141. 地獄の警備員
《ネタバレ》 様々なホラーからのインスパイアされたと思われる黒沢清の初期の作品。特に『悪魔のいけにえ』『激突!』『ゾンビ』あたりに強くそれを感じる。内容は元力士とされる殺人犯警備員に襲われるという身も蓋も無い話し。問題は多々あるが、まずビルに幽閉されている感があまりない。警備員の怖さ不足。地獄の警備員の殺戮に荷担する事になる主任の動機が不明瞭。まだ清独特の絵にはなっていないので、清度はかなり低めです。 [ビデオ(字幕)] 4点(2005-09-30 23:46:45) |
142. 仁義なき戦い
菅原文太こそ男の目指すべき道かもしれんじゃけん(テキトーな広島弁)。鑑賞後意味もなく広島弁を言いたくなる映画ナンバーワン! [ビデオ(字幕)] 7点(2005-09-30 23:40:43) |
143. 県警対組織暴力
この映画を観ると茶漬けを食いたくなります!まちがいなく! [ビデオ(字幕)] 9点(2005-09-30 12:39:51) |
144. アレキサンダー
アレキサンダーがどーしようもない男なので、正直早く死んでくれと思って観ていました。 [映画館(字幕)] 2点(2005-09-25 18:49:11) |
145. キャビン・フィーバー(2002)
「パンケーキ」と叫ぶ子供が面白いので、それを観るだけでも価値アリ。 [映画館(字幕)] 6点(2005-09-25 18:46:51) |
146. 奥さまは魔女(2005)
ニコール・40代のオバサン・キッドマンがぶりっ子(死語)しても興冷めしてしまう事が危惧されたのだが、その心配は無かったようだ。序盤こそ気になったものの、それが気にならないくらいにニコールの演技が可愛い。中でも鼻ピクピクはキュート過ぎて失禁。 [映画館(字幕)] 6点(2005-09-25 18:44:31) |
147. ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer
柴田&真山の夫婦漫才+陳腐なミステリー+渾身のサイコサスペンス=ケイゾク。この公式こそがまさにケイゾクたる証。その公式を最大限活かして製作されたのがこの映画版。ファンなら感涙モノのラストから野々村係長と雅ちゃんの恋話まで、ケイゾクの全てが詰まっていると言っても良いだろう。ラスト30分は神がかり的な出来。賛否両論あるだろうが、あのまとめ方はファンなら号泣モノ(なハズ)。 [DVD(字幕)] 7点(2005-09-25 18:39:49) |
148. 続・夕陽のガンマン/地獄の決斗
クリント・イーストウッドは言わずもがなだが、リー・ヴァン・クリーフのカッコ良さが天井知らず。イーストウッドとクリーフの呉越同舟かと思わせて、二人に芽生える友情。めちゃくちゃ男前な映画。 [DVD(字幕)] 7点(2005-09-25 18:37:07)(良:1票) |
149. バック・トゥ・ザ・フューチャー
また観ちゃった。やっぱ三ツ矢さんの声が一番しっくりくるわ。 [地上波(吹替)] 7点(2005-09-25 02:33:01) |
150. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
《ネタバレ》 アナキンがダースベイダーになるという、シリーズ中で最も期待されるシーンが演出されただけでも満足。あのダースベイダー独特の呼吸音が聞こえた時には鳥肌が立った。旧シリーズの橋渡しとしては文句なしの出来であるのは間違いないし、新シリーズ中でも圧倒的な密度を誇る内容だと思う。冒頭のパルパティーン救出から、流れるようなアクションが繰り広げられる様は痛快の一言。中でもムスタファーでのアナキン対オビ=ワンは涙なくしては見れません。二つの太陽に佇む子供のルークが、Ⅳへの希望を抱かせるシーンは鳥肌もの。 [映画館(字幕)] 10点(2005-09-22 02:33:37) |
151. ドッジボール
低俗な下ネタの大名行列で「あーまたいつものB級アメリカンコメディか」と思っていたのだが、最後までその通りでした。しかしそれでも『弱者の集まりが強者を倒す』映画としては、キチンと描かれていたと思う。弱者が集まり→決起→それを妨害する強者の出現→弱者たちの師の登場→弱者の快進撃→師の死→一皮剥ける弱者たち→強者を撃ち負かす→歓喜の弱者たち。これが常に物語の流れを前に前に進めてくれて、かつ90分でまとめてくれたのは非常に好感が持てました。主演のビンスボーンが何かを企む悪人にしか見えないのが唯一の欠点か。あとチャック・ノリスファン必見! [DVD(字幕)] 6点(2005-09-20 20:00:37) |
152. クライモリ(2003)
『悪魔のいけにえ』の直系にあたる正当派(?)不条理系ホラー。見知らぬ追跡者に命を狙われるティーン数名の恐怖を描いた快作。演出・プロット共に真新しさは無いものの、じわじわ主人公たちを追い込んでゆく展開は見物。主人公の男がレイ・リオッタ似なので頼りにならなそうで、なっている。 [DVD(字幕)] 5点(2005-09-20 19:57:59) |
153. 蛇の道(1998)
翔さんと香川照之のダブル主演という時点でありえないコワさで、予想を通り越したマッドな演技にガクブル。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-09-20 19:56:40) |
154. 亡国のイージス
《ネタバレ》 日本の危機管理意識を呼び覚ます超タカ派映画。某国の対日工作員にイージス艦いそかぜを乗っ取られた日本政府。彼等の目的は真の日本をさらけだすというもので、日本は防国意識の根幹を揺るがされる事に。日本のポリティカルムービーとしてはよく出来ていると思ったのが第一印象。潜水艦同士のドンパチは少ないものの、艦内の出来事は緊迫感たっぷり描かれている。演者も男臭さ総動員。中でも真田広之は相変わらずの頼れる男っぷりを見せてくれる。胸板が厚い男には制服が似合う! [映画館(字幕)] 7点(2005-09-20 19:54:52) |
155. 戦国自衛隊1549
《ネタバレ》 『自衛隊が戦国時代に』というコピーからして面白過ぎで、かつ役者陣もそうそうたるメンバーを揃え、決して企画倒れに終わってない名作を今宵リメイク。近年の邦画ブームによりリメイクのゴーサインが出たのだろうが、それは失敗に終わった。オリジナル版と見比べれば一目瞭然。全てにおいて負けている。まず演者。サニー千葉をはじめ、夏木勲(現・夏八木勲)や渡瀬恒彦、鈴木ヒロミツ、ムッシュかまやつに三浦洋一、超脇役に真田広之、そしてスタントinJAC。この濃すぎる面子をどう再現するのか、おてなみ拝見だったのだが、凡庸な面子に。北村一輝のキャスティングのみは評価。まあキャストはしょうがないにしても、肝心要の演出がちゃち過ぎ。城の庭でただ小規模のバトルを繰り広げた所では、ハリウッドアクションに見慣れた客を唸らせる事はできない。もっと兵隊VS戦車のガチンコバトルが見たかっただけに残念でならない。オリジナル版のざらざらした感じの中にマグマのような熱さがある映画にはほど遠い、ぬるま湯映画に。福井春敏の凡庸な脚本にもガッカリ。 [映画館(字幕)] 1点(2005-09-20 00:56:46) |
156. バタフライ・エフェクト/劇場公開版
《ネタバレ》 惜しいー!超大傑作に成り損ねた、佳作中の傑作。 開始30分と終わり5分は完璧に等しい出来。彼女を救うために主人公は特殊な能力で過去を変え、良き未来を誘発しようと奔走する。やや場当たりな展開はあるが、一番納得できないのは彼女が死んだ時の主人公の態度。物語上彼女への愛が主人公のモチベーションとなっているのだが、彼女の死にあまりにもそっけないのだ。まあチャラ男風情のアシュトン・カッチャーがやっているせいもあるのか。ただラストシーンには鳥肌モノ。哀しさと切なさにむせび泣け(涙)。 [映画館(字幕)] 8点(2005-09-20 00:49:17)(良:1票) |
157. サスペクト・ゼロ
「セブンを超えた!」という売り文句は大風呂敷も甚だしいが、プロファイリング系サスペンスとしては及第点だろう。遠視能力を駆使して犯人を探すという事さえ信じて見れれば十二分に楽しめる。ベン・キングスレーの一人舞台と言えばそれまでだが…。 [映画館(字幕)] 5点(2005-09-20 00:45:20) |
158. フォーガットン
《ネタバレ》 ジュリアン・ムーア主演のシックスセンス系サスペンスを期待して観に行った人には気の毒でならない今作。確かに中盤まではサスペンスとして物語をリードしていくのが、一人がズバコーン(某巨大掲示板による命名)されてからは、おかしな展開に。そのズバコーンに関してはさして言及されずに物語は進み、最後はどことなく後味が悪い大団円になるのが謎。まさかドリームキャッチャーを彷彿とさせるクリーチャームービーだったとは、結果的にサスペンスを期待して観に来た客に一泡吹かせた形に。 [映画館(字幕)] 4点(2005-09-20 00:42:53) |
159. ファントム・オブ・パラダイス
《ネタバレ》 『オペラ座の怪人』をベースに様々な古典オペラをロックしたブライアン・デパルマの傑作中の怪作。人生をかけた曲を敏腕悪徳プロデューサー(実につ○く的な)に奪われた主人公。無実の罪で囚われのみとなった主人公は、復讐鬼となる。全編に渡るロックに加え、デパルマのお得意演出が冴える冴える。そのコラボといったら、裕也さんも納得の超ロケンロールな出来。劇中に登場するビーフ(フレディ・マーキュリーとキッスを足したようなヤツ)というタマランキャラも要注目。 [DVD(字幕)] 10点(2005-09-19 13:39:44) |
160. ショーン・オブ・ザ・デッド
Queenの名曲『Don't stop me now』を、これほどまでに痛快に使用してくれた映画がか つてあったろうか。それだけでQueenファンとしては感涙モノなのだが、内容もgood。笑 えて、泣けて、ドキドキさせるゾンビ映画なんていちいち最高過ぎる。登場人物たちが変に悲壮感漂っていないのが良い。 [DVD(字幕)] 10点(2005-09-19 13:37:30) |