161. ピクチャー・パーフェクト/彼女が彼に決めた理由(わけ)
これ,いいです。ジェニファー・アニストン,私気に入りました!!!。冒頭,いきなり濡れ場で「おっ」となってからもう釘付け。最後に,悪人面のケビン・ベーコンと結ばれなかったのも良し。「ブリジッド・ジョーンズの日記」にしても,サンドラ・ブロックの「あなたが寝てる間に」にしても,NHKの「アリーMy Love」シリーズにしても,20-30代独身女性を主役に据えた作品には,どうもしっくり来なかったけれども,これは納得できました。それにしても,あんな格好で町歩いていたら,男だったら誰もが注視しちゃうんじゃないかな・・。俺だけかな・・? 8点(2002-08-11 17:05:40)(良:1票) |
162. ふたりの男とひとりの女
これは,吹き替えがお薦めです。特に,チャーリーの3人の息子たちのやりとりのお下劣さは,日本語ならではの訳だったのでは,と思いました。むしろ「メリーに首ったけ」より,こちらの方がおバカ度数や下ネタの数々も冴えまくっているので,私は大いに気に入りました。ジム・キャリーのお笑いの中でも,もっとも崩壊している内容で,その点でも合格です。「ブリジッド・ジョーンズの日記」では,役作りのため6キロ太ったというレニー・ゼルウェガーですが,私は絶対こちらの方が魅力的だと思いました。(胸はあっちの方がでかかったけど,露出度ならこっち?)いやー,親指無くしたのを除けば,ポイント高いぞ。 8点(2002-08-11 16:57:09) |
163. ビバリーヒルズ・コップ
二作目よりはいいかなって感じ。どうも,私はあのエディの高笑いが苦手だ。10年近く前,次の007は彼だ,という噂が流れたことがあり(遂に英国人以外からも,ということだった),「やめてくれー」と思ったが,ガセで安心した。。 5点(2002-08-09 17:57:29) |
164. 羊たちの沈黙
この手のジャンルは個人的に全く興味はないが,敢えて見たのは,とにかくアンソニー・ホプキンスが出ていたからだ。「日の名残」にしても「マスク・オブ・ゾロ」にしても,圧倒的な存在感を誇る"サー"だけに,どんなもんだろ?と半信半疑で見たが,只々納得としか言いようがない。主役二人の演技,ストーリーの構成と,尋常ならざる緊張感と恐怖の持続,一瞬たりともダルな瞬間が無く,有無を言わさず視聴者の感覚を引きつけて離さない,という圧倒的な求心力を持つ希有な作品と言うべきだろう。それにしても(私も,これ癖です),ここでも"サー"の圧倒的な存在感は顕在だ。ヒーロー,執事,只の爺様から猟奇犯までこなすその実力に只々脱帽の思い。真の名優とは,こういうものなのだろう。あと,ジョディ・フォスターの知的な実習生も良かったけれども,ちょっと老けてるかな・・って,気がした。尤も,じゃ誰が?と聞かれても返事に窮してしまうが・・。続編の「ハンニバル」に起用されなかったのは,10年たって一層老けてしまったからなのか・・。(確かに「アンナと王様」じゃ母親役が堂に入っていたから・・。でも「ハンニバル」って評判悪いんだよな・・。私も期待しないで見よう・・・。) 10点(2002-08-09 17:51:33) |
165. アクシデンタル・スパイ
結論から言うと,これは当たりです。序盤の設定がやや不可解で,お互いの登場人物の相関が今一つ分かり難かったけれども,ソウルからイスタンブールへ舞台が移り,ストーリーに動きが出てくると,俄然面白くなってきました。いつも通りのド派手なアクションとスタントに加え,異国情緒もたっぷりで,東西の接点であるトルコの怪しげでいかがわしい風物も堪能できたし,2人の女優も魅力的でした。それにしても,ビビアン・スーのヤク中のおねいさんは余りにも哀れだったけれど,韓国のおねいさんの方が個人的に好みかな・・・(笑)。尤も何でCIAの局員なのか不明だけど・・・。いずれにしても,文字通り身体と命を張った,ジャッキーの映画に対する情熱とバイタリティーには,いつものことながらただただ感服,といったところ。 9点(2002-08-03 10:13:59) |
166. レスリー・ニールセン 裸のサンタクロース<TVM>
レンタルショップで,おっ,レスリー翁にこんな作品が,しかもDVDで・・・!思わずパッケージ裏を見ると邦題の下に「服着てるけど・・」のキャプションが!!季節はずれだけど,もうこりゃ借りるしかない,と早速見ちゃいました。何と何とこれは,ハートウォーミングなまともな作品じゃありませんか・・・。レスリーは全くギャグかましてないんですが,それでも笑いをとるところなんてやっぱりセンス抜群だと思います。「裸のクラブを持つ男」と「裸のローマ帝国」は見てないけど,「スパイ・ハード」がタコだった私としてはお薦めです。 8点(2002-08-02 21:33:44) |
167. ロミオ&ジュリエット
邪道と知りつつもTVでやってたので見ちゃいました。結論-TVでよかったー。ま,中世イタリアを現代アメリカにした設定は,多くの方々がおっしゃる通りだし,それでいて妙に原作に忠実な箇所が気になったりして,なんじゃこりゃ,と思いつつ鑑賞を終えました。うーん,96年の作品てことは私の嫌いな「タイタニック」の前年だから,ディカ様の青臭さはより一層だったし,ちんちくりんで格好良くないのも変わらない。ファンの方には申し訳ないけど,ありゃ,永遠の恋人たちというよりただの間男のおいたに見えちゃいました。ま,60年代の名作の足下にも及ばすってところでしょう。「やっぱりな」と思っちゃいましたが,これを機に旧作を見る人が増えればいいかな,なんて感じました。(「パール・ハーバー」と「トラ・トラ・トラ!」の関係みたいだけど・・) 3点(2002-08-02 21:12:02) |
168. Mr.BOO!ミスター・ブー
DVD出ていたので,20数年ぶりで見ました。古典的なギャグが満載されておりそこそこ楽しめましたが,以外に印象に残るシーンが少なかったのが残念。続編の「アヒルの警備保障」と「インベーダー作戦」も見てみたい。 6点(2002-08-02 20:50:48) |
169. あなたが寝てる間に・・・
個人的には,サンドラ・ブロックって男顔で決して美形だとは思わないが,本作では妙に女っぽい役柄なので,それが中和された感じで私は良かったと思う。ただ,やはり昏睡状態の「フィアンセ」から,より美形の弟に靡いていくのは,不自然な感じが付きまとった。ま,お笑いだからいいのかも・・・。 6点(2002-08-02 20:41:27) |
170. 指輪物語
いやー,これは難しい。人物の名前を覚えることと相関を頭に入れることから始めようと思ったけど,あまりの多さにとてもじゃないけど覚えきれるもんじゃない。エルフとかオークとかホビットとかSFの専門的な知識がないと,もしかすると分かりづらいのかな・・。勿論私は皆無なので,とても難解でした。長い原作を読むとか,最初にDVDの映像特典を見るとかすれば,もしかすると一層楽しめたかも・・・。いずれにしても,子ども向けのアニメにはなり得ませんね。私は,これに反省して,実写版を見る前に,ある程度原作をかじってみようかな,と思っています。あ,それから,↓レナード・ローゼンマンによるエンドクレジットのマーチは確かに秀逸で,ファンタジーの締め括りに相応しい品格と熱気に溢れた名曲と思います。このことが一番の収穫かな・・。私もサウンドトラックが欲しくなりました。CD有るのかな・・。早速探してみることにしましょう。 6点(2002-07-23 21:10:11) |
171. デンジャラス・ビューティー
お気楽に見れて,適度に笑えて・・・。マイケル・ケインにウィリアム・シャートナー(見たのは「スター・トレック」以来?)なんてとこが出ていて驚きました。しかし,本当の大物って何でもできるんだな,と感心しました。別にサンドラ・ブロックのファンではありませんが,実に魅力的で良かったと思います。しかし,あちらのミスコンて,みんな胸でかいけど,老け顔に見えたのは私だけかな・・。 7点(2002-07-21 09:46:23) |
172. 激突!<TVM>
後年の(と言っても80年代初頭までの)スピルバーグを彷彿させる見事な演出と,B級っぽい安くさい仕立てが混在している。そういう意味でも評価が難しい。確かにあの恐怖感は忘れ得ぬものだし,スピルバーグの才能に異を唱えるつもりはないが(但し「1941」「レイダース」「E.T」まで),見終わってから「う~ん」と唸ってしまった。 6点(2002-07-14 14:25:20) |
173. ムーラン(1998)
いつもながらストーリーに動きがあって,最後まで飽きさせず,楽しめました。ただ,これも毎度のことだけど,どうもディズニーに限らず(ドリーム・ワークスの「エル・ドラド」もそう),どうも個人的に,細い顔のキャラクターの絵柄が好きになれないので,ちょいと・・といった感じ。以前のディズニーはそんなことなかったのに・・。それから,↓確かに風俗考証はもっとしっかりして欲しいと思います。曲は,J・ゴールドスミスだけにさすがに堂に入ったもの。「トラ・トラ・トラ!」で日本風,「トゥルー・ナイト」で英国風,そして今回は見事に中国風のサウンドを提供しているのはさすが,としか言いようがありません。 6点(2002-07-14 11:11:40) |
174. スパルタンX
いや,実は私も元祖ファミコン版「スパルタンX」に結構はまりました。5階まで行くとボスキャラが居て・・。ナイフ飛んできて刺さると「うっ!」て言うんだっけ・・(笑)しかし,ジャッキーを初めとする3人のアクションは勿論凄いけど,それと渡り合う悪役たちやスペインの族兄ちゃんたちも凄いと思いました。とにかく,香港映画とジャッキーのパワーを感じますね。 7点(2002-07-13 13:46:53) |
175. サンドラ・ブロック in アマゾン
アマゾン川流域の大森林が,巨大米国資本のハンバーガー会社によって伐採され,牧場と化していることを何かで読んだ記憶がありますが,本作はまさに米資本による森林破壊が全編のモチーフとなります・・・ってのは,嘘でして,DVDのケース裏にあった「サンドラ・ブロックが絡みを演じて,あまりの激しさにR指定になった程」というキャプションに惹かれてレンタルしてしまいました。しかし・・・。このどこが激しいんだ,時間にして3分程度,そりゃいろいろと動いて体制変えてたようだけど・・・・・。内容については可も不可も無し。ファンなら借りても損はないでしょう。 5点(2002-07-13 10:46:04) |
176. 里見八犬伝(1983)
これ見て2年程たってから,鎌田敏夫の原作を読みました。私も子供の頃,周囲の大人たちに薦められて,「南総里見八犬伝」の現代語訳を読んで,クラシカルな雰囲気とは裏腹に,活劇あり,妖怪話あり,恋愛シーンに戦闘シーンと,平家と雨月と近松を合わせたような面白さがあり,こりゃ化政時代の(脱稿は天保か)エンターティメントだ,とえらく感心した覚えがあります。鎌田版八犬伝は,原作の勧善懲悪とか儒教的道徳精神は皆無で,ちょっとばかりのお下劣(失礼。えっち,と言うべきか)とかなり荒っぽい文面だった記憶があり,さすが「金妻」原作者,と妙なことに感心してしまいました。そんでもって映画はさらに馬琴は勿論鎌田本からも大きく逸脱しています。ま,原作に忠実たることが映画の絶対条件である筈がないのですけど,それにしても,ただ薬師丸を使うのが目的でこんな脚本になったのでしょうか。封切り当時,私は地元の東映でアルバイトしており,「セーラー服と機関銃」「探偵物語」「時をかける少女」等々,特権で見ることができましたが,「Wの悲劇」を越えるものはなかったと思っています。 5点(2002-07-07 21:16:06) |
177. アルマゲドン(1998)
マイケル・ベイにベン・アフレックというとどの作品を連想するか分かりますね。勿論先入観はいけませんが,封切り当時,超駄作「パール・ハーバー」は存在してない訳でして・・。それにしても,柄がでかいぶんえらい散漫な印象がありました。この程度の設定じゃ感動しねーぞ,みたいな勝手な思い込みもありまして・・・。ま,よくも悪くもアメリカですね。 4点(2002-07-07 20:48:55) |
178. ザ・パイロット(1995)
レンタルDVDを見て,おや,ラッセル・クロウがこんな作品に!と驚き,待つこと1ヶ月。ようやく借りることができました。開戦間もないWWⅡモノ,しかも空モノ,ということでついつい期待して見ました。それにしても,制作年を確かめなかったけどラッセル・クロウがえらく若々しい。当たり前だけど「グラディエーター」とは大違い。それに,悲劇の始まりって言うけど,誰も戦争で死なないし,戦争にも行かない。訓練中の事故は気の毒だったが,心身症で突入・自爆(迷惑この上ない)なんて気の毒を通り越している。女優さんも今イチ綺麗じゃないし,RAFのオーストラリア兵に対する差別を強調した訳でもない。戦争映画にも恋愛モノにもなり得ない代物。唯一の収穫は,デ・ハビランド・タイガーモスとかアブロ・アンソンなどというWWⅡ初期の英軍機の実機が映っていることぐらいか。特にアンソンは初めて見た。 3点(2002-07-07 20:30:22) |
179. 秘密の花園(1993)
コッポラが総監督としてこうした絵を撮る,ということで見に行きました。個人的にこの原作,子どもの頃読んで以来好きなんですよね。大きな声で言えないでいたのが少々辛いけど・・。古い屋敷を取り囲む,花々が咲き乱れるローズガーデン。幾何学的なフランス式の庭園と対照的に,英国風庭園て手つかずの自然のままってのがいいですね。イギリスの風物が好きな私としては,楽しめました。原作のイメージを妙に歪曲させず,淡々と且つ詩情を込めて歌い上げた感じで,好感が持てます。これだけの名作ですから,きっと他にも映像化されていることでしょう。もし見つけたらそちらも見てみたいものです。 7点(2002-06-28 00:38:09) |
180. ひとひらの雪
「序の舞」とか「白蛇抄」等,80年代東映のお色気文芸(?)路線のひとつです。↓私も当時えらく若かったので・・・・・。 4点(2002-06-28 00:26:55) |