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MAHITOさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1907
性別 男性
年齢 62歳

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121.  愛の嵐
女性監督が描くエロティックラブストーリーということで、 公開当時はかなり注目されていたが、設定に妙味があって興味を惹く。 収容所時代のシーンをフラッシュバックさせながら、幻想的な映像を織りまぜるという演出に、 前半は面白いなと思ったのだが、後半は普通のストーリー映画に・・・。 こういう展開になっちゃうと、ヒロインと男の過去にどの程度の深い結びつきがあったのか、 しっかりとした描写がないので感情移入ができず、ただ重苦しさばかりが目立ってしまう。 総体的に作品としての出来は悪くないんだけど、個性的なヒロインに+1点。
[DVD(字幕)] 6点(2011-09-25 01:57:28)
122.  パピヨン(1973)
脱獄ものというと、娯楽映画をイメージしてしまうが、友情に重きを置いた、 人間ドラマの要素が強い作品。原作では主人公は金庫破りで捕まり、 仲間内の様々な容疑を被せられたらしいのだが、本作ではそういったシーンは削除され、 主人公が刑務所に送還されてくる場面から始まる。「俺は無実だ!」とは語っているが、 真相はこちら側にはわからないので、そのあたりの描写を入れたほうが、 彼の行動にも説得力が出て、もっと感情移入ができたかと思う。 劇中でもキャラのまったく違う、マックイーンとホフマンの役者対決が見所。 静かながらも、火花を散らせるような熱い演技を見せてくれる。 ヒューマンドラマとしても、中々の良作。
[DVD(字幕)] 7点(2011-09-24 23:28:30)
123.  オリエント急行殺人事件(1974)
列車オリエント号で起こった殺人事件に、名探偵ポワロが挑むミステリー。 原作自体の出来がいいのか、ストーリーが非常に面白い。登場人物がかなり多い作品だが、 列車の中という閉塞的な場所でお話が展開するので、場面があちこち飛ばず判り易かった。 (疲れていて集中力が散漫な時などは、お話に置いていかれる人もいるかも) もちろん細かいキャラ描写の不足や、事件が起きてから解決に至るまでが一直線過ぎる、 という弊害もあるにはあるのだが、これは限られた時間内ではもう仕方がないのかな、と。 ミステリーものとしてはあまり類を見ない、変わったラストが印象的でポイントが高い。 豪華列車での旅の雰囲気も味わえ、出演しているショーン・コネリー、E.バーグマン、 ジャクリーン・ビセットなどの大物俳優が、こちらの目を存分に楽しませてくれる。 お薦めのミステリー映画。
[DVD(字幕)] 8点(2011-09-24 20:37:18)
124.  サスペリアPART2
ストーリーはサスペンス調で、ある殺人事件に巻き込まれた音楽家が その謎と真犯人を突き止めていくというもの。純粋なホラーではなく、 ミステリー映画にスリラーとスプラッターの要素を加えたような作品に仕上がっている。 この手の作品には珍しくお話がまとまっていて、鑑賞者の注意力が試されるようなトリックや、 恐怖心を煽る効果や演出などの工夫が随所に見受けられた。ただ古い映画なので映像が暗く、 出演者も地味なので、全体的にどうしてもあか抜けない印象を持ってしまう。 残酷なシーンの連続には、生理的に受けつけない人もかなりいるかと。 内容はまったく違うが、映画の雰囲気は「13日の金曜日」の「PART1」のような感じ。 普通のホラー映画並には十分楽しめる作品。
[映画館(字幕)] 4点(2011-09-24 20:13:25)
125.  野性の証明
角川映画らしい、派手な娯楽映画。同じ森村誠一原作「人間の証明」がコケていたので、 まったく期待はしていなかったのだが、こちらもシナリオがかなり粗っぽい。 複数の事件が複雑に絡み合ううえに、登場人物たちの心理描写が重点のお話なので、 限られた時間内でうまく収めること自体が難しいのかも。金をかけたなぁと思わせるところ、 そして高倉健を主役に据えたことで多少の重厚さは出ているが、大袈裟なアクションシーン、 演出も含め、取ってつけたような終盤からラストの展開も白けるばかりだった。
[映画館(邦画)] 3点(2011-09-21 07:05:04)
126.  マラソン マン
ダスティン・ホフマン主演の、巻き込まれ型サスペンス。 マラソンが得意技という、何とも地味な主人公のキャラ設定だが、 それだけ感情移入はしやすいのかな。ダスティンが普通っぽくて、本作では一応ハマリ役。 演出映像はあまりよくないけど、ハードなシーンもあって、それなりには楽しめるかと。 適役のボスキャラは、ちょっと陳腐だった。
[DVD(字幕)] 5点(2011-09-21 06:49:48)
127.  悪魔の手毬唄(1977)
横溝正史原作の映画の中では、一番好きな作品。 よくもまあ、あれだけの長編をうまくまとめたものである。 最高傑作と言われているのは後から知ったのだが、十分納得できるというもの。 文明社会から隔離された鬼首村、村に伝わる手毬歌の歌詞になぞらえた奇怪な連続殺人、 どろどろとした人間関係と、もう横溝節が炸裂。 原作自体が面白いこともあるんだろうけど、完成度の高い脚本、演出を含め、 映像化させた制作者たちに拍手を送りたい。
[DVD(邦画)] 8点(2011-09-21 06:26:57)
128.  青春の殺人者
実際に起こった事件をモデルにしているようで、 主役の水谷豊と母親役の市原悦子が好演している。特に市原は出演シーンは少ないながらも、 いかにも息子を溺愛していたという感じが伝わってきて、観てて怖いぐらいの熱演。 ストーリーのほうは、最初から主人公の人間像だけを描きたかったのか、 今一つピンとこない部分も。なぜ両親は恋人との交際にそれほど反対したのか。 原作のタイトルが「蛇淫」、実際の主人公の恋人が風俗嬢だったということを考慮すれば、 物語の一番のポイントになっているはずなのだが、彼女側の描写は不明瞭でわかりづらい。 その恋人役は原田美枝子が演じており、瑞々しいヌードまで披露してくれるも、 こちらはほとんど素人演技でちょっとお粗末。いいシーンはあるんだけど、ラストもう~ん。 水谷は元々性格俳優を目指していたようだが、いい役者だなと再認識させてくれた作品だった。
[DVD(邦画)] 4点(2011-09-21 02:40:55)
129.  カサンドラ・クロス
1977年度外国映画興行成績第3位の作品で、公開当時はかなり話題になった。 ちなみにこの年は「キングコング」が1位、「ロッキー」は4位。 パニック映画の中でも序盤のアイデアは抜群で、先の展開に期待を持たせたが、 中盤以降から事態が思わぬ方向にいっちゃって、がっかり度がかなり高かった。 ドラマ性よりアクション色が強くなったということよりも、 あり得ない無茶な展開になってしまったほうがキツい。当時の撮影技術は別にして、 ラストは十分見せ場もあるし、人間の愚行をテーマに、 パニックドラマのままで最後までいったほうが良かったのでは?
[地上波(吹替)] 4点(2011-09-20 22:13:21)
130.  サンダカン八番娼館 望郷
からゆきさんたちの話はよく知らなかったので、喰い入るように鑑賞した記憶が。 田中絹代演ずる老婆の回想シーンでお話が展開する構成だが、本作を観た限りでは、 「おしんなんかまだ甘い!」と、亡くなった祖母の友人のセリフを実感できる。 田中絹代は相変わらずの安定感ある演技だったが、若い時のサキを高橋洋子が演じており、 この女優さんは非常に懐かしかった。貧困故にこのような人生を歩まざるを得なかった、 ヒロインの悲哀さがよく伝わってくる。栗原小巻は役柄のせいもあるけど、存在感が薄い。 いろいろな意味で勉強になった作品でした。
[DVD(邦画)] 6点(2011-09-20 21:20:34)
131.  ペーパー・ムーン
1930年代という舞台設定にモノクロ映像の視覚効果は抜群だったが、 やはり少女役のテータム・オニールの演技が一番の見所。 ムスッとした顔つきで大人顔負けのセリフがポンポンと飛び出て来るシーンは 観ていてついニヤッとしてしまう。完全に主役のライアン・オニールを喰っていた。 お話が進むにつれ、さすがに序盤の面白さはパワーダウンしていくものの、 ちょっと飽き始めたなぁと思った頃に、ラストを迎える短さがまたいい。 非常にうまくまとまっていると感心した。製作者のセンスの良さがキラリと光る良作。
[DVD(字幕)] 8点(2011-09-20 19:23:29)(良:1票)
132.  仁義なき戦い 代理戦争
菅原文太をメインに戻して、仁義なき戦いを繰り広げる第3弾。 登場メンバーたちの様々な思惑が絡み合うシナリオは、1作目に劣らず面白いのだが、 途中でぶったぎり、完全続き物ということで、これではストーリーの点数はつけられない。 「エイリアン」や「ターミネーター」等の大ヒットシリーズでも、 ワンエピソードをしっかり完結させていることを考えると、ちょっとね・・・。
[DVD(邦画)] 3点(2011-09-20 17:51:11)
133.  シンドバッド黄金の航海
シンドバッドと悪の魔術師が、お宝争奪戦を繰り広げる冒険活劇。 1作目と3作目も鑑賞していると思うのだが、これが一番印象に残っている。 グリフィンやケンタウロスなど、伝説の怪物が続々と登場。 特にインドの女神像カーリーは不気味で大いに盛り上がらせてくれる。 もちろん怪物ばかりでなく、グラマラスなお姉さんも出演。 目の保養をさせてくるサービスも怠りない。「インディジョーンズ」も、 こういう映画にしちゃえばいいのに。
[DVD(字幕)] 6点(2011-09-20 17:07:17)
134.  ダーティハリー
殺人課の刑事の活躍を描いた作品だが、 この映画はストーリー云々より、やはり主人公の魅力がすべて。 この頃のクリント・イーストウッドはまさに脂が乗っているといった感じで、 非常にカッコ良く、無鉄砲なはみだし刑事の役がピタリとハマッている。 DVDを鑑賞している間、山田康雄氏の声が頭の中をぐるぐる回っていたのだが、 残念ながら彼の吹き替えは入っていなかった。映像が暗く、多少観づらいシーンがあるのが難点。
[DVD(字幕)] 6点(2011-09-20 08:06:04)
135.  高校生ブルース
関根恵子の映画デビュー作。軽やかなタッチで描かれているが、 十代の妊娠がテーマなだけに、ストーリー自体はかなり重い。 女性ばかりでなく、男性でも思わず目を背けたくなるシーンもある。 お話はそつなくまとめてます。主人公の気持ちはわかるし、ヒロインのほうも、 無知すぎるという点を除けば、状況設定も心理描写もうまく描かれているほうだと思う。 ただ昔の映画なので演出が古臭く、観る人を選ぶ感はあり。一番の見所としては、 関根恵子が十五歳の瑞々しいヌードを惜しげもなく披露していることかな。 今では絶対に無理なシーンだし、時代を考えれば、当時としては衝撃的だったんだと思う。
[DVD(邦画)] 4点(2011-09-20 04:28:43)
136.  クレイマー、クレイマー
突然の妻の家出により、仕事に育児にと悪戦苦闘する夫のお話。 親子のコミカルな描写だけでなく、離婚や養育権など現実に起こりうる問題を絡めており、 思った以上にシニカルな内容で、どちらかと言えば社会派ドラマ。本作のストーリー展開だと、 妻はいったい何が気に入らなかったのかよくわからないのだが、何とか想像はできる範囲内。 全編を通じて父と息子の父子愛の方に焦点を当てているので、あまり気にはならないかと思う。 ラストはやけにあっさりぎみだったが、結構身につまされる内容で、 男性なら間違いなく感情移入できる良作。面白い。
[DVD(字幕)] 6点(2011-09-19 00:45:37)
137.  白い肌の異常な夜
イーストウッドの出演作品としては異色作。 序盤の設定からして興味を惹くんだけど、そのあとの展開、 特に終盤からラストにかけてのお話の流れが非常に面白かった。 女教師、女生徒たちの心理状況がよく描かれていて、サスペンス・スリラーに近い印象かな。 それにしても、この頃のイーストウッドはホントにカッコいい。 そのカッコよさが、この作品のキーポイントになっております。
[地上波(吹替)] 6点(2011-09-17 23:29:14)
138.  ダーティハリー3
ハリーのキャラは相変わらず魅力たっぷりなんだけど、 本作では新人女性刑事のキャラが出てきて、これが今一つうまく流れていないような。 終盤の展開は無茶だし、ラストもこれはちょっと納得できない・・・というか後味が悪い。 もちろん、それなりに楽しめるアクション映画だとは思うけど。
[DVD(字幕)] 4点(2011-09-17 06:09:41)
139.  あにいもうと(1976)
室生犀星の原作を、70年代風にアレンジした作品。 全編を通して口は乱暴ながらも、ダメな妹を心配する兄の気持はよく伝わってくる。 ただ妹のほうの心情描写は説明不足で、彼女が何を考えてるのかさっぱりわからず。 秋吉久美子はその妹役を素でやっているのだと思うが、説明不足の脚本では非常にハマリ役。 かったるそうな演技を存分に見せ、「単に性格の問題か」と妙に納得してしまう。 ストーリー自体はまったく面白くないけど、役者のおかげで何となくまとまった印象の作品。
[地上波(邦画)] 2点(2011-09-17 01:22:14)
140.  男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け
相変わらず寅さんが面白い。ゲストは宇野重吉と太地喜和子。 宇野重吉の画家役はハマリ役、太地喜和子はややオーバーアクションぎみの演技ながらも、 相変わらず魅力的な人。笑って、ちょっとほっくり、安心して鑑賞できて、 まさにキャラを楽しむ映画でした。
[DVD(邦画)] 5点(2011-09-16 15:26:51)
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