1441. ドラえもん のび太のドラビアンナイト
確かにしずちゃんの扱いが酷いね。普通の小学生の女の子じゃあとても耐えられないよ。敵役の存在が中途半端なので中盤の盛り上がりには欠けるが、アラビアンナイトの世界を表現した世界観はファンタジーとアドベンチャーに溢れていた。 7点(2003-11-27 17:35:11) |
1442. 古畑任三郎スペシャル しばしのお別れ<TVM>
熱っぽく、気丈にふるまう山口智子の演技が魅力的だった。それに対する古畑のたたずまいも印象的。古畑シリーズの中でも特に名作の部類に入るエピソードだと思う。今泉のおとぼけぶりが絶好調で笑える。 [DVD(邦画)] 7点(2003-11-27 15:28:43) |
1443. カンゾー先生
柄本明のどこか抜けている名医っぷりがユニークで良かった。映画全体の艶かしい雰囲気がストーリーに絶妙に合っていた。他の日本映画にはないこの独特の世界観が今村昌平の世界なのだと感じた。 7点(2003-11-26 13:10:26) |
1444. [Focus]/フォーカス(1996)
文字通り最初から最後まで息をつかせない緊張感が見事だった。浅野忠信の演技は荒々しくはあるが、絶大な能力の高さを感じる。非常に後味の悪い映画ではあるけど、この緊迫感の高さは一見の価値はある。 7点(2003-11-26 13:05:56) |
1445. アウト・オブ・サイト
個人的にはソダバーグ監督に個性は感じないのだけれど、今作の軽いノリながらも濃厚な娯楽性は流石の作家性なのだと思う。ジョージ・クルーニー、ジェニファー・ロペスのクールな魅力を堪能できる。ストーリー展開も小気味良く秀逸な娯楽映画と言える。 [ビデオ(字幕)] 7点(2003-11-26 12:49:20) |
1446. ルパン三世 バビロンの黄金伝説
「カリオストロ」や「複製人間」などの傑作と比べると明らかに質は落ちるが、ルパン映画らしい娯楽性は小気味良く楽しんで見れる。下記にもあったが、不二子ちゃんがひんむかれるシーンが子供心に衝撃だった。今作の監督は確か鈴木清順だったはず。そのハイセンスさも見所のひとつ。 [ビデオ(字幕)] 7点(2003-11-26 10:50:59) |
1447. FRIED DRAGON FISH THOMAS EARWING'S AROWANA<TVM>
若い浅野忠信演じる怪しく無垢なテロリストの存在がとても魅惑的だった。この独創的で刺激的な作品をテレビドラマの深夜枠で放送したというのだから、冷静に考えると物凄く贅沢だ。アクションテイストで小気味良い展開は、岩井俊二作品の中では異色的だと言える。 [ビデオ(邦画)] 7点(2003-11-25 17:16:10) |
1448. Undo “アンドゥー”
岩井俊二の独創的な世界観は秀逸であるが、それ以上に、山口智子の存在感に目を奪われる。精神的に歪み、醜く乱れながらも女優としての美しさに溢れた演技は圧巻である。映画の物語自体は盛り上がりに欠けるが、それでも強烈に胸に残る魅惑的な力がある。 7点(2003-11-25 17:09:03) |
1449. 黒い十人の女
なんといってもモノクロの映像美が素晴らしかった。それにふさわしいサスペンスフルな設定が興味をそそる。往年の名女優たちの古めかしい独特の言い回しが、今となっては逆に新鮮に耳に残った。 7点(2003-11-25 15:24:24) |
1450. どついたるねん
半分は赤井英和自身によるノンフィクションなので、その空気感が非常にリアルだった。汗臭い大阪の雰囲気に引き込まれる。トレーナー役の原田芳雄の演技が映画の質を高めている。ラスト前のかつてのライバルとのシャドーボクシングの場面は、日本映画史に残る名シーンだと思う。 7点(2003-11-25 15:03:39)(良:1票) |
1451. 鉄道員(ぽっぽや)(1999)
自分がそうなんだけど、若い年代の人は、この映画で高倉健の存在感を初体験したのではないかと思う。雪景色にたたずむ健さんはひたすらに渋く、不器用で、もはや神聖化されている日本の男らしさを感じる。脇を固める俳優陣の演技も良く、ベタな話ではあるけど、感動させられる。 7点(2003-11-25 14:39:10) |
1452. 世にも奇妙な物語 SMAPの特別編<TVM>
元来、このシリーズは大好きなテレビドラマなので、テレビ受けの良いSMAPの面々と個性的な演出家たちによる5つの小話はどれも衝撃と小気味よさに富んでいて面白かった。特に、確か「鮫肌男と桃尻女」の石井克人演出だったキムタクの話は、とめどなく破天荒でこれまでのテレビドラマの枠を越えたものだったと思う。 7点(2003-11-25 13:51:00) |
1453. 天使の涙
賞賛すべきはウォン・カーウァイの圧倒的な世界観だが、あえて抑えて欲しいのは、金城武の存在感である。日本のメディアでしか彼を見たことがない人は、ウォン・カーウァイの世界にハマっている彼の存在にハッとするはずである。金城武には日本でなくアジアの舞台で積極的に活躍してほしいと思う。 7点(2003-11-18 18:31:12) |
1454. トレマーズ2<TVM>
もはや伝説的ですらあるB級映画である前作を越えることは当然ないが、その雰囲気は残しつつ気合の入ったB級映画として仕上がっていたので嬉しかった。B級ということを最大限利用した突飛な展開は、そのノリの良さも含めて評価できる点だと思う。「トレマーズ」を本質的に好きな人なら、この続編には満足できるはず。 7点(2003-11-18 15:37:38) |
1455. らせん
ホラー映画が苦手な者にとっては、「リング」に対して哲学的な考察で展開していく今作は非常に興味深く面白かった。あまり評価は高くないようだけど、ストーリー的にはとてもよく出来た映画に仕上がっていると思う。 7点(2003-11-18 15:10:29) |
1456. サブウェイ
近年はすっかり駄作プロデューサーに徹してしまっているリュック・ベッソンの偉大な芸術性を堪能できる快作。繊細で力強い世界観に引き込まれる。こちらも今やB級映画の帝王であるクリストファー・ランバートが主人公をとても切なく演じている。この映画を見るとどうして彼は作品に恵まれてこなかったのだろうと思う。 7点(2003-11-18 15:07:15) |
1457. マイケル・コリンズ
マイケル・コリンズ役で主役を務めたリーアム・ニーソンは、実にこういう史劇的な役柄に多大な存在感を見せる俳優である。マイケル・コリンズという人物の知名度が低いせいか、映画自体にそれほど迫力はないが、混乱の歴史を生きた一人の人間の物語として見応えはあった。 7点(2003-11-18 13:51:56) |
1458. スターシップ・トゥルーパーズ
ポール・バーホーベンらしい悪趣味なB級的ノリの良さが楽しめる娯楽作品。ノリのわりにはVFXのクオリティは極めて高く、ラフな感じの映画でありながら批判する部分は少ないと言える。異星での巨大虫との戦争は娯楽要素が高くユニークだが、同時に戦争の愚かさやむごさを伝えるところもあり、全体的に見応えがあった。 7点(2003-11-16 17:56:09) |
1459. アナスタシア
ディズニー映画ではないけど、近年のディズニー映画よりもずっとディズニーっぽい作品に仕上がっていると思う。ドラマ性、エンターテイメント性、ファンタジー性と非常にクオリティの高いものを感じることができた。極めて秀逸なアニメ映画と言える。 7点(2003-11-12 15:05:34) |
1460. ダブル・チーム
ヴァン・ダム映画の中ではかなりオススメできる1本です。個人的には悪役のミッキー・ロークにやられてしまった。ヘンテコ武器商人役のデニス・ロッドマンもその存在のみの演技で押し切っていて映画に合っていた。 7点(2003-11-12 02:05:53) |