161. 帰ってきたドラえもん
《ネタバレ》 小学生の頃映画館で観たときはすごい感動したんだけどなぁ~。今観るとやっぱり30分でまとめるには無理のある話だなと感じてしまう。ジャイアン達の仕返しがすぐにやってきたり、のび太があっけなくアレを飲んでしまったり、ドラえもんが速効帰ってきたりなどなど、そういうのを考えるとやっぱり時間をのばした方がよりドラマチックになったろう。てか普通に本編よりもこっちの映画を1時間30分にした方がいいのに!この話自体はとてもいいんです。 [映画館(邦画)] 5点(2007-08-13 04:24:02) |
162. ターミナル
やっぱこういう生活にはどこか憧れちゃうね!笑「ベタなハリウッド王道映画」って言われちゃぁ否めないが、僕は必ずしもそういう映画は悪いとは思わない。何かほのぼのと楽しめて泣けて良かったなぁ(*^-^*) [映画館(字幕)] 7点(2007-07-16 16:32:33) |
163. グッバイ、レーニン!
《ネタバレ》 『ベルリンの壁崩壊』を扱った映画が(自分の中では)あまりない上に本作は「東側」の視点から描いたものだ。正直世界史の授業では「西ドイツと東ドイツが一つになって民主化されていきました、めでたしめでたし」みたいに教えられたから、『ベルリンの壁崩壊』に対するイメージはそれしかなかった。だが、「東側」からの視点で観てみると、必ずしも彼ら全員にとってはハッピーエンドではではないことが分かった。自分が今まで信じてきた教義がある日を境に反転してしまって、いきなりマクドナルドとかが進出してくる、・・・ってなったら実際「ポカ~ン(゜ρ゜)」でしょ笑 お母さんに嘘をつき続けることを貫徹する息子。やっぱ観てる側としては正直「本当のこと教えようよ・・・」って心苦しくなってしまう。だけどそんなこときっとお母さんは分かってたんだろうな。分かってても息子が自分のために嘘をついてくれることに親孝行を感じたんだろう。そう信じたいものだ。 [DVD(字幕)] 8点(2007-07-16 16:18:56)(良:1票) |
164. シザーハンズ
《ネタバレ》 悲しいお話ではあるけど、何故か悲しさより不思議な気持ちが押し寄せてくる。触れただけでも壊れてしまいそうなくらいに純粋なエドワードを容赦なく迫害する住民たちはある意味人間の本質の一部を象徴しているかのように思える。僕は高校生まで毎年雪の降る所に住んでて雪には慣れているんだけど、それでも初雪が降ってくる日にはエドワードのこと思い出してたなぁ~。 [DVD(字幕)] 9点(2007-07-16 16:02:22)(良:1票) |
165. 父親たちの星条旗
なんていうか、観ててむなしくなる・・・。 戦争って何なんだろう。 [映画館(字幕)] 7点(2007-04-04 14:40:56) |
166. ドラえもん のび太の魔界大冒険
《ネタバレ》 今この映画を観てみても「パラレルワールド」って言葉が出てきたりで子供映画とは思えないほど地味に次元の高い映画だな~って思えた笑『魔法』×『科学』のコラボをドラえもんの世界で繰り広げていたのも面白かったし、話の伏線、あの妙な恐怖感は巧いなーって思った。一番好きなシーンはやっぱラストでのび太がみんなのいる空き地に行くシーンかな。のび太が魔法という「非現実」な世界から自分の住むべき「現実」の生活に静かに戻っていく、っていうのを見事に描けていると思う!それと「あのシーン」のために、何だかんだ言い訳をしつつ魔法帽を頑なにかぶり続けてるドラちゃんもなんか可愛らしい笑 [ビデオ(邦画)] 7点(2007-03-25 01:44:54) |
167. パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
《ネタバレ》 第一印象、この映画アホみたいに長すぎ!!(←1にも言える事だけどね)ホント観てる側にいちいち残り時間を逆算させる映画だよな。「うわ~まだ半分いってねー」→「やっと半分いったぁ」→「あと一時間あんのかよ!」→「お、あと20分だ!」→「そこで終わりかよ!怒」っていう感じの流れ。長い映画は基本的に好きじゃないし、まして冗長のオン・パレードは最悪だ。しかもあのコント具合(特に鍵の奪い合い)が心底から(展開的に)気持ち悪いと思った。・・・・・・・・・とまぁ、文面をみる限りでは相当ブチキレてるように見えるかも知れないけど実際は予想以上の悲惨さじゃなかったしその時の気分がきっと良かったせいだろう、あまり怒りを感じなかったのでした笑 [DVD(字幕)] 5点(2007-03-20 13:30:14)(良:1票) |
168. ドラえもん のび太とふしぎ風使い
《ネタバレ》 あちらこちらでジブリ+過去のドラえもん映画をオマージュ(あるいはパク・・・・・・)してるな~っていう印象でした。うん、ていうかあの未来からやって来た悪人はどう考えても頭悪すぎ笑『ドラえもん』を観る限りではかなり明るい22世紀がやってきそうな気が僕はするんだけど、どうして彼は自らの命を顧みずに21世紀の世界をいちど一掃してしまおうと思い立ったんだろうか・・・・。まぁ全般的なショボさは鼻であしらえるけど、あの“フー子”もどきは一体何なんだ!!あれは俺の知ってるフー子じゃない。しかも無理に観客から涙を搾り出そうと明らかに(製作側が)奮闘して演出してたラストがもう痛すぎよ。帰って来い、ドラえもん!! [地上波(邦画)] 2点(2007-03-15 00:05:56) |
169. ソラリス
まったく、終始ジョージクルーニーのケツ映画だな。 [映画館(字幕)] 1点(2007-03-07 02:00:53) |
170. Mr.インクレディブル
この映画の予告編を初めて見た時、正直「もうピクサーダメだな」って思いつつも、この映画が映画館で上映終了する頃に何となく観に行ってみたら「これ、すげーーー面白いジャン!!」ってことが発覚した笑インクレディブル・ファミリーが最高だね、ここの一家なら養子にでてもお構いありません(え?)そして何よりもお父さん!!おなかブヨブヨなのに本当に良く頑張ったよ!!ホント褒めてあげたい。ていうかどうして毎度のことながらピクサーは話の切り口がこんなに上手いんだろうか。「ヒーロー業」なんて発想、普通に生活してたら全く思いつかないでしょ。とにかく、僕の中ではピクサーの一番星です。((そして続編も切に願っています)) [映画館(吹替)] 9点(2007-02-27 22:48:24) |
171. ブロークバック・マウンテン
《ネタバレ》 所詮“話題”だけの映画だろって思って観てみたけど意外に良かった。ストーリーもさながら音楽や舞台が叙情的な雰囲気をすごく引き出してたと思う。最後は辛さでため息ついちゃうけど、ジャックのシャツを覆うように自分(イニス)のシャツをかけ直してあるのを見て、二人の間にあった心のすれ違いがここでやっと一つに重なり合ったんだろうなぁって思えてある種の安堵感も感じた。 [DVD(字幕)] 7点(2007-02-27 20:28:41) |
172. ヴァン・ヘルシング
DVD観てる間、何回も寝ては「レンタル代がもったいない!!」とその度に観直しました。今まで、この世でする努力の全てに意味があるって思ってたけど、今回に関しては無駄な努力だった・・・・汗とりあえずレンタル代返してくれ!!(レンタル代100円だったけど笑) [DVD(字幕)] 2点(2007-01-06 22:32:55) |
173. ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
冒頭の5分でもう魅せられた!映像と音楽、あとお前らカッコ良すぎ!!そして終盤、雪崩が「ずどどどどぉぉぉぉ~~」って来るような衝撃度!!!見終わった時には完全にイギリス化されてたオレ!笑 [DVD(字幕)] 9点(2007-01-06 22:20:31) |
174. 抱擁(2002)
話も話の進め方も良かったです。あくまでも自然な感じがとても観やすかった。シルクみたいに落ち着きがあってしっとりなめらかな上質映画。けどパッケージと邦題ははっきり言ってヒドイ。エロエロ臭がプンプン漂ってるし!どっかの中古屋さんにこの映画のDVDが売られてたんだけど、そのDVDについてたタグに『ジャンル:エロティックロマンス』って手書きで書かれてた!そういう映画ではありませんのでみなさんも観ましょう。 [DVD(字幕)] 7点(2006-12-30 17:03:14) |
175. ゾンビ/ディレクターズカット完全版
《ネタバレ》 本当はダリオ・アルジェント版が観たかったんだけど、近くのレンタル屋になかったからこっちの方観ました。普通に古さとか感じさせなかったなぁ~、むしろ新鮮味があって良かった。ゾンビメイクも特に違和感感じなかったし、内臓グチャグチャとか結構グロい!笑今の時代の特殊メイクって確かにすごいけど、一昔前の技術に完全に優ってる訳でもないんだなぁって思い直しました。ショッピングモールっていう設定もかなりイイネ!!あの生活には誰もが憧れるはず!人類の終焉がやってきそうになったら真っ先に行こうと思います!!笑だけど実際この映画観た人は皆シヨッピングモールに行くだろうからすごい混んでそう・・・・笑あと、やっぱゾンビはトロさに限るって事をこの映画で再確認しました。「トロいゾンビとか怖いハズないっしょ」って思う人いるかも知れないけど実際は結構怖い。小学生の時、昼休み中に体育館で一時期『ゾンビごっこ』っていう遊びをしてたけど(ちなみに発案者オレ!!←自慢げ笑)結構それが怖くてスリリングあったもん。今思うとある意味、僕もあの遊びでこの映画のような体験してたのかも笑 [ビデオ(字幕)] 9点(2006-12-30 16:38:58) |
176. ジャングル・ブック(1967)
ここってディズニー版の『ジャングル・ブック』ですよね?意外とレビュー少ない+評価低いんですね・・・・汗僕は普通に楽しめたけどなぁ~。ストーリーもディズニーランドのアトラクションでありそうな、お気楽な感じで好きです。ディズニークラシック系を観ていつも思うんだけど、どうして必ずと言っていいほどに、いい歌があるんだろう。見終わった後の気分は“The Bare Necessities♪”です笑けどその反面、これがウォルトディズニーにとって最後の長編アニメでもあるんですよね。『ディズニー』の良さがずっと続くといいな。 [DVD(字幕)] 6点(2006-12-28 21:55:40) |
177. リトル・ミス・サンシャイン
《ネタバレ》 本国で公開された当時から期待してたけど、そんな期待をも軽~く超え、僕の中ではかなり大ヒット!笑この映画を観て、今流行かのように流布してる「勝ち組」「負け組」っていう区別自体が馬鹿らしいもののように思えた。話は、俗に言う「負け組」一家が、娘の出場するミスコンを目指して「いざ、カルフォニアへ!」とロードトリップするという一見ありがちなストーリー。だけどフーヴァー一家がどうしようもないくらい強烈にクレイジー、なのに愛おしくもあるんだよね~。本当にフーヴァー一家こそ、サイテーでサイコーな家族って言えると思う。イラつく位にオンボロなミニバスでの旅を通して皆がそれぞれ、人生の底に落とされかねないような苦難に見舞われる。だけどどんな苦難に見舞われた時でも、(確かにアホ一家ではあるけど)家族が支えてくれ、乗り切っていく。そしてそういう過程があったからこそ、純真な娘だけには辛い思いをさせまいとコンテスト中、一家が捨て身でステージに上がる。たとえ会場にいた人間の97%に「コイツラ、頭おかしいんじゃないの?ホント、負け犬だよな」みたいに白い目で見られても、そんなのお構いなしに一緒に精一杯踊って思う存分に楽しんだ。こういう家族愛がどことなく可笑しく感じられ、笑いつつもそういう温かみに触れ、泣きたくもなる。そしてコンテスト後、「釈放する代わりに、もう二度と『リトル・ミス・サンシャイン』コンテストに出るな」って言われた時この映画観てる人はきっと同じ事を思うはず、「もうそんなコンテスト出る気ねーよ!!笑」って。だってプラスチックのティアラなんかより、みんなの経験と想いが詰まったオンボロなミニバスの方がよっぽど意味があるし魅力的だもん。 人生、勝ち負けなんかよりいかにチャレンジし続けるかに価値があることを教えてくれたミニバスちゃんに。 [映画館(字幕)] 9点(2006-12-28 21:17:03)(良:1票) |
178. 白雪姫
《ネタバレ》 この映画が1937年の作品であることを敢えて考慮するつもりはない・・・・・・とか思いつつも結局は「すごい!」としか言いようがないよね笑だってこの映画世界初の長編アニメでしょ!?何十匹も登場する動物一匹一匹を愛情を持って繊細に描いてるし、7人の小人とか普通にキャラ立っててポジション的にもかなりオイシイんですけど笑映画を観るって言うよりも、一つの遺産を観させていただいていますって思わざるを得ない。ところでこの映画「幸せに暮らしましたとさ。めでたし、めでたし。」っていう終わりではあるけど、結局白雪姫は女王に殺されかけてた事実を知らぬままにめでたししたのかな?だとしたら白雪姫にとっては、願いのかなうリンゴを食べた後そのまま眠りに入って、起きてみたらいきなり王子様とゴールイン!ってことになるから、結局あのおばあさん(女王)は白雪姫にとってはいい人止まりになるよね・・・・あと、小人達が誠意を込めて毎日白雪姫のお見舞いしてたのに、いざ目覚めたらすぐに帰っちゃうとか、意外と白雪姫って男心をもてあそぶ可憐なお姫様なんだね笑・・・・・って物凄くひねくれたこと言って本当にすいません笑 [DVD(字幕)] 8点(2006-12-28 19:35:19) |
179. チャイルド・プレイ(1988)
《ネタバレ》 終始「人形のクセに」って思いつつもやっぱチャッキー普通に怖いわ笑第一、チャッキーの元の人形が怖い(それ以上にTVに出てた着ぐるみグッドマンが一番恐ろしい笑)どのシリーズかは覚えていないけど実はチャッキー映画、小さい頃(なぜか)父親に連れられ映画館で観て、それが当時すごく怖く感じて夜に部屋に囲まれているオモチャに殺されるんじゃないかって一時期本気で信じて込んですごく怖かった。いわゆる、トラウマっていうヤツです。何だかんだ言いつつ『トイストーリー』のおかげで克服はしたけどさ(すごい単純な子供版オレ笑)そして今回、「もうチャッキーなんて怖くないッ!」というリベンジの意を込めて観てみたけど、中途半端にしかリベンジ仕切れなかったような気がする・・・・。続編で再リベンジしてみます! [DVD(字幕)] 6点(2006-12-23 17:46:24) |
180. 嫌われ松子の一生
《ネタバレ》 他人の人生の受け止め方なんて人それぞれ違うから、点数が分かれるのは仕方がないことだと思う。でも僕はこの映画とても面白いと思いました。松子の人生はどんどん泥沼化していくのに対して映像や音楽はカラフル&ハッピーまっしぐらで、そういうギャップの激しさがかなり良かったです。確かに松子の歩む人生は暗いものではあるけど、それでも観てる側の気持ちがブルーにならずむしろそんな松子に可愛らしさまで感じてしまうのは、松子がどんな不幸に遭っても決して(本当の意味で)自分を投げ出さず自分の生き方を全うしていたからだと思う。「どうしてあそこであぁしなかったの?」とか「普通にあぁすれば良かったのに」って観てて思うかもしれないけれど、人間って不器用な生き物なんだからいつも理性的でいることなんて出来ないと思う。(矛盾ではあるけど)ある意味、松子は死んで妹の元に帰るという幸せのために今まで生きていたのかもしれない。映画館で「ドラ○ンヘッド」を観て以来、邦画を徹底的に避けてきた僕でしたが、この映画観てからはそんな考えが馬鹿なことに気づかされました。この映画、当初映画館で観ようか迷って、結局映画館で観なかったのが悔しい。 [DVD(邦画)] 10点(2006-12-23 17:05:03)(良:2票) |