1421. 12モンキーズ
”盛り上がりに欠ける”、”説得力に欠ける”、また”難解さ”から、とても当時レンタルビデオランキングで10週連続1位を獲得した作品とは思えなかった。ブラッドピットがこの作品でゴールデングローブ賞の助演男優賞を獲得しているが、それ程の演技だったのだろうか・・・?個人的には嫌いではないのだが、どちらにせよマニア向けの逸品であった。 7点(2001-01-25 12:34:18) |
1422. ディアボロス/悪魔の扉
悪魔である父親、姉との間に子供を作るよう強制され・・・思いもしない展開に惹きこまれてしまった。が、そのままキアヌが死んでいれば最高のラストだったのに、まさかこんなドンデン返しを使うとは・・・ 6点(2001-01-25 12:33:08) |
1423. ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間
ツイン・ピークスマニアとしては、中途半端に終ったTV版の結末と謎解きを期待し、胸躍らせて見に行ったものだが、こうも期待を裏切った作品は珍しい。駄作とはこの映画のためにあるのだろう。ただシリーズを5回は通しで見たマニアとして、最低限の点数は付けておいた! 2点(2001-01-25 12:32:20) |
1424. チャーリー(1992)
ストーリーとしては、前々から分かっていた通りの粗筋。幼い頃の貧しかった時代、何度も結婚離婚を繰り返したこと。ラスト、アカデミー賞に招かれ拍手喝采の中「貴方(米国)たちは素晴らしい。」と涙ながらに感謝を述べたこと(この映画ではそのシーンはなかった)。多少美化しているところもあり、又チャップリンの汚点に蓋を閉めてるところもあって・・・いやいや、余りそんなことは言わずにおこう。見終わって、まあ普通に感動できた作品である。 8点(2001-01-25 12:31:42) |
1425. 沈黙の戦艦
”「ダイ・ハード3」はどうも船上でのアクションになるそうだ”そう、巷で噂になっていた頃、この映画が登場した。パクリとまでは言わないが、良くハリウッドに有り勝ちなつまらない競争だ。作品の質で争うのではなく話題性で競う。その結果がこれ。コックが一人、テロリストに立ち向かうって。勘弁してくれよ!(↓)確かにスティーブン・セガールの作品は見る前から分かってるんだよねえ・・・ 3点(2001-01-25 12:30:52) |
1426. チャップリンの移民
ブラックユーモアーで終わるラストシーンは意外であった。 6点(2001-01-25 12:29:57) |
1427. タンク・ガール
ただドタバタ騒いでるだけ。それも「グーニーズ」のように、子供たちが騒いでいるなら可愛げもあるが、大の大人がアホ騒ぎをしているだけ。何じゃあ、こりゃあ? 1点(2001-01-25 12:28:56) |
1428. タクシードライバー(1976)
スコセッシとデニーロのコンビで、最も好きな作品。前半とラストの主人公の変貌振りが最高。モヒカンのデニーロを見てると、この当時から役作りへの”役者魂”を窺い知ることが出来る。 9点(2001-01-25 12:28:07) |
1429. TAXi
現実的設定を無視し、とにかく楽しもうというノリは大歓迎! 6点(2001-01-25 12:27:12) |
1430. あなたに降る夢
この映画は実話をヒントにしていると。と言うことは、登場人物も実際に存在する人達ばかりなのだろう。登場人物が実際に存在するなら、この我が侭なラング夫人は、相当嫌な奴なのだろう。この物語中、夫人は最後まで悪い妻として描かれており、ラング氏とも結局和解することも、彼女自身反省することもしない。もしこんな描き方をされたら、普通本人が訴えを起こし、裁判ざたになりそうである。そうでも無いようだから、実在のラング夫人も嫌な奴であったか、実はこんな邪悪な女性は存在しなかったかだと推測できる。何はともあれ良い話であった。☆ただこのウエイトレスがブリジット・フォンダのように美人でなかったら約束を守ったであろうか?まず自分だったら1ケ月はこの店に近づかないだろうけどね・・・ 9点(2001-01-25 12:26:20)(良:1票) |
1431. ベルリン・天使の詩
数々の賞を受賞し、「シティ・オブ・エンジェル」がリメイクしたオリジナルとしても有名な作品。しかし重厚な雰囲気で始まったわりには、ストーリーには重要だと思われないナレーションが多く、またラストの展開には余り共感させられなかった。個人的には嫌いな作品ではないのだが、あまり人には勧められないかな? 6点(2001-01-25 12:25:24) |
1432. 夢を生きた男/ザ・ベーブ
個人的にメジャーリーグに詳しくない所為か、ベーブの半生を見て尊敬すると言うことはなかったが、ラストのホームランシーンだけは甚く感動した。 7点(2001-01-25 12:24:34) |
1433. グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版
期待していた壮大できれいな海を描いたシーンは、考えていた程登場しなかった。ジャックが海を泳ぐシーンにしてもイルカが併泳し、恐らくよほど調教されているのであろう、主人公と戯れている。しかし本来野生のイルカは、人間が触れただけでも何らかの病気を移してしまい、それが原因で命を落とすとさえ言われている。そこからしても、このイルカとの戯れが却って人工的に映画のため作られたシーンとしてしか映り得なかった。壮大な自然をバックにとは、どうも行かなかったような気がする。 7点(2001-01-25 12:23:24) |
1434. 蜘蛛女(1993)
主人公は蛛蜘女”モナ”の魅力に負けたというより、「警察官の職業条件の悪さ、金の魅力に負けた」と言った方が良さそうである。悪女であると分かっていて、その魅力に負けてしまった「氷の微笑」「白いドレスの女」などのような作風ではなく、また「ダメージ」のように、一人の女性に家庭・地位・名誉の全てを狂わされてしまった男を描くといった作品でもなかった。ただ単に、”凶暴で冷酷な蛛蜘女が、男を振り回すだけ”の作品に留まったのが残念である。最後の妻と再会する幻想シーンが無ければ、この映画も只の悪女ブームの勢いを当て込んだ作品で終わっていたかもしれない。 6点(2001-01-25 12:22:17) |
1435. グース
実話に基づく話らしい。実にいい話である。ただこの良い話に事欠いて、自然保護だ動物愛護だは鼻に付いた。何もとって付けたようにそんなことを言わなくとも、この映画が動物を虐待する話でないことは百も承知だ。そんなことを強引にラストへ取り入れる所は、却って大人たちのエゴイズムを感じた。まあとにかく、全てはオスカー女優アンナ・パキンが可愛かったから許してしまう・・・? 7点(2001-01-25 12:21:24) |
1436. タイムボンバー
「タイムボンバー」とは時限爆弾。政府に利用され人格を変えられた男が、自分の正体を知るために数々の困難を越え、自己の捜索を始める。言わば「トータルリコール」を連想させられるが、この作品は盛り上がりに欠けたまま有りきたりな結末を迎えたように思う。もう少し捻りが欲しかったような気が。改めてマイケルビーンは作品に恵まれない俳優だと思った。 1点(2001-01-25 12:20:27) |
1437. ゾンビ/ディレクターズカット完全版
現代まで語り継がれるホラーだけあって、娯楽の最低条件を軽くクリアしている。ただ、ゾンビの動きが悪く、目の前に襲って来ても軽く払い退けるだけで追い返せるのには、どうかして欲しいと思った。主人公たちが慣れた手つきで追い払う姿を見る限り、「ジョーズ」や「グレムリン」の方が遥かに脅威である。まあ金の掛け方が違うのだが・・。ゾンビはただ学芸会のようなメーキャップ(顔を青く塗ってあるだけ)を施しているだけ。何もお金を掛けないと、面白い映画が作れないと言う訳ではないことを教えてくれる一本だった。 9点(2001-01-25 12:19:27) |
1438. 恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ
ピアノの上で唄うミシェル・ファイファーは最高!全編大人の雰囲気で、恋愛映画としてはオーソドックスだけど、そこにジャズを織り込んだところが粋。 6点(2001-01-25 12:18:30) |
1439. 紅夢
2人の妾がいる大富豪の所に、19歳で嫁いだ女性の話。重厚な雰囲気を残しながら、内容そのものは非常に分かり易い。4人の愛憎劇、嫉妬。おなじみのテーマであるが、それを中国風にアレンジさせているためか、なかなか趣があり最後まで見入ってしまった。 9点(2001-01-25 12:17:43) |
1440. カジノ
残酷なシーンもあるが、スコセッシとしては温和し目もしれない。この映画の特徴はナレーションである。これ程ナレーションが続いて、台詞を打ち消してしまう作品も珍しい。通常、ナレーションを使って説明をする作品は駄作だとされている。その点、本作は限度を越えている。今から数十年前のラスベガスを映すマニュアルみたいな作品であるが、個人的にはそれほど共感するものはなかった。シャロン・ストーンがアカデミー賞にノミネートされたことが、唯一の話題であろう。 5点(2001-01-25 12:16:01) |