1761. オーシャンズ11
登場人物多ければ、各々が希薄になるのは当たり前じゃん。そんなのは見る前からわかってるはず。娯楽作品としては上出来。 [ビデオ(吹替)] 7点(2005-04-04 04:12:04) |
1762. ブラックホーク・ダウン
「もっとゆっくり走れ」「ゆっくり走ったら標的にされる」このやりとりに全てが凝縮されていると感じた。 [ビデオ(吹替)] 5点(2005-04-04 01:01:09)(良:1票) |
1763. 恋におぼれて
ストーカー同士が惹かれあうってのはどうも解せないのだが。目的を共有してれば、何なってても同志になってしまうものなのかな??? [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-04-03 18:00:53) |
1764. クリムゾン・タイド
《ネタバレ》 各々の信念云々ではなく、法(ルール)を破った時点でハックマンの負け。おまけにクーデターまで起こして単なる反逆者に成り下がったが、結局お咎め無しで、後任艦長の座と引き換えに、ナアナアで事を流してしまうデンゼルも清濁併せ呑む人間って事か?ある意味、共に人間臭くてよいのだが、ラストで締まりの無い作品になってしまった。 <追記>16年ぶりに再見。軍隊はブラックだとは言われるが、ワンマン社長のブラック企業よりは規律遵守の精神があってマダマシということだろうか。映画なので美化されてはいるのだろうが。現場判断で核ミサイル発射はさすがにありえないとは思うが、ルール上は発射できなくとも興奮状態の現場が発射する事はありえるわけで、この辺はキチント物理的にシステム制御されているんだろうかと疑問に思った。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-04-03 02:21:57) |
1765. ギルバート・グレイプ
私は独り者で自由気ままに生きているので、はっきり言って主人公の気持ちはよくわからない。退屈している子持ち主婦の不倫相手は出来る鈍感さと、スーパーにケーキを買いに行く事に羞恥心を感じる繊細さを合わせ持ち、そしてそのケーキを食われて爆発し、普段は優しくしていた障害者の弟への暴行。聖人君主なんてこの世にはいないだろうし、人間とはそもそもわけのわからんものだが、それをそのまま演じられても、映画としてはやや物足りなさも感じないわけでもない。 5点(2005-03-27 01:58:44) |
1766. I am Sam アイ・アム・サム
親を「やりたい」と「やれるか?」は感情と理性の違いであり、別問題。映画としては「いい話」(やや押し付けがましいが・・・)で終わっていますが、これでいいんだろうか?というなにか釈然としないものが残る。今後は関係者の全面サポートにより、養育がなされるという解釈でよいでしょうか???(でなきゃ、御伽噺ではないのだから、いくら映画とはいえ破綻しています。) 6点(2005-03-13 02:08:30) |
1767. アバウト・シュミット
仕事ではたいした出世も出来ずに部長代理で定年。自分が起業に挑戦しなかった事を妻のせいにする。よって妻への愛情も薄く、夫婦関係にも(葬式代をケチる程度で)恵まれているわけでもない。友人は過去に妻と不倫関係。娘はロクデモない男と結婚。TVCMで知った同情心から金と手紙を送るだけの相手からの1枚の絵で涙する。この涙はこういう相手(メル友?)としか繋がりがもてなかった自分の人生への哀れみだろう。すべてが空しく救いがない。結局、家族も含めて他人の人生はコントロールできないわけだけだから、自分の人生をコントロールするしかないんだよね。他人にこうあって欲しいじゃなくて、自分がどうしたいのか?それでも日々の生活は他人や環境やいろんな事に振り回されてしまって、その蓄積で人生が決まっていくんだけど。あー恐ろしいよ。 7点(2005-03-06 05:36:56) |
1768. ニューヨークの恋人(2001)
《ネタバレ》 セクハラされながら、恋とキャリアを天秤にかけて、最後は恋に走るという、オーソドックスと言うか、非常に平凡な話ですが、タイムスリップがかろうじてヒトヒネリありといったところか。 5点(2005-02-19 01:00:41) |
1769. アレキサンダー
偉業を成し遂げようと無茶するTOPとそれを止められない部下達。やがてTOPの暴走は部下の離反を招く。部下が信用できないTOP。そして組織は崩壊していく。いつの世も変わらないものですね。 7点(2005-02-05 23:40:08) |
1770. 猟奇的な彼女
「猟奇的」という題名から、男への復讐に燃える悪女が主役のサスペンス映画だと思っていたのだが、想像と全く違った。彼女の行為は単純に男の気を引きたいだけのワガママとしか思えない。通常とは逆のパターンでの異性へのアプローチだが、この手法は外見に相当自信がない限り使うべきではないでしょう。 <追記>18年ぶりに再見。内容は殆ど覚えていなかったが、前の感想と同じように単なるワガママ娘の話でしかく、たいした話でもない。終盤の展開も弱いし、オチもご都合主義的。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2005-01-04 16:20:59) |
1771. 釣りバカ日誌14 お遍路大パニック!
ハマちゃんが首にならない理由に納得。営業は数字でしょ。釣りで仕事がとれるならそれも能力のうち。ただし、本作はハマちゃんの活躍が殆ど無いのでやや退屈。 4点(2005-01-04 02:37:19) |
1772. 壬生義士伝
《ネタバレ》 金(家族)のために単身赴任で都に出稼ぎ行った父が、最終的には会社(組織)のために過労死してしまう。義のためと言っても、残された家族は納得しないだろう。死の責任は本人にあるのか?環境にあるのか?現代にも通じるところがあると思った。 <追記>17年ぶりに再見。あらためて見直すと、かなり創作が入っているとはいえ、新選組という特殊な組織の中で生きたマイナーな男の物語として見ればそんなに悪くもない。一般的に有名隊士は良くも悪くもステレオタイプに描かれるし、本作でも分かりやすく描かれてはいるが、この主人公は分かりにくい。特に最初見たときは、鳥羽伏見で敗れて藩の屋敷に逃げ込んでからの描写が冗長で退屈に思えたのだが、人間イザ死ぬとなると、未練や悔しさ等々で中々死ねないのが事実だろうし、そもそも義やカネや家族やプライドといった様々なものが入り混じって分かりにくいのが人間であって、この時代に本人なりに懸命に生きたと考えればこれでアリなんだろうなとも思えた。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2005-01-03 02:42:46) |
1773. ターミナル
もうちょっとコメディー色を強くした方がよかったのでは?国際政治・国家権力・人種等々の匂いが作品にやや説教臭さを与えていて残念。お陰で見ている間ずっとこれは「アメリカ非難なのか?」「アメリカ万歳なのか?」という余計な事を考えてしまう。人は何かしらの夢や希望を持って、それがかなう事を待ち続けるわけですが、「ただ待ってるだけでは何も起こらない、自ら行動する事によって状況が変化する」という風に感じました。 6点(2005-01-03 02:15:06) |
1774. 8人の女たち
この程度の暴露話で自殺するようじゃ生きていけないよ。 5点(2004-12-05 01:52:44) |
1775. ローマの休日
中学時代に観て「粋な作品」だなあと思った。20年ぶりに見直したが、印象は全く変わらない。こういう映画も珍しい。 8点(2004-11-28 19:22:22) |
1776. アナライズ・ミー
マフィアの悩みを聞くのもシンドイが、老夫婦の性的倒錯について聞かされるのもかなりシンドイだろうなあ。 6点(2004-11-21 14:56:51) |
1777. ポセイドン・アドベンチャー(1972)
《ネタバレ》 自力本願型の牧師の行動力・自己犠牲も素晴らしいのだが、少年の情報力も見逃せない。正しい情報があってこそ、リーダーは正しい決断ができる。 「人数が多ければ正しいのか?」は名言。 <追記>16年ぶりに再見。各々が特性を生かしながら犠牲となっていく。この辺は職業召命観の表れだろう。船首か機関室かで医師のグループと見解がわかれるが「お前、見たのかよ?」の言い争いになる。正しく状況を確認し、把握・認識し決断する事の重要性。そして生き延びてやるというある種の生への執念というか執着の大切さ。コロナ禍のパニック状態で見るとまた違った味わいがある。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2004-11-15 01:26:10) |
1778. トゥー・ブラザーズ
私の席の前に4-5歳ぐらいのトゥー・ブラザーズがいて、上映中に何度も立ち上がるわ、しまいには走り回るわ、もう少しでハンティングするところでしたが、彼らの将来を考えて思いとどまりました・・・。 6点(2004-10-31 23:41:48)(笑:2票) |
1779. さよなら子供たち
子供ってのは無邪気な残酷さを持っているから、双方傷つけあう事も多いのかもしれないけれど、そういう危うさの中にも子供たちなりの友情というものもあるんだと思います。自分の素性を隠しながらのボネの普段の生活は相当なストレスだったと思いますが、友情によっていくらか緩和されていたと信じたい。その友情が最終的に引き裂かれるシーンはやはり辛いものがありました。 7点(2004-10-31 04:57:11) |
1780. 夜霧の恋人たち
こういう自然体で、力の入らない生き方もいいね。 5点(2004-10-30 21:10:10) |