141. ジェネラル・ルージュの凱旋
《ネタバレ》 チーム・バチスタの続編、というか同じ病院を舞台にした別エピソード。 このパターンはキャラクターや舞台の説明を割愛できるところがいいですね。 観る側としても割とすんなりストーリーに入れることは結構ウレシイですし。 なんせ映画の序盤って2時間近く楽しむうえで結末と同じぐらい大事ですからね。 ということで世界観はわかりきったうえで観たんですが、前作のような『犯人はだれだ?』的なミステリ要素は影を潜め、現状の救急医療体制に問題点が置かれています。 そしてそのセンター長として堺雅人さんが強烈な存在感でこの映画を支えています。 流れに身を委ね、現状の救急医療現場の問題点を教示されるのが、この映画の正しい楽しみ方なのでしょう。その点堺さんの演技はみなさんおっしゃるようにとてもよかったと思います。 癒着疑惑の結末もなかなかお見事でした! それにしても前作に続き、殺人の多い病院ですね。。。 國村さんのクビがとばないのが不思議です。 [DVD(邦画)] 6点(2012-10-25 11:09:42)(良:1票) |
142. チーム・バチスタの栄光
《ネタバレ》 観る前に、とあるサイトで犯人を知ってしまい(しかも役名じゃなく役者名で)、ミステリーとしては致命的な状態で観たんですが、それでも楽しめました。 結構『犯人は誰でしょうね~』的な内容、宣伝だったので、いっそ知った上で観ることも違う角度からこの映画を楽しめた要因かもしれません。 なもんでちょっと特殊な楽しみ方だったかもしれませんが、竹内さん、阿部さんのコミカルな進行と吉川さんの落ち着いた雰囲気がそう思わせたのかもしれませんね。 『心臓の鼓動が戻らない時の恐怖』凡人のわたしは患者目線でしかわからなかったことを知れたのも結構貴重な体験でした。 [DVD(邦画)] 6点(2012-10-23 10:10:06) |
143. ダニー・ザ・ドッグ
《ネタバレ》 そこはかとないB級テイストを醸しつつ、ジェット・リーの作品の中では結構好きな部類ですね。 幼いころから人間的な教育を与えられず番犬のように育てられたダニー、盲目の老紳士サムと出逢い次第に人間的な生活を取り戻すも…。 アクションシーンとダニーの新生活の対比が上手かったですね、新生活のシーンでは徐々に打ち解けていくダニーに結構共感できましたから。 あとは音楽的要素の部分ともう少しストーリーがリンクすればなお良かったと思います。 [地上波(吹替)] 6点(2012-10-15 14:15:11) |
144. キル・ビル Vol.2
《ネタバレ》 復讐劇後編、バイオレンスとキャラクター描写のバランスが良くこれまた見入ってしまいました。 拳法修行や眼帯の女殺し屋のエピソードなど、緊張感をもたせながら飽きさせない作りには感服しますね。 いよいよ大ボス、ビルとの対決を前にして娘の存在を知ることになった主人公。 割とあっさりとした決着はちょっと意外でしたが、ここまでの道のりは長かったですね、ユマ・サーマンにはお疲れ様としかいいようがない。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-10-14 20:59:59) |
145. パニック・ルーム
《ネタバレ》 パニックルームというシチュエーションを活かしきった密室サスペンスで、展開のたびにドキドキできるんですがどうにもジョディ・フォスターの母親像が気に入らない。 強いんだけど精神的にちょっと疲れてるみたいな役柄が多い彼女ですが、今回もそんな感じ。 映画において戦いと母性って喰い合わせ悪いんじゃない?ってついつい思っちゃいます。 それとは対称的に犯人グループのチカラ関係の変遷は絶妙で、物語がどうなっちゃうのかドキドキさせるのに非常に効果的だったと思います。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-09-03 12:47:15) |
146. フリーダム・ライターズ
《ネタバレ》 なんとか最後まで観れましたがアメリカの教育現場の実情がわからないので、これがいいんだか悪いんだか正直よくわかりませんでした。 まぁ一応事実に基づいた作品のようなので、ある程度は本当の出来事なのでしょう。 多くは人種問題が根底にあるようなトラブルを抱えた生徒がほとんどで、熱血先生の献身的な指導で、現実に疲れきって冷めていた生徒たちが203教室(彼らの学級)をホームと思うようになり成長していくという物語です。 その過程では熱血教師夫婦のすれ違い、教科主任の妨害?などの問題こそ起りますが、生徒と教師の関係はほぼノートラブルで進みます。 さすがにこのあたりは独善的な印象は否めませんでした。 いろいろな人種が渦巻くアメリカではこれぐらい『目指すべきモノ』が一つのほうがまとめやすいのかもしれませんが、なんともバランスに欠いたような気持ちの悪いものを感じましたね。 あげくに進級にあたってクラスがバラバラになることを危惧して、学校に圧力をかける件はどうなんでしょう?個々の心の成長がまるでできてないじゃないですか。 気に入らないものは変えていくのもいいですが、自分も変わる柔軟性があればもっとよかったのになぁ。 まぁ、そんなことで文句言っちゃったら、わたしのレビューも独善的なんですけどね! [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-09-01 12:44:20) |
147. ステップフォード・ワイフ(2004)
《ネタバレ》 英和辞書でstepfordって調べたら、出てましたよ、ネタバレ的な訳が。 サスペンスコメディなテイストでサクサク進むので観てて小気味良かったです。 ただなぜか大オチは予想できちゃったので、その点ちょっぴり損した気分でした。 奇妙なハズのステップフォードですが、その町並みや衣装、女性の立ち居振舞いは、なんとなーく私が持つ昔のアメリカの雰囲気なんですよね。 もちろん男尊女卑な印象って訳じゃないけど、時を経て世界的にも女の人がこれだけ強くなってくると、レディファーストってかレディフォワードって感じで、それが今回の作品のようなテーマの素地になってるのかな。。。と思ったらこれってずいぶん昔の作品のリメイクなんですって? オリジナルは未見なんですがその感性って当時としたら凄いですね。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-08-12 02:11:15) |
148. ナッティ・プロフェッサー2/クランプ家の面々
《ネタバレ》 またしてもNHK BSでの鑑賞。この下品さは大丈夫なのかとハラハラしながら(笑) 前作で『太っちょ』ネタはやりつくしたので今回はバディとの分裂と若返りの秘薬のお話。 なかなかよくできたお話で、バディが犬と掛け合わさってるあたりはウマいですよねー(あの犬結局どこいっちゃたんだろ?) ジャネットはかわいいし、エディの何役ぶりも決まってるしでコメディとしてもバッチリでした(もちろん超ド級お下劣ですけど(笑)) [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-07-03 06:26:21) |
149. メン・イン・ブラック2
《ネタバレ》 前回記憶を奪われたK、5年を経てなお現役のJのコメディぶりは前作同様で面白かったですね。本作ではKの記憶を取り戻し職場復帰、ピンチを救うお話。 向こうの笑いと日本の笑い、やっぱり違いますね。 夜中に自宅でまったり観る分にはこーゆーのもいいですね。 [DVD(字幕)] 6点(2012-05-30 08:48:56) |
150. ワールド・オブ・ライズ
《ネタバレ》 中近東のCIA諜報員の物語。 エドとハマの2人に振り回されながら、テロ活動の首謀者に迫るっちゅー緊迫感溢れる展開。 派手なアクションは少なめだが、リアリティはある。 覆面被せてビデオ撮影なんてシーンもあって、かつて日本人の人質がとられた事件を思い出したりもします。9.11以降テロとの戦いが取り沙汰されてますが、実際、平和な日本では認識はまだまだなんでしょうね。 ゲームじゃないんだから衛星からながめてるだけじゃどーにもなりませんよね。 [DVD(字幕)] 6点(2012-05-15 20:46:29) |
151. ゾンビーノ
《ネタバレ》 なんといいますか、カジュアルゾンビ? 人間とゾンビとの距離感がたまらない佳作。 ゾンビものがお好きな方なら観ておく価値はあると思います。 (物足りないってゆーお怒りは受け付けません、あしからず) [映画館(字幕)] 6点(2012-05-09 10:08:52)(良:1票) |
152. ザ・シューター/極大射程
《ネタバレ》 ハードな内容、地味な主人公だけにリアリティもあっていいですね。なにより狙撃の凄みと銃の威力が伝わってくる演出が際立っていました。もう撃たれた人の痛そうなことといったら。。。雪山の攻防、証拠を燃やしちゃうリアルさ、そして最後のお仕置きタイムと、最初から最後まで無難に楽しめました。 [映画館(字幕)] 6点(2012-05-05 09:44:49) |
153. ダイ・ハード4.0
《ネタバレ》 やっぱりシリーズものってのはある種B級テイストじゃなきゃ成り立たないんじゃないでしょうか?そーゆー意味では『1』はやはり名作すぎました!みんなの期待を超えていかなきゃいけないなかおもしろい映画を作り続けなきゃいけないのはもはや足枷にしかなってないかな?キャラクター説明がいらないのはアクション映画としては手っ取り早いし、今回の作品だって規模的には充分魅力的なんですが、『ダイハード』?これが?ってのも否めません。しかし邦画ではなかなか成立しづらいこのジャンル、やっぱりハリウッドは凄いですね。 [映画館(字幕)] 6点(2012-04-21 15:01:33) |
154. ミッション・トゥ・マーズ
《ネタバレ》 SFなんてやったもん勝ちです。面白ければいいんです。で、わたしは割りと楽しめました。緊張感ある救出劇、謎に満ちた遭遇、爽快感あるラスト。なんじゃこら?って言っちゃったらそれで終わりなら楽しんだほうが得じゃないですか!必要最低限のリアリティはあったと思います。 [地上波(吹替)] 6点(2012-04-11 23:34:06)(良:1票) |
155. 陰日向に咲く
《ネタバレ》 『実は…』ってのを言いたいだけの映画でしたね。原作もその構成が話題になり(お笑い芸人が書いたってこともあり)、その点ばかりがクローズアップされちゃったのかもしれません。どのエピソードも悪くはないんですが、創られた偶然を見せるためだけの本末転倒な印象でしたね。ただ冴えない人々にスポットをあてたというテーマは良かったと思います。完全に余談ですがこの原作はわたしにとって立ち読み(5、6回に分けて、複数店)で読破した唯一の小説です、本屋さん、ひとりさん、ごめんなさい。。。 [DVD(邦画)] 6点(2012-03-08 17:05:26) |
156. アバター(2009)
《ネタバレ》 長尺3Dながら丁寧に世界観を描いていたとは思います。しかしこれだけサービス満点に人間をどうしようもない侵略者として描いてしまったことには違和感を禁じ得ませんね。主人公を含めた人間が先住民サイドにつきますが、それもそもそも悲劇のキッカケをつくった張本人なわけですし。人間を3D使ってまでクソミソに扱った作品が歴代興行収入で記録をつくるなんて…ね。続編も制作中とのこと、お金が埋まってるトコロに群がる劇中の侵略者精神は健在の様です。 [映画館(吹替)] 6点(2012-03-01 17:37:33) |
157. 茄子 スーツケースの渡り鳥<OVA>
《ネタバレ》 続編として前作楽しめた方なら今作も無難におもしろいです。 [DVD(邦画)] 6点(2012-02-28 20:09:00) |
158. Little DJ 小さな恋の物語
《ネタバレ》 若くして死ぬってのは罪なことですよね。もちろん死にたくて死んでるわけじゃないとはいえ。 幼くして亡くなってしまった人に触れてしまった人は、絶対にその人の人生に於いて何らかの影響を受けることでしょう。 私の周りには幸いそんな人はいなかったのですが、映画のなかのこととはいえ少なからず考えさせられるきっかけをもらいました。 [DVD(邦画)] 6点(2012-02-19 00:24:42) |
159. 28週後...
《ネタバレ》 前作に引き続き鑑賞。ウィルス設定、完全鎮静後の世界観も理解したうえで観始めてそれなりにおもしろかったんですが、如何せんまたしても軍がよくない!なんですかコードレッドって?ゾンビの養殖ですか?それとも増殖?パニックもいいですが、これでは人災にばかり目がいってしまいます。もっとゾンビ自体の怖さを表現して欲しかった。1作目2作目とも軍隊に対してかなりの嫌味を含んだストーリーになってますが、あんまり人間を厭らしく扱ったゾンビはよろしくないですね。今回のエンディングはアリだと思いますが、あれだけ保菌者を引っ張ったわりには…。『28カ月後』あるのかな? [地上波(吹替)] 6点(2012-02-13 18:06:43) |
160. ナイト ミュージアム2
《ネタバレ》 前作がアイデア勝負で良かっただけに、それだけを踏襲したんじゃ、必然パワーダウンは否めないかなぁ。絵画に入れちゃうのは面白かったですね。 [地上波(吹替)] 6点(2012-02-09 02:13:08) |