ネタのパロでもないので楽しめもしないし、何を狙ったのか、とても中途半端な作品。  DVDは借りちゃダメ。TV放映でなら観てもいいかも?程度のクオリティです。 間違っても続編とか作らないでください…。
[地上波(吹替)] 3点(2012-11-23 01:15:18)
125.  ディープ・ブルー(1999) 《ネタバレ》 
ホラーアクション目・アニマル科・サメ属の映画。 この系統で「ジョーズ」を超えるのは無理、というワケで、エンターテイメント性を徹底的に強めたのが本作。な、感じ(笑)。  ジェットコースターに乗っているようなもんで、「な~んも考えずに楽しめる」という点では、ちゃんと水準に達していると思います。 制作側の「観客の読みをはずして、ビックリさせてやる!」という意気込みも、登場人物たちの死に方やタイミングで、ちゃんと感じさせてもらいました。  配役もよいですね。 アクション系映画の主役か準主役しかできないだろうな~と思わせるビジュアルの、トーマス・ジェーン。 「この人について行けばきっと助かる!」と思わせる存在感を持ちながら、結構序盤でパクッと殺られてしまう、サミュエル・L・ジャクソン。 頭でっかち過ぎて、自分が死にそうになるまで全く足元が見えない、思い込み系美人研究者役のサフロン・バローズ。 そしてなにより、観客を癒し続けてくれたコック役の、LL・クール・J。君がいなかったら、この映画は箸にも棒にもかからない作品になっていたよ。ありがとう。  ユーモアもあるけど、ドライでブラックで、でも「死に意味なんかない」という観点から見れば、超リアル。 なので、余韻も深みもないけれど、観て損はないエンターテイメント映画です。 TV放映されたら、また観よう。  
[地上波(吹替)] 5点(2012-11-22 21:15:27)
126.  インソムニア 《ネタバレ》 
あっさりした映画でした。 何年かしたら、内容をスッキリ忘れているような。  キャストが豪華なのですが、それもそのはず、キャストでもっている映画。 というより、アル・パチーノでもっただけ。 そう、悪を憎み犯罪を憎んだあまり、違法行為までしてしまった老刑事、という役はパチーノにピッタリ。 故意か過失か、同僚刑事を射殺してしまった衝撃、良心の苦しみ、罪の呵責、憎むべき犯罪者に自分がなってしまった悔恨、すべてが押し寄せて不眠症に陥り、苦しみにがんじがらめになった上、かつての自分の捜査法で追い詰められていく人間。そういった全てを、パチーノは演じきってくれては、いる。いるのだが…。  ロビン・ウィリアムズが、もう少し殺人者の凄みを見せてくれれば、よかったのか? 初めて姿を現した時から、事情聴衆をされている時、女刑事を殺そうとしてパチーノと格闘するラストまで、ずーっと変わらぬロビンさん。 一本調子というのか、殺人者の顔も表の作家の顔も同じ演技なのが、非常に残念。  何故こんなにアッサリしてしまったのか、ストーリーもそれなりなのに、監督がいまいち上手く料理できなかったのか?役者の力量によりかかって、セオリー通りのやり方をしてしまったのが敗因か。  ラストは、老刑事役をパチーノが演じた以上、ああならざるを得ない。 オリジナルは未見ですが、ロスに無事に帰っちゃうらしいですね。ロスでもずーっと不眠症ならOKですが、スヤスヤ寝てたらあまりよろしくないラストだと思うんで、こっちの結末の方がよかったのかもしれない。  あまり触れられてませんが、ヒラリー・スワンクもよかったです。真実を突き止めようと奮闘する刑事役は、戦う目を持つ彼女にはピッタリでした。  パチーノの得意分野で、久々に真骨頂を見せていただきました。そこは、非常に満足です。
[DVD(吹替)] 5点(2012-11-03 01:54:43)(良:1票)
127.  オープン・ウォーター 《ネタバレ》 
「実話に基づいたフィクション」なんですね…。 実話ってきいたから、どっちかは助かると思い込んで観てしまったではないスか。そしたら、ラストにびっくりするのは当然じゃないスか。ズルイ…。  内容は、実話と銘打っていなかったら、映画としてはもたなかったでしょう。 実話だからこそ、怖い。ドキュメントに近いホラー作品だと思いました。  サメが、ホラー映画のようにぐわっと襲ってくるのではなく、周りを泳ぎながら、獲物が弱るのを待っているのが、怖い。 突っついてみたり、少し齧ってみたり。抵抗する力があるのかどうか、様子見をしているところが、非常にリアルでいやらしい。 ドキュメント風なので、主役の二人が映画的に派手なパフォーマンスをできるわけがなく、ただただ海の上を漂うしかなく、つらい状況。その状況を延々と見せられるのですが、なにしろ「実話」なので、主役たちのつらさを共有するしかなく。 まったくエンターテイメント性はない。ないからこそ、伝わってくるつらさと恐怖。  しかし、いい加減なダイビングツアーのガイド達とか、実際に大勢いそうですよね。適当な仕事しかしないアルバイトさんとか。 そんな人たちに命を預けるような遊びをするのは、嫌だなぁ…と、心底思いましたよ。  ひしひしと感じる海の恐怖。 ワタシは、一生、ダイビングはしません。この作品にかけて誓います。
[DVD(字幕)] 4点(2012-11-01 16:21:37)
128.  11:46 《ネタバレ》 
カナダ映画って、アイデアや全体の作りは悪くないのに、細かいところが雑ですね。 先にレビューしている方達と同じで、一回観ただけでは、真相に気付きませんでしたよ…。 どんでん返しの伏線を最初にはってあるんですが、もっと丁寧にはってくれなくちゃ~わっかんないよ。狙ったけど雑ってこと?それともワザと雑に?(苦笑)  まあ、伏線に気付かないとしっくりこないままで疑問がいっぱい残るので (悪魔が実際にご登場って事は、カルト教団の世迷言が正しかったってコト?そんな乱暴なラストあり?) (彼女たちが食べてるあのマフィンは何だったの?) (味方の彼と話していた通り、ラストでヒロインが目を見開くけど、その結果は?見せないまま終わり?) (そういえば、ヒロインの肩の傷って…?)ナド等、 もう一回見て、それで「ああ、そうだったのか!」と、疑問が解け、全ての平仄が合い、真相に気付く。という流れになるのでしょうねぇ。でもそれじゃ、映画館で観た人は、気づけないですよ…。  わかりやすい映画ばかりでなくともいいのですが、もうちょっとだけわかるようにしてほしかった。まあ、こーゆうのも面白いですが。  あと、役者さんたちが、ハリウッド製よりもなんか日本人に近い感じがしました。 自殺したビビアンちゃんが履いているのは厚底靴だ。容姿もファッションも、日本よりちょっと派手?程度で、違和感がないので、外国の話って感じがあまりしない。 地下鉄のホームは汚すぎるけど、確かに古くて汚い地下鉄ホームもありますし。そういう意味では、恐怖を身近に感じられて、よかったかも。  にしても、カルトって怖い。 それが言いたかったのなら、間違いなく伝わりました。カルト、宗教、狂信者。実はあなたの身近に、意外に大勢いたりするんですよって。 携帯じゃなくてポケベルってのも、なんだか怖い小道具で、ホラーにピッタリでした。  目新しさはないけど、面白かった。しかし、この邦題はナシですね(苦笑)
[DVD(字幕)] 6点(2012-11-01 15:08:32)
129.  レディ・イン・ザ・ウォーター
激しく一般ウケしない作品。デートでこの映画を観に行って、消化不良な顔で映画館から出てくるカップルが目に浮かぶようです。 「で、結局なに?」「わかんないけど、あの女の子が鷲に乗って帰れたから、ハッピー・エンドなんじゃない?」「そっか~」 みたいな会話とか(笑)。  私自身は、この映画でシャマラン監督と相性がいいというか、彼の描く世界が好きなんだな~と実感しました。 現実世界に息苦しさを覚え、生き辛さを抱えた人間は、ファンタジーが好きだ。現実から遊離し過ぎた夢物語のファンタジーはなじめないが、寓話的要素を織り込んだファンタジーは、心に迫る。 この作品は、心に深い傷を負った人間を主役にすえ、ファンタジーを通して人とのつながりや生きる力を取り戻す「再生」が描かれている。 現実とファンタジー、サスペンスとユーモアのサジ加減が微妙(絶妙?)で、わかりやすい作品に慣れた観客は、「今の笑う?泣く?」と戸惑う所もあるだろう。そういったヌルい演出も含めて、この作品は、いい。  舞台がアパート内だけ(「サイン」もですね)にも関わらず、閉塞感や視野の狭さはなく、逆に狭い自室に籠って名作を執筆したドストエフスキーの精神の広がりと同じような、世界との豊かなつながりを感じます。そういう所も、監督の好きなところです。  興業的にどうだろうと、シャマラン監督にしか作れない作品である事は確か。一般受けはしないけど、一部に根強いファンがつくタイプの人だと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2012-10-18 15:13:20)
130.  スティーブン・キング/ドランのキャデラック 《ネタバレ》 
度肝を抜かれました! 要塞のようなキャデラックに立て籠もる相手に対し、こんな復讐のやり方があるのか?!と。 なにより、その発想にぶっ飛びでした。思わず口あけて画面に見入っちゃいましたよ…。  ストーリーはシンプルなのに、最後まで心理的駆け引き等もあって気をそらせない、面白い作品です。  あと、ストーリーの見せ方が、単なる「殺された妻の復讐」ではなく、亡霊となった妻が「私と、私とあなたの子どもの仇を討って」と夫にささやき続け、それが強いモチベーションとなり、あの壮絶な復讐へと続く、というのがスティーブン・キングらしいです。 2人が欲しかった子どもがやっと出来たと知れた時、妻には死が訪れ、夫には固い復讐を誓わせた、という図がせつないですね。 許せない・哀しい・正義感、そーゆう表面的でも万人にわかりやすい感情だけを扱うのではなく、深く読み取れる人にはわかる、それも徐々に沁みこんで行くようにわかる、という描き方をするところ。 そーゆうキングらしさが、今回すごくあって、そこもよかった。長すぎないのもヨカッタです(笑)。
[DVD(字幕)] 7点(2012-09-20 16:47:49)
131.  遊星からの物体X
久々の観賞。 子どもの頃(20年以上前?)、TVで観た時の衝撃は忘れられません。 今見ても、まったく古臭くないのに驚きました。  80年代は、特殊効果が飛躍的に発展した頃でしたね。「ハウリング」で狼男の特集メイクをしたボッティンですが、この映画でもすばらしいクリーチャーを作り上げています。 俳優も脚本も映像も、すべていい。クリーチャーも全くチャチくなく、現代でも十分通用するでしょう。 CGを「これでもか!」とテンコ盛りにして、まったく怖くないスカ映画を作っている方々に、ぜひ見習ってほしいものです。  カーペンター監督はこの映画が初見(20年前…)で、他には「パラダイム」「ザ・フォッグ」を観たのですが、ほとんど印象に残ってないです。 「ハロウィン」は猟奇殺人鬼モノのはしりとして有名なのに、観ていなかったのが、かえすがえすも残念です。  映画は、良くも悪くも時代を反映するものなので、やはり旬があります。 公開当時ヒットした作品でも、数年後に観ると、たいして面白くなくなっている作品はたくさんあります。 そうした、「残らない作品」が大多数である中、「遊星からの物体X」は30年たっても全く色あせません。名作といえる作品だと思います。
[DVD(字幕)] 8点(2012-09-20 13:24:50)
132.  サイレントヒル 《ネタバレ》 
映像美術に力を入れるあまり、コスチュームまで気が回らなかったのか? お母さんがブーツとミニスカで走り回ってるのが、変…。いや、お母さんはミニスカ着ちゃイカンと言いたいのではなく、キャラに合っていないのに、「この役はこのコスチュームね」って言われて無理して着てるような、不自然さを感じました。(つまり、似合っていないのです…)  ストーリーも展開も意味不明なのですが、「そーゆうゲームの映画化なんです!」と言われれば、はぁそうなんですかと納得するしかなく。 ゲームへの愛はわかるのですが、作品への思い入れ度と、ストーリーの作りの粗さが、なんともバランスが悪い。  そういえば、諸外国(米、欧州)は、養子に激しく思い入れする母親、という構図をよく描きますが、そーゆう感覚が一般的だからなのか、それとも珍しいから描かれるのか、気になるトコロです。 そして、そーゆう母子モノに出てくる父親の存在はないに等しく、あったとしても、母親の行動を阻止しようとする邪魔者的存在だったりする。 この映画では、見事にゼロでした。 邪魔もしないけど、役にもたたんという。なんでわざわざショーン・ビーンを使ったのでしょう?勿体ない配役です。  それでも5点を献上したのは、描かれた「サイレントヒル」の世界がすごくよかったから。素晴らしく完成された映像でした。 サイレンが鳴るたび、人間味や可愛気を1ミクロンも感じさせない圧倒的な暴力と殺気で、恐怖と生命の危機をつきつけてくるクリーチャー。 宗教で頭が狂った街の人間たちによる、問答無用のオソロシイ処刑。  観賞中に「あの、こわいんですけど!」と思わず抗議の声を上げたのは、この映画が初めてかもしれません。 ホラーな怖さではなく、生命を脅かされることに対する、動物としての本能からの恐怖というか。 そこは、本当に大したものだと思いました。  最後、オタク心をくすぐるエンドロールでしたね。 悪くはナイし、魅力がナイとは言いませんが、一般の人には「妙に凝ってるな~」と思われるだけかも。 ワタシはゲームはあまりしませんが、感覚がオタク寄りなんで、「おお、このエンドロールが一番いいね!」と思いました。  ストーリーはイマイチなのですが、あの世界をもう一度体感してみたい…と思わせる魅力のある映画です。
[DVD(字幕)] 5点(2012-09-07 23:47:54)(良:1票)
133.  ●REC/レック(2007) 《ネタバレ》 
スペイン語って、すんごい巻き舌&長弁舌(センテンスが長い!)なんですね。 同じ内容の文章でも、日本語の方がずっと簡潔。 ナゼ?日本語は主語がなくても通じるから?でも、英語と比べても長いよね…。  本題に入りまして、 内容は、現代版ゾンビもので古いマンション(アパート?)が舞台。 このマンションが、小規模で狭い(部屋の中は広いようだが)。政府に隔離されて閉じ込められるという設定は珍しくないのですが、狭くて古くて縦に長いようなマンションの圧迫感が手伝って、全編通してずっと、密室モノのような緊迫感がありました。  ゾンビたちに追っかけられて、上へ上へと逃げていくしかなく、しかし逃げれば逃げるほど逃げ場がなくなり、追いつめられていく、という図。 「28日後…」でも同じようなシーンがありましたが、あっちは対ゾンビという覚悟があっての籠城、こっちは何が何だかわからないパニック状態での逃走。 当然、こっちの方が恐ろしさはハンパなかったです。  登場人物たちのキャラクター造詣も自然で、ごく普通にいそうな人ばかり。 女性リポーターというと好き・嫌いがハッキリ別れそうですが、ヒロインのアンヘラちゃんは可愛いけど可愛すぎず、庶民的で、ガッツとプロ根性があり、適度に女性らしくてヨカッタです。つーか、日本の女子アナとか女性リポーターの位置づけがかなり特殊なんでしょうねぇ(苦笑)。 消防士さんたちも、最後まで顔を見せないカメラマンさんも、みんな頑張り屋さんでした。合掌。  視点が手持ちカメラ(POV)という設定なので、途中で酔うかな~と思ったら、大丈夫でした。 やっぱりTV局のプロカメラマンが撮影、という設定だからでしょうか。「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」では酔いまくりだったのですが、今回はそれはなく、「ヤバイ婆さんが襲いに来てるってば!撮ってないで早く逃げろ!」とジリジリしたくらいでした(笑)。 いやほんと、部屋に入った途端に、スリップ一枚の半裸の血まみれバーサンが絶叫しながら飛びかかってきた時は、怖くてこっちまで悲鳴を上げましたよ…。 さっきまで助けてくれた消防士さんがゾンビの形相になって階段を追いかけてくるのも怖かったですが、あのバーサンの恐ろしさにはかないません…。 77分間、たっぷり怖がらせてもらいました。スペイン・ホラー、いいですね。
[DVD(字幕)] 6点(2012-09-06 22:31:55)
134.  ホステル2 《ネタバレ》 
今回の被害者は、女子大学生3人組。 知性を感じさせるクール・ビューティーのベス、グラビアモデルのようなお色気美人のホイットニー、鈍くさくてあか抜けない処女のローナ、という面子。  弱い者イジメが大好きな陰惨な人間には、たまらなく魅力的な設定かと。 ワタシは女性なので、「描き方によっては引くかも…」と覚悟しながら観ましたが、やはり制作総指揮タランティーノ、心配ご無用でした。 他人を苦しめたいという暗い欲望を満足させるのが目的の映画だったら、スナッフ・ビデオと変わりません。そんなセンスのない頭の悪い映画を、タラ&ロス監督が作るワケがなかったです(笑)。  興味深かったのは、自分の「男らしさ」を証明するために殺人をしようとする、2人のアメリカ人。 アメリカ人てのは、本当に「男らしさ」というジェンダーに縛られているのだな~と思いました。 「殺人をする事で英雄になる」という発想は、少年犯罪をおかした頭デッカチの日本人少年らと同レベルで、あまりにも幼稚。 いいトシした中年の白人男が、いつまでも幼稚な縛りから抜けられないでいるっていう所に、アメリカの病理の深さが見えた気がしました。  そんで、その男らしさに拘る気の弱いスチュアートを、ロジャー・バートが演じているのが面白かった。 この人、「ステップフォード・ワイフ」で、男らしさを拒否した魅力的なゲイの役をやっていたのに。ここでは、「俺はヘラクレスのように男らしいのだー!」と吠えてたりして、オカシイ(笑)。  ストーリーは、前作の続きから始まり、キチンとケリが付いたところで、本題に入ります。 タラ監督らしい。細かい部分にも整合性を求め、キャラクターの使い捨てをしない。ハチャメチャに見える映画でも、全てに目を行き届かせている。だから、無茶な展開にも不思議と説得力が出て、面白く観られるのでしょう。映画への愛情が強いんでしょうね…さすが映画オタクです!(笑)  
[DVD(吹替)] 6点(2012-09-06 11:25:39)(良:1票)
135.  ステップフォード・ワイフ(2004) 《ネタバレ》 
題材が古いな~。 女vs男という構図や、女の強さが男らしさを脅かすため、男は非人間的な手段でもって女をコントロールするしかない、なんつーのは、とっくに廃れたテーマだと思ってましたが。 そしたら、リメイクなのね。 確かに、30年前には新鮮なテーマだったのでしょう…時が移ろうのは早い…。  この作品の一番のいいトコは、配役。 ペッド・ミドラーやグレン・クローズは元より、C・ウォーケン、ニコール、マシュー・ブロデリックが役柄にピッタリ、ビジュアルもピッタリ!  キャラクターもいい、演じる役者もいい。しかし、何かが足りない…。 男らしさとは、それを支える女らしさがあって初めて存在可能なのか、とか、 男らしさにしがみつく男たちに一様に魅力がないのは、自分らしさを模索・確立・向上する努力をせず、既成の「男らしさ」(それも妻たちの犠牲の上に成り立つ)に安易にのっかるという、思考停止&弛緩しきった精神のせいなのだろうかとか、 妻の人間性を排してでも自分の「男らしさ」を手に入れようとする、その自己中心的な思考とか(だってやってる事は妻へのDVでしょ)、 いくらでも深く掘り下げられるテーマを題材にしているのに、表面的な綺麗さしか映画では表現しようとしていない。  つまり、キチンとテーマに踏み込んでいないのだ。 ディスプレイだけ綺麗に飾って、中身はナシ。なあなあにして誤魔化してる感じ。 そーゆうところ、ステップフォードに住み着いたアホ夫たちと、そっくりじゃない? アラ、オチがついちゃった…。 シリアスなテーマは観客に受け入れられないかもっつー弱腰な姿勢って、表現する人間としては失格です。 コミカルな表現でテーマを語ることもできるハズなのに、面倒くさいのか力量がないのかわからないけれど、そこはスルーしてしまっており、結果、イマイチな出来の映画になってしまった。 豪華な女優・俳優陣をそろえているだけに、もったいないなぁ…。  たぶんこの監督、古い男性観を持っていて、女性が怖いんだろうなぁ~と思わせる(笑) もっとアクションオンリーの、自分に合った映画を撮ればいいのにね。 
[DVD(字幕)] 4点(2012-09-04 00:42:04)
136.  ホステル 《ネタバレ》 
え~と、キャストにロス監督が名を連ねているのですが、一体ナニ役で出演していたのでしょう? 殺す役?殺される役?気になるな~。  それにしても、日本女性は人気あるんですねぇ。 世界中から憎まれてるアメリカ人が高値なのは納得ですが、日本女性はどんな理由からアメリカ人より高値がついてるの? なんか、こう、弱い者イジメが大好きなマッチョ男性に、ドリームを与えている存在なの? 美しくもか弱く、古い女性らしさや観念を備え、虐げられるのを待っている存在、というような…。小動物か、鶴か。まぁ、単にタラ監督の趣味なのかも(笑)  しかし、タランティーノが制作総指揮だったおかげで、映画化できたような作品ですね。 表現の自由の限界というかなんというか、倫理スレスレ。 それでも、面白かった。 本気で他人の血を見たいという陰惨な人間が観たら、期待を裏切られて拍子抜けするでしょう。 ヤバイ人間のための作品ではなく、しっかり考えて作ってある娯楽作品ですから。  お気楽男たちが、ウハウハなピンク色の夢を見て罠にハマり、人間の残酷さを身をもって体験し、最後には罠を仕掛けた人間たちに復讐する、というストーリー。 キチンとオチがついているのが、タラ監督らしくていい。観客に変な荷物を持ち帰らせないというのは、出来そうで中々出来ない事です。  それにしても、観てるだけで痛かったわ…。
[DVD(字幕)] 6点(2012-09-03 23:58:46)(良:1票)
137.  パラノーマル・アクティビティ
う~ん。こーゆう映画を、ナンと言ったらいいのか…(悩)  芸能人で言えば、一発屋? 最初は大ウケして笑わせてもらったけど、もうこの芸はお腹いっぱい。なんで、二発目はケッコウですわ~。 そんな感じ?  女子が数人で、 「ねぇ、あの超コワイ映画、見た~?」「見た見たー!!マジこわかった、もう夜眠れないよ~!」「え~私もソレ、見た~い!」「怖いよ~泣いちゃうよ~」「きゃ~」 とか騒いで楽しむような…。(あ、イメージは制服の女子高校生でヨロシクです) そんな映画?  上手く言えないのですが、面白くなかったワケではないのですが、なんというか、中途半端な映画ですよねぇ…。 ホラーの新境地を開いた!てほど革新的な作品ではなく、手法が目新しいとか洗練されてるワケでもなく。  面白いし、話題にはなるけど、残らない。映画の歴史にも、人のココロにも残らない。  若手が評判になって名をあげるぜ!と作ったんならヨシ、て感じ?  まあね、観客の方もだいぶスレてるからね。 「食人族」みたく「アレ、本当のドキュメントらしいよ~」なんて嘘くさい話を誰も信じてはくれないし、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」のようにプロジェクトを立ち上げるだけのバックボーンもない超低予算で、アイデアだけでココまで面白く作ったんだから、エライと云えばエライっす。 ちゃんと怖かったしね(笑)。  謎を残さずに終わらせてくれてれば、もっと評価できたと思う。 面白かった割に「中途半端だな」という印象を抱いてしまうのは、この謎を残しているせいだと思う。 次回作へ引っ張りたかったのかもしれないが、そんなやり方は作品のクオリティを下げるだけなのに。 そう、謎を残して引っ張っているため、せっかくの作品の評価が下がってしまった。それは仕方がナイですね。 力量不足なのか、欲張りすぎたのか。今回は、それは作り手の誤算だと思いました。
[DVD(字幕)] 5点(2012-09-03 23:22:58)
138.  鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星
脚本家選びが失敗なのでは…?  実写じゃないんだから、アクションシーンを見せ場にするのって、失敗でしょ。 ストーリーで盛り上げてからじゃないと、全くワクワクもドキドキもしないよ。だってアニメだもん、何でもアリなんだから。 アクションで「すっげー!」って思ってもらえるのは、実写だけ。なのに、冒頭は無駄にアクションシーンが多くって、飽きる…。  全体に、ストーリーをぎゅうぎゅうに詰め込こんだ感があって、展開に次ぐ展開で忙しい。忙しい割に中身がないというか、表面だけギチギチに詰まってるだけで面白くはないんだよね…。 みっちり餡子が詰まってるけど不味い饅頭、って感じ?ファンへのサービスを間違えてすべった作品、って感じもする…ああ、残念。  原作が終了してからの映画製作は、確かに難しいでしょう。 それはわかる。わかるのですが、どうせオリジナルストーリーを作るのならば、もっとチャレンジして欲しかった。 「鋼の錬金術師」の世界を守ってその中で枝葉の話を作るのではなく、あえて違うモノを目指してほしかったなぁ…。だって、せっかくの映画じゃないすか。挑戦しないで守りに入ってどーするの???  …など等、かなり文句はありますが、原作の漫画もアニメもまったく知らない人が観る分にはいいんじゃないかな。 これを観たら、ハガレン・LV1だよって感じ? つまり、ハガレンFANには、あまりにも物足りないLVって事になるのでしょう…。 あらフォローするつもりが、フォローできないわ。映画館でなく、DVDならいいかもです。  
[映画館(邦画)] 4点(2012-08-05 22:51:11)
139.  永遠のこどもたち 《ネタバレ》 
母親と父親の違いというよりは、女と男の子どもへの想いの違いがハッキリ描かれているな~と思いました。 もしかして実の子どもに対してなら、男も女と同じくらい強い想いを持つのかもしれませんが…(シモンは養子なので)。  自分の命や人生と引き換えにしてでも無事に子どもに戻ってほしい、という気持ちは、ラウラにはあっても、夫にはなかった。 それは、実の親を持たない孤児だったラウラだから持てた、シモンへの想い、シモンとの絆だったのかもしれません。  だからこそ、想いあっている母と子が、最悪のタイミングですれ違ってしまったため、悲劇的な別れをしてしまった、その結末がどうしようもなく、哀しい。 ホラーテイストな演出も、その哀しい結末を彩るためのものであって、映画のメッセージをさらに強く伝えて来ます。  思ったのですが、ラストをあまりにつらいアン・ハッピーエンドにしない為、ラウラとシモンをエイズであるという設定にしたのでしょうね。 遠からず死ぬ運命の2人ならば、予想より早い死を迎えてしまったとしても、あちらの世界で2人が再会できた事を喜ぶことができる。 これが健康体の2人だったら、最後で夫が安堵を得る事もないでしょうし、哀しいというよりはつらいだけのラストになってしまったでしょう。 そうしたら、ここまで観る側の心を揺さぶらなかったハズ。やりすぎないという、そこら辺のサジ加減も、絶妙です。  非常に綿密に考えられたラストだし、全体に丁寧に愛情を持って作られています。 感性が素晴らしくて職人肌の監督なのでしょう。派手ではないけれど、ファンも多いのではないでしょうか。 私はつらすぎて二度目はしばらく観ないけれど、監督の他の作品をぜひ観たいです。
[DVD(字幕)] 7点(2012-08-05 21:56:30)
140.  ブラック・スワン 《ネタバレ》 
なんか汚い映像だった。 バレエもので、しかも「白鳥の湖」なんだから、もう少し綺麗な映像を期待していたのに、残念。 ナタリー・ポートマンは、ニナを、せめて5才若い時に演じるべきだった。演技がどうとか綺麗とか言われてますが、これ、若いバレリーナの体じゃないよ…。 痩せてりゃいいってモンじゃないし、衣装で隠せない部分はひどい…。若くて絶頂期のバレリーナには全然見えない(涙)。 そーゆうところは、アメリカ人は寛容ね。肌のキメとかたるみとか、筋肉と脂肪のバランスとか、気にしないんだろうか。 ストーリーもこじんまりとまとまって、言っちゃなんだが少女漫画よりスケールが小さい。いいとこ、レディコミの読み切り漫画。  頭の中はバレエだけの世間知のないガチガチ優等生の娘、娘で自分の人生をリベンジしようとするステージママ、主役と正反対のタイプのフェロモン系のライバル、男とチャラチャラ遊んでセックスすれば女の色気が出るハズと考える浅知恵の監督。 ステレオタイプな登場人物たちが、安っぽいセオリーにのっとってストーリーは進行していくのですが、そのストーリーもご多分に漏れずよくある主役の妄想物語。 そして、妄想の果てに見せてくれたのは、CGに補完された黒鳥の踊り。 か、勘弁して~~(涙)。 なんか、下北沢の小屋で、必要以上に気合いが入った小作品を見せられたみたいなのデスが…ホントにアカデミー賞ノミネートいっぱいされた作品なの?コレが??? よっぽど他にいい作品がなかったのでは…。  まあね、題材が元々ちっこいスケールだから、仕方がナイ部分もある。 稽古場と家と舞台と酒場しか出てこない、ヒロインの頭の中の閉じられたインナーワールドの話だから。 だからこそ、最後の舞台はもっとすばらしいものを用意してほしかったな。 あんな稽古場みたいな古くて小汚い小劇場なんかじゃなくって、華やかで近代的な大舞台と大観衆を用意して、そこでニナを踊らせてくれたら、最後の「パーフェクト」というセリフも、もう少し迫力を持ったのかもしれない、と思う。  ナタリー・ポートマンが頑張ったとかとは別の話で、もっと美しい白鳥と黒鳥のバレエを観たかった。それにつきる。残念です。
[DVD(吹替)] 4点(2012-07-30 22:24:29)(良:4票)
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