161. ざわざわ下北沢
自主映画をかじった者としては学生か、せめて20代に見てればなぁ。記念撮影的ではあるが、なぜか心落ち着く映画でもありまする。ガンバレばかりの世の中にちょっとした安定剤の市川映画です。清楚な主演の女の子いいぞ。 6点(2003-10-15 17:34:55) |
162. 穴(2001)
結局独白頼りのストーリーになってしまうからさて真実はわかりません。嘘を言っていたのになぜ告白し出すのかも不自然。・・・穴がたくさんある「穴」です。・・・でも映像や雰囲気は好きでプラス作用も多い「穴」です。 6点(2003-09-25 12:11:17) |
163. ターミネーター3
ガガガ!バババ!ドドド!。スケールの大きいずっと騒いでいるどつき漫才を見ている感じでした。今回は2体のターミネーターのキャラと力量に斬新さと明確さがなくぼやけ過ぎ。よって感情移入は難しくハラハラしない。アクションとしては頑張っているから殆ど飽きずには見れます。しかし印象はガガガ!バババ!ドドド!。ジョンコナーにいたっては、最初出てきた時にC級ホラーで最初の方に殺されるルックスと思った。 6点(2003-08-25 21:44:05) |
164. 凶気の桜
イデオロギーによって無軌道に走るのか、無軌道だからイデオロギーに走るのか。私は後者だと思いました。絶望的とも言えるサディズムに恐怖心がわいた。窪塚君が「GO」で同級生に言った「ただ暴れてえだけだろ!?」をこの映画の窪塚君に対して言ってもらいたい。ネオ任侠アクション映画(?)としての価値はあるかも。 6点(2003-08-21 13:29:26) |
165. バーバー
ビリーボブソートンの表情がストーリーの魅力のなさを助けまくっている作品。逆に言うとビリーのたたずまいが決まりすぎて切なさが出なかったのかも。主人公の幼い行動、殺人調査・公判の曖昧な進み方、安易な考えで浮かびそうな事故の起こし方などカッコイイ人がやったからこそ拙さを感じるのだ。 6点(2003-08-14 04:48:45) |
166. TRICK トリック 劇場版
動機、トリック、謎解きへの流れが希薄でした。随所随所にあるイタズラっぽい洒落っ気は好きなので断片的に見た感じです。他で見るより「トリック」に出ている仲間由紀恵は実にカワイイ。さとう珠緒と対戦させたら面白いのでは。妄想。 6点(2003-06-30 11:05:28) |
167. K-19
組織と個人の狭間でもがき苦しむ乗組員達。私は誤った判断・命令と感じられた。すべては最初の限界深度を考慮しない訓練にあるのでは。艦長にサド的なものを感じた。なぜ最後きれいにまとめるのだろう。ハリソンフォードは良い味。デビュー当時から人相悪いと思っていたのでこのような役似合います。人格者でありながら上意下達を守る軍人役のリーアム・ニーソンも良かった。 6点(2003-06-24 15:43:35) |
168. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦
「オトナ帝国」を考えると点数控えめ。戦国の世のことにしんちゃん一家が口を出すなんて・・なんというか違うだろう・・締まりのない意見ですみません。しんちゃんの尻を見習え。【さすらいのにーひゃん】さんに賛成。御指摘をお借りしたい。今回は事の深刻さに洒落が追いついていない場面をよくお見受け申した。 6点(2003-06-18 05:42:31) |
169. シカゴ(2002)
基本的には面白かったのですが、ミュージカルの華やかさが、ドラマの安っぽさで生きてこない。ふたつを別々にした相乗効果が感じられませんでした。ドラマをもう少しシリアスにして、ミュージカルシーンを入れたほうがお互い生きたのでは。もしくは、これはやはり舞台の為の脚本かな。キャサリンゼダジョーンズは、迫力あるあの低音の声にしびれました。また「トラフィック」のような女ボスを演じていただきたい。R・ゼルヴィガーは、しもぶくれもなんのそのの可愛らしさ。女優は◎。 [映画館(字幕)] 6点(2003-06-09 15:22:47) |
170. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!栄光のヤキニクロード
しんちゃん映画ではじめて見た「オトナ帝国の逆襲」の感動イメージで臨んだので今回は肩透かしを食らった面もありました。やたらしんチャン一家が強過ぎてハラハラしないのです。家族で楽しめる物としては、NO1シリーズなのでこれからもブリブリしんチャン大好きですよ。 6点(2003-05-27 11:03:23) |
171. OUT(2002)
主婦感覚の行動や道具で死体損壊・遺棄という犯罪に手を染めていく。深刻にならない主婦の図々しさを会話にユーモアを交えてこう生かすか。前半はTVと同じくらい引き込まれました。しかし後半は行き当たりバッタリの展開で、サスペンスからいつのまにか短絡的行動を追う安いストーリーになってました。佐竹に追われる緊迫感をないがしろにしたのは実に残念。4人の個性はよく出ていて、女優も良い演技をしていたので惜しかった。もっと面白くなる題材。 6点(2003-05-26 14:35:35) |
172. ザ・リング
でもまぁそれなりに面白い。おどろおどろしさは日本の勝ち。分りやすさは米国の勝ち。アメリカはわかりやすくハッキリさせる。ハッキリし過ぎて怖さは半減する。いろいろな技術スタッフを活躍させすぎて、現実感が薄らいでいます。「らせん」もどうぞ。 6点(2003-05-13 15:03:35) |
173. ゴスフォード・パーク
木を見て森を見ずと言うか、細かいところには大変気を使っていたみたいなのですが、どうも根幹たるストーリーは興味を引かれませんでした。各自の個性も描ききれてなかった。解決篇のない殺人事件という着目には感心させていただきましたSir。 6点(2003-04-21 21:47:45) |
174. ブレイド2
ノンストップアクションでスピード感はあるから楽しめるっちゃ~楽しめる。ストーリーはないっちゃ~ない。ブレイドの動きもキレがないっちゃ~ない(そこがちょっとかわいらしいけど)。♪思いを~いま~届けたい~、って歌い出しそうなブレイド。 6点(2003-04-21 21:16:19) |
175. ロード・トゥ・パーディション
ちょっとだらだら都合よく運び過ぎな感じ。悪くはないのですが、とんがったところはないなぁ。空間と陰影が生きてる映像は好きです。アメリカンニューシネマあたりから火がついた世代としては、元気はないけどポールニューマンを見れたのが嬉しかった。 6点(2003-04-07 21:24:16) |
176. 青い春
最初は「家族ゲーム」のような独特の空間がある映画かなと思っていたのですが、トイレで包丁を使うシーンから不快感が出てきました。確かにユーモアのある会話やバイオレンスの刺激で飽きはしないが、安易すぎる暴力描写がやりすぎで安っぽい。学芸会のような喋りは下手なのか、それとも漫画で言う「ヘタウマ」なのか? 6点(2003-03-10 11:11:19) |
177. モンスターズ・インク
子供の動きの正確さ、キレイな青色、芸能人の顔を思い出させない吹き替えに◎。 6点(2003-02-26 11:02:06) |
178. リトル・ダンサー
自主映画卒業直後という感じのシンプルな作り方。基本的には楽しい題材・演出なので「もうちょっと」と何度も思わせる。ダンスはもう少し躍動的なカメラワークを見たかった。だから珍しく「2」もしくはリメイクをつくって欲しくなる映画。 6点(2003-02-12 12:23:03) |
179. ノー・マンズ・ランド(2001)
いつも一番辛い思いをしてるのに、ないがしろにされている兵士達。舞台劇を見るような狭い場所で一生懸命生き残る為の努力する2~3人の行動を描く事で、まわりの多数のあたふたさが余計愚かしく見れました。演出としては類型的な部分もあり、もう少しとんがったところがあるかなと思っていたのですが普通な場面が多かったです。 6点(2003-01-23 11:18:13) |
180. ゴーストワールド
オタクにおける社会生活目覚め的作品ッ。全ての事をひねくれ、斜に構えて見ることによって自分を保っていた主人公が、変なりに社会における生き方をちょっと見出していく成長ドラマッ。誰でも他人事とは言えない感じッ。もう少し変な所がが面白おかしく描けていたらなぁッ。 6点(2003-01-13 05:17:30) |