121. ケーブル・ガイ
《ネタバレ》 潔く行き過ぎたエゴイストがストーカー化するホラーに終始すればいいのに、何故だかあの状況で自殺を食い止めようとしたり、安否を気にしたり、どこに落ち着けたいのかわからないラストの描写。 アンテナに落下して判決が聞けなかったというオチでENDってなった方がスッキリしてんじゃないかな。 [地上波(吹替)] 4点(2007-12-06 16:25:52) |
122. ベイブ
単純に心地よく観れますが、内容は子供の情操教育教材的なものに終始。 [地上波(吹替)] 4点(2007-12-05 07:02:30) |
123. エネミー・オブ・アメリカ
ラストの取って付けたような危機的状況からの回避には白けてしまいました。 自力で抜け出せない状況になってしまったのでたの要因を使うというのはわかりますが、あくまで利用するに留めて、最後は主人公に活躍させなきゃ。 [地上波(吹替)] 4点(2007-11-26 21:28:30) |
124. 私と、他人になった彼は
《ネタバレ》 分かり易く男が故意に鍵を落としていったという描写があった方がいいし、牛乳パックの中から鍵が出てきたところで終わった方が決まり良かったんじゃないでしょうか? 単純に元恋人同士の話って好き。情ってのは根深いもんだな、としみじみします。 [DVD(邦画)] 4点(2007-11-26 14:08:47) |
125. とつぜん!猫の国 バニパルウィット
基本的に子供向けな内容ですが、アニメーター出身の監督だけあって動かすことで魅せられるのを信じている向きが、それなりにスペクタクルな画面を生んでいます。 [ビデオ(邦画)] 4点(2007-11-26 13:17:59) |
126. ブラボー火星人2000
《ネタバレ》 えらい詰め込んでますね。 普通なら減点要因ですが、快感にすらなったので甘めの採点。 宇宙人に情が湧く流れに説得力を持たせるエピソードを与えていれば、もっと好印象になったと思う。 [地上波(吹替)] 4点(2007-10-30 16:51:43) |
127. バウンド(1996)
《ネタバレ》 転換部が双方のケアレス・ミスというのには閉口するものの、大げさなサスペンス演出が次第に快感に(コントっぽい印象さえ芽生えた)。 ペンキの使い方のみ感心。 [DVD(吹替)] 4点(2007-10-28 23:09:38) |
128. 少年たちは花火を横から見たかった
作品の出生やサイドストーリーやモチーフとなった「銀河鉄道の夜」の紹介、ロケ地を巡っての懐古、メイキング、撮影秘話などを詰め込んだ内容で、果たして何をしたかったのかよくわからないけれど、岩井俊二自身がこの作品を転機と捉えているのはわかる。 なんてったって、この内容を指揮して作ってるんだから。 普通岩井俊二付近の人が作るような内容ですよ。 [DVD(邦画)] 4点(2007-10-21 14:46:41) |
129. ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎<TVM>
《ネタバレ》 メイン・ストーリーはルパンの盗んだ宝の在り処を示すもの(ヘミングウェイ・ペーパー)を敵対者に奪取される。しかし、その敵対者にも敵がいて共倒れ。よって宝はルパン達へ。 整理するととんでもなく無意味・無駄な要素や描写のある作品。 プロット上でのルパン一味の活躍は殆どなく、漁夫の利的処理に過ぎない(それ自体は構わないが、殆ど無意味のルパン一味を無理に絡ませ、膨らませ、掘り下げるべき部分は随分と雑多に扱われているのが何とも・・・)。 [DVD(邦画)] 4点(2007-10-16 19:45:52) |
130. ジュラシック・パーク
アトラクション・ムービーに徹した姿勢はある意味正しい姿な気もする。 [地上波(吹替)] 4点(2007-10-12 06:16:31) |
131. シンク
人が感動するのは自分の存在を実感させられた瞬間なんだろうな、とつくづく思う。 テレパシーという精神的に直結している状態によって、自分を知る人の存在を感じることができる。それはある意味自分の存在を実感できる状態でもあるだろうから、随分と心地良いのかもしれない。 そして、そんな力も消えてなくなるのかもしれないという不安が生まれる。いつか死ぬのを知りながら生きているように。 答えを探してもしょうがない。 その状態を楽しめという姿勢は、唯一の処世術なのかもしれない。 [DVD(邦画)] 4点(2007-10-11 11:50:43) |
132. ギター弾きの恋
《ネタバレ》 文句を言わず(言えず)、ただ愛してくれた女性に逃げてくると相手は既に子持ち。 失ったものの価値を覚り、自身のダメっぷりをしみじみ悟る。 何ともストレートな内容。 ダメ人間の生き様をみて、何か学習した気になった人には価値があるんでしょうね。 ただ、人間性と才能の良し悪しは関係ないという当然のことをはっきりさせているのに好印象(そのふたつを一緒にしてドラマを作ってしまう不条理をよく見掛けるので)。 ウディ・アレンもそういうドラマに嫌気がさしてたんだろうな~。 [DVD(吹替)] 4点(2007-10-11 08:38:30) |
133. バグズ・ライフ
あえて褒めるところもなければ、けなすところもない。 普通のディズニー作品になってしまったピクサー作品。 [DVD(吹替)] 4点(2007-10-10 12:24:29) |
134. 隣人は静かに笑う
《ネタバレ》 短編ミステリーをそのまま長編映画にしちゃったような作品。 主人公にそうせざるを得ない動機設定がなされていないと陥穽の企てとしてはどうにも・・・。 [地上波(吹替)] 4点(2007-10-04 19:56:28) |
135. ワイルド・マン・ブルース
クラリネット奏者としてのウディ・アレンを追ったドキュメンタリーというより、単純に彼を追ったドキュメンタリーな仕上がり。 ニヒリストな印象を持つウディ・アレンですが、こうやって観るとなんだかんだいって大いに人生を謳歌してらっしゃいますよね。 そんな彼や彼の作品を好きな自分としては興味深く観れます。 [ビデオ(字幕)] 4点(2007-09-04 10:33:36) |
136. レザボア・ドッグス
《ネタバレ》 ホワイトがオレンジを庇い続ける理由にドラマを与えていれば、それなりに意味深いものになると思うのですが、この内容では観客は何をみればいい作品なのかわからないのでは。 「犬は誰なのか」と推理させるほどの情報も与えられないし(意外なところ、で推察すればあいつしか思い浮かばないほど情報が少ない)、犬が誰か判明すると成り行きを見守るしかない・・・。 初見の時は何やら感心した記憶があるのですが、ムードにやられたのでしょうか。 とりあえずタランティーノのセンス(脚本以外)は素晴らしいということで甘めの採点。 [DVD(吹替)] 4点(2007-08-08 12:07:32)(良:1票) |
137. 四月物語
コメントのしょうがないほど内容ないですけど、ムードは好き。 [ビデオ(邦画)] 4点(2007-07-16 06:37:07) |
138. ラブ&ポップ
内容は別に悪いと思わないんですけど、ただやりたかっただけのような映像や演出が不快。 「エヴァ」がウケた後遺症が如実に表れた失敗。 [DVD(邦画)] 4点(2007-07-15 07:35:48) |
139. THE END OF EVANGELION 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に
《ネタバレ》 内容は個人的な孤独によって突き動かされていくようで説得力はありませんが、哲学としての展開は楽しめる。 何よりラスト。再びアスカの首を絞め、全てをひっくり返し、「気持ち悪い」で締めくくる度胸とセンスに喝采。 ただ、リメイクする意味はあるのかな。全く興味を持てないけど。追加設定や追加説明で多少わかりやすくなってもね・・・。 [映画館(邦画)] 4点(2007-07-15 06:25:50) |
140. めぐり逢えたら
《ネタバレ》 こんなにも堂々と予想される結末(こいつとこいつがくっつく話なんでしょ)へいかにして辿り着くかで魅せる作品は珍しいので興味津々で観る。 しかし、どうにも劇的な内容がなかった。ぼんやりとしたすれ違いのままに終わる。 既に相手がいる状況から始まるというのも障害のひとつなんでしょうが、「ユー・ガット・メール」同様、あんな安易でご都合的な扱いで済ませてしまうのなら止めた方がいい。 [地上波(吹替)] 4点(2007-06-27 19:20:43) |