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Yuki2Invyさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1633
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

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121.  腐女子彼女。 《ネタバレ》 
前半は腐女子の生態ネタでバカにハイテンションに大騒ぎしまくるが、一転して後半は重っ苦しい恋愛展開で以降はひと笑いも無い。ちょっとバランスとゆーのが悪過ぎるし、だから特にラブコメとしては率直にかなりのポンコツだと思ってしまう。  どだい、2人の恋愛にも前半で積み上げたモノというのが(あんまり)無いので、いきなり後半でシリアスなコトを始められても…ちょっとスッと頭に入ってこない。あと何より前半の腐女子ネタに関しても、松本若菜はヒジョーに頑張ってるとは思うケドやっぱチョイと「無理をしてる」感がプンプンで観ていてだいぶん辛い(コレもどだい、全くキャラに無いコトをやっているのが明白であり)。  どーでもいい事ですが、大東駿介は10年後の伊藤健太郎にソックリすね(丁度十歳くらい差らしく)。頭ン中でなんか時空がバグりかけましたわ。
[インターネット(邦画)] 3点(2021-04-05 23:24:58)
122.  パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド 《ネタバレ》 
なんかね、最初40~50分くらいボケっと観てたんですケド、サッパリ訳分からんのですよ。しょーがねえのでwikiのあらすじを片目で読みつつ、鑑賞続行したのですよ。でもね、なんちゅーかね、あらすじはシンプルに見えるんですケド、映画の方はモノ凄いゴテゴテしてるというか、無駄が凄く多い(というか大半が無駄)みたいな感じなんすよ。いや~シラフで観るにはちとキツイ代物ですね~1・2作目は映画館で観たら面白かったカモ!なんと思いましたが、コレに関してはそーしなくて確実に正解でした(そーしてたら100%寝たと思います)。  本サイトの情報では、4作目はこれより更に評価低いのですね…まあでも今作より30分は短いし…
[インターネット(字幕)] 3点(2020-12-24 22:46:16)
123.  アニムスアニマ 《ネタバレ》 
実のトコロは、主演二人の心理面の設定とかは思ったよりもつくり込まれているのかも知れないし、だからもっと精密に二人の心理分析をしていく(二人の互いへの依存の仕方の非対称性だとか、二人にとってのアニムス・アニマの実際であるとか)という楽しみ方もあるのかも知れないが、どーにもそーする気力が湧かないレベルに話が薄っぺらいor伝わらないので、結果的にモノ凄く在り来りで正直どーでもよい話になってしまっている。ソレを彩るLGBT的要素のテンコ盛りも、製作当時はもう少し目新しさというものがあったのかも知れないが、いま観るとコレもどーにも平凡で薄ら寒いギャグor取って付けでしかない。結論、何がしたかったのか分からない、という類いの映画。  これでも、主演二人がもう少しキャッチーだとか、端的にもっとずば抜けて見映え美しいとかならどーにかなったのかも知れないが、両人ともに絶望的なまでに魅力が無い(忍成修吾は女受けはするのかも知れないが)。特に椎名英姫、棒読みを少しは何とかして欲しい。美意識、という意味では、ラスト付近の海の描写、アレあんなに汚らしい都会の海でやる必要あんのかね?ロケの交通費をケチってんじゃねーの、て感じ。
[DVD(邦画)] 3点(2020-10-18 21:52:08)
124.  けっこう仮面 《ネタバレ》 
結構しょっちゅう映像化されている題材だが、今作は長嶺高文氏が監督した4部作の第1弾である。舞台となる学園がアナウンサーの養成学校に変更されているが、これは主に、教育にかこつけて女子になんかエロい地名(レマン湖とかバリ島キンタマーニとか)言わせて辱めよう、というのが目的である様に思われる。  けっこう仮面は設定どおり全裸で最初からオッパイも全開だが、首のスカーフを前後に垂らしてそれぞれ股間に固定する、という手法であまり下半身は映らない様に工夫している。といっても鉄壁という訳でもなく、チラチラ捲れて見える場面も無くはないが、その場合は白い光のエフェクトで雑に隠している。こだわりの感じられない、適当な仕事だと思う。  話の内容も原作どおりで、罰を装って地下の仕置き部屋に連れ込んだ女子をあの手この手で辱めるという展開が続くが、この責め方が全体的にかなり珍妙であった。特に2人めのシーン、台に縛り付けた女子の周りをトマトで埋め尽くし、それをチェーンソーで切り刻んでいく、というのは全くもって意味不明である(女子はいったい何が辛いのか)。  もう一点、本シリーズには何故か石丸謙二郎が皆勤賞なのだが、女子を電動歯ブラシ責めにしたり(といっても、これも普通に歯を磨くだけという意味不明な折檻だが)、女子のオッパイを吸い取って男子につくり替えてスパイに仕立てるなど、極めて変な役柄をこれまた何故かノリノリの全力全開で演じ切っており、総じて凡庸な演技面でのアクセントとなっているのみならず、色々とかなり好印象だった。
[DVD(邦画)] 3点(2020-08-02 22:18:45)
125.  パンズ・ラビリンス 《ネタバレ》 
まず一点、主役の女の子にまるで気持ちを乗せてゆけなかった、というか。母親の心尽しの衣装を着たまま泥んこに為りに行っちゃうわ、食うなってのに平気で食うわ、あと随所でモタモタノタノタとノロマなことは極まりないわ、観ていてとにかくイライラする。  もう一点、メルセデスは何故、あそこで大尉を殺さなかったのか(仕留め損なえば助けを呼ぶのは分かり切っているのに)。大尉を殺すのはラストです、と決まっていたからだとしか言い様が無い。その点でも完成度が高いとは言えない。  そもそも、子供が主役のファンタジックな話を、ここまで徹底的に不愉快でグロテスクで汚らしく描くのは何のためなのか。色々と説明して貰っても、自分でそれなりに考えても、どうにもしっくり来る答えが見当たらない。物珍しさ・意外性がショック描写と結びついているのを見応えと称するのが目的ならば、その意味でも私にとって、もう二度と観る必要はない映画だ。単純な結論である。
[DVD(字幕)] 3点(2020-06-18 23:49:52)
126.  RE-ANIMATOR 死霊のしたたり3 《ネタバレ》 
ウエストが冒頭で逮捕され、その13年後の刑務所内が舞台となる本作、比較的マジメにストーリーで勝負している、という感じ。要は、例の薬剤での死者蘇生が上手くいかないのを改善するため、ウエストは微小プラズマなるものに目を付けた、という話である。とどのつまり、これが一種の「魂」的なものだということかと思うのだが、結論を言うとイマイチこいつの扱いに整合性が取れておらず、ハッキリ言って何がどーなってるのかサッパリ分からないのざんす。んで結局、終盤は暴動にかこつけてあっちゃこっちゃで好き勝手やってるだけにも思えるし、どー考えてももっとシンプルにつくるべき続編だったと思う(少しは自分の腕前を考えろよ)。  肝心のジェフリー・コムズだが、これも率直に、年相応に「トガリ」が落ちていて至極普通の人にしか見えない(まあ50手前なんだし、それで前作と全く同じのKY加減だったら逆にちょっと怖い、色々と)。
[DVD(字幕)] 3点(2020-05-18 22:28:58)
127.  呪怨 黒い少女 《ネタバレ》 
ビデオ作品と見紛う程に全体のチープさは極め付き(恐怖演出には「腹に顔」のCG以外には血糊と例の「ア゛ア゛ア゛」声くらいしか使ってないという手抜き)。シナリオも酷いやりっ放し(加護亜依とチャラ男と勝村正信は結局どうなったの?)。そもそも呪怨シリーズとは何の関係も無いという詐欺(タイトル違ったら絶対観なかったし)。正直こういう映画が一番罪深い。
[インターネット(邦画)] 3点(2020-03-01 13:49:43)
128.  呪怨 (2003) 《ネタバレ》 
色々とダメダメな駄作。  ①リメイクではなく続きの話で、また(時系列の入替を含む)短エピソードの寄せ集めの構造を取っている。がしかし、明確なストーリーラインがあった前作に比べ、本当に単発のエピソード(しかも全部同じよーな出来事)を繋げただけなのでこの構成にする意味が全く無いし、そもそもストーリーがなんにも無いので前作より明確につまらなくなっている  ②バケモノを思い切り見せるというのがコンセプトなのは分かるのだが、特に俊雄の見せ方が非常に稚拙で、ホラーなんだかコメディなんだか分からないレベルで演出にキレが無い  その他、ホラー演出も(ビデオ版より予算は有りそうなもんなのに)非常にチープかつ二番煎じな残念な出来。あと伊東美咲は近年稀に見る大根(奥菜恵は流石の可愛さだけれども)。
[DVD(邦画)] 3点(2020-03-01 13:46:01)
129.  ギャング・オブ・ニューヨーク 《ネタバレ》 
大乱闘で親父が殺された!→なんやかんやあったけど、デイ=ルイス格好好い!(この間120分)→再び大乱闘!ワチャワチャしたけど、なんかカタキは取れたぜ!  というだけの映画だが、色々と?な展開・演出の数々は正直意味不明なレベルまでに出来が良くない。一点だけ、非常に単純な敵討ちの物語で、要は二人だけの話(狙う方とカタキ)なのにも関わらず、その二人が種々の点で全く釣り合いが取れていないのが致命的に気になる。カタキの方は高潔で敏腕、加えて演技も超迫力なのに対し、ディカプリオの方はちょっと喧嘩強いだけの小物(手下に甘んじて裏で命を狙うというのは、どうしたって裏切り者の誹りは免れないだろう)、加えてバカ(ナイフで殺すことに拘って失敗し、失敗してから銃を取り出すもなんとナイフ投げで阻止されるという絵に描いたような間抜けぶり)、演技も平坦かつ平凡で、これではカタルシスも何もあったもんではない。何故にここまでシンプルな話がこんなにつまらなく(しかも長尺に)なったったのだろうか…  もう一点、C・ディアスは見た目あんまし「品」の有る方でもないと思うのだが(逆に近寄りがたくなくてコケティッシュな所が魅力だと思ってる)、それにセコいコソ泥を演らせてしまうと、ちょっと育ちが悪すぎるようにも思う(少し憎々しすぎるというか)。
[DVD(字幕)] 3点(2020-01-19 14:02:42)
130.  ウルトラ I LOVE YOU! 《ネタバレ》 
サンドラ・ブロック演じるメアリーのキャラは(少なくともコメディキャラ的には)そこまで悪くはなく、前半の暴走ぶりは(特にコメディ部分で)後半への期待を抱かせるに十二分な出来なのだが(逆レイプシーンの唐突な感じは個人的にはかなり面白かったし)、後半の展開がコメディ・ロマンス・ハプニングの総てにおいて究極に凡庸で、何をどうしたいのか全く分からないレベルで完膚無きまでに酷い。前半のノリを後半に展開することさえ出来ていれば(少なくともコメディとしては)評価は全く異なるものになってただろうと思う。熱演(怪演)なサンドラは凛と美しい中にも手に負えない感じや色々と拗らせた狂気を巧みに表現しており、そこはやっぱりそこそこ良いのだけど。
[DVD(字幕)] 3点(2019-12-07 17:45:03)
131.  クライモリ デッド・リターン 《ネタバレ》 
まあまあの前2作に比べ、一気にポンコツホラーと化した。いい加減なシナリオ、安っぽいショックシーン、延々続く登場人物たちのどうでもいいゴタゴタと、見飽きた凡作感に満ちている。
[DVD(字幕)] 3点(2019-11-30 01:17:17)
132.  ISOLA 多重人格少女 《ネタバレ》 
様々な疑問点や繋がらない展開運びは挙げるだけキリが無いが、要は、恐らく原作は「もっとちゃんとしてる」所を、大人の都合で90分のコンパクト映画にしなくてはならず、結果としてこう成り果てたという事なのだと思う。  一点だけ、エンパスの木村佳乃(実はコイツが一番凄いと思うのだが)も、13面多重人格者の黒澤優も、結局のところ単に「傍観者」でしかないという(風に見えてしまう)全体の構成は流石に如何なものかと思う。その他はまあ普通に出来が悪い。演技面では石黒賢はそこそこ、黒澤優は可愛いだけで演技らしい演技は殆ど無い。
[インターネット(邦画)] 3点(2019-11-23 02:25:52)
133.  着信アリ Final 《ネタバレ》 
堀北真希と黒木メイサが虐められっ子という違和感しか無い状況は置いといて(メイサはどー考えても虐める側だろと思う)、虐めっ子大虐殺のネガティブなカタルシスや、転送ルールによる呪いの連鎖のパニック感は決して悪くはない。ただ、全編通して極めてチープかつ適当なホラー描写の質の低さと、終盤のタルい上にイミフな展開運び、何より、皆でメールすると悪霊が倒せるというトンデモ(はっきり言うが、パソコンをフリーズさせんのすら無理だと思うぞ)には虚無感しか感じない。こんな低級映画を韓国に売ろうとして媚びるのはやめてくれ。
[インターネット(邦画)] 3点(2019-11-20 21:30:11)
134.  ターミネーターX<OV> 《ネタバレ》 
安直なタイトルですが、観てゆくと少なくとも終盤までは『ターミネーター』つーよりは明らかに『マトリックス』に近い感じ(モチロン「どちらかと言えば」の話ですよ)なのですね。年代的なコトもあるのでしょう。ただし、ラスボスは明らかにターミネーター(のバッタもん)ぽいし、終わり方もソッチ寄りですかね。まあ、どっちにしろ元ネタに比肩する…なハズも全然無くて正にC級!というレベルのクオリティです。例えばホラーとかなら、このレベルの低予算でもやり方次第ではナンとかなるコトも(稀に)あるのかも知れませんが、これがSFとなるとやっぱチョイとキビシイ…というよーにも思います(どーしたって世界観とか、或いはコミュニティ全体のパニック感とかでボリュームを感じさせないと雰囲気が出ない…て場面が出て来がちで)。  主人公その他も決して好くはないですが、おそらくモーフィアスのポジションな黒人の兄ちゃんがまたちょっと酷かったすね。ナニを言ってるのかも終始分からんし、謎の人物感もまるで無いし、見た目的にもモーフィアスつーよりはむしろ『ブレイド』の方だったですかね(んでもってオーラスでも弱くてまるで役に立たないし)。
[DVD(字幕)] 2点(2022-03-22 00:00:15)
135.  死霊のいけにえ(2000) 《ネタバレ》 
定期的に記憶を整理しとかないと都度こんがらがる、とゆーのがあるのでして…   ・『悪魔のはらわた』:ポール・モリセイ(アンディ・ウォーホル)のシュールで変なホラー。 ・『死霊のはらわた』:サム・ライミの出世作。散々シリーズ化・リメイクもされてる良作。  ・『悪魔のしたたり』:ジョエル・M・リードのクソオブクソオブクソ映画。史上最低映画の最有力候補の一つ。 ・『死霊のしたたり』:ユズナ&ゴードンの良作コメディホラー。こちらもシリーズ化。  ・『悪魔のえじき』 :公開時は『発情アニマル』というタイトルだったリベンジスリラーの佳作。最近リメイクされてる。 ・『死霊のえじき』 :ロメロ(旧)三部作の三作目、原題『デイ・オブ・ザ・デッド』のこと。  ・『悪魔のいけにえ』:トビー・フーパーの出世作にして史上最高のホラー映画の一角。死ぬ程シリーズ出続けてる。 ・『死霊のいけにえ』:???   ※調べると他にも『悪魔(死霊)のシスター』とか『悪魔(死霊)のささやき』だとか、こーいうのは結構色々ある。  ※余談だが『悪魔のシスター』はデパルマのそこそこな有名作であり、私はこれを観ようとして『地獄のシスター』という全くの別作品を観てしまったことがある(『死霊のシスター』は割と最近の完全なる別作品であり、『死霊館のシスター』のバッタもんなのは言うまでもない)。  ※これも余談だが、アンドレアス・シュナースの代表?作『ヴァイオレンス・シット』シリーズも邦題は『悪魔のえじき』を基本としている(『悪魔のえじき+~』みたいにサブタイトル付くけど)。まあ、どれもどーでもよい出来ではあるのですが…   戯言・冗談はさておきまして、本題は今作『死霊のいけにえ』である。これまた割と最近、同じタイトルの別作品が出て来てしまっていることもあり、上で挙げた作品の中では格段に印象が薄いのも事実であろう。ただ観てみると、ある意味今作を「無かった」ことにしてこのタイトルを別作品に付けちゃった理由もすぐに分かるとゆーか、そもそも何故に今作にこのタイトルが付いているのかもすぐに分かるとゆーか、今作は一言で言うと『死霊のはらわた』の何十番煎じかのひとつ、でしかない(それもごく最低レベルの、という)。  個人的見解としては、殆ど丸パクリなのだからせめて元ネタの精神(スピリット)、つまり「グロ描写はあくまで派手に、それ故のチープさ・粗さはカメラワーク・見せ方といったトコロのテクニックでカバーする」というコンセプトは継承しておいて欲しい(でなきゃ「意味」が無い)と思うのです。今作はソレが全く出来てないのですよね。監督さんよ、お前さんはいつもどーいう心構えで他のホラーを観てるのか、と。(根本的に)中身の無いホラーを表面的に観て満足する、なんざまるでプロでも何でもないですよ、と。色々と「キビシイなあ~」と思っちゃう一作でしたすね。
[DVD(字幕なし「原語」)] 2点(2021-07-17 12:33:32)
136.  デビルズ・メイド/死霊家政婦 《ネタバレ》 
再生ボタンを押して3秒後には「あ、これB級のレベルに達してないヤツだ」と気づいたワケですが(今回は狙ったのではなく、ホントに知らなかったんですって)オープニングロールを観てゆくと(パペマで有名なあの)製作総指揮チャールズ・バンドと来た…というワケで今作、全体的な質感はかつてのパペマ、或いは『チャイルド・プレイ』的なチョイ低年齢層向け(=少し子供騙し)な雰囲気をいくぶん醸してるのを、これでもかと滅茶苦茶チープにした、という感じですかね(実は私、パペマの旧シリーズって観たことないんですけど、大体そんな感じじゃねーかと思ってます)。  しかし、内容は極めていい加減ですね。そもそも邦題が超絶いい加減で、主役のババアはデビルですがメイドでは更々ありません(じゃあ何なんだ、と言われてもサッパリ分からないのもまた事実ですが)。要は、このババアは人間の皮を被った悪魔で、だから背中に皮を閉じ合わせる時に出来た「紐の結び目」が在るのですよ。原題の『STITCHES』というのはそれを指しています。  とにかく、何の目的だかは分からないけどみんなが集まってる家に、このババアが特に説明も無く紛れ込む所から話はスタートします。が、あとはほぼこのババアがやりたい放題やってるだけで、家人は抵抗も疑いも為す術も無く毒牙にかかってゆく…というだけです(マジで)。諸々の描写のチープさは極め付きで、普通のホラーなら絶対あるハズのババアが正体を顕すシーン(=皮を脱ぐ)も無いという肩透かしぶり。ほぼ観る価値の無い正真正銘のC級作品に間違いはありません。
[DVD(字幕)] 2点(2021-02-17 10:58:51)
137.  食人族2 《ネタバレ》 
とにかく強く感じるのが「既視感」。大半がどっかで(主に前作『食人族』で)観たことのある描写・展開で構成されてゆくというか、むしろ何か自分で縛りでもかけているかの様な。これはもしかして大いなるオマージュなのだろうか(それとも最早ネタを考えるのすらメンドくさいということなのか)?  更に痛いのが、そのパクリ描写のいずれもが以前に観たものよりショボいクオリティに為り下がっているという点。一番はかの有名な「串刺し女」だろう。オリジナルの方のそれは確かに流石に有名になるだけの迫力やリアリティを備えていたのだが、今作ではそれがただ血塗れの女が棒に紐で吊るされている、というチャチなシーンに変わってしまっていたり(話の中で出てくるタイミングが同じだから何とか「コレはアレなんだ」と気づけたケドさ、多分単純に撮り方が分かんなかったんとちゃうかね)。問題の動物殺戮シーンも2000年代にもなってま~だ入ってるのだが、申し訳程度にちっこいワニを殺すだけになってるし(別にこれは喜ばしいコトかとも思うケドね)。  要するに、前作のネームバリュー以上の価値というものが皆無な極めて程度の低い続編です。逆にこの進歩の無さは(23年も経ってることを考えれば)奇跡に近い、とも言える(だからなんなんだ、としか言い様は無い)。
[DVD(字幕)] 2点(2021-01-28 20:19:43)
138.  サイレン FORBIDDEN SIREN 《ネタバレ》 
元ネタのゲームとゆーのは『バイオハザード』『サイレントヒル』と並ぶ日本産ホラーゲームの世界的スーパーメジャーで、かつ、その「怖さ」とゆーのが最も「日本的」である作品だと思われる。他2作品は映画化もある程度成功しており(まあ『バイオ』の映画化はホラーじゃねーけど)、その意味でも今作に掛かる期待というのは、決して小さく無かった筈だと思われる(しかも今作は邦画な訳だし)。  元ネタというのは、禍々しく呪われた土地を舞台に、そこに住まう怪しげな人々が織りなす陰謀を解き明かしていくというミステリー要素を多分に含むものだったと思われる。翻ってこの映画では、その前半1時間近くを使って、とりあえずその不気味な舞台設定の方をある程度しっかり説明してくれる。そこで説明される設定自体(人魚伝説と不老不死の住民とやら)は、そこそこ元ネタの雰囲気も醸しているし、率直に別にそんなに悪くはない様にも感じられる。  しかし、そこから先はと言うと、これがひたすら怪物と化した住民が襲ってくるだけ、という単純極まりないホラーになってしまう。「何故」彼らが、しかも「このタイミングで」襲ってくるのか、という部分が全く謎であり、加えてどうもそれを説明する気もまるで無いよーな感じなのだ。なので正直、ホラー展開開始から最終盤までは、これは「お話が成立していない」と思って観ていた。  そこで、あの妄想オチだ。確かに「お話が成立していない」ことについてはこれで説明がつく。罪深いのは、ここで何から何まで全部妄想でしたあ(=舞台設定も全部ウソでしたあ)、としてしまったことだ。正直、これでは『SIREN』でも何でもないではないか。これは、元ネタの外皮を纏った極めてレベルの低いサバイバル・ホラーだ。何故「極めてレベルが低い」かと言えば、サバイバル・ホラーとしてすらもお話に整合性を付けることを放棄して妄想オチにしてしまっているからだ(加えて、何故そんな妄想を抱くに至ったかという理由の部分も極めていい加減だからだ)。これはリメイク以前の問題だし、リメイクとしても前述どおりリメイクと呼ぶのが憚られる様な有様だ。雑で手抜きで魂の入っていない、酷い映画だ。  ※実は、どうもラストに少し仕掛けがあるようなのだが、とにかく主人公の妄想設定がご都合主義すぎて、そういう仕掛けを施せる様な整合性が物語に存在しないので取って付け感が甚だしい。ラストでそんなこと言われても、残りほぼ全部のつくりの悪さは挽回できねーよ、という感じ。  例えそんな今作でも、多少なりとも「怖い」なら、ホラーとしては存在価値が無いとは言えない。しかし、これが全く怖くない。目から血ィ出した人間がワラワラ襲ってくるだけで、今どき何が怖いというのか。そのうち一人は何故かココリコ田中だし(お笑い芸人がやったらそれはコントでしょ、と)。そもそも、何で原作準拠の禍々しいクリーチャーを出そうという努力すらしないのか。原作の「日本的な」怖さを実現する、とかいう以前のレベルで、つくづく魂が込められてないのだよね。。
[インターネット(邦画)] 2点(2020-07-26 22:44:33)
139.  ラストサマー3 《ネタバレ》 
1作目の謎解き重視なスタイルでの続編と見せかけて、犯人は例の漁師のゾンビでしたあ、という、無責任極まりない支離滅裂な酷いシナリオ。これは酷い。
[DVD(字幕)] 2点(2020-01-16 23:39:09)
140.  着信アリ2 《ネタバレ》 
大して出来の良くなかった前作の設定を更に無理やり押し広げて制作した続編だが、(ある意味当然)余計に訳分からん話になっただけで出来は更に劣ると言う他無い。特に意味が分からないのが日本と台湾の話を無理やりクロスオーバーさせる謎展開。また、残り40分以降は最早完全に意味不明の滅茶苦茶。ホラー描写の出来の悪さに言及するまでも無く、駄作の中でも最低レベルのクソ映画。演技面では瀬戸朝香は可もなく不可も無く程度だが、ミムラはそこそこ良いかも(ルックスも好き)。
[インターネット(邦画)] 2点(2019-11-20 21:28:59)
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