121. それでもボクはやってない
で? という疑問が抜けず。こういう実態があるのは勿論許せないことかもしれないけれど、映画としての魅力はゼロでした。極端な話、こういう実態があると知っている人は観なくてもいい映画だと思います。情報を伝えるだけなら映画じゃなくてもいい。 [DVD(字幕)] 3点(2010-09-19 17:53:13) |
122. ジャケット
時系列モノとしては良くできていると思いますが、未来に行くことで過去の人間にアドバイスをし、未来を変えるというパターンはありがち。そしてそのパラドックスについてあまり考えていないような作りはちょっといただけないかも。拘束衣という設定にしかオリジナリティを感じませんでした。エイドリアン・ブロディの演技のおかげで成り立っているようなもんですね。全体的な雰囲気はとても好きです。精神病院モノ(というジャンルがあるならば)が好きなので、プラス1点という感じ。それにしてもレンフロ‥‥。 [DVD(字幕)] 6点(2010-09-19 17:41:39) |
123. 戦場のピアニスト
エイドリアンブロディは痩せこけてみすぼらしい役をやらせるとハマりますね。最高でした。音楽。 [DVD(字幕)] 8点(2010-09-19 17:36:33) |
124. サマーウォーズ
あらゆる意味において新鮮味が無い。仕切っているのはおばあちゃんだけど、家父長的な家庭像に、典型的なSNS的バーチャル空間、ベタな恋愛に際立った能力(今回は数学)を持つ主人公。何も考えずに観れば面白いが、この映画からは何の意味も見出せない。ストーリーは若干消化不良。特に花札で対決って‥‥。ここだけは新鮮だったけど、アニメ的にどうなんだろう? 今の子供達は花札が分かるのだろうか。なんて余計な心配をしてしまいました。アニメーションはすごくきれいで、好感が持てました。ただそれだけの映画です。 [DVD(邦画)] 5点(2010-09-13 17:19:42) |
125. Vフォー・ヴェンデッタ
世界観はまぁまぁ理解できるけど、そもそもVが特に魅力的じゃない。ナタリー・ポートマン目当てに観たのでまぁ満足。 [DVD(字幕)] 5点(2010-09-13 14:07:07) |
126. エレファント
なんというか、形容しづらいんだけど、月並みな言葉でいえばリアルです。高校時代は実際ああいう息の詰まるような場所だったのかも知れません。陰鬱さや鬱屈、負の部分がかなり強く表現されています。独特のカメラワークと構成も光ります。後ろ姿から撮ることが多く、息づかいまで聞こえます。特にストーリーには関係ない人物であっても名前を出しているのは、単なる「被害者」のまとまりに終わらせないためだったのでしょうか。 時間軸が前後して、重なってくるのは好みでもありますし、「エリーゼのために」など、美しいシーンも印象に残りました。三人そろってゲロ吐くシーンも印象的でした。すごいなぁ。一つ一つ工夫されてるんだよね。 しかし一番疑問なのはタイトルです。なぜ象なんだろうか。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-12 11:25:36) |
127. モーターサイクル・ダイアリーズ
非常に良かった。南米独特の質感というか、土臭い感じが伝わってきたし、主演二人の演技も文句なし。合間合間に挟まる現地の人たちの映像がちょっとわざとらしかったけど、彼が革命へと向かうきっかけということで重視したのだと思います。チェゲバラ的要素はほとんど無いので、単なるロードムービーとしても楽しめますが、やはりゲバラのことを知っているとより感慨深いというか、面白い作品だと思います。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-12 11:19:43) |
128. ホステル
怖くない。ストーリーもありきたり。余興にすらならない。 [DVD(字幕)] 3点(2010-09-12 11:18:51) |
129. ミスター・ロンリー
完成度という意味ではガンモやジュリアンを凌駕してますね。一番好きです。映像と、伝わってくる痛み。でも最後にみえる希望は、ジュリアンのラストシーンのような優しさも感じられて素晴らしいと思います。とりあえず感動しました。それぞれのシーンのアイディアも素晴らしいし。最初に「ミスターロンリー」をバックにバイクで走るシーンでもうシビれました。冒頭が分岐点になるのかも。 [DVD(字幕)] 9点(2010-09-12 11:09:49) |
130. ザ・ロイヤル・テネンバウムズ
正直面白さがよくわかりませんでした。家族愛? ただこの世界観というか、一種ファンタジックな演劇調を気に入る人は居そうですね。構成は「スティング」を思い出すような感じでした。それにしても何もない。役者陣は豪華だったけど、全体にはほんと魅力を感じませんでした。こういうシュールなやつはけっこう好みなんだけどなぁ。 ただグウィネスパルトロウの病んだ感じは最高だった。 [DVD(字幕)] 4点(2010-09-12 11:07:46) |
131. スイミング・プール
エロい雰囲気だけで最後まで観てしまったという感じ。あんだけ意味ありげな映像とストーリーで引っ張っておいて最後があれってのは……。わかりにくい。 結局妄想だったということか。うーん。 [DVD(字幕)] 4点(2010-09-12 11:06:20) |
132. エターナル・サンシャイン
断片的なシーンを多用することで、そのシーンごとのインパクトを重視している印象を受けました。しかしその断片が似たような回想シーン、あるいはユーモラス(一般的にされる)な幼少期の記憶ばかりなので、もっと二人の人物や魅力を描いて欲しかったです。正直「もうわかったよ」っていう感じ。平行するメアリーとハワードの話はアクセントになっていて良かったです。 [DVD(字幕)] 6点(2010-09-12 10:38:25) |
133. ダウト ~あるカトリック学校で~
《ネタバレ》 ラストシーン、「I have a doubt...」と泣き崩れるメリル・ストリープの言葉と表情、涙にどれだけのものを表現できるか、がこの映画の焦点。そしてその点において一厘の疑いもなく成功している映画。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-05 23:46:44) |
134. きょうのできごと a day on the planet
視聴者に媚びず、説明的な描写を極力抑えている。安易に共感や感動、スリルを求めずに、映画「的」な展開やストーリーを省いたからこそこの映画は映画たり得ている。時間軸を動かす手法はうまくいっていたし、モラトリアム人間達の刹那的な哀愁が垣間見られ、成功している。構図や撮り方、カットも行定監督なりの視点が感じられた。短い出演ながら、池脇千鶴が光る。 [DVD(邦画)] 7点(2010-09-04 08:14:47) |
135. クローバーフィールド/HAKAISHA
つまらない。単純に何も心躍らせるものが無かった。映像も意外なくらいちゃちい。手法もそんな目新しいものじゃないし、特に加点要素が無い。ハッドが映画の集中の妨げになるくらいウザくて空気が読めない人間なのが気に掛かった。なんであんな人間として描かれているのだろう? [DVD(字幕)] 3点(2010-09-01 02:16:56) |
136. アタック・ナンバーハーフ
自分がバレーボールやっていたからかもしれないけど、バレーボールを題材にしているにもかかわらずその迫力の無さは致命的。俳優陣の演技もちょっと観ていられないです。 [DVD(字幕)] 3点(2010-08-22 20:58:19) |
137. おと・な・り
隣の音という設定がおもしろい。二人が出会う過程をほのぼのと楽しむストーリーですが、きちんと伏線が張られていて、上手い脚本だと思います。会社の組織がいまいち良く把握できませんでしたが、きっと市川さん演じる女性は元カノなんでしょうね。コーヒー豆をひく音や、フランス語の練習をする音、とても心地よかったです。ゆったりした午後のコーヒーのような映画。 [DVD(邦画)] 7点(2010-08-19 15:27:44)(良:1票) |
138. ハッカビーズ
驚くほどつまらない。何がつまらないかというと言葉に詰まるけれど‥。「難解」っていうよりは、「意味不明」の方が正しい気がする。哲学的なテーマなのは分かったけど、それを分かりやすく伝える必要があるのでは? 意味不明でも素晴らしい映画はたくさん有るけれど、プラスの要素が他に一つも見当たらなかった。 [DVD(字幕)] 2点(2010-08-19 12:08:49) |
139. ばかのハコ船
《ネタバレ》 「おれにもそれ飲ませてよ。そのー白いやつ。なんだっけ」と言いながら牛乳を飲み、ゴフッとなる場面は笑ってしまった。そして空気抜けは圧巻。あそこまで浮気がバレた場面を巧みに表現している映画はそうそうあるまい。ラストはやりすぎな観もあるけど、傑作。 [DVD(邦画)] 9点(2010-08-19 03:13:22) |
140. ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ
さて、サントラ買おっと。 [DVD(字幕)] 8点(2010-08-19 00:48:27) |