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かたゆきさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1922
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 自分なりの評価の基準は、
10・超大好きな作品。完璧。映画として傑作であるばかりでなく、自分の好みと見事に合致している。
9・大好きな作品。完璧に近い完成度。手放しに歴史に残る傑作といっていい。
8・好きな作品。本当に面白い。欠点があるかもしれないが、それも含めて好き。
7・少し好きな作品。普通に面白い。欠点もあるかもしれないが、そんなに気にならない。
6・普通の作品。可も無く不可も無く。最後までストレスなく観られる。面白いけど、心に残るものはあまりない。
5・少しつまらない作品。最後まで観るのにちょっとストレスを感じた。面白い部分も多少はあった。
4・つまらない作品。最後まで観るのが苦痛だった。ほとんど面白いところが感じられなかった。
3・かなりつまらない作品。最後まで観た自分を褒めてあげたい。観終えた後に、怒りのあまりDVDを割りそうになった。
2・超つまらない作品。時間と金を返せ。観終えた後に、怒りのあまり製作者全員を殴りに行きたくなった。
1・絶望的につまらない作品。最低。観終えた後に、怒りを通り越して死にたくなった。
0・死霊の盆踊り。

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1501.  空飛ぶペンギン 《ネタバレ》 
いかにもジム・キャリーらしい、ほのぼのとしたホーム・コメディ。でも、全盛期の彼の作品と比べたら、やっぱり凡庸な印象が否めないかなぁ。あんまり笑えなかったし、個人的にはペンギンたちもなんだかリアルすぎてそんなに可愛いと思えなかった(糞とかもいかにも臭そうだったし)。
[DVD(字幕)] 4点(2013-07-02 12:30:16)
1502.  ハーフ・デイズ 《ネタバレ》 
『ラン・ローラ・ラン』風の疾走感溢れる前衛的な映画だと期待して観たのだけど、残念ながらそんな疾走感は前半だけで、後半になるに連れてどんどんと失速していった。特に、夜のシーンが長すぎてだれる。あそこをもっと削って、90分くらいの映画に纏めていれば、もっと面白い映画になったかも知れないのにね。そして、もっとも致命的なのは、同じ登場人物が別々に演じる二つの物語を交互に見せるという演出の意味が最後まで明かされないこと。アイデアだけが先行して、結局、うまく纏めることが出来ませんでした感がビシバシ伝わってきて、「で、結局なんやったんや!!」という感想しか浮かんでこない。でも、動と静の物語を疾走感溢れる展開で見せる前半だけはなかなか良かったので、5点。
[DVD(字幕)] 5点(2013-06-27 11:50:21)
1503.  幸せへのキセキ 《ネタバレ》 
いかにもキャメロン・クロウ印の、もう躁病かってくらいの徹底的な人生肯定映画。努力すれば叶わない夢はないよ!家族って今はうまくいかなくても、きっといつかは分かり合える日が来る!!どんな悲しみだって、生きていればいつかは必ず癒される日が来るんだ!!ボブ・ディランはやぱ最高!!!そしてどんな人生だって、絶対に誰にでも生きる価値があるんだよー!!!………もうこんな暑っ苦しいメッセージをひたすら人に強要してくる映画って苦手っす!!ごめんなさーい(笑)
[DVD(字幕)] 4点(2013-06-23 13:22:12)
1504.  アイアン・スカイ 《ネタバレ》 
なんとなく『マーズ・アタック』のような馬鹿馬鹿しくてくだらないけど、それでも最高に笑える映画を期待して観たのだけど、残念ながら自分は一秒たりとも笑えませんでした。眠気を堪えて、なんとか最後まで観終えて、そして出てきた感想は「しょーもな」の一言だけです。
[DVD(字幕)] 3点(2013-06-12 23:39:55)(良:1票)
1505.  幸せの教室 《ネタバレ》 
良くも悪くもトム・ハンクス印な作品。この何も悪いことは起きないほのぼのラブコメを観て、明日からまたポジティブに人生楽しく生きていってくださいね的な上から目線がちょっぴり不愉快だけど、まぁ普通に楽しめるのではないでしょうか。俳優陣もみんな華があるしね。難を言えば、あまりにも優等生過ぎてちょっとパンチに欠けるかなってとこかなー。もうヒマでヒマで仕方なくて、なんだか肩の凝らない薄ーい映画でも観てみようかなぁって人にお薦めです。
[DVD(字幕)] 5点(2013-06-12 13:32:11)
1506.  秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE3 ~http://鷹の爪.jp は永遠に~ 《ネタバレ》 
平日の深夜に酒でも飲みながら何も考えずにバカ笑いしたいなら、こんなにも最適なアニメはないってくらい最高なあの『鷹の爪団』が奇跡の映画化、そしてなんと今作で第三弾!いやー、日本には本当に馬鹿が多いのですね(笑)。そして、2では少しおとなしめだった、あのどうしようもない馬鹿馬鹿しさが今回はちゃんと復活しておりファンとしては嬉しい限り。赤字ミサイルが命中すると絵がとんでもなく雑になるなんて、なんてステキな攻撃!個人的に、僕はあの女に目覚めた大家さんが大好きなので、今回はあまり彼女の活躍(というか肉食)が見られなくて、ちょっと残念だったけど、やっぱり面白いわー。レオナルド博士も最高だし!でも、この映画に高得点をつけると、他の大真面目な映画にちょっと申し訳ない気もするので、ちょっぴり控え目に6点で(笑)。
[DVD(字幕)] 6点(2013-06-10 12:52:33)
1507.  顔のないスパイ 《ネタバレ》 
残念ながら、そんなに面白くなかった。主人公の新米FBIが追う伝説のスパイは、実は一緒に追い掛けていた同僚だった!という設定は充分に魅力的なのだけど、演出が冴えていないせいで、映画はクライマックスに近付いているというのに一切盛り上がないという残念な結果に。優れた脚本家が、必ずしも優れた監督にはなれない、という見本のような作品だった。でも、変に奇をてらったりセンスをひけらかしたりせず、オーソドックスでも面白い映画を創ろうという、製作者サイドの率直な熱意のようなものは好感がもてたので5点。
[DVD(字幕)] 5点(2013-06-08 12:01:27)
1508.  サイドウェイ 《ネタバレ》 
とても対照的な駄目中年男二人による、どうしようもなく駄目駄目な一週間の二人旅を描いたロード・ムービー。別れた妻への未練たっぷりのウジウジ系な小説家志望の教師(酒癖悪し)と、女とセックスすることしか考えていないアホアホ系な売れない俳優(頭悪し)、観客に嫌悪感を抱かすぎりぎりのところで踏み止まっているそんな二人の愛らしい人物造詣が見事で、最後までほのぼのと観れました。良いですね、このトホホ感。もしかしたら、男にしか理解できない世界かもだけど。あと余談だけど、最後に結婚したあの浮気男も確実に三年も経たず離婚するだろうなぁ、絶対。でも、そうやってなんとなく彼らの人生は続いていくんだろうねー。トホホ。
[DVD(字幕)] 8点(2013-06-06 10:01:27)(良:1票)
1509.  テイク・シェルター 《ネタバレ》 
統合失調症をテーマに、家族の絆を描いた作品。なのだけど、全く新味のない非常に退屈な作品だった。特に、何かが起こるわけでもない思わせ振りな映像が延々と続き、そして主人公がこれ以上ないというくらい魅力に欠けているせいで、見ていて本当にイライラさせられる。「ドニー・ダーゴ」やデビット・リンチ作品のような映画を目指して作られたのだろうけど、出来としては雲泥の差。そして、あのシェルターのドアを開ける開けないで家族と延々と葛藤したあのドラマはいったい何だったんだー!!と、思わず大声で突っ込みたくなるような最悪のオチ。久々に、こんなにつまらない映画を観てしまったわ。
[DVD(字幕)] 2点(2013-06-03 12:41:08)
1510.  ファミリー・ツリー 《ネタバレ》 
事故で昏睡状態となった妻が余命幾ばくもないと知った夫に、さらに追い討ちをかけるような事実が知らされる。妻が浮気をしていて自分と別れてその男と結婚するつもりでいたらしい。夫は、娘たちを連れてその浮気相手に会いに、死にかけで昏睡状態の妻をほっぽり出してハワイ島を奔走する…。という「おいおい」って設定の映画なのだけど、ハワイの美しい情景と夫役のジョージ・クルーニーのダンディで大人な演技のおかげで、不思議と最後までほのぼの観れるロード・ムービーの佳品に仕上がっておりました。この「トホホ」な家族の雰囲気、僕は結構嫌いじゃないです。でも、これを大阪の岸和田あたりを舞台に岸部シロー主演とかでリメイクしたらとんでもなく鬱な映画になるんだろうな(笑)。
[DVD(字幕)] 7点(2013-05-30 14:58:12)
1511.  アンダーワールド 覚醒 《ネタバレ》 
このシリーズってこんなに「バイオハザード」ちっくな感じでしたっけ?ってこのシリーズを全て観ているというのに、その内容はほとんど覚えていない僕が言うのもなんだけど。それでももっとスタイリッシュなアクション映画ってイメージがあったんですけど、今作は思いっ切りバイオハザード亜流としか感じられなかった。あと、続編ありきかどうか知らないけど、「これからさらなる強大な敵が待ち構えている……」的な、そんなジャンプで人気がでなかった漫画が打ち切りになって唐突に最終回を迎えてしまいました的なラストって最近多いけど、とっってもシラけるからもうやめて欲しい。
[DVD(字幕)] 4点(2013-05-28 11:39:54)
1512.  ファウンテン 永遠につづく愛 《ネタバレ》 
不治の病にかかった妻を必死に救おうとする現代の学者と、女王のために生命の木を探索する中世の騎士のお話を交互に展開し、人間の生と死という深淵なテーマを圧倒的な映像美のなかに描き出した作品。デビュー以来、ずっと映像にこだわり続けてきた監督の作品だけにさすがにその映像は凄いのだけど、どうもそのこだわりが上手くストーリーとマッチしていないという印象が強かった。監督の才気が先走り過ぎていて、作品としてはいまいち纏まりに欠けているかなぁというのが正直な感想。好きな監督の作品だけにちょっと残念でした。
[DVD(字幕)] 5点(2013-05-27 10:18:07)
1513.  ゴモラ 《ネタバレ》 
『シティ・オブ・ゴット』のような映画だと期待して観たのだけど、完成度としては雲泥の差だった。非情に退屈な作品。まず、無駄なシーンが多過ぎる。そしてストーリーの見せ方も素人レベルなので、映画のなかに惹き込まれる要素が全くなかった。事実を基にしてリアリティを追求した作品とのことだけど、これなら同様のテーマを扱ったドキュメンタリーを観たほうが遥かに有益だと思う。
[DVD(字幕)] 4点(2013-05-25 10:36:07)
1514.  私が、生きる肌 《ネタバレ》 
スペインが生んだ変態映画監督、ペドロ・アルモドバルの待望の新作。期待を裏切らない、もう相変わらずの変態ワールドは今作でも健在。どうやったらそんな発想が湧いてくるんだという、男のフェチ妄想をここまで徹底的に美しく描かれるともう一回り廻って芸術になるという谷崎潤一郎のような映画でありました。自ら創り上げた完璧な女性の肉体美に、最後は復讐心も忘れてひれ伏してしまうという主人公の倒錯ぶり(Mっぷり?笑)は素晴らしい。前半の展開がちょっとタルかったのが気になったけど、とっても綺麗で美しい変態映画でした。
[DVD(字幕)] 8点(2013-05-23 11:34:52)
1515.  シド・アンド・ナンシー 《ネタバレ》 
今では伝説と化した、パンクロッカーの一組の恋人たちの、その自堕落で破滅的な姿を描いた作品。だが、事実を基にしているとはいえ、あまりにも展開がたるすぎる。それに、ここまで破滅的なカップルを描いているというのに、まったく画面から悲愴感が伝わってこないというのも珍しい。若かりし日のゲイリー・オールドマンの、その狂気の片鱗を覗かせるようなリアルな演技だけは良かった。
[DVD(字幕)] 4点(2013-05-21 10:55:42)
1516.  アメリカン・ヒストリーX 《ネタバレ》 
アメリカ社会に根深く残る、人種差別という重いテーマを真正面から扱った社会派ドラマ。確かにこの重厚なテーマを、現代と過去を交互に語る構成で最後まで見せきったところは賞賛に値するけど、個人的にはちょっと甘いのじゃないかと思った。兄貴の説得にあんなに簡単に改心する弟って、人種差別の根深い闇を描く作品としては、やっぱり甘いと思う。それでも、狂気を抱え込んだ男を圧倒的な存在感で演じきったエドワード・ノートンはやっぱり凄い。というか、彼なしにはこの映画は成立しえなかったんじゃないかというくらいの熱演。そんな彼の見事な格好良さに+1点で。
[DVD(字幕)] 7点(2013-05-20 12:35:06)
1517.  秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE II ~私を愛した黒烏龍茶~ 《ネタバレ》 
超馬鹿馬鹿しくてくだらなくてハチャメチャでそれでも最高に笑えて、そしてあと一歩で破綻してしまうぎりぎりのラインでちゃんとストーリーとして纏まっていた、あの前作が大好きだったので、今作も期待して鑑賞。うーん、さすがに一作目のあのクオリティを二作目まで維持するのは難しかったみたい。ちょっとギャグもすべっているのが多かったし、あんまり楽しめなかったなー。もっと女の部分が燃え上がった大家さんの大活躍を見たかったわい。クライマックスで、覚醒した吉田ネオのアクションシーンに予算を使い過ぎて、どんどんと雑になる総統はちょっと面白かったけど。
[DVD(字幕)] 5点(2013-05-18 19:58:06)
1518.  デンジャラス・ラン 《ネタバレ》 
とても手堅いアクション映画。ツボを押さえた演出とデンゼル・ワシントンの熟練の演技とで、単純に最後まで楽しめました。冴えない主人公と伝説の元CIA職員との逃避行は観ていて普通に楽しい。ただ、新しいところは一切なく最初から最後までどこかで見たことあるような場面ばかりなので、すぐに忘れてしまいそうな作品だけどね。
[DVD(字幕)] 6点(2013-05-17 15:02:19)
1519.  レクイエム・フォー・ドリーム 《ネタバレ》 
『ブラックスワン』で僕の心をすっかり鷲掴みにした監督の初期の代表作。ずっと観たかったのだけど、何故か近所のビデオ屋さんには全然なくて、この前、遠出した先のツタヤでようやく発見してこのたび無事に鑑賞。って、なにこれ!かなり凄い映画だったんですけど。いままで観てこなかったことを激しく後悔。ひたすら麻薬によって破滅へと向かっていく4人の姿を、まるで重厚なカルテットのように疾走感溢れる映像で見せきる手腕は本当に鳥肌がたった。特に、畳み掛けるように展開する後半の怒涛の展開は圧巻の一言。そして、孤独を埋めるために覚醒剤に手を出したあのお母さんの哀れな末路が観ていて本当に切ない。ここまで人間の弱さや人生の負の側面を徹底的に描き出すこの情熱、やっぱりダーレン・アロノフスキーって(人間的には問題があるかもしれないけれど笑)天才だ!
[DVD(字幕)] 9点(2013-05-15 18:28:03)
1520.  ビューティフル・マインド 《ネタバレ》 
何の前知識もなく「とある数学者のよくある伝記映画じゃろう」くらいの感覚で観たものだから、途中のあのあっと驚く衝撃の展開にはかなりびっくりさせられちゃいました。テレビの前で「えぇー!!」と、食べていたポテチを撒き散らしそうになったくらい。そして、統合失調症からくる幻覚に悩まされる主人公のお話にどんどんとのめり込んでしまって、最後は素直に感動。それにこういった何が現実で何が幻覚なのかという、自分のアイデンティティが根底から揺らいでしまうような映画が個人的に大好きなもので。特に、主人公が嵌り込む不毛な妄想の世界がリアルで不気味に陰鬱に、そしてときには妖艶に描かれているのも良い感じ。でも、これって実話なんですよねー、もし自分がこんな世界に嵌り込むことを思うととっても怖いです。ナッシュがノーベル賞を取れて本当に良かった。
[DVD(字幕)] 8点(2013-05-13 20:26:42)
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