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あっかっかさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 300
性別 女性
自己紹介 観た映画は皆レビューするのを目標にこつこつ投稿してます。レビューするほど覚えてないものも沢山あるけど。海外暮らしなので近年観てるものは字幕なし、又は英語+英語字幕が主な鑑賞環境です。ケーブルでまたWOWOW配信してくれないかなあ。

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141.  エンゼル・ハート
この作品は宗教観があった方が多分解り易いんだと思うが、無くても何かが滞留してるような、なのに追い詰められていくような、何とも言えない世界観が体現できた。大量の血液とか、取り出された心臓とか、エグ系ホラーの道具立てはあるのだが、その個々の部分より、全体の雰囲気に神経をなぞられるような・・・。とにかく暗い。それにエレベーターが下降を繰り返す映像など、追い詰められてどん底に落ちていくようなイヤーな感触。どんでん返し系のミステリー要素もあるんだが、それより世界観を楽しむ(ってのは変かなあ、浸るというか)映画と思った。物語の進行と共に気が滅入っていくんだが、それでいてなぜか結構好きな作品。ミッキー・ロークとデ・ニーロも、この世界の住人として、しっかりはまっている。
[映画館(字幕)] 7点(2009-03-07 13:46:41)(良:1票)
142.  幸福の黄色いハンカチ 《ネタバレ》 
いや~武田鉄也と桃井かおりね、この頃まだ若いのに既に濃い、濃すぎる。がこの配役を考えた人もまたすごい。思えば、ここに「ちょっと生きるのが不器用程度の基本的には爽やかな若者」を配しても名画にはなっただろう。しかし、印象度という点でこの配役は成功してると思う。健さんとのバランスもなんだか絶妙なのだ。この3人の珍道中、とつとつと明かされる男の過去。これがしみじみいいんだなあ。日本の良さを生かしたロード・ムービーだ。そしてクライマックス、はためく無数の黄色いハンカチを見た時はトリハダもんだった。こんな盛り上げ方をしながら、だだっと駆け寄ってガシッと抱き合うようなハリウッドなことはせず、ただ静かに歩み寄る。じーん。日本っていいなあ、と思える作品。
[地上波(邦画)] 7点(2009-03-07 13:39:04)(良:2票)
143.  運命を分けたザイル
そこに山があるから登る、と言った登山家がいたように、ここでも最初にジョーが登山をIt’s just a funって言ってるんだよね。そう、ただの娯楽。なんで、特に登山家でない一般人にとっちゃ、ただの自業自得ストーリーなはず…なのに、ぐいぐい引き込まれるし、最後は生命力讃歌になってしまってるんだから大したものだ。雪山の映像は素晴らしいの一言。インパクトのある実話に、あれだけの映像が撮れるのだから、効果的なバック・ミュージックをガンガン入れて、もう少し感動的な脚色(やっぱサイモンが助けに戻って、クレバスの下の出口で劇的再会とか)でもして、大物俳優使えば大作に出来そうなのに、あくまで再現フィルムとし、ドキュメンタリー・タッチにこだわったのは好感が持てる。ただ、コメントする本人の映像はもう少し減らしてもいいかも。にしても私もボニーMにはまいった。笑いを取るとこじゃないだろ!でも極限状況の幻覚ってあんなものなんだなあ・・・
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2009-03-06 13:15:41)
144.  俺たちに明日はない 《ネタバレ》 
初鑑賞の時はまだ子供で、「不能」がよく解らなかったこと、ラストで正に息を呑み、心臓がバクバクして眠れなかった記憶がある。さて、もう少し大きくなってから実話ものであること、そして衝撃のラストも事実に基づくこと、クライドが不能なのはフィクション(実際はバイセクシャル)とを知った。そこでまず感じたのが反感「実在の犯罪者、しかも強盗殺人という重い罪を繰り返した犯罪者をこんなにスタイリッシュに描いていいのか?!」、そして恐怖「あの蜂の巣にされるのが実話なんて・・・」。が、反感の方は大恐慌と禁酒法の暗い世相から、うっぷんを晴らすようなボニー&クライドが、凶悪犯罪者にも関わらず、義賊的に扱う支持者が多かったのもまた事実と知り、色々考えさせられてしまった。そういう事実があったなら、あの描き方でいいのかもしれないけど、やっぱり美化してるような…ここんとこの結論は出ない。なんかもやもやしたままだ。「クライドが不能」ってフィクションは中々に上手いんじゃないだろうか。犯罪そのものが2人を繋いでいたことがより強調される。それから衝撃のラスト…蜂の巣にされたってのは事実なんだから何を言っても仕方ないが、あれが今でも怖くて怖くて仕方ないのは私だけ?何が怖いって生け捕りにせず、公開処刑(見せしめ?)よろしくあれを実行したアメリカって国が怖いというのもあるが、そんな理屈を抜きにしても単に怖いのよ。銃弾飛び交うアクションなんか、腐るほど観てるのに…。万人に強い印象を残す、という意味で衝撃の実話をそのまま持ってきたのは映画としてコレクトなんだろうけど、あのラストがかっこいいように言われてるのが(そしてそれを意図して作ってるように思えるのが)、なんかどうもね。エステル・パーソンズのアカデミー賞受賞演技は流石。生存していた本人が怒ったらしいけど。私としては評価の難しい映画なのだが、点はとりあえず「印象度」で高めにしておく。
[地上波(吹替)] 7点(2009-03-06 13:09:53)(良:1票)
145.  イン・ザ・カット
推理物としては、日本のテレビの2時間ドラマでありそうな筋立て。いや、2時間ドラマでもこれより上のミステリーも沢山あるか。惨殺死体もドラマでもあの位は見せるし、本当にわざわざ映画でやる内容じゃないよな…。そもそもエロティック仕立てである必然性ってあるのか?それともこれって中年の欲求不満女のお話で殺人はおまけなのか?私はメグ・ライアンには思い入れはない(ラブコメ観ない)ので、見せるほどの体じゃないな、と思った位だけど、ファンは間違いなく嫌悪しそうだ。マーク・ラファロのエロセリフも、ひたすらキモいのみ。
[DVD(字幕なし「原語」)] 3点(2009-03-05 13:09:38)
146.  転校生(1982)
いつ観ても面白いし、好きな映画。あり得ない状況を描いているのに、「十代」がいかんなく表現されてて、なんて言ったらいいんだろう、郷愁と言うのか、あのなんともいえない感覚が胸に蘇る。なんといっても成功要因は主役の2人と尾道の町だろう。小林聡美は凄い、十代の新人で普通ありゃ出来ないぞ、自分の胸をひっ掴んでなんじゃこりゃ~、なんて。尾美のなよなよぶりもオーバーだけど面白い。あとはもう尾道がいいのよ尾道が。ストーリーが奇想天外だと、舞台が生かされないことも多いのに、なんとはまっていることか。原作はこの後何度も映像化されているが、やはり本作を超えるものはないのでは?さよなら、おれ、さよなら、わたし。もうホント下手な説明は要りませんね。青春映画の傑作。
[地上波(邦画)] 8点(2009-03-05 13:06:55)
147.  鳥(1963) 《ネタバレ》 
動物パニックの原型となる映画のようだが、この時代にして流石の出来だ。印象に残るのはジャングルのシーン。あれは上手い。カラスが一羽舞い降り、何羽か増え、次のショットで黒だかりになる。マジで背中がぞわっとした。そして静かになった鳥の中を脱出していくあのラスト。この不気味さの演出が本当にいい。ただ、恐怖演出の1つとは思うが、個人的には「理由」が最後まで解らないのは肩透かし。まあ、「密造化学兵器のガスに影響されて・・・」なんてオチだったら極めてチープになっちゃうけどね。
[地上波(吹替)] 7点(2009-03-04 13:15:06)
148.  ぼくらの七日間戦争(1988)
やっぱ宮沢りえだよなあ、作品はまったくのクソ映画だが、宮沢りえはいいんだよね。まさに“可能性を秘めている”とか、“きらっと光るものがある”って言葉がぴったりで。北の国からなんか観ても、彼女は存在感あると思うし(昔からの同ドラマのファンには評判悪いようだが)、本当はいい女優になれたタレントだと思う。もっと早くからマトモな作品に出て、スキルを磨いていればなあ。10代-20代前半に、あんなとにかく話題とゴシップで週刊誌に露出する、みたいな売り方をしてきたのはもったいない限りだ。・・・あ、すみません、ここは映画評のサイトでしたね。映画について。本当、こういう子供に迎合したような映画はやめて欲しい(と十代だった当時さえ思った)。これが「管理教育批判」なんて、ヘソが茶を沸かすぜ。宮沢りえに2点、TM Networkに1点ってことで。
[地上波(邦画)] 3点(2009-03-04 13:11:37)
149.  アパートの鍵貸します 《ネタバレ》 
母お勧めの往年の名画の中で珍しくこれは心底面白い!と思えた作品。そういえばこれってラブコメでもあるんだなあ、私はラブコメってあまり興味ないカテゴリなんだけど、「古き良き」作品の魔力なんだろうか。あ、でも同じく古き良き時代のラブコメ、ローマの休日は私にはもう一つだったから、それだけでもないな。なんといってもジャック・レモンがかわいい!していることはしょーもないのに、「不器用人間の憎めなさ」とでも言いましょうか。度を過ぎないコミカルさもいいし。割れたコンパクトで、自分が思いを寄せていた女性が上司の相手だったと気付く・・・あそこなんか切なくっていいよな~。それにこの映画は、「不倫」「上司の不倫を出世に利用」なんて言葉にしたらかなりあれなことを描いてるはずなのに、こうも上品に粋にまとめるってすごいと思う。キスシーンさえないぞ(笑)。家庭を捨てたというのに最後に振られる上司が可哀相なんで、ヒロインの方には好感が持てない(シャーリー・マクレーンは魅力的な女優だが)が、主人公に感情移入してしまうので、素直に良かったね~と思ってしまうハッピーエンドである。最高。
[地上波(字幕)] 9点(2009-03-03 13:40:14)
150.  リング2
は?映画化したらリングが結構うけました、らせんがかなりうけませんでした、でオリジナルのストーリー作って続編??それで凄く怖いとか、唸らせる謎解きがあるとかならともかく、この出来だもん。アホかと。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2009-03-03 13:35:53)
151.  哀愁 《ネタバレ》 
母が絶賛していたのだが…鑑賞当時、青臭い十代だったこともあって、いいと思えなかった。「映画はストーリーだけではない」とわかってきたのは大人になってからで、以前はストーリーが気に食わないと、とことん気に入らなかった。この映画の場合、ヒロインに全く同情できなかった。「悲恋っていうなよなあ、そんなさあ、恋人が戦死したと信じたからって、身を落とす言い訳にはならんでしょ。まあ人間失敗もあるから、そうなっちゃったのは仕方ないにしても、自業自得なんだから、心苦しく思いながら墓まで秘密を持っていくか、あるいは腹くくって打ち明けて、相手の出方を見るくらいせんかい。自分が悪いのにメソメソ私は悲劇のヒロイン~で自殺って、アホかい。」…以上がその時の私の感想。(私にとって)アホなヒロインでもヴィヴィアン・リーは信じれないくらい綺麗だったけどね。多分、今観たら、もっと違う観点で観れるとは思うし、評価も上がるかもしれない。が、今思っても、本作は恋愛ドラマであって、それ以上でも以下でもない。これを反戦映画とする向きもあるようだが、単なる時代背景であり、それは違うよな。
[地上波(字幕)] 5点(2009-03-02 13:10:39)
152.  ナイト ミュージアム
アイデアはおもちゃのチャチャチャ。これを博物館で実写でやっちゃうんだから、今の特撮技術、CG技術って凄いなあ、と思います。大いに目で楽しめる作品。主人公をめぐるストーリーなどはベタでちょっと薄っぺらかな。でもファミリー映画としては優秀で、本作同様“息子にイイトコ見せたい離婚されたダメオヤジの奮闘振り”を描いた、私が愛してやまぬ(笑)「フル・モンティ」が決して子供と一緒には楽しめない映画なのに対し、安心して子供と観れました。鑑賞後子供が博物館に行きたがり、影響もいいですね。あと、歴史を知ってるともっと楽しめるかも。恐竜の骨格標本に「とってこーい」・・・私もやってみたいぞ。
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2009-03-02 13:07:49)
153.  カジュアリティーズ
以前、偶然TVで深夜放映していたのを観たのだが、凄い衝撃を受けた。犠牲者の少女の怯えよう、痛々しさはトラウマになるほど。それだけ米兵の蛮行が浮き彫りになる。レイプされるシーンもそうだが、戦場を連れまわされて衰弱し、助けを求めてふらふらと出て行き撃たれる最期に至っては目を覆いたくなった。全く言葉の通じないまま少女を励まそうとする、主人公のもどかしさが痛いほど伝わってくる。後から実話ものと知り、戦慄さえ覚えた。本作はベトナム戦争ものの中では、評価があまりよくないようである。これは救いのない悲惨さ・後味の悪さとマイケル・J・フォックスがミスキャスト、ということによるようだが、私は非常に優れた反戦映画だと思う。メッセージ性だけで言えば、プラトーンやフル・メタル・ジャケットをも上回るのではないだろうか。個人的にはマイケルの熱演は印象的だったし、ショーン・ペンの非道ぶりも秀逸だった。何といっても凄いのは、あの少女を演じたベトナム人の女優だが・・・。ラストはベトナム人留学生の言葉で一応救いあるものとなっている。確かにキツい映画だし、何度も観たいとは思わないが。
[地上波(吹替)] 8点(2009-02-27 13:32:21)(良:1票)
154.  Shall we ダンス?(1995) 《ネタバレ》 
いい映画だと思う。でも、どうしても気になってしまったのが「草刈さんの演技」だ。女優ではない、彼女は踊りのエキスパートだから・・・ということでそんな“さまつなこと”には敢えて触れない方も多いようだが、私としては、あそこまで下手だと、それに耳がいってしまい、映画の流れがピタッとそこで滞ってしまうように感じてしまったのだ。美しく優秀なダンサーであろう草刈さんを責める気はないが、私のような鑑賞者にとっては、彼女のセリフがこの映画のガンになってしまった。役所広司、竹中直人、渡辺えり子みんないい味を出しており、コメディなところ、中年の哀愁なんか非常によく描けていて、華やかな競技会は絵的にもきれい。でも草刈さんが何か言うたび、それまで進行していたストーリーが止まってしまう・・・。踊りで魅せようと、その道のプロで美しい彼女を出演させるというのは解るのだが、映画である以上、もう少し何とかならなかったのか?練習してもあれが彼女の限界なら、彼女の踊りだけ見せるような脚本も可能な気がするが。最後の“Shall we dance?”(あれだけは良かった!)以外のセリフはカットして・・・。 <2009.2.27追記>先ごろリメイクを観ました。あちらはあちらで良かったけど、本作の良さを再認識させられるところがあったので、1点追加。
[地上波(邦画)] 7点(2009-02-27 13:25:04)
155.  仔鹿物語(1946)
教育映画的作品ですね。子供の時観たので、かなり感情移入しました。やっぱり結末は悲しくて、変えてしまいたかったです。泣いたかも・・・今観ても、地味にいいですね。グレゴリーペックが開拓農民に見えないのが少し惜しいような。熱演してるんですけどね。自分たちの生活、そして同時に子鹿を守るために必死で柵をこしらえる少年、子鹿に対しては厳しいのにそれを手伝う母親、軽々と越えてしまう成長した子鹿、この辺の描写はやはり上手いです。夢や希望溢れる作品に晒していた子供が少し大きくなってきたら(小2くらい)、生活することや現実の厳しさを見せるのにちょうどいい映画じゃないでしょうか。
[地上波(吹替)] 7点(2009-02-26 13:40:52)(良:1票)
156.  ゴーストシップ 《ネタバレ》 
冒頭でどっかんとやってくれるので、ちょっと期待しすぎちゃう人が多いのかな?まあいいじゃん、悪魔(サタン)の仕業でも。それに、本当はサタンなんて言葉使っちゃいないのよ。「俺もサルベージだ。君たちが船を集めるように俺は魂を集める。君たちと同じでちゃんと仕事をすればManagementが喜ぶ。」と言ってるだけ。自分は「魂を狩る者(=悪魔?)の手先」と言っている訳だけど、直接サタンなんてダサいことは言ってないんだけどな・・・。ま、不評のようだが、私にはそこそこ面白いネタバレ展開だった。でも疑問。あの手先のお兄さんは40年前も男たちと美人歌手を唆して、大殺戮の強盗をやらせ、最後に強盗たちも殺し合わせ、乗客乗員600人の魂狩りをしたわけですよね。で、今回の獲物のサルベージはたったの6名。それをわざわざ、かつて魂を狩った幽霊船に連れてきて・・・って、なんか手が込みすぎてない?ただ欲を刺激して殺し合わせるのが目的なら、サルベージが獲物として選ばれた意味がよくわからんぞ。・・・あ、最後、手先のお兄さんの前で何か運んでたの、あれ死んだサルベージのクルー?もしかして金塊運ばせてまた殺し合いのネタにするとか、そういうこと?じゃ、クルーたちは悪魔の手先に仲間入りしたの?でもでも。死人が金塊運べるなら、40年前に強盗やらせた男たちに運ばせりゃよかったんじゃない?なんかもっと解り易くしてくれ。魂が沈む船から上っていくシーンやら少女の幽霊は中々雰囲気が出ていて良かった。
[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2009-02-26 13:10:36)(良:1票)
157.  アリオン
アニメファンの友人たち(私自身は違ったんだけど)の間で相当な話題で、興味を示したら映画館にまで引っ張っていかれたのが懐かしい。安彦良和の絵柄は嫌いじゃないが、コアなファンのいるガンダムやクラッシャー・ジョウの世界には正直入っていけなかった私。が、これはギリシャ神話をモチーフにしてるため、作品の世界に入りやすかった。神話や冒険ファンタジーが好きな人なら楽しめると思う。音楽や絵もきれいだし。主人公アリオンは随分と内省的で、作品全体も暗めなんだけどね。これで興味を持ってギリシャ神話を調べたら、その出生(ポセイドンとデメテルの子である)と名前(アリオン)を持つキャラは馬だったので驚いた。
[映画館(邦画)] 6点(2009-02-25 13:12:04)
158.  スパイダーマン2
私は1作目も8点をつけかけた(ブルース・キャンベルが変な使い方されてたので7点)けど、普通失敗も多い続編が1作目より評判いいと聞き、期待に胸を膨らませて鑑賞。いつも映画を観る時は期待は禁物と自分を律しているのですが(例え娯楽作品でもこれは基本!)、つい…。でもこれはちゃんと期待に応えてくれました!面白かった!!まずはやっぱりアクション・シーン、CGのレベルが上がって、派手に面白くなった。ドック・オクも、前作の悪役、(デフォーは良かったけど)グリーン・ゴブリンの造形があまりにダサダサだったので、それよりはかなり進歩していた。そんな娯楽映画としてのレベルアップを図りながら、丁寧なストーリー展開が実に好感がもてる。今回も「本当はいい人」である悪役しかり、「内省的いじいじヒーロー」スパイダーマンの描き方しかり。トビー君はこの内省ヒーローがほんとよく合ってる。スパイダーマンのキャラって原作もあんなだっていうけど、アメコミも中々奥が深そう。電車のシーンなんかホロッときちゃった、ああ娯楽作品なのにぃ。さて避けて通れないヒロインについてですが(笑)、MJのキャラが悪いのか、キルスティンが不評なのかって、まあ両方なんだけど、なんか擁護派も増えてきて嬉しいです。MJはあれでいいの、全く共感は出来ないけど、面白いから。実際こういう子いるもん、冷静に見てかわいいとは言えないのに、何故か自分はかわいいという絶対の自信があり、気が多く次々と彼氏を替えるような(何故か割にもてる)。多分恋する男にとって、実際より数倍素敵に見えるんだろうねえ。ま、とらえようによってはクソ女だけど、小さい時にお隣に越してきて天使に見えちゃった女の子が、そういう女だったって不運な男なのよ、ピーターは。この“個性的悪女なヒロイン”がスパイダーマンという作品をより面白くしているとも思うのですが、怒っちゃう人が多いのかなー。キルスティンに関して言えば微妙な容姿(?)で演技のスキルが高いので、この役があってるし、とても上手くこなしてますね。クソ女をちゃんと演じているんだから、もっと評価されていい。絶叫も上手(笑)だし。あ、あとキャンベルの使われ方は1作目よりも酷いんですが、もうこれでいいことにします。ライミ監督には死霊のはらわた4を撮ってもらおう。
[DVD(字幕)] 8点(2009-02-25 13:09:32)
159.  ロミオ&ジュリエット
斬新???うーん、舞台を現代にして、セリフだけ原典のまどろっこしいあれを持ってこられてもなあ・・・なんか気色悪い。アイデアだけおいしいとこ取りしたウエスト・サイド・ストーリーの方がはるかにいいわ、私にゃ。
[CS・衛星(字幕なし「原語」)] 3点(2009-02-24 19:34:35)
160.  エンティティー 霊体 《ネタバレ》 
ホラー映画とするとおよそ怖くないが、心理物?オカルトSFなのか?最初に観たのはテレビ放映でまだ十代だった。1人で悶えててアブな・・・なとこは吹替えで「感じてしまって…。」となってたが、I had an orgasm.だったのね。イッちゃう演技はやばく、吹替えでもドキドキだった。どのみち充分親の目を気にしながら観ねばならず、怖いのを期待していたのに、こんなことに気を遣うのは理不尽だった(笑)。で、本筋だが、何故彼女が狙われるかもわかんなかったし、液体ヘリウムで捕らえられるってentityは実体を持ってたってこと?中盤現れたところではHe is weak!とか言ってたのに、巨大な氷塊をぶち壊して逃げるし何がなんだか。で、最後の落としは「実話」って。訳解んないけど、こういう事象が本当に起こったのですよ、ってそういうことなのか?うーーーん、なら妄想ヒステリーが高じて彼女が念動力をもったという解釈にでもする方が落ち着かない?
[地上波(吹替)] 5点(2009-02-24 19:29:59)
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