121. ダンサー イン Paris
今年の梅雨頃から加齢のせいか手足の関節の不具合で難儀すると共に不安に駆られる事が度々。 足首に大きな怪我をした26歳のプリマバレリーナの不安感はいかばかりか。 若さもあって新たな道へ進むカラリとした姿に好感がもてました。 レジデンス?の経営者が見せる年の功な包容力が印象深いものがありました。 [DVD(字幕)] 6点(2024-09-02 01:11:19) |
122. ザ・ファン
20年ほど前に観ているのですが、あらかた忘れています。エレン・バーキン出演が100へぇでアンニュイな魅力は健在でした。 レナードは仕事でも、家族関係でも、他人とのかかわりでも、既にアブナイ感が出ていて見応え有りました。 善良な人物の豹変でないのがどうなのかとも思いますが、ジャック・ニコルソン同様デ・ニーロなので仕方ないようです。 スイッチが入ってからの「これだけ愛してやってるのに何故愛し返さないのだ」な暴走模様は通常運転。 ただ、デ・ニーロあるあるな観ていて脱力してしまう無茶苦茶な結末が残念なところです。 [DVD(字幕)] 6点(2024-09-01 04:19:35) |
123. キャット・ピープル(1982)
《ネタバレ》 1942年版は観ていますがほぼ忘れています。 ナスターシャ・キンスキーは「テス」の絶頂には及ばないもののやはり美しい。 彼女のヘアヌードがぼかしなしで拝めるとは、21歳の役者度胸に仰天であります。 マルコム・マクドウェルを起用したナイスキャスティングに拍手。 もの悲しさが窺える黒豹のラストショットに+2点 どうでも良いのですが、アフリカサバンナ動画で一番のお気に入りがヒョウであり、単独で獲物を仕留めくわえたまま木登りして悠々と食する一連の姿に毎回惚れ惚れしています。(ヒョウ柄の服は着ませんよ) 今作で黒豹でなく豹だったら更に加点でしたが。 [DVD(字幕)] 7点(2024-08-31 20:34:24) |
124. ボブ★ロバーツ/陰謀が生んだ英雄
上院議員選挙戦がドキュメンタリータッチで描かれています。 選挙モノでのあるあるな展開でギター片手に歌っているのが目新しいところ。 「貧乏人は文句ばかり言う・・・・」をはじめとした物言いのボブ・ロバーツにドナルド・トランプが浮かびました。 尻切れトンボな結末に唖然と。 お目当てアラン・リックマン。陰謀部分を受け持っている役どころでしたが、見せ場なしの中途半端さにガックリです。 [DVD(字幕)] 3点(2024-08-31 20:16:42) |
125. とび★うぉーず
他愛ないお話ながらも、お兄ちゃんが見せるピンチでの諦めない姿はなかなかの見応えがありました。 お目当てアラン・リックマン。魚界悪の帝王ジョーはインテリで自信家で野心家という十八番な役どころ。鱈の邪悪な顔つきが段々と彼に見えてくるのがあら不思議。歌声も聴けてあぁ嬉し。 子供から大人まで楽しめる作品。デンマーク製というのにビックリ、本国でダンサー・イン・ザ・ダークを超えるヒット作というのに無限へぇ。マッツ・ミケルセンも観たのかなぁ・・・ [DVD(字幕)] 7点(2024-08-31 20:01:27) |
126. さまよう魂たち
映像はなかなかに強烈でしたがお話が退屈で。 何が言いたかったのか分かりませんでした。 [DVD(字幕)] 4点(2024-08-27 16:41:24) |
127. 翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜
《ネタバレ》 大阪と言えば吉本新喜劇、新喜劇と言えば池乃めだかさん。彼の衣装を纏った片岡愛之助が圧巻でした。 いっそのこと共演してくれてたら。 大阪府民として興味津々だったのですが大して笑えなく他愛ない話を淡々と眺めてお開きとなりました。 自虐とディスりのバランスに欠けてたようで、続編の難しさを思いました。 [DVD(邦画)] 4点(2024-08-25 16:51:44) |
128. 聖なる犯罪者
《ネタバレ》 人殺しで少年院服役中に信仰心に目覚めたというものの、仮出所で酒、ドラッグ、セックスとは信仰心が聞いて呆れる。 司祭の格好をしていれば、こんな若造の本質を見抜けないものなのか。村人がいまどきの特殊詐欺の被害者に見えた。 交通事故の件が敬虔な信者≠善良な人物を表しているところに点数を。 [インターネット(字幕)] 4点(2024-08-24 22:43:40) |
129. ミッドナイト(1939)
クローデット・コルベール、ドン・アメチーに釣られて。 クレジットのジョン・バリモア、ビリー・ワイルダー、チャールズ・ブランケットに歓声を。 冒頭から、ワイルダー印のラストショットまで濃密なテンポの良い展開であっという間にお開きで、もうちょっと観たかったですね。 かつての山城新伍さんのご発言、「3角関係だから角が立つ、4角、5角・・・角が無くなって丸く収まる」が思い浮かんだ、男女5人は、良質な脚本・舞台で明るく生き生きと、且つ、ほんの少しほろ苦く、絶妙な塩梅に拍手。 MIPはコルベール、明るい部分を一手に引き受けた飄々とした姿が素晴らしい。 バリモアの往年の超絶美男子の面影が感じられないお顔がチョーッピリ残念でありました。 [インターネット(字幕)] 8点(2024-08-19 01:58:53) |
130. ナイトメア・アリー
ブラッドリー・クーパーが見世物小屋を出るまでが長過ぎましたが監督らしい怪しげな映像美(+2点)のお陰で寝落ちは免れました。 ケイト・ブランシェット登場からラストまでは見応え満点。彼女の圧ある存在感が凄い。拍手。+2点 因果が巡る強烈過ぎる結末でのラストショットが余韻を残します。+2点 デフォーは彼らしい役どころを貫禄たっぷりにこなしていたのは流石。+1点 [インターネット(字幕)] 7点(2024-08-15 23:21:59) |
131. グランド・イリュージョン
《ネタバレ》 「そんなアホな!」なマジック(の域を超えている)も映画なので楽しく見れました。 マイケル・ケイン(フェードアウトが残念)モーガン・フリーマンという大御所出演も嬉しいところ。 華に欠ける弱すぎるオチに興醒めしたのが歯痒い。 余談ながら、冒頭トランプマジックでビルに映し出されたカードが自分の思ってたのと同じだったのに「オーッ!」 さらにどうでも良いことですが、フォー・フォースメンと言えばリック・フレアーをボスとした悪役4人組でフレアー以上にアーン・アンダーソンの髭面・ふてぶてしい面構えでの悪党っぷりに惚れ惚れしてたのを思い出しました。+1点 [インターネット(吹替)] 6点(2024-08-14 22:08:04) |
132. レイダース/失われたアーク《聖櫃》
初見。 見たことある大玉転がしシーンはクライマックスだと思っていたのでビックリ。 冒険活劇のヒーローなので恐れを知らない人物なのでしょうが、それも過ぎると白けてしまいました。 悪人共の顔崩壊とマリオンの「痛いところはどこなの」は以降の作品の元ネタなのですね。 6点ではありますが、シリーズ第一作として映画史に名を残すのは間違いないと思います。 [インターネット(吹替)] 6点(2024-08-14 16:43:33) |
133. コカイン・ベア
大型ネコ科動物好きの身でクマは対象外ですが、ラリる姿というのに興味あり観る事に。 レイ・リオッタ出演にたまげました。点数の全てを。 ラリるのはまぁまぁだったけれど、グロ度がえげつない。どうでも良いストーリーのアクセントとしても私的に度が過ぎてウンザリでした。 [インターネット(字幕)] 3点(2024-08-14 13:21:54) |
134. 特捜部Q 知りすぎたマルコ
原作者がニコライ・リー・カースを嫌ってキャスト総入れ替えになったそうで。 新しいカールは年の功の落ち着きはあるものの、身のこなしが年相応(?)でモッサリしているのはいけません。 マルコは殆どストーリーに絡まず、作品を観て邦題をつけているのか疑問です。 大がかりな舞台の割には、謎解き人情話共に盛り上がりが無い作品でした。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-08-14 11:02:02) |
135. 特捜部Q カルテ番号64
《ネタバレ》 優生思想を絡めた展開は見応え有り。 「ローセの為に残って欲しい」 自分に正直になれない不器用男の真骨頂を見せたシーンに+2点 ニーデが海の藻屑となってなかったのに興醒め-1点 [インターネット(字幕)] 7点(2024-08-14 10:47:43) |
136. 特捜部Q Pからのメッセージ
お話には結構引き込まれたのですが、警察のお粗末さに水を差されてしまいました。あと、カールのメンタル疾患模様が鬱陶しいのも残念。一人勝ちなアサドの魅力を感じた作品です。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-08-11 23:33:18) |
137. 特捜部Q キジ殺し
エログロ暴力描写に嫌気が。 派手(過ぎ)に傷を負うカールを白け気味に見ていましたが、「死にたいと思う時もあるが、死ねば人の役に立てないから死なない」(だったか)に+3点。 どうでも良いのですが、私的にクールなイメージのチータの性悪そうな顔にショック。更に、焼け死んじゃったのかなぁ・・気になって結末の余韻もどこかへ行ってしまったのが何ともはや。 でも何となく興味が湧いたので次作も観ることにします。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-08-10 23:19:06) |
138. グッドフェローズ
《ネタバレ》 監督らしいダラダラとした展開。 グッドフェローズの三人組。 お目当てジョー・ペシはただの狂犬でキレ芸のみでのオスカー受賞に拍手送れず。最期の描写も唐突で何で?が満載。 デ・ニーロは小悪党の域を出ず見応え無し。 レイ・リオッタは最後までチンピラなのはまだしも、我が身可愛さに友と恩人を売り渡した挙げ句、刺激のない生活は嫌だとか。 もうね、クズの前に「ド」が100個ぐらいつく輩に呆れかえる。-4点 グッドフェローズって、どの口が言うのだろうか、監督の冷ややかな目線も感じられず、ショボ映画の類いでした。 [インターネット(字幕)] 3点(2024-08-10 18:44:24) |
139. 真夜中の虹
監督らしい、堕ちて行く男が淡々と描かれた作品。 他作に比べて彼がイマイチ魅力薄で物足りない。 味わいあるマッティ・ペロンパーとなかなかに趣ある邦題に3点ずつ。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-08-10 18:26:09) |
140. ローカル・ヒーロー/夢に生きた男
バート・ランカスターに釣られての鑑賞。 プラネタリウム付の社長室にけっこう興味そそられたのですが。 カウンセリングを受けているメンタル疾患というのも話に活かされていません。 結末に組織として現実離れしか感じられず。 盛り上がり皆無の残念な作品です。 [インターネット(字幕)] 4点(2024-08-05 01:36:43) |