121. PiCNiC(1994)
《ネタバレ》 岩井俊二の映画は、好きな部分と嫌いな部分がいつも混在しているが、本作はその振り幅が最も大きい。物凄く不快でありながら、同時に、魂を揺さぶられるような感動を味わえる。観るときのコンディションに激しく左右されそう。あの先生は本当に気持ち悪いな。首の骨が折れる音も、インパクト大。 [DVD(邦画)] 7点(2008-05-15 23:00:52) |
122. HANA-BI
何というか、小さな子供が、自分の描いた絵を他人に見せて、「どう?上手でしょう?」と言っているような感じを受けた。巧みな編集も、たけしの絵画も確かに上手いのだが、表現者としての「我」が先に立ちすぎたような気がする。ぼくたちは美術館に来たのではなく、映画を観に来たのです。初期の集大成的作品だが、これを観るなら、デビュー作『その男、凶暴につき』で痺れろ! [DVD(邦画)] 7点(2008-05-15 22:52:44) |
123. バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3
ラストのドクの台詞が全てを言い表している。 [DVD(字幕)] 7点(2008-05-13 09:36:46) |
124. 岸和田少年愚連隊
『キッズ・リターン』も良いが、これもいいよ。 [DVD(邦画)] 7点(2008-04-29 22:35:36) |
125. ブレイド(1998)
『マトリックス』の前年に作られていながら、既に「マーシャルアーツ」「ワイヤーアクション」「弾丸よけ」を取り入れた先駆性。ウェズリー・スナイプスがキメキメにキメてくれる。カッコイイ!! [DVD(字幕)] 7点(2008-04-01 11:36:19) |
126. トゥルーライズ
《ネタバレ》 本物のハリアー戦闘機が登場するという重量級のアクション大作。まさにキャメロン監督とシュワちゃんのための映画。ただ、キノコ雲をバックにキスするシーンは、いささか「配慮」に欠けるのではないか? [DVD(字幕)] 7点(2008-02-27 11:39:25) |
127. アビス/完全版
《ネタバレ》 アクション派のジェームズ・キャメロン監督がファンタジー路線を狙ったということで、公開当時はあまりいい評判を聞かなかったような気がする。それもそのはず、劇場公開版は、後半30分くらいがごっそり抜け落ちて、何を言いたいのかよく分からない中途半端な映画になっていたからだ。しかし、この完全版では、核戦争勃発の危機を前に、深海のエイリアンが人類へ警鐘を与えるというメッセージがしっかり描かれている。そのため、バッドとリンジーの自己犠牲の精神にも深い意味が生まれてくる。今観るとCGが陳腐というのは仕方がないが、当時は最先端の技術を駆使していた。また、海底基地や潜水艇などの造形がいちいち格好良く、キャメロン監督のメカへのこだわりを感じさせる。エド・ハリスの存在も大きかった。 [DVD(字幕)] 7点(2008-02-27 11:30:11) |
128. エイリアン4
『エイリアン』シリーズは『3』で事実上完結しているので、今回は番外篇というか、外伝といった感じ。そもそも前作から200年も経っているのに、未だにエイリアンを生物兵器に利用しようとしていること自体おかしい。いい加減他のこと考えろよ、と言いたい。ただ、『デリカテッセン』や『ロスト・チルドレン』のジュネ監督のカラーは健在で、彼のファンとしては納得の出来(ただの雇われ監督に終わっていない)。シガーニー・ウィーバーと並ぶと身長差が歴然のウィノナ・ライダーが可愛かった。 [DVD(字幕)] 7点(2008-02-20 13:23:12) |
129. デッドマン(1995)
美しく、残酷で、詩的。二ール・ヤングのむせび泣くギターとモノクロの映像。ジャームッシュのひとつの到達点。 [DVD(字幕)] 7点(2008-01-17 07:35:41) |
130. レナードの朝
いい映画だと思う。以前観た時は涙が止まらなかった。最近になってまた観たが、どうもデ・ニーロの演技があざとい気がして泣けなかった。 [DVD(吹替)] 7点(2007-11-06 16:17:18) |
131. ゲーム(1997)
面白い!最後までハラハラドキドキ!マイケル・ダグラスの緊張感がこっちまで伝わってきて、胃が痛くなってくる(笑) [映画館(字幕)] 7点(2007-11-06 15:55:33) |
132. ステート・オブ・グレース
《ネタバレ》 アイルランド系のギャングが生き残りをかけてシノギを削る。ショーン・ペン、エド・ハリス、ゲーリー・オールドマンといった渋い面子で固めたギャング映画の佳作。ラストはまるでアメリカ版『男たちの挽歌』!熱いぜ! [DVD(字幕)] 7点(2007-11-06 15:47:45) |
133. デスペラード
《ネタバレ》 手品師みたいに袖口からピストルを出すバンデラス。ほとんどの登場人物がド派手に撃たれて散っていくハイパーバイオレンス・バカアクションの大傑作!!ラスト近辺で突如現れる助っ人の2人が最高に笑える。ミサイルで自爆かよ!しかも、あれだけ人を殺しといて、最後に「彼らにも家族があった」などと反省するバンデラスに「オイオイ!」と思った。でも面白いから好き。 [DVD(吹替)] 7点(2007-11-06 14:36:45) |
134. サイダーハウス・ルール
ジョン・アーヴィングの長~い原作をアーヴィング自身がコンパクトに脚色し映画化。役者の名演と相俟って、忘れられない名作となった。「人が生まれるのには理由がある」ということを声高にではなく、そっと優しく教えてくれる。マイケル・ケインがいつもながらに素晴らしい。音楽も良かった。 [DVD(吹替)] 7点(2007-11-06 14:27:04) |
135. エスケープ・フロム・L.A.
爆笑。真面目に観たらバカをみるが、スネークファンには至福の2時間。コール・ミー・スネーク!! [DVD(字幕)] 7点(2007-11-04 11:17:06) |
136. マーズ・アタック!
《ネタバレ》 ジャック・ニコルソンもピアース・ブロスナンもマイケル・J・フォックスも容赦なく火星人に蹂躙され殺されていく。痛快な風刺映画だが、ブラックすぎてちょっと気持ち悪くなった。50年代SF風のキッチュな火星人は面白いが、どうせならCGではなく、モデルアニメーションにするとか、全編モノクロで撮るとかしてくれればもっと良かったのに。ナタリー・ポートマンが可愛い。 [DVD(吹替)] 7点(2007-10-30 06:26:30) |
137. スリーピー・ホロウ
バートンのゴシック趣味がいかんなく発揮された作品。まるで金田一シリーズのような猟奇ミステリーでありながら、本物の首なし騎士を絡めてくるあたりが面白い(そこが賛否の分かれ目なんだろうけど)。全編セット撮影ということで、美術さん頑張りました。 [DVD(吹替)] 7点(2007-10-30 06:09:28) |
138. ダイ・ハード3
《ネタバレ》 『ダイ・ハード5』を観てしまった今となっては、本作も決して悪い出来ではないように思える。あえてシリーズのお約束を破ることで、新しい作品を作ろうという意欲を感じる。実際のところ、監督は第1作のジョン・マクティアナンだし、悪役の設定も1作目とリンクしているので、全くシリーズの枠から外れた作品とも言えない。サミュエルとの掛け合いは爆笑もの。マクレーン以外の警官たちが頑張っているのも良かった(前作・前々作では、マクレーン以外の警官やFBIなどはほとんどボンクラ扱いだった)。 [ブルーレイ(吹替)] 7点(2007-10-25 09:58:37)(良:1票) |
139. リーサル・ウェポン4
《ネタバレ》 この手のアクション映画は敵が強ければ強いほど面白いものだが、ジェット・リーはまさにシリーズ最強の名に相応しい好敵手だ(彼のカンフーはあまりに速すぎて見えないので、撮影ではわざとゆっくり動いたとか…)。シリアスなポリスアクションからドタバタコメディと化した『リーサル・ウェポン』も、最終作となる本作ではホームドラマに変貌しており、ラストの写真撮影からエンディングロールへの流れでは思わずじ~んとなってしまった。レオのカエルのエピソードも良かったヨ。ありがとう、みんな! [DVD(吹替)] 7点(2007-10-24 21:36:23) |
140. 妹の恋人
一番好きなジョニー・デップ。 [DVD(字幕)] 7点(2007-10-24 21:27:24) |